お風呂に入れません。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は43歳で、統失(統合失調症)になって13年目の女性です。 発病して何年かの間は、そうでもなかったのですが、ここ4年くらい前からは、お風呂に入りづらくなってしまいました。通院や外出の前日には、何とか入れますが、何もないときは、1から2週間に一度入れるか、という状態です。 私は身体や髪の毛を洗うことにこだわり、時間をかけてしまうので、どうしても長風呂になってしまい、とてもおっくうなのです。汚いとわかっていても、どうしても入れないので困っています。 皆さんは、そんなことはないでしょうか。どうすれば、もう少し入れるようになるのでしょうか。よい方法があったら教えてください。 ※実は多いんです(日常生活あるある1位)→コチラ
【先輩ピアの実践知見】: 「式次第」をつくりましょう (当事者・寄稿者(富山県)
式次第」をつくりましょう]
「入りたくても入れない。程度に差はあるかもしれませんが、私もそんな一人です。入ったら最後、ピカピカの私になりたい。お風呂に限ったことじゃありません。洗濯、料理 …家事全部。しかし、その気持ちが強ければ強いほど、なんにもできないんです。「しなければ …しなければ …」と考えているだけで、もう疲れてできません。ちょっとだけするなんて器用なことができないからやり始めると取りつかれたようになります。しかし、こんな暴走は、身も心もとてもしんどいので、今はそんな私にならないよう、「何にも手を出したくない」と、脳が自分を管理しているのでは、とカウンセリングの先生と推測しています。それで、現実は、お風呂にも入れないし、片づけもまったくできません。 それで、先生と作戦を練りました。学校の行事のときみたいに、「式次第」(しきしだい:手順などを決めたもの)をつくることです。「少しずつ自分を盛り上げて、中身は興奮し過ぎない程度に量を抑えて、決まった時間や作業を終えたら終わりの準備を始めよう!」と。最初は、中身をほんの少しにして(髪を洗うだけでも)、それができたら自分をほめてあげるようなストーリーを事前に準備してみてから、入浴にとりかかってみるのはいかがでしょう?私もやってみます。
【モデル③ 外付け認知・環境委託型】
【知の補装具】(欠損した認次的エネルギーを外付けの仕組みや道具で補填する)
お風呂に入れません。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は43歳で、統失(統合失調症)になって13年目の女性です。 発病して何年かの間は、そうでもなかったのですが、ここ4年くらい前からは、お風呂に入りづらくなってしまいました。通院や外出の前日には、何とか入れますが、何もないときは、1から2週間に一度入れるか、という状態です。 私は身体や髪の毛を洗うことにこだわり、時間をかけてしまうので、どうしても長風呂になってしまい、とてもおっくうなのです。汚いとわかっていても、どうしても入れないので困っています。 皆さんは、そんなことはないでしょうか。どうすれば、もう少し入れるようになるのでしょうか。よい方法があったら教えてください。 ※実は多いんです(日常生活あるある1位)→コチラ
【先輩ピアの実践知見】: そんな自分でも許せる (当事者・寄稿者(千葉県)
統合失調症になって6年目の者です。私も、お風呂で身体や髪を洗うことにこだわってしまい、毎日のお風呂を苦痛に感じています。なので、冬には髪を洗うのは一週間に二度ぐらいですし、恥ずかしいことに、身体をすみずみまで洗うことは、一か月に一度ぐらいです。 ここで大事なことは、「そんな自分でも許せる」と思える心だと思います。私は病気になって、以前あたりまえにできていたことができなくなる、という経験をいっぱいしました。できることが減り、できないことが増え、そのたびに自己嫌悪に陥りました。 しかし、できない自分を嘆くよりは、できている・できることがある自分を認めようと思いました。私は、歯みがきにもこだわりを持っていて、ひどいときには10分以上歯みがきをしてしまいます。しかし、ふと思いつきました。時間で区切って割り切ろう、と。始めのうちは、きれいになっていない気がして、気持ちが落ち着かなかったのですが、今ではすっかり慣れてきました。これを、お風呂にも応用して、「足り ないな」というぐらいの、目標を設定しています。良くも悪くも、人間は慣れる動物です。 最後に、乱暴な言い方になりますが、「風呂に入らなくたって死なない」ぐらいの気持ちを持てるといいですね。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
お風呂に入れません。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は43歳で、統失(統合失調症)になって13年目の女性です。 発病して何年かの間は、そうでもなかったのですが、ここ4年くらい前からは、お風呂に入りづらくなってしまいました。通院や外出の前日には、何とか入れますが、何もないときは、1から2週間に一度入れるか、という状態です。 私は身体や髪の毛を洗うことにこだわり、時間をかけてしまうので、どうしても長風呂になってしまい、とてもおっくうなのです。汚いとわかっていても、どうしても入れないので困っています。 皆さんは、そんなことはないでしょうか。どうすれば、もう少し入れるようになるのでしょうか。よい方法があったら教えてください。 ※実は多いんです(日常生活あるある1位)→コチラ
【先輩ピアの実践知見】: まず湯船に入って (当事者・寄稿者(神奈川県)
調子が落ちてくると、私もお風呂に入れなくなります。女性と違って、髪が長いわけでもなく、ささっと洗えばそんなに時間はかからないものなのでしょうが、体を洗う、ひげをそる、歯をみがくなんてことをすると考えただけで、「あ.ぁ、面倒くさい」と考えてしまい、なかなかお風呂に入れません。 ただ、お風呂に入るということは、体を洗うことだけでなく、リラックスできるという効果もあります。調子が悪いときにお風呂に入らず、そのまま床に入ると、次の日にだるさが残ってしまい、また動きたくなくなるような気がします。体を洗わなくてもいい、とりあえず湯船に入ろうと思うだけでも、だいぶ違うと思います。私は、人にすすめられて始めたのですが、調子が悪くなったら、文庫本や雑誌、漫画など、そのときの気分で読みたいものを持ち込み、まず湯船に入ります。湯船に入ってしばらくたつと、だんだんリラックスでき、面倒くさいと思う気持ちもいくらか晴れてくるので、そうなったら体を洗います。気分が上がらない場合は、体を洗いません。活字が読めない場合は、音楽を聴くというのも効果があると思います。入浴を、リラクゼーションの一つとして、考えてみたらいかがでしょうか。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
お風呂に入れません。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は43歳で、統失(統合失調症)になって13年目の女性です。 発病して何年かの間は、そうでもなかったのですが、ここ4年くらい前からは、お風呂に入りづらくなってしまいました。通院や外出の前日には、何とか入れますが、何もないときは、1から2週間に一度入れるか、という状態です。 私は身体や髪の毛を洗うことにこだわり、時間をかけてしまうので、どうしても長風呂になってしまい、とてもおっくうなのです。汚いとわかっていても、どうしても入れないので困っています。 皆さんは、そんなことはないでしょうか。どうすれば、もう少し入れるようになるのでしょうか。よい方法があったら教えてください。 ※実は多いんです(日常生活あるある1位)→コチラ
【先輩ピアの実践知見】: 幻聴さんと交渉 (当事者・寄稿者(岡山県)
私は、そんなに長い間お風呂に入らないということはないのですが、調子が悪くなるとお風呂に入るのがひと苦労です。幻聴さんが来て、「風呂なんか入る資格はない」と言うし、汚いまま自分を苦しめて自分いじめをしてしまいます。 そういうときは夫に、「お風呂入っていい?」と聞きます。夫は、「もちろん入っていいよ、あったかくて気持ちいいよ、はいりはいり」と言います。夫の許可をもらい、幻聴さんと交渉です。 「古傷が痛むし、温まるだけでも入らしてくれんですか?」「臭いし体だけでも洗わしてくれん?」「髪もはねるから洗いたいなぁ …」とか。で、なんとか幻聴さんと折り合いをつけて、お湯につかるだけの日もあれば、顔と体だけ洗える日もあれば、髪まで洗ってフルコースできる日もあります。できる範囲でお風呂をこなせば、清潔に保てると思います。 きれいにできなかったり、洗えてない日は、デオドラントスプレーや香水をじょうずに利用します。香水も、気分によってつけたり変えたりすると楽しいですよ。お風呂に入ると気持ちがいいし、気分も変わるし、自分を大事にしている感覚がして、自己肯定感が増す気がします。少しでもお風呂に入って、自分を好きになってください。 「こころの元気+」2010年2月号「おこまりですか? では他の人に聞いてみましょう!」より ○「身体のケア」へ戻る○おこまりですか?へ戻る
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
躁状態は、コントロールできますか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、32歳の男性です。躁うつ病(双極性障害・双極症)です。 私は、躁状態になると、うれしくなって、買い物が増えるのですが、それだけではなく、女性のピア仲間に「つきあってくれませんか」、と声をかけたりするのです。最初は相手も困った表情ですが、そのうち、他のピア仲間にお店から追い出されてしまいます。 その他にも、私のことを思っていろいろと気をつかってくれる近所のおばさんとか、親戚の人や友人たちを攻撃するような電話をかけたりもします。また、攻撃的な電話をした人には、あやまろうと思っても、あやまれないままになっています。 こうした躁状態になったときに「自分をコントロールできたら、どんなにいいだろう」と思うのです。実をいえば、躁のときは、私にとって快感です。でも、後から自己嫌悪に陥ります。自分では、コントロールできないジェットコースターに乗ってるようです。 皆さんは、躁状態になったことをどうやって気がつくようにしているのでしょうか。それともジェットコースターと同じように、操縦不可能なものなのでしょうか。どうかアドバイスをお願いいたします。
【先輩ピアの実践知見】: 心の扉を開ける人をつくる (当事者・寄稿者(愛媛県)
私は躁うつ病です。発症してからもう20年近くになります。入院したときは、うつ状態でした。しかし、病名は躁うつ病(双極性障害・双極症)でした。 いろいろ自分なりに本を買い、自分なりに躁状態になったときのコントロールサインについて学びました。(※コンボの双極性障害の本は→コチラ)躁状態になると、多弁になり、テンションが上がり、衝動買いをします。また、メールや電話を長々とするようになります。 だから、最近は薬でおさえているせいもありますがハイテンションになることは少なくなりました。しかし、実際は完治していないのでたまに躁状態になります。 躁状態のコントロールについてですが、まず深呼吸して、はたしてこれは絶対必要な物なのか考えて、財布には現金をたくさん入れないようにして、衝動買いをしない状態をつくります。また、可愛い女性が、突然そばに来たら、相手のその女性が話すのが好きな人かどうか観察して、会話のキャッチボールができそうな人なら、少し話します。女性は、一般的におしゃべりな男性は、気持ちがひく可能性が高いのです。芸能人でもないのに、いきなり知らない男性から声をかけられたら不信感を持つのは当然です。 躁状態のコントロールは、本人もそうですがまわりの家族や福祉関係のスタッフ、病院の医師から、「今の私の状態はどうですか?」って思い切って聞いてみるのです。心の扉を開けられる人を、一人でもいいからつくっていると、ずいぶんと躁状態のコントロールができます。
【モデル③ 外付け認知・環境委託型】
【知の補装具】(欠損した認次的エネルギーを外付けの仕組みや道具で補填する)
躁状態は、コントロールできますか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、32歳の男性です。躁うつ病(双極性障害・双極症)です。 私は、躁状態になると、うれしくなって、買い物が増えるのですが、それだけではなく、女性のピア仲間に「つきあってくれませんか」、と声をかけたりするのです。最初は相手も困った表情ですが、そのうち、他のピア仲間にお店から追い出されてしまいます。 その他にも、私のことを思っていろいろと気をつかってくれる近所のおばさんとか、親戚の人や友人たちを攻撃するような電話をかけたりもします。また、攻撃的な電話をした人には、あやまろうと思っても、あやまれないままになっています。 こうした躁状態になったときに「自分をコントロールできたら、どんなにいいだろう」と思うのです。実をいえば、躁のときは、私にとって快感です。でも、後から自己嫌悪に陥ります。自分では、コントロールできないジェットコースターに乗ってるようです。 皆さんは、躁状態になったことをどうやって気がつくようにしているのでしょうか。それともジェットコースターと同じように、操縦不可能なものなのでしょうか。どうかアドバイスをお願いいたします。
【先輩ピアの実践知見】: 病と向きあっていく (当事者・寄稿者(大阪府)
私の結論ですが、躁状態を完全にコントロールすることは不可能だと思います。ただし自分が今、躁状態であることを認識できれば、自分なりの対処の仕方もできるのではないでしょうか。刺激の多いお店には行かない、電話も控えるようにする、などです。買い物が増えると余計な出費がかさみますし、せっかく築いた人間関係も破壊してしまいます。ある意味、うつ状態よりも恐ろしいものだと私は考えています。 質問者の方は、自分が躁状態になっていることにはちゃんと気づけているのだと思います。躁状態になったときは、建設的なことにエネルギーを転化するように私はしています。たとえば自室の掃除をする、読んでいなかった本を一気に読破するなどです。要するに、社会的に破綻するようなことはしないで、躁のエネルギーを有効に活用すればよいのだと思います。 あとは、やっぱりお薬(気分安定薬)でしょうか。個人的には、うつ状態のときには生きるのがしんどくなるので、躁状態のときに楽しい気分になるのは、そんなに悪いことではないと思います。自分が今、躁状態であっても病識をもつこと。そして自分なりの対処法を探したり試したりしながら見つけていく。そうやって病とつきあっていく、向き合っていく。そういう苦しみとともに生きるしかないと思います。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
躁状態は、コントロールできますか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、32歳の男性です。躁うつ病(双極性障害・双極症)です。 私は、躁状態になると、うれしくなって、買い物が増えるのですが、それだけではなく、女性のピア仲間に「つきあってくれませんか」、と声をかけたりするのです。最初は相手も困った表情ですが、そのうち、他のピア仲間にお店から追い出されてしまいます。 その他にも、私のことを思っていろいろと気をつかってくれる近所のおばさんとか、親戚の人や友人たちを攻撃するような電話をかけたりもします。また、攻撃的な電話をした人には、あやまろうと思っても、あやまれないままになっています。 こうした躁状態になったときに「自分をコントロールできたら、どんなにいいだろう」と思うのです。実をいえば、躁のときは、私にとって快感です。でも、後から自己嫌悪に陥ります。自分では、コントロールできないジェットコースターに乗ってるようです。 皆さんは、躁状態になったことをどうやって気がつくようにしているのでしょうか。それともジェットコースターと同じように、操縦不可能なものなのでしょうか。どうかアドバイスをお願いいたします。
【先輩ピアの実践知見】: 周囲の応援が必要 (当事者・寄稿者(北海道)
私は統合失調症ですが、たまに「今は躁状態かな …」と思えるときがあります。周囲から見てもわかるようで、私がいつも以上に自信を持って仕事や活動に参加していても、それが空回りしてあせっているときに周囲がそう思うようです。 こういったとき、まわりの人から「あせっているよ」「おちついて」と言われると、たいていは落ち着きます。私自身の躁状態のコントロールは、周囲の応援があってできているものです。日ごろの仕事や活動で、応援してくれたり、何でも話せたりする仲間やスタッフを多くつくっておくことで、私は躁状態のコントロールができています。 躁状態に限らず、いろいろな人とのコミュニケーションがうまくいくと、仕事や活動もうまくいき、人間関係もよりよいものになっていくと思います。「自分の操縦の仕方」を身につけると、自分のコントロールもうまくいくような気がします。 『こころの元気+』2010年7月号(41号)「おこまりですか? では他の人に聞いてみましょう!」より ○「症状のことを知りたい」へ戻る○おこまりですか?へ戻る
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
昔の記憶がよみがえり、こまります。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、30代女性です。大人になってから「発達障害」と診断されました。私のように大人になってから診断された人の中には、二次障害(発達障害とは別に、もともとなかった二次的に起こる障害)に苦しむ人も多いのではないかと思います。二次障害としては、うつ病、不眠症、フラッシュバックなどがあると思いますが、私はフラッシュバックに悩んでいます。 私は、10年ほど前に、学校の先生から叱責を受け、いやな記憶をたくさんつくりました。不登校のときにも、「怠けている」と言われ続けました。私のフラッシュバックとは、そうしたいやな記憶や、人から言われた声などが、頭の中で鮮明に吹き出してくるのです。そうすると、1人で怒ったり、愚痴が増えていき、過去の記憶に支配されて困っています。どうしたらよいか、ご意見やアドバイスをお願いいたします。
【先輩ピアの実践知見】: 人でかかえこむものでない(兵庫県) 当事者・寄稿者 (先輩ピア)
フラッシュバックに悩んでいるとのこと、本当につらいと思います。私も時々、昔のできごとがフラッシュバックして、今も悩んでいるうちの1人です。 フラッシュバックのときは自分でもどうしようもないくらい苦しいですよね。私のフラッシュバックのできごとは、強い希死念慮から身体を動かすことができなくなり、大きな駅で倒れ、救急車を呼ばれてしまったときのことです。そのときの動かない自分の身体の重さを思い出します。調子が悪いときは、家にいても救急車の音を聞くたびにフラッシュバックしてつらくなります。 ピア仲間はそうしたとき、怒ったり愚痴を言ってしまわれるとのことですね。過去の記憶に支配されてしまうのはつらいことですが、もし、そのことでまわりに愚痴を言ってしまったとしても、その方がピア仲間のことを受け止めてくださる方であれば、フラッシュバックを少なく、そして、軽くしていける何かヒントのようなものをもらえるかもしれません。 過去のつらい記憶を忘れることはできないと思います。ですが、1人でかかえこむものでもないと思います。 フラッシュバックしたときの感情を誰かに聞いてもらったり、紙に書き出したりすることを私は行っています。また私の場合は音楽の演奏や料理などですが、ピア仲間も、つらいときでも打ちこめるものを1つでも持っておくこともよいと思います。
【モデル③ 外付け認知・環境委託型】
【知の補装具】(欠損した認次的エネルギーを外付けの仕組みや道具で補填する)
昔の記憶がよみがえり、こまります。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、30代女性です。大人になってから「発達障害」と診断されました。私のように大人になってから診断された人の中には、二次障害(発達障害とは別に、もともとなかった二次的に起こる障害)に苦しむ人も多いのではないかと思います。二次障害としては、うつ病、不眠症、フラッシュバックなどがあると思いますが、私はフラッシュバックに悩んでいます。 私は、10年ほど前に、学校の先生から叱責を受け、いやな記憶をたくさんつくりました。不登校のときにも、「怠けている」と言われ続けました。私のフラッシュバックとは、そうしたいやな記憶や、人から言われた声などが、頭の中で鮮明に吹き出してくるのです。そうすると、1人で怒ったり、愚痴が増えていき、過去の記憶に支配されて困っています。どうしたらよいか、ご意見やアドバイスをお願いいたします。
【先輩ピアの実践知見】: できることを少しずつ(東京都) 当事者・寄稿者 (先輩ピア)
今までどんなにつらい思いをされてこられたか想像すると、胸が痛みます。我が家にも似た問題をかかえた息子がいます。中学に入り、様子がおかしいので調べたところ、重い発達障害とわかりました。その診断名さえ知らずに育ててしまったので、深く傷つけてしまったと思います。 それまでの健診で何も指摘はありませんでした。周囲から非難され、侮辱され、言葉の暴力をたくさん浴びてきました。今、やはり事あるごとにいやな記憶がよみがえり、それは怒りという形になって現れます。本人もそれはよくないとわかっているのですが…。 児童精神科医の佐々担当医師によれば、「発達障害は忘れられない障害」とのお話でした。その状態を改善するには「『いやな記憶』を『よい記憶』に置き換えていくこと」と聞きました。よい記憶の積み上げです。 また主治医から以前勧められたのは、①大声を出してよい環境をつくるというもの。たとえばトイレや押入れで思い切り怒りの声を出すなど。カラオケボックスで声を上げるのもよいでしょう。 息子を見て効果があるのは、②体を使うこと好きなスポーツがあればよいし、水泳や水中ウォーキング、ヨガもよいそうです。③自分に合ったフリースペースなどで、安心の場を見つけることもよいですね。 過去のことは過去のこと。今、熱中できることを少しずつやって方法を探していきましょう。すぐに結論が出るものではありませんが、必ず変わってくると思います。後悔している母親からの一言です。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
昔の記憶がよみがえり、こまります。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、30代女性です。大人になってから「発達障害」と診断されました。私のように大人になってから診断された人の中には、二次障害(発達障害とは別に、もともとなかった二次的に起こる障害)に苦しむ人も多いのではないかと思います。二次障害としては、うつ病、不眠症、フラッシュバックなどがあると思いますが、私はフラッシュバックに悩んでいます。 私は、10年ほど前に、学校の先生から叱責を受け、いやな記憶をたくさんつくりました。不登校のときにも、「怠けている」と言われ続けました。私のフラッシュバックとは、そうしたいやな記憶や、人から言われた声などが、頭の中で鮮明に吹き出してくるのです。そうすると、1人で怒ったり、愚痴が増えていき、過去の記憶に支配されて困っています。どうしたらよいか、ご意見やアドバイスをお願いいたします。
【先輩ピアの実践知見】: できないと割り切る(愛知県) 当事者・寄稿者 (先輩ピア)
私も最近、発達障害と診断された32歳の男です。とても共感したので、書かせていただきました。 私も過去のトラウマになっていることが、突然フラッシュバックするときがあります。たぶん、そのトラウマを思い出すようなできごとに遭遇したときに思い出すのだと思います。私は、フラッシュバックしたときは落ちこみ、うつ状態になります。2次作用でうつ病も患っています。 普通の人より劣っている、普通の人ができることが何度やってもできない。32年間とてもくやしくて、劣等感の気持ちをずっとかかえていました。そんなある日、発達障害の人は苦手なことは多いけど、得意分野では誰にも負けないくらいの力を発揮できることに気づきました。 できないことをできるまで努力するのはとても大事だと思います。でも、どうしてもできないなら、よい意味であきらめて、得意なことや好きなことに時間や力を使うのが大切だと気づきました。「発達障害は無限の可能性が秘められている」と主治医に言われました。 負けずぎらいな私は、今自分探しをしている最中です。いろんなことにチャレンジしています。お互い,つらい過去を打ち消すためにも,得意分野を探してとことん極めてみませんか?きっと今までと違う自分を発見できると思いますよ。フラッシュバックを打ち消すには、誰にも負けないものがあるという自信が大事だと信じてます。
【モデル① 自己免責・認知再構成型】
【免震・受け身】(できない自分を責める刃を捨て、不可抗力として受け身を取る)
昔の記憶がよみがえり、こまります。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、30代女性です。大人になってから「発達障害」と診断されました。私のように大人になってから診断された人の中には、二次障害(発達障害とは別に、もともとなかった二次的に起こる障害)に苦しむ人も多いのではないかと思います。二次障害としては、うつ病、不眠症、フラッシュバックなどがあると思いますが、私はフラッシュバックに悩んでいます。 私は、10年ほど前に、学校の先生から叱責を受け、いやな記憶をたくさんつくりました。不登校のときにも、「怠けている」と言われ続けました。私のフラッシュバックとは、そうしたいやな記憶や、人から言われた声などが、頭の中で鮮明に吹き出してくるのです。そうすると、1人で怒ったり、愚痴が増えていき、過去の記憶に支配されて困っています。どうしたらよいか、ご意見やアドバイスをお願いいたします。
【先輩ピアの実践知見】: 生きているのはいつも「現在」(神奈川県)シュメールさん (先輩ピア)
現在」(神奈川県)シュメールさん]
「私は40代の統合失調症の男です。私も過去25年分のフラッシュバックに苦しんでいるのでペンをとりました。 ピア仲間は、過去のネガティブな記憶に〈支配〉されているとのことなので、スゴくつらい状態とお察しします。私の経験からは、それでもその「記憶」は残念ながら消えてくれません。ですが過去の記憶に対する解釈は変えられます。 たとえば「あー、不登校のとき怠けていると言われたけど、発達障害だったのだし、まわりの理解も得られなかったのだから仕方ない」というような感じです。 それから、過去=「現在思い出している過去」=現在ではありませんか?つまり、今現在に何らかの見えない問題が潜伏していて、生きづらくなっているために、過去のものがフラッシュバックしてくるのかもしれません。ですから、もう少し現在に着目して、背景にあるかもしれない問題を抽出してみてはいかがでしょうか?「それは経済的問題なのか?」「話せる人はいるのか?」などです。お一人で怒ってらっしゃるのは気になります。 私の場合は、就職がなかなかできないという現在の問題があるために、過去のネガティブなものがフラッシュバックします。ですので、福祉施設を利用するなど、現在に焦点をあてて行動しています。一朝一夕にはいきませんが、お互い過去の呪縛から解放されることをお祈りします。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
昔の記憶がよみがえり、こまります。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、30代女性です。大人になってから「発達障害」と診断されました。私のように大人になってから診断された人の中には、二次障害(発達障害とは別に、もともとなかった二次的に起こる障害)に苦しむ人も多いのではないかと思います。二次障害としては、うつ病、不眠症、フラッシュバックなどがあると思いますが、私はフラッシュバックに悩んでいます。 私は、10年ほど前に、学校の先生から叱責を受け、いやな記憶をたくさんつくりました。不登校のときにも、「怠けている」と言われ続けました。私のフラッシュバックとは、そうしたいやな記憶や、人から言われた声などが、頭の中で鮮明に吹き出してくるのです。そうすると、1人で怒ったり、愚痴が増えていき、過去の記憶に支配されて困っています。どうしたらよいか、ご意見やアドバイスをお願いいたします。
【先輩ピアの実践知見】: 変われたという自信で(神奈川県)ホワイトヒロくん (先輩ピア)
私も発達障害の30代男性です。二次障害として、双極性障害Ⅰ型も発症しています。 発症のきっかけとなったのが、大学時代の教授と助教授による人格否定でした。この二人が発した数々の暴言が、いまだに鮮明に残っています。 事例の一つとして、「お前はバカ犬、ブレーキもハンドルも壊れた車、廃人、狂人」などがありました。研究室を逃げるようにして就職したときも、頭の中でそれらの声が聞こえました。就職してしばらく経過したとき、その声に耐えかね、教授と助教授を道ずれにする計画を立て、私の化学の知識を使い、爆弾か毒ガスをつくろうかと考えました。 しかし、その話を否定せずに聞いてくれる人が現れました。「お前は頭ばかりを使っていたからそういう考えになるんだ! 体を動かす趣味を持ったほうがいい」と言われました。 そこで、体をきたえることを決めて、ジムに通うようになりました。縄跳びの二重飛びも鉄棒の逆上がりもできない私にとっては未知の体験でした。そうしたら、自然とポジティブになれました。「運動は精神的によい」というのは事実でした。 時々昔を思い出すことがありますが、「今の自分はこんなに変われたんだ!」という自信が現れたため、そこからいろいろなことに挑戦するようになりました。コンボライターもその一環です。ものごとに行きづまったとき、今まで自分に縁がなかったことをやってみるのもいいと思います。 ○ネット特集へ戻る○おこまりですか?へ戻る
【モデル⑤ 波の観察・休戦共存型】
【休戦協定・操舵術】(消せない症状を敵視せず、やり過ごす操縦法を身につける)
空気が読めないといけないの。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は29歳の発達障害の男です。よく「発達障害の人は空気が読めない」といわれますが、私も「空気が読めない」タイプらしいです。 たとえば、何人かでテレビドラマの話をしていても、ふと別の思いが浮かんでしまうと、そのことを話題につっこんでしまいます。また、カラオケでも、友人達の知らないマニアックなアニメソングばかりをひたすら歌い、どん引きされて「お前とは二度と一緒に行かない」と言われました。バイトでは、電車の遅延で出勤時間に遅れたとき、自分のせいではないため「すみません」と言わなかったら店長に怒られたのですが、その理由がいまだにわかりません。初対面の人なのに、ゲームの話題を18分間1人で話していたら「いい加減にしてくれ!」とどなられたこともあります。 こうして書いているのは自分でそのことが「問題」だと認識しているわけではないのです。10日前に親と話をしていて、これが「空気が読めない」ことの具体例だと教わりましたが、いまだに自分では何をどう読めばよいのかよくわかりません。 空気を読めないと生きていけないのでしょうか。空気を読めるようになると何かいいことがあるのでしょうか。私は確かに人間関係がうまくいかないタイプだと認識していて、落ちこむこともしょっちゅうです。他の皆さんはどうしているのか知りたいです。
【先輩ピアの実践知見】: 逆説が成り立つのでは? (当事者・寄稿者(静岡県)
私は吃音(きつおん)と統合失調症の31歳の男性です。 質問者様はアルバイトもして友人とカラオケにも行くとのこと。私にはどちらも無理です。すごいですね。私が話をするのは家族とワーカーと主治医だけですよ。質問者様よりも狭い人間関係の中で生きています。 私の場合、空気を読む前に吃音と統合失調症の被害妄想があり、そこまで人間関係をもっていけません。人間関係がうまくいかないタイプです。私は落ちこむどころか、あきらめています。 逆に、いっそのこと空気が読めなくても、受け入れてくれる人を探すというのはどうでしょうか?そうすれば、空気が読めない自分を嫌悪する機会がなくなると思います。むしろ、空気が読めないからこそ、うわべだけの見せかけの人間関係は自然淘汰され、もっと充実した中身の濃い関係が築けるという逆説が成り立つのではないかと思います。 空気が読めないことを風変わりでユニークだと肯定してくれる人がきっといるはずです。だから空気を読めないことを悲観的に思う必要はありません。 多数派に迎合するのであれば、空気が読めることは必須条件でしょう。ただ、少数派でいてもよいのではないかと思い、こうした一般論ではない回答を書きました。質問者様は質問者様のままでいいと思います。私も多数派の荒波に負けないようにがんばります。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
空気が読めないといけないの。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は29歳の発達障害の男です。よく「発達障害の人は空気が読めない」といわれますが、私も「空気が読めない」タイプらしいです。 たとえば、何人かでテレビドラマの話をしていても、ふと別の思いが浮かんでしまうと、そのことを話題につっこんでしまいます。また、カラオケでも、友人達の知らないマニアックなアニメソングばかりをひたすら歌い、どん引きされて「お前とは二度と一緒に行かない」と言われました。バイトでは、電車の遅延で出勤時間に遅れたとき、自分のせいではないため「すみません」と言わなかったら店長に怒られたのですが、その理由がいまだにわかりません。初対面の人なのに、ゲームの話題を18分間1人で話していたら「いい加減にしてくれ!」とどなられたこともあります。 こうして書いているのは自分でそのことが「問題」だと認識しているわけではないのです。10日前に親と話をしていて、これが「空気が読めない」ことの具体例だと教わりましたが、いまだに自分では何をどう読めばよいのかよくわかりません。 空気を読めないと生きていけないのでしょうか。空気を読めるようになると何かいいことがあるのでしょうか。私は確かに人間関係がうまくいかないタイプだと認識していて、落ちこむこともしょっちゅうです。他の皆さんはどうしているのか知りたいです。
【先輩ピアの実践知見】: 発達障害バンザイ! (当事者・寄稿者(東京都)
私には相談者の方の空気が読めないことは病気には思えません。カラオケでまわりの知らない歌を歌うのも、初対面の人にゲームの話を18分することも、バイトで電車が遅れ「すみません」と言わなかったことも、健常者でもあることです。 人間は自分の意見や感情を表現して生きています。たとえ他人から変人扱いされても堂々と生きてください。 私は海外で教育を受け、職場もヨーロッパ系だったので個性を重んじる環境の中で育ちました。日本での教育も受け、日系の企業でも働きましたが自然体で受け入れられました。 あなたはまだ29歳です。性格のことをとやかく言われたくないのなら、技術を身につけてください。高度な技術を持った人は職場でも社会でも歓迎されます。 それにはあなたの時間もお金も努力も必要です。私にはそれは価値のあることだと思いますが、あなたはどうでしょう。その努力がいやならば、まわりの空気に敏感になって、自分を殺してみんなにあわせるしかありません。 私はたとえ時間とお金がかかっても、技術を身につけたほうがいいと思います。その目標に向かって生きていくだけでも、過程自体があなたを高め、まわりの人たちからも認められるでしょう。どうしますか?
【モデル① 自己免責・認知再構成型】
【免震・受け身】(できない自分を責める刃を捨て、不可抗力として受け身を取る)
空気が読めないといけないの。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は29歳の発達障害の男です。よく「発達障害の人は空気が読めない」といわれますが、私も「空気が読めない」タイプらしいです。 たとえば、何人かでテレビドラマの話をしていても、ふと別の思いが浮かんでしまうと、そのことを話題につっこんでしまいます。また、カラオケでも、友人達の知らないマニアックなアニメソングばかりをひたすら歌い、どん引きされて「お前とは二度と一緒に行かない」と言われました。バイトでは、電車の遅延で出勤時間に遅れたとき、自分のせいではないため「すみません」と言わなかったら店長に怒られたのですが、その理由がいまだにわかりません。初対面の人なのに、ゲームの話題を18分間1人で話していたら「いい加減にしてくれ!」とどなられたこともあります。 こうして書いているのは自分でそのことが「問題」だと認識しているわけではないのです。10日前に親と話をしていて、これが「空気が読めない」ことの具体例だと教わりましたが、いまだに自分では何をどう読めばよいのかよくわかりません。 空気を読めないと生きていけないのでしょうか。空気を読めるようになると何かいいことがあるのでしょうか。私は確かに人間関係がうまくいかないタイプだと認識していて、落ちこむこともしょっちゅうです。他の皆さんはどうしているのか知りたいです。
【先輩ピアの実践知見】: 専門家に相談を (当事者・寄稿者(岩手県)
私も発達障害があります。空気を読むのがむずかしいのなら、いつ、どこで、どんな立場の人と何をして過ごしているのかということをつかむようにするといいと思います。 あなたはどんなお友達とカラオケに来ていましたか?アニメオタクの友達なら盛り上がっていたと思いますが、いなかったら、どん引きされてしまいます。 アルバイトなどの社会生活については、カウンセラーや支援施設のソーシャルワーカーさんなどに相談するといいと思います。専門家のほうが発達障害の特性をよく知っているので、あなたの行動のクセについて話せば理解してくれますし、コミュニケーション改善のコツを教えてくれます。どんな困りごとに遭遇し、どんな対応をしたのかをメモなどにまとめ、専門家に相談してみてください。 私も発達障害と告知されてから10年経ちますが、今でも困りごとがあれば主治医、大学のカウンセリングルームの医師や心理士に相談します。
【モデル③ 外付け認知・環境委託型】
【知の補装具】(欠損した認次的エネルギーを外付けの仕組みや道具で補填する)
空気が読めないといけないの。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は29歳の発達障害の男です。よく「発達障害の人は空気が読めない」といわれますが、私も「空気が読めない」タイプらしいです。 たとえば、何人かでテレビドラマの話をしていても、ふと別の思いが浮かんでしまうと、そのことを話題につっこんでしまいます。また、カラオケでも、友人達の知らないマニアックなアニメソングばかりをひたすら歌い、どん引きされて「お前とは二度と一緒に行かない」と言われました。バイトでは、電車の遅延で出勤時間に遅れたとき、自分のせいではないため「すみません」と言わなかったら店長に怒られたのですが、その理由がいまだにわかりません。初対面の人なのに、ゲームの話題を18分間1人で話していたら「いい加減にしてくれ!」とどなられたこともあります。 こうして書いているのは自分でそのことが「問題」だと認識しているわけではないのです。10日前に親と話をしていて、これが「空気が読めない」ことの具体例だと教わりましたが、いまだに自分では何をどう読めばよいのかよくわかりません。 空気を読めないと生きていけないのでしょうか。空気を読めるようになると何かいいことがあるのでしょうか。私は確かに人間関係がうまくいかないタイプだと認識していて、落ちこむこともしょっちゅうです。他の皆さんはどうしているのか知りたいです。
【先輩ピアの実践知見】: あなたが大事にすることは (当事者・寄稿者(大阪府)
空気など読めなくても多少不便なだけで困ったりしません。山本七平という人が『「空気」の研究』という本に日本人の社会における空気と水の存在について書いています。空気を読み過ぎるとかえって自分の環境に重大な不都合が生じ、がんじがらめに空気に支配されたなら,水を差して緩和すればよいと述べています。 あなたが空気を読めない不都合よりも、空気を読まなくても人間関係に支障をおよぼさない人たちと交流するほうがよいと思います。 私もどちらかといえば空気を読むのは苦手ですから、そういうものだと思って人と接し、空気を読まなくても不都合を感じない人たちと交流しています。いろいろな人がいますので「人と同じように接しなさい」と強要する人間とは距離をとればよいだけのことです。「みんなと同じがよい」とか「みんなやっているからあなたもやれ」と、わからないことをやれと求めることを同調圧力というのです。 みんなと同じにふるまったからといって、それを求める人間たちは誰もあなたを守ってなどくれません。あなたは、空気を読めないあなたのままで受け入れくれる人たちを大事にすればいいのです。そう思います。あなたの味方はきっといます。くじけないで生きてください。 ○ネット特集へ戻る○おこまりですか?へ戻る
【モデル① 自己免責・認知再構成型】
【免震・受け身】(問題と自分の間にクッションを置き、生活の折り合いをつける)
いじめの記憶が人づきあいに影響。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、統合失調症9年生です。おもな症状は、幻聴と被害妄想です。学生時代は親の仕事上、転勤族でした。東京から九州へ。 「いじめ」を受けたのは、父の故郷でもある九州に転入をしてきてからです。小学6年生からの5年間、さまざまな人たち(大人も子どもも関係なく)からの暴力、暴言を受けてきました。 そのときの「いじめられた記憶」が今も強烈に残っていて、「いじめ」のニュースを見聞きすると、当時のことを思い出してしまい、つらいです。転勤族だったせいか人とのつきあい方を知りません。転校生は珍しいから最初だけ人が寄ってくるんですよね、あくまでも初めのほうだけ。そのことで傷つきました。 社会人になり、結婚の申し込みをされたことがありました。でも、私は断ってしまいました。「おもしろがって、からかっているだけ」と思ったからでした。相手は本気だったらしく、私はその人を傷つけてしまいました。 私には損な役ばかりが回ってきます。学生時代に受けた「いじめ」の記憶を引きずっていて、新しい友人や恋人ができないのです。私にだって「幸せ」になる権利はあるはずなのに…。 人づきあいの方法を身につけたいのですが、どうすればよいのかわかりません。皆さんのアドバイスをぜひお聞かせください。
【先輩ピアの実践知見】: これから出会う人は昔を知らない (当事者・寄稿者(岐阜県)
精神科に通い始めて8年生です。症状は、パニック障害に始まり、うつ、イライラ、不安神経症、適応障害、薬物依存、不眠症などです。母には「あんたは被害妄想や!」とも言われます。 私は、小学2,3年から中学卒業までいじめを受けていました。原因は足が少し悪いからです。体育や運動会では同じグループになるといやがられました。私が一緒だとリレーなどで「ビリ」になるからです。 「いじめられた記憶」というのは誰もが心のキズとして残っているのではないでしょうか…? 「いじめ」のニュースを見聞きするのはホントつらいです。当時のことを思い出してしまうのも、よくわかります。 私もホントに人とのつきあい方を知らなくて高校や専門学校に入ったとき、就職したとき、毎日ヒヤヒヤしていたというか緊張していたというか、自分からうちとけられなかったように思います。いつも受身でした。 好きな人ができ、その人から告白されたとき思わず断りました。足のことでダメになったらショックが大き過ぎると思ったからです。相手は本気だったのでしつこく理由を聞いてきました。結局、足のことを話してもつきあってくれて結婚し、子どもにも恵まれました。「初めて母に親孝行ができたなぁ…」と思いました。 新しい友人や恋人…これから出会う人は、昔いじめられていたことは知らないので、そんなに臆病にならないでほしいです。自信を持ってください。もちろん誰にでも「幸せ」になる権利はあるので、幸せになってほしいです。幸せになってください。一番は”笑顔で元気にあいさつ!”でないでしょうか?あたりまえのようでむずかしいかもしれないけど、これが最初に必要じゃないかと思います。メールでも、手紙でも、電話でも、直接でも、まず、第一印象が肝心だと思うので、私はこれを心がけています。
【モデル③ 外付け認知・環境委託型】
【知の補装具】(欠損した認次的エネルギーを外付けの仕組みや道具で補填する)
いじめの記憶が人づきあいに影響。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、統合失調症9年生です。おもな症状は、幻聴と被害妄想です。学生時代は親の仕事上、転勤族でした。東京から九州へ。 「いじめ」を受けたのは、父の故郷でもある九州に転入をしてきてからです。小学6年生からの5年間、さまざまな人たち(大人も子どもも関係なく)からの暴力、暴言を受けてきました。 そのときの「いじめられた記憶」が今も強烈に残っていて、「いじめ」のニュースを見聞きすると、当時のことを思い出してしまい、つらいです。転勤族だったせいか人とのつきあい方を知りません。転校生は珍しいから最初だけ人が寄ってくるんですよね、あくまでも初めのほうだけ。そのことで傷つきました。 社会人になり、結婚の申し込みをされたことがありました。でも、私は断ってしまいました。「おもしろがって、からかっているだけ」と思ったからでした。相手は本気だったらしく、私はその人を傷つけてしまいました。 私には損な役ばかりが回ってきます。学生時代に受けた「いじめ」の記憶を引きずっていて、新しい友人や恋人ができないのです。私にだって「幸せ」になる権利はあるはずなのに…。 人づきあいの方法を身につけたいのですが、どうすればよいのかわかりません。皆さんのアドバイスをぜひお聞かせください。
【先輩ピアの実践知見】: 自分を好きになって (当事者・寄稿者(茨城県)
私は40代の躁うつ病(双極性障害)の女性です。私も相談者さまと同じように学生時代にひどくいじめられて、記憶から抜けませんでした。いじめの記憶は、いじめを受けた側にしかわからない、つらいものだと身にしみております。 相談された人づきあいのことですが、相談者さまは、趣味はお持ちですか?まず趣味のサークルなどで、気軽な会話から始めてみてはいかがですか? また、私の経験上感じたことですが、人はいじめを受けると自分を過小評価してしまいがちです。まず自分を好きになってくださいね。人を好きになるには自分を愛することだと、友人からその言葉を贈られて勇気をいただきました。これからの出会いが、ステキなものであるように祈っています。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
いじめの記憶が人づきあいに影響。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、統合失調症9年生です。おもな症状は、幻聴と被害妄想です。学生時代は親の仕事上、転勤族でした。東京から九州へ。 「いじめ」を受けたのは、父の故郷でもある九州に転入をしてきてからです。小学6年生からの5年間、さまざまな人たち(大人も子どもも関係なく)からの暴力、暴言を受けてきました。 そのときの「いじめられた記憶」が今も強烈に残っていて、「いじめ」のニュースを見聞きすると、当時のことを思い出してしまい、つらいです。転勤族だったせいか人とのつきあい方を知りません。転校生は珍しいから最初だけ人が寄ってくるんですよね、あくまでも初めのほうだけ。そのことで傷つきました。 社会人になり、結婚の申し込みをされたことがありました。でも、私は断ってしまいました。「おもしろがって、からかっているだけ」と思ったからでした。相手は本気だったらしく、私はその人を傷つけてしまいました。 私には損な役ばかりが回ってきます。学生時代に受けた「いじめ」の記憶を引きずっていて、新しい友人や恋人ができないのです。私にだって「幸せ」になる権利はあるはずなのに…。 人づきあいの方法を身につけたいのですが、どうすればよいのかわかりません。皆さんのアドバイスをぜひお聞かせください。
【先輩ピアの実践知見】: 初めはむずかしくても (当事者・寄稿者(香川県)
私も人づきあいで悩んだことがあります。小学校から中学校に進学したときのことです。小学校は全校60人程度の小さな学校で、学年関係なく遊んでいました。中学校は人数も多くなるし、上下関係のできてくるときです。 私も相談者さまと同じ統合失調症で、その頃には症状があったように思います。緊張感が強く、うまく話せなかったり、休み時間も教室にいるようになり、友達はなかなかできませんでした。まわりから陰口を言われているように感じたりする被害妄想もありました。高校に進学した頃には、どこに行っても自分のうわさをされているように感じ、人の顔を見られないくらい人間不信におちいって、結局高校は中退しました。 今でも、友達にメールをするとき、「迷惑なんじゃないか」と思ってしまうことがあります。メールがなかなか返ってこないと不安になるし、返ってきても本当にそう思ってくれているのか、と不安になります。 それでも信じるしかないのです。こちらから勇気を持って連絡しないとメールは返ってきません。 今、私は専門学校に通っています。まだ人づきあいは不安なところがありますが、なるべく自分から話しかけ、少しずつですが友達もできてきました。初めはなかなかむずかしいと思いますが、相談者さまも勇気を持って自分から行動してみてください。そうすれば、きっとよい友達、よい恋人にめぐりあえると思います。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
いじめの記憶が人づきあいに影響。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、統合失調症9年生です。おもな症状は、幻聴と被害妄想です。学生時代は親の仕事上、転勤族でした。東京から九州へ。 「いじめ」を受けたのは、父の故郷でもある九州に転入をしてきてからです。小学6年生からの5年間、さまざまな人たち(大人も子どもも関係なく)からの暴力、暴言を受けてきました。 そのときの「いじめられた記憶」が今も強烈に残っていて、「いじめ」のニュースを見聞きすると、当時のことを思い出してしまい、つらいです。転勤族だったせいか人とのつきあい方を知りません。転校生は珍しいから最初だけ人が寄ってくるんですよね、あくまでも初めのほうだけ。そのことで傷つきました。 社会人になり、結婚の申し込みをされたことがありました。でも、私は断ってしまいました。「おもしろがって、からかっているだけ」と思ったからでした。相手は本気だったらしく、私はその人を傷つけてしまいました。 私には損な役ばかりが回ってきます。学生時代に受けた「いじめ」の記憶を引きずっていて、新しい友人や恋人ができないのです。私にだって「幸せ」になる権利はあるはずなのに…。 人づきあいの方法を身につけたいのですが、どうすればよいのかわかりません。皆さんのアドバイスをぜひお聞かせください。
【先輩ピアの実践知見】: 心が癒される場所を探して (当事者・寄稿者(埼玉県)
私も小学生の頃に悪質ないじめを受けていました。あなたが負った心の傷の痛みを私も共有しているつもりです。 一番つらかったのは、私をいじめる人たちの呼び出しを断れず、行ってみたら、私の数少ない友達からも暴行を受ける羽目になり、体の痛みと友達だと思っていた人物に裏切られたくやしさでいっぱいでした。それ以来、心に負った傷は、私から「他人を信用する」という大切なものを奪っていきました。 いじめというワードは、表現として軽すぎると私は思います。立派な犯罪、〝児童傷害罪?とでも名前をつけ、体や一生消えない心の傷に対し、それ相応の罪を与えるべきです。 いじめられた側に根深い心の傷が残るのに、いじめた側は罪の意識など持たず、過去も現在も未来もノウノウと生きているだろうという不公平さに、私は怒りの気持ちでいっぱいです。しかしながら、結婚を望んでいる異性がいたというあなたには、人に幸福感を与えることができる人間的な魅力がたくさんあるのだと思います。 私は他人を信用できず、同性、異性の友達がなかなかできませんでした。しかし、現在、デイケアに通うようになってから、私の殺伐としていた心が癒えてきたように思います。心に負った傷を癒すのは、やはり、人のあたたかい心なのだと思うのです。最近そう考えられるようになりました。あなたにも心が癒される場所がきっとあるはずです。ぜひ探してください。
【モデル⑤ 波の観察・休戦共存型】
【休戦協定・操舵術】(消せない症状を敵視せず、やり過ごす操縦法を身につける)
いじめの記憶が人づきあいに影響。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、統合失調症9年生です。おもな症状は、幻聴と被害妄想です。学生時代は親の仕事上、転勤族でした。東京から九州へ。 「いじめ」を受けたのは、父の故郷でもある九州に転入をしてきてからです。小学6年生からの5年間、さまざまな人たち(大人も子どもも関係なく)からの暴力、暴言を受けてきました。 そのときの「いじめられた記憶」が今も強烈に残っていて、「いじめ」のニュースを見聞きすると、当時のことを思い出してしまい、つらいです。転勤族だったせいか人とのつきあい方を知りません。転校生は珍しいから最初だけ人が寄ってくるんですよね、あくまでも初めのほうだけ。そのことで傷つきました。 社会人になり、結婚の申し込みをされたことがありました。でも、私は断ってしまいました。「おもしろがって、からかっているだけ」と思ったからでした。相手は本気だったらしく、私はその人を傷つけてしまいました。 私には損な役ばかりが回ってきます。学生時代に受けた「いじめ」の記憶を引きずっていて、新しい友人や恋人ができないのです。私にだって「幸せ」になる権利はあるはずなのに…。 人づきあいの方法を身につけたいのですが、どうすればよいのかわかりません。皆さんのアドバイスをぜひお聞かせください。
【先輩ピアの実践知見】: 積み重ねが人づきあい (当事者・寄稿者(静岡県)
私も一度、小学校の頃に転校した経験があります。新しい学校にうまくなじめず、無視や仲間はずれといったいじめを受けました。その体験から「相手が許してくれなければ友達になろうと思ってはいけない」と思うようになりました。 進学してから出会った友達にこの経験を話すと、彼女は「変なのはいじめていたほうであって、あなたは変ではない」と言ってくれました。目からうろこでした。自分を苦しめているのは、今はもうつきあいのない過去の知り合いの「記憶」だと思えるようになったのです。 すぐにそう思えるようになったわけではありませんが、何年もかかってやっとつらさから解放されました。ピア仲間の場合は、暴言や暴力を何度も受けたということで、私よりももっとずっとつらく深刻な体験をされたと思います。 簡単にはいかないかもしれませんが、ピア仲間も、過去の人たちの記憶でしば自分自身を縛りつけたり、傷つけたりするのを少しずつやめていってみてはいかがでしょうか。今つきあいのある友達や顔見知りとあいさつしたり、しゃべったり、そういうことを積み重ねていけば、それがすでに人づきあいですし、自分なりのつきあい方も身についてくると思います。そのうちには、だんだんと友情や絆が深まってくると思います。 「私にだって幸せになる権利はあるはず」という前向きな気持ちがあれば、だいじょうぶだと思います!私も見習いたいです。 「こころの元気+」2013年12月号(82号)「おこまりですか? では他の人に聞いてみましょう!」より
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
防災用の薬の備えについて。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は静岡県に住む40代女性です。静岡県は「東海地震がいつ起こっても仕方がない」と言われ続けて30年以上経つ地域です。さらに現在は東南海地震の発生も心配されています。 私は毎日の薬が必要です。生活習慣病のある人は「1か月分くらいは余分にもらっておいて、いざというときに備えるようにする」と聞いたこともあります。 でも私の場合、症状が落ち着かないため、毎週通院していますが、そのつどと言ってもいいくらい薬が変わります。こういう場合になると余分に処方していただくのは無理な話で、薬のストックというのは不可能な話です。「万が一大地震が発生し、交通網がマヒしてしまった場合、薬はどのように手に入れたらいいのだろうか?」「避難所暮らしになった場合、夜は眠れるだろうか?」など悩みは尽きません。地震に限らず、津波や土砂災害などのことを思うと、備えていても、備えごと流されてしまうこともありえます。皆さまは、防災に関する薬の備えはどのようにされているのでしょうか?
【先輩ピアの実践知見】: 主治医に相談しては? (当事者・寄稿者(埼玉県)
災害が多い昨今、手元にお薬がないのはたいへん不安ですよね。私はお薬を1か月分処方していただいて、3週間くらいで受診することが多いです。そうしていつも少し手元にお薬を置いている状況です。 1週間に1度の受診で薬も変わるとのこと、まずは主治医の先生に、「地震や津波などで薬がなくなることが不安である」と率直にお伝えし、2週間分くらいいただけないか相談してみてはいかがでしょうか。受診は1週間ごとに行くことにして、薬だけ多めにいただけないかと訴えてみるのです。 案外すんなりくださるかもしれません。私はこのように先生に訴え、多めにいただいています。 また、着替えやラジオなどを入れた「緊急避難袋」はつくっていらっしゃいますか。うちでは玄関に置いてあります。その中にお薬手帳の古いものを入れておき、使っている薬がわかるように備えております。参考になれば幸いです。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
防災用の薬の備えについて。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は静岡県に住む40代女性です。静岡県は「東海地震がいつ起こっても仕方がない」と言われ続けて30年以上経つ地域です。さらに現在は東南海地震の発生も心配されています。 私は毎日の薬が必要です。生活習慣病のある人は「1か月分くらいは余分にもらっておいて、いざというときに備えるようにする」と聞いたこともあります。 でも私の場合、症状が落ち着かないため、毎週通院していますが、そのつどと言ってもいいくらい薬が変わります。こういう場合になると余分に処方していただくのは無理な話で、薬のストックというのは不可能な話です。「万が一大地震が発生し、交通網がマヒしてしまった場合、薬はどのように手に入れたらいいのだろうか?」「避難所暮らしになった場合、夜は眠れるだろうか?」など悩みは尽きません。地震に限らず、津波や土砂災害などのことを思うと、備えていても、備えごと流されてしまうこともありえます。皆さまは、防災に関する薬の備えはどのようにされているのでしょうか?
【先輩ピアの実践知見】: 頭の文字で記憶 (当事者・寄稿者(群馬県)
統合失調症の40代女性です。かなり前ですが、作業所に行っていたときに、所長が当時起きて間もなかった阪神大震災の例をあげて、自分の服用している薬の名前を暗記していることの大切さを話されました。地震でカルテもめちゃくちゃになり、救援が入って薬が手に入るようになっても、自分の常用している薬の名前がわからないために薬が服用できない例が続出してしまった…とのこと。私は当時「セレネース」と「リスパダール」という薬を服用していましたが、いざ覚えようと思い立っても、初めは、たった2つの薬の名前さえなかなか覚えられませんでした。2つの薬の名前の最初の文字の「セ」と「リ」を野草の「芹」を思い浮かべてまず「セリ」と覚えて、次に、「セ」と「リ」から始まるそれぞれの薬の名前を覚えました。それ以降、薬が変わるたびに改めて暗記しました。地震でカルテがめちゃくちゃになったときに備えてですから、服用の㎎についても、それぞれ暗記します。現在は「お薬手帳」も普及し、私も常に持ち歩いていますが、今でも他科を含めてすべての常用薬の名前と量を暗記しています。災害時を考えると、持ち歩く薬の現物は数日分で、薬の名前と量を暗記するほうが現実的です。薬がたびたび変わる方は「お薬手帳」を常に持ち歩くことをお勧めします。
【モデル⑤ 波の観察・休戦共存型】
【休戦協定・操舵術】(消せない症状を敵視せず、やり過ごす操縦法を身につける)
防災用の薬の備えについて。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は静岡県に住む40代女性です。静岡県は「東海地震がいつ起こっても仕方がない」と言われ続けて30年以上経つ地域です。さらに現在は東南海地震の発生も心配されています。 私は毎日の薬が必要です。生活習慣病のある人は「1か月分くらいは余分にもらっておいて、いざというときに備えるようにする」と聞いたこともあります。 でも私の場合、症状が落ち着かないため、毎週通院していますが、そのつどと言ってもいいくらい薬が変わります。こういう場合になると余分に処方していただくのは無理な話で、薬のストックというのは不可能な話です。「万が一大地震が発生し、交通網がマヒしてしまった場合、薬はどのように手に入れたらいいのだろうか?」「避難所暮らしになった場合、夜は眠れるだろうか?」など悩みは尽きません。地震に限らず、津波や土砂災害などのことを思うと、備えていても、備えごと流されてしまうこともありえます。皆さまは、防災に関する薬の備えはどのようにされているのでしょうか?
【先輩ピアの実践知見】: 紙の情報も保管 (当事者・寄稿者(三重県)
僕の住む三重県も、東海地震、東南海地震ともに深く関係し、備えが求められています。いざというときの薬の備え、不安なことと思います。1週間で薬が変わるなら、余分に備えておくことはむずかしそうですね。お薬手帳があると思うので、それをしっかりと保管しておくといいかもしれません。すべての科の最近処方された薬が記入されるので、災害時は、それを持って近くの病院に行くと処方されやすいですよね。避難所等での応急の診療でも対応してくれると思います。万が一、お薬手帳がないのであれば、薬局で申し出ればすぐに用意してもらえます。僕は、お薬手帳が何冊にもなったので、現在のものはカバンに入れて持ち歩き、1つ前のものを非常用袋に入れています。また、薬局で薬の情報を記した紙をもらえると思うので、こちらも活用できると思います。同じ薬を処方されたときは前の分は破棄して、薬が変わったら残しておくと、直近に処方された薬がわかります。僕は、ずっと以前に処方された不眠の薬をもう一度出してほしいと思ったときに、この紙を医師に見せて処方してもらいました。10年前の紙だったので、医師も驚いていました。薬が安定しないことも、大きな不安要素ですよね。自分に合う薬に出会えることをお祈りしています。根気のいる作業だと思います。また、眠れないことが一番よくないと思うので、不眠対策の薬の名称だけでも覚えておくといいかもしれません。
【モデル③ 外付け認知・環境委託型】
【知の補装具】(欠損した認次的エネルギーを外付けの仕組みや道具で補填する)
防災用の薬の備えについて。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は静岡県に住む40代女性です。静岡県は「東海地震がいつ起こっても仕方がない」と言われ続けて30年以上経つ地域です。さらに現在は東南海地震の発生も心配されています。 私は毎日の薬が必要です。生活習慣病のある人は「1か月分くらいは余分にもらっておいて、いざというときに備えるようにする」と聞いたこともあります。 でも私の場合、症状が落ち着かないため、毎週通院していますが、そのつどと言ってもいいくらい薬が変わります。こういう場合になると余分に処方していただくのは無理な話で、薬のストックというのは不可能な話です。「万が一大地震が発生し、交通網がマヒしてしまった場合、薬はどのように手に入れたらいいのだろうか?」「避難所暮らしになった場合、夜は眠れるだろうか?」など悩みは尽きません。地震に限らず、津波や土砂災害などのことを思うと、備えていても、備えごと流されてしまうこともありえます。皆さまは、防災に関する薬の備えはどのようにされているのでしょうか?
【先輩ピアの実践知見】: 助けを出せる自分になること (当事者・寄稿者(東京都)
災害時の薬の備えについては私もいつも考えています。私の場合、1か月に1度の通院で処方されているので手持ちの薬は1か月分あります。 そのうち3日分は常に持ち歩いています。お薬手帳、ヘルプカードも肌身離さず持ち歩き、その他にも眼鏡、防災グッズ等を常に持ち歩いています。 災害時、主治医から処方箋をもらうことができなくなった場合、お薬手帳があれば、他の医療機関や調剤薬局で薬を受けとれると聞いています。しかし、質問者様の場合、1週間毎に症状に合わせて薬が変わるということですので不安が大きいと察します。詳細はわかりませんが、服用している薬が毎回全面的に変わることはないのではないかと思います。メインの薬は変わらないのではないでしょうか?ドクターにご自分の不安を相談して、災害時の対応を一緒に考えていただくとよいと思います。災害時にどのような精神状態になって、どのような薬が必要になるかは、ドクターと質問者様の共同作業で工夫して考えるとよいと思います。薬や防災グッズの備えも大切ですが、想定外のことが起きたときに一番大事なことは、困ったら自ら「私は今、こういうことで困っています。助けてください」と言える自分になっていること(受援力)だと私は常に考えています。避難所での生活も、「受援力」があれば乗り切っていけると、東日本大震災の際、避難所生活をした経験上お伝えしたいと思います。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
防災用の薬の備えについて。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は静岡県に住む40代女性です。静岡県は「東海地震がいつ起こっても仕方がない」と言われ続けて30年以上経つ地域です。さらに現在は東南海地震の発生も心配されています。 私は毎日の薬が必要です。生活習慣病のある人は「1か月分くらいは余分にもらっておいて、いざというときに備えるようにする」と聞いたこともあります。 でも私の場合、症状が落ち着かないため、毎週通院していますが、そのつどと言ってもいいくらい薬が変わります。こういう場合になると余分に処方していただくのは無理な話で、薬のストックというのは不可能な話です。「万が一大地震が発生し、交通網がマヒしてしまった場合、薬はどのように手に入れたらいいのだろうか?」「避難所暮らしになった場合、夜は眠れるだろうか?」など悩みは尽きません。地震に限らず、津波や土砂災害などのことを思うと、備えていても、備えごと流されてしまうこともありえます。皆さまは、防災に関する薬の備えはどのようにされているのでしょうか?
【先輩ピアの実践知見】: 震災を体験しましたが (当事者・寄稿者(岩手県)
私は31歳の統合失調症です。東日本大震災を経験しました。幸いにも、私は内陸に住んでいたので津波で何もかも流されることはなく、次の診察までの薬を確保できました。実は、震災の数日後に診察日だったのですが、薬局ではいつもどおりに薬を処方されました。たしかに、天変地異で薬の処方を受けられなくなったらどうしようと考えると不安になりますよね。けれども、たぶん病院や薬局ではそういう事態に備えて、薬を備蓄しているかもしれません。だから案ずることはないと思います。そういえば、以前『こころの元気+』で、「薬は非常時に備えて3日分の余裕を持ちましょう」という記事を読みました。これ以降、私は常に3日分の備蓄をするようにしていました。けど、先生にばれてしまい、今は備蓄がない状態です。非常時になったら病院・薬局はどのような対応をするのか、一度尋ねてみるのがいいかもしれませんね。 『こころの元気+』2015年1月号(95号)「おこまりですか?では他の人に聞いてみましょう!」から(注意:掲載時の情報であることにご注意ください) ▽薬の関連特集は ●2023年2月号「聞けなかった薬の話」(192号)●2021年12月号「ベンゾ系薬剤とのつきあい方」(178号)●2019年9月号「薬とのつきあい方が変わってきた」(151号)●2017年11月号「副作用を減らしたい」(129号)
【モデル⑤ 波の観察・休戦共存型】
【休戦協定・操舵術】(消せない症状を敵視せず、やり過ごす操縦法を身につける)
体調を安定させる/当事者・寄稿者(奈良県)。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私も、生きているうちに南海トラフ地震が必ず発生するといわれている地域にすむ34歳の男性です。まず、ピア仲間の体調を安定した状態にすることから始めては、どうでしょうか。そうすると、薬も安定した量をもらえるようになると思います。診察に行くたびに薬が変わっていては、備蓄もできないと思います。毎回薬が変わるということは、体調が変化するからということもありますが、あまりに薬が変わりすぎているのは、もしかしたら、主治医が試験的に処方しているのではないかと考えたりもしてしまいます。体調が安定した状態になると、薬への不安も軽減すると思いますし、ストックしやすくなると思います。私が通所している作業所では、災害などが起こった際、お薬手帳などがなくなった場合に備えて、スタッフが、薬の種類や医療機関の情報を書いた紙を避難所に持ってきて、災害状況下でも把握できるようにするため、医療機関名や薬の種類、服薬回数などの項目があるエマージェンシーシートを事前に書いています。それを二部つくって、一冊は本人が管理、もう一冊を作業所のスタッフが管理して万が一の災害などに備えています。災害状況下で薬を供給してもらうためには、まず薬などの情報を保存していくことが大切だと思います。
【先輩ピアの実践知見】: 主治医に相談しては? (当事者・寄稿者(埼玉県)
災害が多い昨今、手元にお薬がないのはたいへん不安ですよね。私はお薬を1か月分処方していただいて、3週間くらいで受診することが多いです。そうしていつも少し手元にお薬を置いている状況です。 1週間に1度の受診で薬も変わるとのこと、まずは主治医の先生に、「地震や津波などで薬がなくなることが不安である」と率直にお伝えし、2週間分くらいいただけないか相談してみてはいかがでしょうか。受診は1週間ごとに行くことにして、薬だけ多めにいただけないかと訴えてみるのです。 案外すんなりくださるかもしれません。私はこのように先生に訴え、多めにいただいています。 また、着替えやラジオなどを入れた「緊急避難袋」はつくっていらっしゃいますか。うちでは玄関に置いてあります。その中にお薬手帳の古いものを入れておき、使っている薬がわかるように備えております。参考になれば幸いです。
【モデル③ 外付け認知・環境委託型】
【知の補装具】(欠損した認次的エネルギーを外付けの仕組みや道具で補填する)
体調を安定させる/当事者・寄稿者(奈良県)。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私も、生きているうちに南海トラフ地震が必ず発生するといわれている地域にすむ34歳の男性です。まず、ピア仲間の体調を安定した状態にすることから始めては、どうでしょうか。そうすると、薬も安定した量をもらえるようになると思います。診察に行くたびに薬が変わっていては、備蓄もできないと思います。毎回薬が変わるということは、体調が変化するからということもありますが、あまりに薬が変わりすぎているのは、もしかしたら、主治医が試験的に処方しているのではないかと考えたりもしてしまいます。体調が安定した状態になると、薬への不安も軽減すると思いますし、ストックしやすくなると思います。私が通所している作業所では、災害などが起こった際、お薬手帳などがなくなった場合に備えて、スタッフが、薬の種類や医療機関の情報を書いた紙を避難所に持ってきて、災害状況下でも把握できるようにするため、医療機関名や薬の種類、服薬回数などの項目があるエマージェンシーシートを事前に書いています。それを二部つくって、一冊は本人が管理、もう一冊を作業所のスタッフが管理して万が一の災害などに備えています。災害状況下で薬を供給してもらうためには、まず薬などの情報を保存していくことが大切だと思います。
【先輩ピアの実践知見】: 頭の文字で記憶 (当事者・寄稿者(群馬県)
統合失調症の40代女性です。かなり前ですが、作業所に行っていたときに、所長が当時起きて間もなかった阪神大震災の例をあげて、自分の服用している薬の名前を暗記していることの大切さを話されました。地震でカルテもめちゃくちゃになり、救援が入って薬が手に入るようになっても、自分の常用している薬の名前がわからないために薬が服用できない例が続出してしまった…とのこと。私は当時「セレネース」と「リスパダール」という薬を服用していましたが、いざ覚えようと思い立っても、初めは、たった2つの薬の名前さえなかなか覚えられませんでした。2つの薬の名前の最初の文字の「セ」と「リ」を野草の「芹」を思い浮かべてまず「セリ」と覚えて、次に、「セ」と「リ」から始まるそれぞれの薬の名前を覚えました。それ以降、薬が変わるたびに改めて暗記しました。地震でカルテがめちゃくちゃになったときに備えてですから、服用の㎎についても、それぞれ暗記します。現在は「お薬手帳」も普及し、私も常に持ち歩いていますが、今でも他科を含めてすべての常用薬の名前と量を暗記しています。災害時を考えると、持ち歩く薬の現物は数日分で、薬の名前と量を暗記するほうが現実的です。薬がたびたび変わる方は「お薬手帳」を常に持ち歩くことをお勧めします。
【モデル③ 外付け認知・環境委託型】
【知の補装具】(欠損した認次的エネルギーを外付けの仕組みや道具で補填する)
体調を安定させる/当事者・寄稿者(奈良県)。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私も、生きているうちに南海トラフ地震が必ず発生するといわれている地域にすむ34歳の男性です。まず、ピア仲間の体調を安定した状態にすることから始めては、どうでしょうか。そうすると、薬も安定した量をもらえるようになると思います。診察に行くたびに薬が変わっていては、備蓄もできないと思います。毎回薬が変わるということは、体調が変化するからということもありますが、あまりに薬が変わりすぎているのは、もしかしたら、主治医が試験的に処方しているのではないかと考えたりもしてしまいます。体調が安定した状態になると、薬への不安も軽減すると思いますし、ストックしやすくなると思います。私が通所している作業所では、災害などが起こった際、お薬手帳などがなくなった場合に備えて、スタッフが、薬の種類や医療機関の情報を書いた紙を避難所に持ってきて、災害状況下でも把握できるようにするため、医療機関名や薬の種類、服薬回数などの項目があるエマージェンシーシートを事前に書いています。それを二部つくって、一冊は本人が管理、もう一冊を作業所のスタッフが管理して万が一の災害などに備えています。災害状況下で薬を供給してもらうためには、まず薬などの情報を保存していくことが大切だと思います。
【先輩ピアの実践知見】: 紙の情報も保管 (当事者・寄稿者(三重県)
僕の住む三重県も、東海地震、東南海地震ともに深く関係し、備えが求められています。いざというときの薬の備え、不安なことと思います。1週間で薬が変わるなら、余分に備えておくことはむずかしそうですね。お薬手帳があると思うので、それをしっかりと保管しておくといいかもしれません。すべての科の最近処方された薬が記入されるので、災害時は、それを持って近くの病院に行くと処方されやすいですよね。避難所等での応急の診療でも対応してくれると思います。万が一、お薬手帳がないのであれば、薬局で申し出ればすぐに用意してもらえます。僕は、お薬手帳が何冊にもなったので、現在のものはカバンに入れて持ち歩き、1つ前のものを非常用袋に入れています。また、薬局で薬の情報を記した紙をもらえると思うので、こちらも活用できると思います。同じ薬を処方されたときは前の分は破棄して、薬が変わったら残しておくと、直近に処方された薬がわかります。僕は、ずっと以前に処方された不眠の薬をもう一度出してほしいと思ったときに、この紙を医師に見せて処方してもらいました。10年前の紙だったので、医師も驚いていました。薬が安定しないことも、大きな不安要素ですよね。自分に合う薬に出会えることをお祈りしています。根気のいる作業だと思います。また、眠れないことが一番よくないと思うので、不眠対策の薬の名称だけでも覚えておくといいかもしれません。
【モデル③ 外付け認知・環境委託型】
【知の補装具】(欠損した認次的エネルギーを外付けの仕組みや道具で補填する)
体調を安定させる/当事者・寄稿者(奈良県)。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私も、生きているうちに南海トラフ地震が必ず発生するといわれている地域にすむ34歳の男性です。まず、ピア仲間の体調を安定した状態にすることから始めては、どうでしょうか。そうすると、薬も安定した量をもらえるようになると思います。診察に行くたびに薬が変わっていては、備蓄もできないと思います。毎回薬が変わるということは、体調が変化するからということもありますが、あまりに薬が変わりすぎているのは、もしかしたら、主治医が試験的に処方しているのではないかと考えたりもしてしまいます。体調が安定した状態になると、薬への不安も軽減すると思いますし、ストックしやすくなると思います。私が通所している作業所では、災害などが起こった際、お薬手帳などがなくなった場合に備えて、スタッフが、薬の種類や医療機関の情報を書いた紙を避難所に持ってきて、災害状況下でも把握できるようにするため、医療機関名や薬の種類、服薬回数などの項目があるエマージェンシーシートを事前に書いています。それを二部つくって、一冊は本人が管理、もう一冊を作業所のスタッフが管理して万が一の災害などに備えています。災害状況下で薬を供給してもらうためには、まず薬などの情報を保存していくことが大切だと思います。
【先輩ピアの実践知見】: 助けを出せる自分になること (当事者・寄稿者(東京都)
災害時の薬の備えについては私もいつも考えています。私の場合、1か月に1度の通院で処方されているので手持ちの薬は1か月分あります。 そのうち3日分は常に持ち歩いています。お薬手帳、ヘルプカードも肌身離さず持ち歩き、その他にも眼鏡、防災グッズ等を常に持ち歩いています。 災害時、主治医から処方箋をもらうことができなくなった場合、お薬手帳があれば、他の医療機関や調剤薬局で薬を受けとれると聞いています。しかし、質問者様の場合、1週間毎に症状に合わせて薬が変わるということですので不安が大きいと察します。詳細はわかりませんが、服用している薬が毎回全面的に変わることはないのではないかと思います。メインの薬は変わらないのではないでしょうか?ドクターにご自分の不安を相談して、災害時の対応を一緒に考えていただくとよいと思います。災害時にどのような精神状態になって、どのような薬が必要になるかは、ドクターと質問者様の共同作業で工夫して考えるとよいと思います。薬や防災グッズの備えも大切ですが、想定外のことが起きたときに一番大事なことは、困ったら自ら「私は今、こういうことで困っています。助けてください」と言える自分になっていること(受援力)だと私は常に考えています。避難所での生活も、「受援力」があれば乗り切っていけると、東日本大震災の際、避難所生活をした経験上お伝えしたいと思います。
【モデル③ 外付け認知・環境委託型】
【知の補装具】(欠損した認次的エネルギーを外付けの仕組みや道具で補填する)
体調を安定させる/当事者・寄稿者(奈良県)。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私も、生きているうちに南海トラフ地震が必ず発生するといわれている地域にすむ34歳の男性です。まず、ピア仲間の体調を安定した状態にすることから始めては、どうでしょうか。そうすると、薬も安定した量をもらえるようになると思います。診察に行くたびに薬が変わっていては、備蓄もできないと思います。毎回薬が変わるということは、体調が変化するからということもありますが、あまりに薬が変わりすぎているのは、もしかしたら、主治医が試験的に処方しているのではないかと考えたりもしてしまいます。体調が安定した状態になると、薬への不安も軽減すると思いますし、ストックしやすくなると思います。私が通所している作業所では、災害などが起こった際、お薬手帳などがなくなった場合に備えて、スタッフが、薬の種類や医療機関の情報を書いた紙を避難所に持ってきて、災害状況下でも把握できるようにするため、医療機関名や薬の種類、服薬回数などの項目があるエマージェンシーシートを事前に書いています。それを二部つくって、一冊は本人が管理、もう一冊を作業所のスタッフが管理して万が一の災害などに備えています。災害状況下で薬を供給してもらうためには、まず薬などの情報を保存していくことが大切だと思います。
【先輩ピアの実践知見】: 震災を体験しましたが (当事者・寄稿者(岩手県)
私は31歳の統合失調症です。東日本大震災を経験しました。幸いにも、私は内陸に住んでいたので津波で何もかも流されることはなく、次の診察までの薬を確保できました。実は、震災の数日後に診察日だったのですが、薬局ではいつもどおりに薬を処方されました。たしかに、天変地異で薬の処方を受けられなくなったらどうしようと考えると不安になりますよね。けれども、たぶん病院や薬局ではそういう事態に備えて、薬を備蓄しているかもしれません。だから案ずることはないと思います。そういえば、以前『こころの元気+』で、「薬は非常時に備えて3日分の余裕を持ちましょう」という記事を読みました。これ以降、私は常に3日分の備蓄をするようにしていました。けど、先生にばれてしまい、今は備蓄がない状態です。非常時になったら病院・薬局はどのような対応をするのか、一度尋ねてみるのがいいかもしれませんね。 『こころの元気+』2015年1月号(95号)「おこまりですか?では他の人に聞いてみましょう!」から(注意:掲載時の情報であることにご注意ください) ▽薬の関連特集は ●2023年2月号「聞けなかった薬の話」(192号)●2021年12月号「ベンゾ系薬剤とのつきあい方」(178号)●2019年9月号「薬とのつきあい方が変わってきた」(151号)●2017年11月号「副作用を減らしたい」(129号)
【モデル③ 外付け認知・環境委託型】
【知の補装具】(欠損した認次的エネルギーを外付けの仕組みや道具で補填する)
薬があっているのかわからない。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は統合失調症になって5年経つ30歳の男性です。初めは病気であることがわからず、家族や職場の人たちに迷惑をかけ、入院後は病気であることを認めざるを得ませんでした。とてもショックで腹立たしく思いました。病気を認めた今でも、いつか病気が消滅してくれることを心のどこかで願っています。そんな私が悩んでいるのは、薬のことです。そもそも自分にあっている薬はどんなものなのか、よくわかりません。 主治医はちょっと威圧的で、聞ける雰囲気ではないので聞いていません。今は1日18錠の薬をのんでいて、体重は増えるし、口は渇くし、立ちくらみなどの副作用があります。私にはそれがすごくつらいです。 薬の種類はいくつか試してみて、今のんでいる薬が一番症状の改善に効果があるようなのです。医者は「もう少し時間をかけて薬を減らしたい」と言ってくれますが、「副作用は少しは減るけれど完全にはなくならない」と言います。どんな薬にも副作用があるのは仕方がないのですが、私としては、薬はのみたくないけど、それがだめなら効果が最大で、副作用が一番少ない状態になりたいのです。 私のこれからの目標は、再び何かの仕事に就くことと、結婚することです。「薬が自分にあっているのかどうか」ということは自分で考えるしかないわけですが、皆さんは、どんなことを基準にして薬のことを考えているのでしょうか。ぜひ教えてください。
【先輩ピアの実践知見】: だいじょうぶですまされたくない (当事者・寄稿者(神奈川県)
私は統合失調症の36歳の男性です。精神科通院歴は20年です。 その間、さまざまな理由で主治医がかわりました。ちなみに、今の主治医とは一緒に話し合って、おもに副作用止めを減薬してきました。今困っている副作用は、お腹が空くことですが受け入れています。 薬局の薬剤師に話を聞くときもあります。私も過去には威圧的な主治医がいました。そんな局面で学んだのが、医師に食いつくことです。診察時、開口一番に「この薬をのめばだいじょうぶ」と強く言われた場合も踏みとどまり、「では、どのような働きですか」などと自分の聞きたいことを口にします。 だいじょうぶの一言ですまされたくないのです。この度胸は長年かけて手にしました。ちなみに、威圧的でない医師を探すことも一つの選択肢です。 どんな主治医の場合でも、薬の役割についてはしっかりと聞くことと、自分が何で困っていて、どんな状態になりたいのかを実行可能な範囲で考えておくことが大切です。 副作用がつらいとありますが、副作用止めを増やしたいのか減らしたいのかはわかりません。薬全体を減らしたいのであれば減薬を検討し、副作用が何よりつらいのであれば増薬がいい場合もありますが、副作用止めにも副作用があることはごぞんじでしょうか。 薬の増減を問わず、少しずつ種類や量を動かし、時間をかけて納得できる処方を探ることをおすすめします。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
薬があっているのかわからない。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は統合失調症になって5年経つ30歳の男性です。初めは病気であることがわからず、家族や職場の人たちに迷惑をかけ、入院後は病気であることを認めざるを得ませんでした。とてもショックで腹立たしく思いました。病気を認めた今でも、いつか病気が消滅してくれることを心のどこかで願っています。そんな私が悩んでいるのは、薬のことです。そもそも自分にあっている薬はどんなものなのか、よくわかりません。 主治医はちょっと威圧的で、聞ける雰囲気ではないので聞いていません。今は1日18錠の薬をのんでいて、体重は増えるし、口は渇くし、立ちくらみなどの副作用があります。私にはそれがすごくつらいです。 薬の種類はいくつか試してみて、今のんでいる薬が一番症状の改善に効果があるようなのです。医者は「もう少し時間をかけて薬を減らしたい」と言ってくれますが、「副作用は少しは減るけれど完全にはなくならない」と言います。どんな薬にも副作用があるのは仕方がないのですが、私としては、薬はのみたくないけど、それがだめなら効果が最大で、副作用が一番少ない状態になりたいのです。 私のこれからの目標は、再び何かの仕事に就くことと、結婚することです。「薬が自分にあっているのかどうか」ということは自分で考えるしかないわけですが、皆さんは、どんなことを基準にして薬のことを考えているのでしょうか。ぜひ教えてください。
【先輩ピアの実践知見】: 一言の勇気で (当事者・寄稿者(石川県)
私は、統合失調症にかかって20年近く経とうとしている者です。私も今の薬があっているかどうか、はっきりしたことはわからないです。たまに不調のときがあって、薬を増やしてもらうこともありますが、数日経つと薬が効いてきたのか不調も改善されることがあったので、やはり病院の先生は、薬にくわしいのだと思われます。主治医は威圧的とありますが、薬が多くて不安だとか、自分の気持ちを伝えるのはむずかしいと思いますか?怖くて聞けないままでいるよりも、もしかしたら一言の勇気で現状が変わる場合もあるかもしれませんよ。もしも、今の主治医に伝えづらいのなら、違う先生に変えてみる方法もあるかと思います。私は今、薬を1日に7錠のんでいます。のみ方も工夫されていて、夕食後と寝る前の2回だけです。朝や昼間に薬が出されていないのは、昼間は通っている作業所があるからです。私の症状で、今薬をこれだけ出してもらっていることを作業所のメンバーに話したら、それでも薬の量は多いと言われました。しかし、主治医は「薬をあやつるとは、自分からただ単に薬を減らしたりすることじゃなくて、症状と照らし合わせて徐々に減らしていくことだ」と言われたことがあったので、私は、薬を減らしたいという願望もありますが、まず現状を維持していきながら、よりよくなったときに薬を減らせたらと思っています。仕事に就いたり、結婚する目標は、前向きな考えでいいなあと思いました。薬をうまくコントロールできれば、いろんなことに挑戦できるのではないでしょうか。 『こころの元気+』2013年10月号(80号)「おこまりですか?では他の人に聞いてみましょう!」から(注意:掲載時の情報であることにご注意ください) ▽関連特集は ●2023年2月号「聞けなかった薬の話」(192号)●2021年12月号「ベンゾ系薬剤とのつきあい方」(178号)●2019年9月号「薬とのつきあい方が変わってきた」(151号)●2017年11月号「副作用を減らしたい」(129号)
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
セカンドオピニオンを求めたい。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、うつ病と診断されている25歳の女性です。最近、インターネットで病気のことを調べているうちに、もしかして自分は、躁うつ病の分類の「双極性障害Ⅱ型」という病気なのではないか、と思うようになりました。 主治医にそのことを伝えても、「違うと思います」と言われてしまいました。でも、やっぱり、自分は双極性Ⅱ型なんじゃないか、という思いは消えません。友人に相談をしたら、「他の医者に意見を聞くセカンドオピニオンを求めてみたらどうか」と言われました。それで、インターネットで調べたら、「まずは主治医に話して他医への診療情報提供書を作成してもらう必要がある」と書かれていました。セカンドオピニオンは、患者の権利です、と書いてあるサイトもありました。 でも、主治医にそんなことはちょっと悪くて言えません。主治医のことを疑って、「信用していません」と伝えるような気がするからです。 主治医を変えたいという思いはありませんが、他の先生の意見を聞いてみたいのです。そんなとき、どうしたらよいのでしょうか。主治医に話さずにセカンドオピニオンを求めることは不可能でしょうか。もしそうであれば、主治医に角が立たないように、話すにはどうしたらよいのでしょうか。それとも、医者以外に、そうした診断についての意見を聞くことができる立場の人はいるのでしょうか。皆さんのアドバイスをお教えください。
【先輩ピアの実践知見】: 看護師と患者の立場からの回答 (当事者・寄稿者(福岡県)
私は、うつ病で休職中の25歳の看護師です。うつ病で、同じ25歳、そんなあなたに、本当に少しでも力になりたい!」と思い、こうして筆をとりました。看護師、患者の二つの視点で書いてみます。 【患者としての立場】もし、私があなたの立場だったら、主治医に相談せず、他院を一度受診してみます。時間と手間とお金がかかってしまいますが…ドクターショッピングといわれてしまうかもしれません。しかし、医師の書いた診断書がない、先入観のない、まっさらの初診の状態で、医師の判断をもう一度あおいでみるのも、一つの手かと思います。 【看護師としての立場】あなたが通院されている病院には、看護師や、精神保健福祉士、ピア仲間はいらっしゃいますか?医師には直接言えないことを聞いたり、その間の連携をとるのも、私たち医療者の仕事でもあります。専門職を活用してみませんか?その不安な気持ちだけでも相談できませんか?自分は今、こう思っていて、医師にどう言えばいいのかわからない、医師との関係を保ちたいという思い、相談してみてはいかがでしょうか。うつは、つらいこともいろいろとありますが、お互い一緒にゆっくり進んでいきましょう。あなたが、笑顔多い日々をおくれることを心から願っています。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
セカンドオピニオンを求めたい。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、うつ病と診断されている25歳の女性です。最近、インターネットで病気のことを調べているうちに、もしかして自分は、躁うつ病の分類の「双極性障害Ⅱ型」という病気なのではないか、と思うようになりました。 主治医にそのことを伝えても、「違うと思います」と言われてしまいました。でも、やっぱり、自分は双極性Ⅱ型なんじゃないか、という思いは消えません。友人に相談をしたら、「他の医者に意見を聞くセカンドオピニオンを求めてみたらどうか」と言われました。それで、インターネットで調べたら、「まずは主治医に話して他医への診療情報提供書を作成してもらう必要がある」と書かれていました。セカンドオピニオンは、患者の権利です、と書いてあるサイトもありました。 でも、主治医にそんなことはちょっと悪くて言えません。主治医のことを疑って、「信用していません」と伝えるような気がするからです。 主治医を変えたいという思いはありませんが、他の先生の意見を聞いてみたいのです。そんなとき、どうしたらよいのでしょうか。主治医に話さずにセカンドオピニオンを求めることは不可能でしょうか。もしそうであれば、主治医に角が立たないように、話すにはどうしたらよいのでしょうか。それとも、医者以外に、そうした診断についての意見を聞くことができる立場の人はいるのでしょうか。皆さんのアドバイスをお教えください。
【先輩ピアの実践知見】: 他の医師の診断を求める (当事者・寄稿者(神奈川県)
私は、双極性障害Ⅰ型で、精神障害者手帳三級を取得している者です。私は、過労からうつ病になり、最初は会社の産業医に診てもらいましたが、原因がわからず、三軒も精神科をはしごして、初めてうつ病と診断され、すぐに三か月の休職が必要と言われました。 その後快癒して転職いたしましたが、転職先で躁状態となり、そのときの主治医に助けを求めましたが、満足な診療は受けられませんでした。それどころか、医療費を安くする制度があったにもかかわらずに、教えてもくれませんでした。 またその後、縁あって今の病院にかかっていますが、最初の主治医は、診察態度の食い違いで変更を求めて、現在の主治医に変わってもらいました。今の主治医が一番合っているように思われます。 そういったいきさつを考慮すると、セカンドオピニオンを求めるのに、今の主治医の承諾を得る必要はないと思います。今の主治医にとって、セカンドオピニオンを探すといっても、あまりいい印象は与えないと思われます。特に診断書をもらえなくとも、他の精神科医に初診で診てもらえればいいだけです。 精神病は、医者の診断が個々によって大きく異なるものです。他の精神科医に診ていただければ、今の不安はなくなるでしょう。私なら、他の先生の診断を求めるのが最善の策と思われます。 また、医師以外で病気の診断を求めるのはむずかしいと思われます。考えられるのは、カウンセラー(臨床心理士)ですが、その後の診療を考えるとおすすめできません。 ぜひ今は、信頼できそうな医療機関を探してください。同じ病気を持つものとして、心からうまくいくようにお祈りしています。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
セカンドオピニオンを求めたい。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、うつ病と診断されている25歳の女性です。最近、インターネットで病気のことを調べているうちに、もしかして自分は、躁うつ病の分類の「双極性障害Ⅱ型」という病気なのではないか、と思うようになりました。 主治医にそのことを伝えても、「違うと思います」と言われてしまいました。でも、やっぱり、自分は双極性Ⅱ型なんじゃないか、という思いは消えません。友人に相談をしたら、「他の医者に意見を聞くセカンドオピニオンを求めてみたらどうか」と言われました。それで、インターネットで調べたら、「まずは主治医に話して他医への診療情報提供書を作成してもらう必要がある」と書かれていました。セカンドオピニオンは、患者の権利です、と書いてあるサイトもありました。 でも、主治医にそんなことはちょっと悪くて言えません。主治医のことを疑って、「信用していません」と伝えるような気がするからです。 主治医を変えたいという思いはありませんが、他の先生の意見を聞いてみたいのです。そんなとき、どうしたらよいのでしょうか。主治医に話さずにセカンドオピニオンを求めることは不可能でしょうか。もしそうであれば、主治医に角が立たないように、話すにはどうしたらよいのでしょうか。それとも、医者以外に、そうした診断についての意見を聞くことができる立場の人はいるのでしょうか。皆さんのアドバイスをお教えください。
【先輩ピアの実践知見】: 簡単に考えてはいけない (当事者・寄稿者(埼玉県)
私は、セカンドオピニオンを簡単に考えてはいけないと思います。私は、病状ではないのですが、生活が制限され、セカンドオピニオンを考えました。でも、主治医に「自分らしく生きたい、それができないのならセカンドオピニオンを考えている」と伝えたところ、真剣に話を聞いてくれて、無理をしないことを条件に自分らしい生き方を認めてくれました。 今はどこの病院も、紹介状が必要です。主治医に知られないで、なんて無理です。きちんと主治医と向き合わなくてはいけません。 私も、うつから双極性障害になりました。うつ歴9年、双極性障害歴1年半です。 いつからとははっきりしませんが、薬が変わっています。それまでは、気分を上げるものだったのが、全部抜かれて気分を落ち着かせるものになりました。また、躁時期には気が大きくなり他に迷惑をかけるので、けっこう入院している人が多いですよ。 自分の病気が、気になるかもしれません。セカンドオピニオンを考えるのであれば、「もうこの先生のところには、もどってこられない」くらいの気持ちでないと後悔しますよ。病院を次々に変えていく人っていますけど、それは体の病気。心の病気は、長い時間かけて知恵の輪をといていくようなものです。 ケースワーカーはいませんか?まずその人に相談してみましょうよ。病院を変えない、よい対処法が見つかるかもしれませんよ。 ○「病気のことを知りたい」へ戻る○ネット特集「精神科の診断と病名」へ戻る○おこまりですか?へ戻る
【モデル① 自己免責・認知再構成型】
【免震・受け身】(できない自分を責める刃を捨て、不可抗力として受け身を取る)
夫が躁うつ病(双極性障害)です。どうしたらよいでしょう?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私の夫は32歳の公務員で、躁うつ病(双極性障害・双極症)です。病院には、約1年前に何回か行ったきりで、「自分は病気ではないから」と言って行かなくなってしまいました。職場にも行ったり行かなかったりです。電話の様子からして、職場も対応には困っているようです。職場を休んでいるときは、ボーっとして何もしません。「俺は役に立たない人間だから、役所をやめる」とか、「遺書を書くからメモをしてくれないか」と何度も言われました。躁状態のときには、ビデオで同じ映画を何回も繰り返し観たり、自分の好きな写真家の写真集を観ながらうなったりしています。そうしたときは困らないのですが、電話魔になり、友人や私の母親と2時間以上は電話でしゃべりっぱなしです。必要のない自動車を購入してしまうし、私の知らない間に生命保険にも入ったりして、お金のやりくりにはいつも困ってしまいます。 お伺いしたいのは、躁うつ病(双極性障害・双極症)の人は、何を考えているのか、ということです。私は夫がどんな気持ちなのか、どんな思いでいるのかを知りたいのです。そして、治療を拒否していますが、やはり治療は必要なのでしょうか。皆さまのご意見をお聞かせいただければと存じます。よろしくお願いいたします。
【先輩ピアの実践知見】: 外来とカウンセリング (当事者・寄稿者(神奈川県)
私は、47歳で躁うつ病(双極性障害・双極症)の当事者です。最近2度目の躁転(急に躁状態になること)を経験し、母をとてもつらい目にあわせてしまいました。それを反省し、これからの人生を見直す意味でも、私がどんな気持ちになったかをカミングアウト(病状表明)したいと思います。 私の場合、躁状態になると頭の回転がとても速くなり、インスピレーションにあふれ、行動的になります。それがともすると対人関係において他罰的になり、相手に対して自分の主張ばかり押しつけるようになります。同時に、買い物も歯止めがきかなくなり、多額の買い物をしたりしてしまいます。 しかし、本人はいたって爽快な気分で、購入後の支払い計画などまったく考えていないので注意が必要です。私は、一度目の躁転で妻と離婚することになりました。そして、今回の躁転で母の信用を失うところでした。 しかし、正気に戻った今では、当時のことを反省し、母や元妻の助言により、健康を回復しつつあります。躁うつ病(双極性障害・双極症)には、治療は欠かせないと考えています。 私の場合、精神科の外来とカウンセラー、そして会社のカウンセラーに隔週一回の間隔で受診し、自分の状況をチェックしてもらっています。 もしあなたが配偶者を愛しているのなら、つらいときには離れて暮らすなど自分の精神状態にも充分配慮し、地道にご本人が自分の精神疾患について理解を深めていくことが大切だと思います。
【モデル③ 外付け認知・環境委託型】
【知の補装具】(欠損した認次的エネルギーを外付けの仕組みや道具で補填する)
夫が躁うつ病(双極性障害)です。どうしたらよいでしょう?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私の夫は32歳の公務員で、躁うつ病(双極性障害・双極症)です。病院には、約1年前に何回か行ったきりで、「自分は病気ではないから」と言って行かなくなってしまいました。職場にも行ったり行かなかったりです。電話の様子からして、職場も対応には困っているようです。職場を休んでいるときは、ボーっとして何もしません。「俺は役に立たない人間だから、役所をやめる」とか、「遺書を書くからメモをしてくれないか」と何度も言われました。躁状態のときには、ビデオで同じ映画を何回も繰り返し観たり、自分の好きな写真家の写真集を観ながらうなったりしています。そうしたときは困らないのですが、電話魔になり、友人や私の母親と2時間以上は電話でしゃべりっぱなしです。必要のない自動車を購入してしまうし、私の知らない間に生命保険にも入ったりして、お金のやりくりにはいつも困ってしまいます。 お伺いしたいのは、躁うつ病(双極性障害・双極症)の人は、何を考えているのか、ということです。私は夫がどんな気持ちなのか、どんな思いでいるのかを知りたいのです。そして、治療を拒否していますが、やはり治療は必要なのでしょうか。皆さまのご意見をお聞かせいただければと存じます。よろしくお願いいたします。
【先輩ピアの実践知見】: 重症になる前に受診を (精神科医)
躁うつ病(双極性障害・双極症)とは、簡単にいうと「エネルギーが低下して、気分の低下が続く」うつ状態と、その反対に「エネルギーに満ちあふれ、気分の高揚が続く」躁状態という「気分の極端な波」が現れる病気です。 昔は「循環病」と言われていたように、一生のうちに気分の変化が何回か訪れる場合が多く、気分の波がないときはいたって普通の状態であることが特徴です。 家族など大切な人を亡くしたり失恋したりした後は、気分が落ち込み(抑うつ気分)、やる気が出ず(意欲の低下)、まわりに興味が持てない(興味の喪失)といったうつ状態になります。また宝くじが大当たりした後には気分が高揚して気前がよくなる、といった躁状態になるなど、気分の波はどんな人でも多かれ少なかれあります。 病気でない場合は、治療をしなくても元に戻ることが多いのですが、双極性障害(躁うつ病)ではうつ状態や躁状態の程度や期間が「病気のために」「極端に」なっているため、気分の波がないときには決してやらないだろうといった行動を繰り返し起こすことになります。 うつ状態・躁状態 うつ状態における行動の代表例が、「自分は取るに足らないものだと悲観して自殺してしまうこと」であることが最近はよく知られるようになっています。 逆に躁状態になると、愉快で陽気な気分からほとんど制御できない興奮に至るまで、さまざまな程度の爽快な気分が少なくとも数日間以上続き、「寝なくても大丈夫、寝るのも惜しい」とあまり睡眠をとらなくなり(睡眠欲求の減少)、注意力や集中力を保持できないために落ち着きがなく、頭の中ではいくつもの考えがまとまりなくどんどん浮かんでくる(観念奔逸)ため、多弁で話題をコロコロと変えながら話し続け(談話心迫)ます。 このようなときは気が大きくなっていて(誇大的)、自分にはすごい能力があって何でもできると思い込んでいるために(自尊心の肥大)、実現不可能な途方もない計画に熱中したり、浪費したり、好色になったりします。 とても活発で社交的となりますが、まわりの人の能力がないように思えて見下すために傲慢な態度をとる、イライラして怒りっぽく、ときに疑い深くなり攻撃的になる、などによりトラブルを起こすこともみられます。 このように重度となると、自己制御はできなくなり、日常生活や仕事・社会的活動性に支障をきたすようになりますが、症状改善後には「われに返り」、悩み苦しむことになるものの、取り返しのつかないことになっていることも少なくありません。 対応 そのようなことを避けるためには、やはり治療が必要です。気分障害は、薬物治療やその他の治療によって改善が見込める病気なのですが、治療へつなげるためには、症状があるときと症状が消えているときの二つの工夫が必要です。 症状があるときは病気によって思考力や判断力が低下し、病気であることが認識できなくなるために、この方のように医療機関の受診をしたがらなくなりますから、重症化する前に受診をすすめることが重要となります。 気分の変化だけではなく、心身ともに多くの症状が起こるため、身体の病気を治療する目的で受診をすすめてみるのもよいでしょう。治療は休養と気分安定薬を主体とした薬物療法を行い、これらによって睡眠や誇大的な気持ちなどの症状は改善します。それでも重症化してしまう場合は入院による治療もあります。 一方、症状が消えて(落ち着いて)きたら、「治った」と思って治療をやめるのではなく、気分障害という病気と治療について勉強し、さまざまな方法(認知行動療法やストレスマネジメント、元気回復プラン(WRAP)の作成など)を用いて、次回に症状が出現したときに、早めに対処するコツを学んでおくことが重要になります。 周囲の人も、症状に気づいたら様子を見るのではなく、早めに「いつもと違う」旨を本人に伝え、受診をすすめることが重要です。 (※コンボの双極性障害の本は→コチラ) 『こころの元気+』2008年4月号(14号)より ○「症状のことを知りたい」へ戻る○おこまりですか?へ戻る○ネット特集へ戻る
【モデル③ 外付け認知・環境委託型】
【知の補装具】(欠損した認次的エネルギーを外付けの仕組みや道具で補填する)
娘は元気になるのか不安です。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私の22歳の娘は、うつ病と診断されて、ちょうど1年目です。職場の人間関係が原因でうつ病になり、今は実家で休養中です。とても疲れるようで、一日の大半を布団のなかで寝て過ごしています。本も読めないし、好きな音楽も聞くことができません。正直いって、この病気が治るのかわからず、不安でしかたがありません。 「こころの元気+」を読んでいると、元気な人がたくさん登場します。そんな元気な人も、寝てばかりのような状態のときがあったのでしょうか。 うつ病は、完全に治ってしまう人もいれば、慢性化する人もいると聞きます。「これから娘はどうなるんだろう …」と考えてばかりで、私も眠れない毎日です。 もし、慢性化したとしても、この雑誌「こころの元気+」に出てくるような皆さんのように、元気な姿をまた見たいと願っています。そんな日が来るのでしょうか。家族はどんなことができるのでしょうか。元気になった方や、そうした人を支援している方のお話をお聞きしたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
【先輩ピアの実践知見】: 家族会などに参加してみては (当事者・寄稿者(石川県)
私は、うつ病の症状が少しある者です。一日の大半を布団のなかで寝て過ごしていますとありますが、私にもそういう時期がありました。一日中寝てばかりいると、ご家族も不安になるでしょうね。私の家族も不安にかられて、「どこも働きに出られないなら、入るとこ入らせるよ(入院のこと)」とまで言われたこともありました。どうすれば、本を読んだり、音楽を聴いたりなどの活力がわくか気になるところでしょうね。 ご家族は、ご本人に関わりすぎるのも、無関心すぎるのもよくないと、私は感じています。最低限の声かけをされてはどうでしょうか?たとえば、「おはよう」、「おやすみ」のあいさつなど。私は、両親にかなり甘やかされたような気がします。親はどうやって私と対応すればいいかわからずに、戸惑っていたのだと思います。ご家族は、家族会なんかに参加されて、よく病気の理解を示して、当事者家族と意見を交換することで、どう当事者と関わればいいかのヒントが少しは得られるかもしれません。実際に、私の母親も家族会に参加したことがあり、病気のことを少しはわかってもらえたようで、すごく気をつかってくれるようになりました。ご本人には、あれをしてほしいとか願うよりも、「こうしたい!」という本人の意思が出てくるまで、待ってみるというのもいいかもしれません。私は、動けないときもありましたが、家事をやりたいとか外で買い物がしたいとかそう思えるようになって、今では自由に外出もしています。ご家族は、ご本人の病気や気持ちを理解してみる努力から始めてみてはいかがでしょうか?
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
娘は元気になるのか不安です。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私の22歳の娘は、うつ病と診断されて、ちょうど1年目です。職場の人間関係が原因でうつ病になり、今は実家で休養中です。とても疲れるようで、一日の大半を布団のなかで寝て過ごしています。本も読めないし、好きな音楽も聞くことができません。正直いって、この病気が治るのかわからず、不安でしかたがありません。 「こころの元気+」を読んでいると、元気な人がたくさん登場します。そんな元気な人も、寝てばかりのような状態のときがあったのでしょうか。 うつ病は、完全に治ってしまう人もいれば、慢性化する人もいると聞きます。「これから娘はどうなるんだろう …」と考えてばかりで、私も眠れない毎日です。 もし、慢性化したとしても、この雑誌「こころの元気+」に出てくるような皆さんのように、元気な姿をまた見たいと願っています。そんな日が来るのでしょうか。家族はどんなことができるのでしょうか。元気になった方や、そうした人を支援している方のお話をお聞きしたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
【先輩ピアの実践知見】: 本人もつらいと思います (当事者・寄稿者(愛知県)
私自身は、うつ病ではなく統合失調症ですが、やはり発病当初は娘さんと同じく寝たきりの状態でした。人によってその長さはかなり違ってくると思いますが、私の場合は6年以上もの間、そういった状態が続きました。 今では、元気にアルバイトや家事をこなす毎日をおくっていますが、発病後は寝たきりに近い状態のほうが圧倒的に長かったです。お母さまもたいへんつらいとは思いますが、ご本人(娘さん)もつらい思いをしている、ということを忘れないでください。きっと娘さんには、お母さまの心配する気持ちが痛いほど伝わっていると思います。それゆえ本人に「迷惑や心配をかけて申し訳ない」という罪悪感や、「早くよくならなければいけない」というあせりが生まれることが多いのです。そういった思いは、病気の回復にはあまりいい影響を与えない、と私は思います。ですから、娘さんがゆっくり心おだやかに治療に専念できるように、お母さまもゆったりとした気持ちで、温かく娘さんを見守ってあげてください。お母さまが笑顔でいれば、娘さんにも少しずつ力がわいてくると思います。精神的な病は、ゆっくりのろのろペースで回復していきます。辛抱強く娘さんの回復を待ってあげてください。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
娘は元気になるのか不安です。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私の22歳の娘は、うつ病と診断されて、ちょうど1年目です。職場の人間関係が原因でうつ病になり、今は実家で休養中です。とても疲れるようで、一日の大半を布団のなかで寝て過ごしています。本も読めないし、好きな音楽も聞くことができません。正直いって、この病気が治るのかわからず、不安でしかたがありません。 「こころの元気+」を読んでいると、元気な人がたくさん登場します。そんな元気な人も、寝てばかりのような状態のときがあったのでしょうか。 うつ病は、完全に治ってしまう人もいれば、慢性化する人もいると聞きます。「これから娘はどうなるんだろう …」と考えてばかりで、私も眠れない毎日です。 もし、慢性化したとしても、この雑誌「こころの元気+」に出てくるような皆さんのように、元気な姿をまた見たいと願っています。そんな日が来るのでしょうか。家族はどんなことができるのでしょうか。元気になった方や、そうした人を支援している方のお話をお聞きしたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
【先輩ピアの実践知見】: 「何かをしてみたい」と思うまで待つ (当事者・寄稿者(埼玉県)
何かをしてみたい」と思うまで待つ]
「初めまして。私は、19歳のときに初めてうつ病にかかり、一年間療養をした女性です。 今は、本を読むことと音楽を楽しむ趣味を持ち、自分の心や体調と向き合い仕事をしています。そんな私ですが、うつ病になった当初はやる気が起きず、本を読むどころか文字を見ることもできず、一番好きな音楽を聴くことができない状態でした。本当に疲れていたときは、娘さんと同じく一日の大半を布団のなかで、泣いて過ごした日もあります。 お話を読ませていただきましたが、人間関係の悩みを抱え、疲れている娘さん自身が動けず、一番つらいのと同時に、そばで見守っているご家族の皆さまもまたつらいことと思います。 でも、うつ病は患者さん自身がよいと思える病院で、自分に合った薬をきちんとのみ続ければ、やる気が上がり元気になります。調子がよくなるまではがんばりの言葉はかけずに、見守ることが何よりだと思います。 そして、簡単でも何かをしてみたいと意欲が出てきたときに、ご家族の方が身近な家事からすすめて一緒にされてみてはいかがでしょうか?元気になるまでは、がんばりすぎない程度に。そして、一つずつできることが増えて好きな趣味を楽しめ、今後再発しないためにも、(よい意味で)いやな人のかわし方を見つけたときが、本当に元気になったときだと思います。心は変わりゆくもの。病気の前後で私は考え方がまったく変わりましたが、回復しました。毎日夜が明けるように、時間はかかっても元気になる日が来ます。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
娘は元気になるのか不安です。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私の22歳の娘は、うつ病と診断されて、ちょうど1年目です。職場の人間関係が原因でうつ病になり、今は実家で休養中です。とても疲れるようで、一日の大半を布団のなかで寝て過ごしています。本も読めないし、好きな音楽も聞くことができません。正直いって、この病気が治るのかわからず、不安でしかたがありません。 「こころの元気+」を読んでいると、元気な人がたくさん登場します。そんな元気な人も、寝てばかりのような状態のときがあったのでしょうか。 うつ病は、完全に治ってしまう人もいれば、慢性化する人もいると聞きます。「これから娘はどうなるんだろう …」と考えてばかりで、私も眠れない毎日です。 もし、慢性化したとしても、この雑誌「こころの元気+」に出てくるような皆さんのように、元気な姿をまた見たいと願っています。そんな日が来るのでしょうか。家族はどんなことができるのでしょうか。元気になった方や、そうした人を支援している方のお話をお聞きしたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
【先輩ピアの実践知見】: 笑うことを覚えて (当事者・寄稿者(奈良県)
僕も、人間関係がじょうずな方ではありません。でも自分にしかできないことって、きっと誰にでもあります。 そんなに無理しなくてもいいのにと思い、「僕なんて生まれてくるべきじゃない」と親に話したら、親は大粒の涙を流していました。僕は、僕の存在がなくなってしまえばいいのに、と何度も思いました。そして悩みもたくさんあって、解決できないこともたくさんありました。 でも祖母が亡くなってから、「自分が素直に手を合わして」拝んだときに、自分は素直になれました。慢性的な統合失調症になって、笑えることができなかった時期は20年間続きました。 それから地域に出て、友だちができて楽しんでいる間に、笑うことを覚えました。僕にとって自分の居場所というのが、友だちだったと思います。笑える場所が、僕が本当に大切にしなければいけないことだと気づかされました。 それが友だちやまわりの環境が徐々に整理されてきて、今ではこんなに元気になれました。まわりの環境が大切なことを、日々実感します。そして感謝しています。 ※「こころの元気+」2010年6月号(40号)より○ネット特集「親子関係」へ戻る○おこまりですか?へ戻る
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
息子の病気(うつ病)がどうなるのか不安です。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私の息子は1か月前に、うつ病と診断されました。診断書を会社に提出して、まずは3か月間、休職をすることになりました。近所のクリニックに通院をし、薬はのんでいますが、「体中のエネルギーが宇宙に吸い取られてしまったような気がする」とつぶやいていて、1日の大半は布団のなかにいます。布団のなかでも「疲れた。休みたい」と言い、お風呂にも入れません。息子は、「僕は、まったく何もできないダメな人間だ。こんな自分が会社にいれば、会社には迷惑をかけるばっかりだ。こんな役に立たない僕を雇っているなんて、会社のみんなには本当に申し訳ない」「だから、僕は会社を辞めるべきだ」ということをくり返し訴えます。私が、「そんなことはないでしょう? 病気がよくなれば仕事もできるようになるから」と言っても、「病気はよくならないし、薬もまったく効いていない」と言うばかりです。たしかに、この1か月、息子の状態が改善をしているようには見えず、私も絶望的になり、息子と話をしていると涙が出てしまい、何も言えなくなってしまいます。お医者さまは、「ゆっくり回復するのだから、心配はいらない」とおっしゃいますが、本当にそうなのでしょうか?この先、いったいどうなるのしょうか?息子にはどのように話をしたらよいのでしょうか? 何もわからず不安で仕方がありません。
【先輩ピアの実践知見】: 一般的な経過を知ってください (当事者・寄稿者(千葉県)
私は、今は躁うつ病の診断を受けていますが、昔、うつ状態が何年も続いたことがありました。病気の一般的な経過を説明させてください。 父の死がきっかけで、私もうつ状態がひどくて動けなくなりました。ピア仲間と同じように「自分が死んだほうが世の中のためになる」というような思いでいっぱいでした。そういうのを急性期というそうですが、大津波が来ているようなもので、ただ頭を休めて薬をのみ、頑丈な建物に避難して自分を守るように、命だけはもっていかれないようにしました。この時期は薬をしっかりのみ、休むことが必要です。 大波が去っても、病気がひと段落すると、エネルギーを使い果たしてしまい眠り続けることがあります。休息期といいます。そのときは休ませてあげてください。私の場合は、寝て過ごす日々が2年ありましたが、徐々に回復してきて、デイケアや地域活動支援センターに行ってリハビリの末、社会復帰していきました。 個人差はありますが、家族も自殺だけは気をつけて、ゆっくり通院と薬と休息を続けていけば、再起できるときは来ます。仕事も気になるでしょうが、命を失ったら、元も子もありません。少し元気になったら、デイケアなどのリハビリを始め、段階を追って、回復へ向かう道も出てくると思います。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
息子の病気(うつ病)がどうなるのか不安です。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私の息子は1か月前に、うつ病と診断されました。診断書を会社に提出して、まずは3か月間、休職をすることになりました。近所のクリニックに通院をし、薬はのんでいますが、「体中のエネルギーが宇宙に吸い取られてしまったような気がする」とつぶやいていて、1日の大半は布団のなかにいます。布団のなかでも「疲れた。休みたい」と言い、お風呂にも入れません。息子は、「僕は、まったく何もできないダメな人間だ。こんな自分が会社にいれば、会社には迷惑をかけるばっかりだ。こんな役に立たない僕を雇っているなんて、会社のみんなには本当に申し訳ない」「だから、僕は会社を辞めるべきだ」ということをくり返し訴えます。私が、「そんなことはないでしょう? 病気がよくなれば仕事もできるようになるから」と言っても、「病気はよくならないし、薬もまったく効いていない」と言うばかりです。たしかに、この1か月、息子の状態が改善をしているようには見えず、私も絶望的になり、息子と話をしていると涙が出てしまい、何も言えなくなってしまいます。お医者さまは、「ゆっくり回復するのだから、心配はいらない」とおっしゃいますが、本当にそうなのでしょうか?この先、いったいどうなるのしょうか?息子にはどのように話をしたらよいのでしょうか? 何もわからず不安で仕方がありません。
【先輩ピアの実践知見】: 寄り添いと傾聴 (当事者・寄稿者(神奈川県)
お気持ちお察しします。正しい医者で、正しい薬を、正しく服用すればよくなると思います。完治とはいきませんが、寛解(かんかい:安定すること)をめざしましょう。 自分の経験から、よくなってくると人生観が変わります。私は、統合失調症で4度の休職を経て退職しました。3年間は仕事を休んでいました。会社にしがみつくだけが人生ではないと思うようになりました。 休職しているときは絶望しましたが、心のなかのもう1人の自分がもう一度人生をやり直すときだと考えました。先が全然見えませんでしたが夢を持ちました。私の場合文章を書くことでした。それを心の軸に据えて生活を変えました。作業所に通ったりして、試行錯誤の末、障害者枠で就労が決まり、今は働いています。ご家族には、ぜひ「寄り添い」、「傾聴」することをおすすめします。決して巻きこまれないでください。 一緒に公園を散歩するのもいいし、おいしいコーヒーを飲みに行くのもいいです。ピア仲間をあまり刺激せず、ていねいに一日を過ごすことを考えてみてください。 まずは、ご質問者さまから規則正しい暮らしを実践し、それから、その暮らしをピア仲間にシフトする感じです。こういった病は、森田療法でいう「目的本位」、「あるがまま」という心がまえと姿勢が功を奏します。心の軸が定まるまで長い時間がかかりますが、夜明けは必ず訪れます。人生の冬は春を迎えるためにあると思います。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
息子の病気(うつ病)がどうなるのか不安です。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私の息子は1か月前に、うつ病と診断されました。診断書を会社に提出して、まずは3か月間、休職をすることになりました。近所のクリニックに通院をし、薬はのんでいますが、「体中のエネルギーが宇宙に吸い取られてしまったような気がする」とつぶやいていて、1日の大半は布団のなかにいます。布団のなかでも「疲れた。休みたい」と言い、お風呂にも入れません。息子は、「僕は、まったく何もできないダメな人間だ。こんな自分が会社にいれば、会社には迷惑をかけるばっかりだ。こんな役に立たない僕を雇っているなんて、会社のみんなには本当に申し訳ない」「だから、僕は会社を辞めるべきだ」ということをくり返し訴えます。私が、「そんなことはないでしょう? 病気がよくなれば仕事もできるようになるから」と言っても、「病気はよくならないし、薬もまったく効いていない」と言うばかりです。たしかに、この1か月、息子の状態が改善をしているようには見えず、私も絶望的になり、息子と話をしていると涙が出てしまい、何も言えなくなってしまいます。お医者さまは、「ゆっくり回復するのだから、心配はいらない」とおっしゃいますが、本当にそうなのでしょうか?この先、いったいどうなるのしょうか?息子にはどのように話をしたらよいのでしょうか? 何もわからず不安で仕方がありません。
【先輩ピアの実践知見】: 今は何もしないことが治療です (当事者・寄稿者(東京都)
ある日突然うつ病になり、仕事を休職中であるピア仲間の今の状況にヤキモキしたり、絶望的になっていく家族としての、そして親としての気持ちが私には痛いほどよくわかります。なぜならば、私も同じような体験を持ち、息子が朝になってもずっと寝たままの姿を見ると「このままでいいのかな?」と不安でいっぱいになったりするからです。 でもお話を伺って、ピア仲間は早期発見・早期治療ができる環境にあり、本当にその点ではよかったと思います。そして「今は何もしない」という休養が、一番大切な治療になるのではないかと私は思います。 まだ通院をしたばかりで、主治医、そして薬に対しての不信感もあるかと思いますが、休養と同じ位に薬も大事だと思うので、ピア仲間が自己判断で薬をやめてしまわないようにサポートするとよいのではないかと思います。 布団にいてお風呂も入りたくない状況で、今、ピア仲間は病気への不安や気力の出ない自分を悪いほうにばかり考えて、「辞職したい」と切り出すかもしれませんが、そのときは「重要な決定は急がずに先延ばししたほうがいいよ」と、あたたかく見守りながらおっしゃるといいかなと思います。 そして親も心配のあまり、つらくてうつ気分になったときには、深呼吸をしてみてはどうでしょう。私がよくやっている腹式呼吸は、気持ちがリラックスします。お腹がふくらむよう鼻から息を吸い、口からゆっくりと息を吐くだけなのです。ピア仲間が一進一退をくり返して快方に向かっていく間に、親が共倒れにならないよう、あせらないことがとても大切だと私は思います。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
息子の病気(うつ病)がどうなるのか不安です。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私の息子は1か月前に、うつ病と診断されました。診断書を会社に提出して、まずは3か月間、休職をすることになりました。近所のクリニックに通院をし、薬はのんでいますが、「体中のエネルギーが宇宙に吸い取られてしまったような気がする」とつぶやいていて、1日の大半は布団のなかにいます。布団のなかでも「疲れた。休みたい」と言い、お風呂にも入れません。息子は、「僕は、まったく何もできないダメな人間だ。こんな自分が会社にいれば、会社には迷惑をかけるばっかりだ。こんな役に立たない僕を雇っているなんて、会社のみんなには本当に申し訳ない」「だから、僕は会社を辞めるべきだ」ということをくり返し訴えます。私が、「そんなことはないでしょう? 病気がよくなれば仕事もできるようになるから」と言っても、「病気はよくならないし、薬もまったく効いていない」と言うばかりです。たしかに、この1か月、息子の状態が改善をしているようには見えず、私も絶望的になり、息子と話をしていると涙が出てしまい、何も言えなくなってしまいます。お医者さまは、「ゆっくり回復するのだから、心配はいらない」とおっしゃいますが、本当にそうなのでしょうか?この先、いったいどうなるのしょうか?息子にはどのように話をしたらよいのでしょうか? 何もわからず不安で仕方がありません。
【先輩ピアの実践知見】: 薬と復職後には注意を (当事者・寄稿者(東京都)
20年以上前に、うつ病で3か月の休職を経験した男性です。うつ病に効果のある薬は数十種類あります。そして、「アタリ」と「ハズレ」があります。私の場合、最初に処方された薬は完全な「ハズレ」でした。 診断名がくだり、休職し、きちんと服用しましたが、病状は急速に悪化しました。当時の記憶はなく、後に母から聞いたのですが、私の顔は能面のように表情がまったくなくなり、声をかけても、返事ひとつしない状態だったそうです。仕事をしていたときは責任感・緊張感がありましたが、それがなくなったことも原因だと思います。 その状態が1か月以上続いた後、薬が変わり、その薬は「アタリ」でした。一般的にも2種類目以降の薬が効果のある確率はかなり高いようです。私は会社を辞めることは考えませんでした。私の仕事は同僚が引き受けました。もともと忙しい職場でしたから、同僚は逃げ出したい気持ちだったと思います。もし、私が会社を辞めても、私が担当していた仕事がなくなることも、同僚の状況がよくなることもありません。会社を辞めることよりも病気を治し、少しでも元の仕事ができるようになることを考えました。 3か月後に復職しましたが、別の同僚が突然退職したこともあり、過労になり再燃(さいねん:再び悪化すること)。その後、休職・復職をくり返し、退職しました。1度再燃すると、再燃しやすくなります。復職後は充分に注意してください。 「こころの元気+」2013年2月号(72号)「おこまりですか?では他の人に聞いてみましょう!」から
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
母親の長話から逃れたい。
【当事者の苦悩・相談文脈】
44歳の男性で、うつ病を患っています。20代で1人暮らしを始めましたが、5年前にうつ病となり、なかなか回復せず昨年実家に戻りました。今は高齢の両親と3人で暮らしています。私の母親は何事につけても不安を感じるタイプです。田舎の特徴としてご近所の人間関係はかなり濃厚で、それによるトラブルも年がら年中発生しています。母親はそうした人間関係に常に巻きこまれ、そのたびに不安感が募り、私にグチや気にかけていることを長時間話します。 いつ終わるのかわからないほど長々と話をして,私は疲れ切ってしまいます。私に話しても解決しないのに、誰かに聞いてもらいたいみたいです。外では話せないから、家の誰かに聞いてもらうしかないと本人も言います。私はこれがつらくてつらくて仕方がありません。朝から晩まで明るい話題はなく、近所のもめごとから人間関係の面倒な話をあれこれと聞かされます。父親は一切話を聞きませんから、私にばかり話します。私がいなかったときはどうしていたのかと思います。とにかく、私は具合が悪いのに、母の話を聞くとさらに落ちこみます。経済的な問題もあり、しばらくは、家を出られそうにありません。また、家にいる以上、母親の話から逃れることはできません。長々と話し続ける母親の話をどうやったら短く切り上げられるか、皆さまの知恵をお借しください。
【先輩ピアの実践知見】: 正直に伝えてみたら(東京都) 当事者・寄稿者 (先輩ピア)
さぞつらかったでしょう。自分のことだけでもたいへんなのに,がんばっていたあなたは、とてもやさしい人なんですね。でも人のことより、まず自分のことだと思うのです。自分を守ることも必要だと思うのです。お母さんに「話を聞いてあげたいのだけれど、自分のことで精一杯で聞くのがつらい」と正直に伝えてみたらどうでしょうか?お母さんはあなたが元気でいることがきっと一番うれしいはずです。お家にいるときはゆっくり休めるといいですね。お母さんとは,二人で買い物に出たりとか、お互いに気分転換ができるときもあると思います。また、あなたの家のほうにある地域生活支援センターの相談電話や保健所などに相談したらどうでしょうか?もちろんお母さんにそういうところがあり、家族でも相談できることを教えてあげるのもいいと思います。まず自分のこと、自分のことです。そうすればあなたとお母さんとの間にほどよい距離ができると思います。あなたも生活しやすいはずです。距離が近すぎるのはつらいですよね?いつかあなたがお家を離れたとき、もっとお母さんといい関係を築けるはずです。私もそんなときがありました。若い頃、両親と一緒に暮らしていて母と距離が近すぎるのに悩みました。だんだん自分が回復して関係も少しずつ改善され、今は別に暮らしていますが、2日に1度くらい電話をし、心配しあい、ほどよいいい関係を保っています。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
母親の長話から逃れたい。
【当事者の苦悩・相談文脈】
44歳の男性で、うつ病を患っています。20代で1人暮らしを始めましたが、5年前にうつ病となり、なかなか回復せず昨年実家に戻りました。今は高齢の両親と3人で暮らしています。私の母親は何事につけても不安を感じるタイプです。田舎の特徴としてご近所の人間関係はかなり濃厚で、それによるトラブルも年がら年中発生しています。母親はそうした人間関係に常に巻きこまれ、そのたびに不安感が募り、私にグチや気にかけていることを長時間話します。 いつ終わるのかわからないほど長々と話をして,私は疲れ切ってしまいます。私に話しても解決しないのに、誰かに聞いてもらいたいみたいです。外では話せないから、家の誰かに聞いてもらうしかないと本人も言います。私はこれがつらくてつらくて仕方がありません。朝から晩まで明るい話題はなく、近所のもめごとから人間関係の面倒な話をあれこれと聞かされます。父親は一切話を聞きませんから、私にばかり話します。私がいなかったときはどうしていたのかと思います。とにかく、私は具合が悪いのに、母の話を聞くとさらに落ちこみます。経済的な問題もあり、しばらくは、家を出られそうにありません。また、家にいる以上、母親の話から逃れることはできません。長々と話し続ける母親の話をどうやったら短く切り上げられるか、皆さまの知恵をお借しください。
【先輩ピアの実践知見】: 逆の発想は?(千葉県) 当事者・寄稿者 (先輩ピア)
私も親と同居していたときに、母親のグチや父親の酔っ払い話にさんざんつきあわされました。私は聴くのがそんなに苦ではなく、「へー、そうなんだ」と相槌を打っては傾聴していました。 なぜできたかというと、昔老人ホームで働いていた経験があるからです。認知症の方は同じ話を何回でもされます。それを、またかと聞き流したり、否定したりせず、今初めて聴いたように新鮮な気持ちで聴くのがプロだと先輩に教わりました。「その思い出が大事だから何度も話すのだから、何度でも聴きましょう」ということでした。 私はお年寄りの話は含蓄があり、ドラマがあり、すごく聴いていて楽しかったです。ピア仲間は、いかに逃れるか切り上げるかという方向ですが、逆の発想で、お母さんの会話を一方通行にせず会話にして楽しんではいかがでしょうか?「それはどういう意味?」とか心を開いた踏みこんだ質問をしてみてはいかがでしょうか?一方的な受け身ではなく、お互いに紡ぎあう実りのある会話に持っていけたら、その時間を楽しめるのではないでしょうか?
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
母親の長話から逃れたい。
【当事者の苦悩・相談文脈】
44歳の男性で、うつ病を患っています。20代で1人暮らしを始めましたが、5年前にうつ病となり、なかなか回復せず昨年実家に戻りました。今は高齢の両親と3人で暮らしています。私の母親は何事につけても不安を感じるタイプです。田舎の特徴としてご近所の人間関係はかなり濃厚で、それによるトラブルも年がら年中発生しています。母親はそうした人間関係に常に巻きこまれ、そのたびに不安感が募り、私にグチや気にかけていることを長時間話します。 いつ終わるのかわからないほど長々と話をして,私は疲れ切ってしまいます。私に話しても解決しないのに、誰かに聞いてもらいたいみたいです。外では話せないから、家の誰かに聞いてもらうしかないと本人も言います。私はこれがつらくてつらくて仕方がありません。朝から晩まで明るい話題はなく、近所のもめごとから人間関係の面倒な話をあれこれと聞かされます。父親は一切話を聞きませんから、私にばかり話します。私がいなかったときはどうしていたのかと思います。とにかく、私は具合が悪いのに、母の話を聞くとさらに落ちこみます。経済的な問題もあり、しばらくは、家を出られそうにありません。また、家にいる以上、母親の話から逃れることはできません。長々と話し続ける母親の話をどうやったら短く切り上げられるか、皆さまの知恵をお借しください。
【先輩ピアの実践知見】: 今は数分ですむように(長野県) 当事者・寄稿者 (先輩ピア)
自分と似た状況かなと思いました。自分は30歳くらいで実家の環境に耐えかねて家を出て、20年ほど県外で働いていました。 しかし5年前にうつ病になり、会社の仕事のペース(残業が月に160時間)についていけなくなってリストラ、また実家へ戻り、グチを聞かされる毎日になってしまいました。 父親は若干痴呆があり、話すとさらにストレスが増えるからと、その分まで上乗せして自分へあたってくるので途方に暮れましたが、ある日「これでは症状が悪化するから」ときっぱりと釘を刺しました。実際、一人暮らし当時はありとあらゆることを一人でこなして、クローズドで働いて手帳2級だったのが、実家に戻ってからは、ひきこもりの手帳1級になりましたから。もちろん、そのときはすさまじいケンカになりましたが、半日くらい放置してアタマを冷やしてもらったら、傍から見た自分の症状からも心あたりがあったのかどうか、際限ない長話は減りました。ただ、あいかわらずマイナス思考でモノを言うので、たとえば昼食や晩飯を何にしようかといった他愛もない会話ですら陰気で、「金がないのにどうしたらいいやら」とか「献立を考えるのも面倒、つくるのはもっと面倒」などと不平を聞かされています。それでも、今まで一日中延々とそんなことを言われ続けたのが、今はその数分をがまんすればすむようになったので、思い切って真正面から話をしてみてはどうでしょうか。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
母親の長話から逃れたい。
【当事者の苦悩・相談文脈】
44歳の男性で、うつ病を患っています。20代で1人暮らしを始めましたが、5年前にうつ病となり、なかなか回復せず昨年実家に戻りました。今は高齢の両親と3人で暮らしています。私の母親は何事につけても不安を感じるタイプです。田舎の特徴としてご近所の人間関係はかなり濃厚で、それによるトラブルも年がら年中発生しています。母親はそうした人間関係に常に巻きこまれ、そのたびに不安感が募り、私にグチや気にかけていることを長時間話します。 いつ終わるのかわからないほど長々と話をして,私は疲れ切ってしまいます。私に話しても解決しないのに、誰かに聞いてもらいたいみたいです。外では話せないから、家の誰かに聞いてもらうしかないと本人も言います。私はこれがつらくてつらくて仕方がありません。朝から晩まで明るい話題はなく、近所のもめごとから人間関係の面倒な話をあれこれと聞かされます。父親は一切話を聞きませんから、私にばかり話します。私がいなかったときはどうしていたのかと思います。とにかく、私は具合が悪いのに、母の話を聞くとさらに落ちこみます。経済的な問題もあり、しばらくは、家を出られそうにありません。また、家にいる以上、母親の話から逃れることはできません。長々と話し続ける母親の話をどうやったら短く切り上げられるか、皆さまの知恵をお借しください。
【先輩ピアの実践知見】: 主治医から説明してもらう(東京都) 当事者・寄稿者 (先輩ピア)
私は統合失調症の40代女性で一人暮らしです。うつ病の薬をのんでいたこともあります。お母さまの長話わかります。お母さまも、ピア仲間に話しても解決しないとわかっていながら話さずにはいられない気持ちなのだと思います。私自身も長話ですが、話したいときは、主治医、支援センター、役所の障がい福祉、保健所などに電話しています。病気に理解のある友人にはメールしています。メールの返信は相手の都合を考え、急ぎません。私の母も長話です。幸い兄弟夫婦と同居しており、お稽古事の友人もいることから話し相手はいるようです。しかし、病気の私との話し方は、発病当初は病気に対する知識や理解がないためとても疲れました。田舎なので患者家族会もなく、主治医が電話で私の病気について説明してくれました。母は、家庭用の医学書から読み始め、遠くの大きい図書館に行って医学書を読んでくれました。しかし、うつ病のことに関しては理解がむずかしかったようです。お母さまの長話ですが、具合が悪くてずっと聴いているのはつらいことを話していますか?聴き続けるのはつらいことを話してみてはいかがでしょう?「そろそろつらいから、話さないで」と伝えることも大事だと思います。また、うつ病のことを主治医から説明してもらえないでしょうか?一緒に病院へ行くか、電話で主治医から説明してもらうとよいと思います。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
母親の長話から逃れたい。
【当事者の苦悩・相談文脈】
44歳の男性で、うつ病を患っています。20代で1人暮らしを始めましたが、5年前にうつ病となり、なかなか回復せず昨年実家に戻りました。今は高齢の両親と3人で暮らしています。私の母親は何事につけても不安を感じるタイプです。田舎の特徴としてご近所の人間関係はかなり濃厚で、それによるトラブルも年がら年中発生しています。母親はそうした人間関係に常に巻きこまれ、そのたびに不安感が募り、私にグチや気にかけていることを長時間話します。 いつ終わるのかわからないほど長々と話をして,私は疲れ切ってしまいます。私に話しても解決しないのに、誰かに聞いてもらいたいみたいです。外では話せないから、家の誰かに聞いてもらうしかないと本人も言います。私はこれがつらくてつらくて仕方がありません。朝から晩まで明るい話題はなく、近所のもめごとから人間関係の面倒な話をあれこれと聞かされます。父親は一切話を聞きませんから、私にばかり話します。私がいなかったときはどうしていたのかと思います。とにかく、私は具合が悪いのに、母の話を聞くとさらに落ちこみます。経済的な問題もあり、しばらくは、家を出られそうにありません。また、家にいる以上、母親の話から逃れることはできません。長々と話し続ける母親の話をどうやったら短く切り上げられるか、皆さまの知恵をお借しください。
【先輩ピアの実践知見】: 心理的・物理的な距離をとる(岡山県) 当事者・寄稿者 (先輩ピア)
私も母の話を聞かされて迷惑してきました。対策は距離をとること。心理的な距離をとる、物理的な距離をとる。たとえば母のいる時間帯は耳栓をしておいて、話を聞かない。毅然とした態度で!(ただ、反撃が予想されるため、ごみ捨てと買い物はするとか、何か家の役に立つことをしてください)。次は、主治医と相談して母に話をしてもらい一緒に対策を考える。たとえば一家で引っ越すとか、母に趣味を持ってもらい外出するように仕向けるとか、自分が散歩するなり、家の外周の補修などで外に出る。とにかく長い時間一緒にいないことです。よく眠れるように薬をもらって活用しましょう。長話したくても、相手が寝てしまえば仕方なく自室に戻るでしょうから。そしてご自身もたくさん趣味を持ち、母のことが気にならないくらい没頭することです。読書なら図書館にお弁当持参で1日いてもいいですね。庭があるなら、菜園をつくればとれたての野菜が食べられますよ。でも、会話は生きているときにしかできないので、父母の生きている間に話をしたいこと、聞きたいことをリストアップして会話しておきましょう。今年母が亡くなりました。私の場合後悔はありません。母の希望もできるだけ叶えてきましたから。なお、親の身体の自由がきかなくなったら、医師や福祉事務所やケアマネさんやピア仲間に相談しながら父母の希望にできるだけ沿って自分のできるだけのことをしておくと、親孝行になり自分自身後悔はないですよ。一人で悩まずに,周囲の人や友達や専門家などに相談して自分にストレスがかからないようにしましょう。自分をいたわって大切にしてください。 ※「こころの元気+」2016年1月号(107号)より○おこまりですか?へ戻る○ネット特集「親子関係」へ戻る
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
暴力的な父親の介護と私の自立について。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、躁うつ病(双極性障害)、解離性障害をもつ43歳の女性です。 私は、小さい頃から父親の暴力におびえていました。「働いて、車の免許をとれば父もやさしくなるのかな?」と思いましたが、少しでも口答えすると、父は「逆らうな」と私をどなるし、けっとばします。そんな、私に暴力をふるってばかりいた父も、10年ほど前から心臓の病気で働けなくなりました。また、叔父(父の弟)が亡くなって、笑顔が少なくなり、ずっと寝てばかりいるため、生活習慣病になってしまいました。一緒に住む者として父を心配し、病院に連れて行っても、納得いく治療を受けられないと私にやつあたりします。食事のときに普通のコミュニケーションのつもりで「塩かけすぎ」と言っても、「うるせえ!」と逆切れされてしまいます。もう、家の中がまるでハチの巣をつついたような状態です。父親といると具合が悪くなってしまうので、私は母親に「疲れた。家を出たい」と、しばしば話します。父親は、デイサービスも、ケアマネージャーも大きらいです。 これから父に介護が必要になったら、誰に頼ればよいのでしょうか。そして、私はこのまま自立をしてよいのか迷っています。
【先輩ピアの実践知見】: その気になれば (当事者・寄稿者(静岡県)
こんにちは。私もピア仲間と同じく独身の43歳の女性です。私も、今現在は両親と3人で暮らしていますが、いずれひとり暮らしをと思っています。ごピア仲間は、小さい頃から父親との関係でつらい思いをたくさんされてこられたのですね。それでも現在も父親に気をつかい続けられている、立派なことだと思います。私は、ピア仲間も、もう自立した生活をしてもいいのではないかと思います。ピア仲間の病気のためにも、もう少し自由な環境で生活したほうがいいように思いますし、お父さんも、もっとまわりを見るべきではないかと思います。一読させていただいた限りでは、お父さんはわがままを言って甘えているように思えます。その気になれば、ホームヘルプサービスなど利用できるサービスはいくつもあると思います。人間は、歳をとると、どんどん頑固になっていきます。荒療治をするのは早いほうがいいと思います。まず、ピア仲間が独立した生活を始める、そしてお父さんが公的なサービスを受けることを提案いたします。 (※全国の地域包括支援センターの一覧は→コチラから) たしかに第三者はきびしいことを言うと思います。けれどそれは公平な意見ではないかと思います。新たな生活を始めるにあたっては、お父さんがいろいろと言うかもしれませんが、これもケアマネージャーさんなどに入ってもらい、うまく事が運べるよう根回しをしておきましょう。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
暴力的な父親の介護と私の自立について。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、躁うつ病(双極性障害)、解離性障害をもつ43歳の女性です。 私は、小さい頃から父親の暴力におびえていました。「働いて、車の免許をとれば父もやさしくなるのかな?」と思いましたが、少しでも口答えすると、父は「逆らうな」と私をどなるし、けっとばします。そんな、私に暴力をふるってばかりいた父も、10年ほど前から心臓の病気で働けなくなりました。また、叔父(父の弟)が亡くなって、笑顔が少なくなり、ずっと寝てばかりいるため、生活習慣病になってしまいました。一緒に住む者として父を心配し、病院に連れて行っても、納得いく治療を受けられないと私にやつあたりします。食事のときに普通のコミュニケーションのつもりで「塩かけすぎ」と言っても、「うるせえ!」と逆切れされてしまいます。もう、家の中がまるでハチの巣をつついたような状態です。父親といると具合が悪くなってしまうので、私は母親に「疲れた。家を出たい」と、しばしば話します。父親は、デイサービスも、ケアマネージャーも大きらいです。 これから父に介護が必要になったら、誰に頼ればよいのでしょうか。そして、私はこのまま自立をしてよいのか迷っています。
【先輩ピアの実践知見】: お父さんはさびしいのでは? (当事者・寄稿者(大阪府)
お父さんの心情を想像してみると、たぶんすごくさびしいのではないでしょうか?私は一昨年、父を胃ガンで亡くしました。病院に入院してからは、母が身の回りの世話をしましたが、私は面会にも出かけませんでした。父の最期になっても会話もあまりしませんでした。しかし、父が死んでから半年ぐらい経つと、はげしく後悔の念に苛まれました。お父さんの暴力については話がややこしくなるので、とりあえず横に置いておきます。また介護サービスについても、あえてスルーします。家族が介護できなくなれば選択の余地がなくなり、介護保険のサービスを利用するしかないからです。質問内容を読むと、とりあえずひとり暮らしが目標なのでしょうが、親の介護と自立はまったく別の問題だと思います。介護をしていても精神的に独立することはできるのではないでしょうか。今回の「おこまりですか?」コーナーの質問内容を読んで、一冊の書物を思い出しました。それは田口ランディさんの『パピヨン死と看取りへの旅』(角川文庫)という本です。ノンフィクションなのですが、精神科医であるエリザベス・キューブラー・ロスの言葉が引用され、死に逝く人を看取るとはどういうことなのか考えさせられました。看取りというできごとを経験することによって、自分自身もまた成長できるのだと思います。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
暴力的な父親の介護と私の自立について。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、躁うつ病(双極性障害)、解離性障害をもつ43歳の女性です。 私は、小さい頃から父親の暴力におびえていました。「働いて、車の免許をとれば父もやさしくなるのかな?」と思いましたが、少しでも口答えすると、父は「逆らうな」と私をどなるし、けっとばします。そんな、私に暴力をふるってばかりいた父も、10年ほど前から心臓の病気で働けなくなりました。また、叔父(父の弟)が亡くなって、笑顔が少なくなり、ずっと寝てばかりいるため、生活習慣病になってしまいました。一緒に住む者として父を心配し、病院に連れて行っても、納得いく治療を受けられないと私にやつあたりします。食事のときに普通のコミュニケーションのつもりで「塩かけすぎ」と言っても、「うるせえ!」と逆切れされてしまいます。もう、家の中がまるでハチの巣をつついたような状態です。父親といると具合が悪くなってしまうので、私は母親に「疲れた。家を出たい」と、しばしば話します。父親は、デイサービスも、ケアマネージャーも大きらいです。 これから父に介護が必要になったら、誰に頼ればよいのでしょうか。そして、私はこのまま自立をしてよいのか迷っています。
【先輩ピアの実践知見】: 接し方を変えてみては? (当事者・寄稿者(千葉県)
結論から言いますと、質問者さまの人生は質問者さまのものでありますので、自立しようと思うのであれば自立したほうがいいと思います。幼少期からお父さまの暴力によってつらい人生だったということなので、この辺で、少しお父さまとは距離を置いたほうがよいのではないかと思います。ただ、お父さまとのコミュニケーション不全状態というのは、少しずつ改善していく必要があるかもしれません。気になるのは、口答えすると「逆らうな」という性格のお父さまに対して、コミュニケーションのつもりで「塩かけすぎ」というのは論理的に少し不自然だと思います。お父さまの逆ギレを誘っているようになってしまうのではないでしょうか。お父さまの性格を考えると、「塩かけすぎ」の一言が、指摘や注意と受け取られてしまう可能性が充分にあると思うのですが、いかがでしょう?お父さまを心配して何か一言声をかけるのであれば、「塩かけすぎ」と言うより、「体に悪いよ?」と言うほうが自然な気がします。家族なのに、なぜかギクシャクしてしまうのは、そういう細かいところなのかもしれません。これは、お父さまだけでなく、家族全体の問題だと思います。特効薬はないと思いますので、少しずつお父さまへの接し方を変えるなどの工夫をしてみてください。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
暴力的な父親の介護と私の自立について。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、躁うつ病(双極性障害)、解離性障害をもつ43歳の女性です。 私は、小さい頃から父親の暴力におびえていました。「働いて、車の免許をとれば父もやさしくなるのかな?」と思いましたが、少しでも口答えすると、父は「逆らうな」と私をどなるし、けっとばします。そんな、私に暴力をふるってばかりいた父も、10年ほど前から心臓の病気で働けなくなりました。また、叔父(父の弟)が亡くなって、笑顔が少なくなり、ずっと寝てばかりいるため、生活習慣病になってしまいました。一緒に住む者として父を心配し、病院に連れて行っても、納得いく治療を受けられないと私にやつあたりします。食事のときに普通のコミュニケーションのつもりで「塩かけすぎ」と言っても、「うるせえ!」と逆切れされてしまいます。もう、家の中がまるでハチの巣をつついたような状態です。父親といると具合が悪くなってしまうので、私は母親に「疲れた。家を出たい」と、しばしば話します。父親は、デイサービスも、ケアマネージャーも大きらいです。 これから父に介護が必要になったら、誰に頼ればよいのでしょうか。そして、私はこのまま自立をしてよいのか迷っています。
【先輩ピアの実践知見】: 他人のほうが (当事者・寄稿者(千葉県)
私はホームヘルパーをして、いろんな家庭に入り、家族の悩みも見てきました。現在は認知症のグループホームで、介護の仕事をしています。そのとき感じたのは、ごピア仲間は、第三者の私には、ごく普通にふるまわれて、ご家族にはつらくあたるという事実です。赤の他人には遠慮があるのか素直なのに、身内になると甘えがあったり、やつあたりをしてしまう。家族も元気だった頃を知っているから、きびしくリハビリを強いたり、毎日のことだから、イライラしたり、疲れ果てる。 かえって「第三者の雇われた他人が入ることで、両者が距離をとれてラクになれるのでは?」と思います。肉親や家族、近い人ほど距離が近すぎてうまくやれなかったり、関係がギクシャクすると私自身も感じます。 お母さんとピア仲間だけでかかえこまずに、思い切って他人にお父さんを委ねてみたら、いかがでしょうか?ハナから無理だろうと思いこんでいませんか?〝意外にうまくいくかも? です。やってみて、ダメなら別な手段を考える。やる前から諦めて自滅するのはよくないです。 家族だけで老後を介護するというのは、一見美しく見えますが、介護者の人生を台無しにするかもしれません。ピア仲間も、やりたいことはありませんか?自分の人生も大切にして、お父さんのために自分を犠牲にするのではなく、大きく社会に羽ばたいて、あなたらしく生きて、人生を楽しんでください。私も同じ43歳ですが、親を故郷に残して結婚して幸せをつかみました。親が、「老後は自分たちでなんとかする」と言ってくれたのが救いです。 「こころの元気+」2013年6月号(76号)「おこまりですか? では他の人に聞いてみましょう!」より ○ネット特集「親子関係」へ戻る○おこまりですか?へ戻る
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
通院を会社に知られたくない私は30歳の女性で、小さな会社の事務職員として働いています。。
【当事者の苦悩・相談文脈】
ごく普通のOLですが、半年くらい前から不眠が続いています。なかなか眠れず、こうした状態になるのは初めてです。気持ちも、通常よりもかなり低空飛行状態です。仕事の能率も、自分でわかるくらい下がっているし、上司に怒られることも度重なってきました。 インターネットで調べているうちに、自分は「うつ病」なのではないかと感じるようになってきました。でも、自分では単なる気持ちの落ち込みが続いているだけなのではないかとか、不眠なんて誰にでもあるもんだとも思います。だから「うつ病ではない」という気持ちもあったりして、正直に言えば「うつ病」であるはずがない、とそれを否定する自分がいます。 そんなときに、大学時代の仲のいい友人に相談をしたところ、精神科のクリニックに行くことをすすめられました。そのときに、友人がパニック障害だということを初めて知り、「こころの元気+」を手渡されました。 そして、もしうつ病だったら、早めに治療をしたほうがいいと言うのです。その場はお茶を濁しましたが、私としては正直に言えばクリニックに行きたくはないのです。 なぜなら、クリニックに行けば、会社の総務の人に、精神科を受診していることが知られてしまうのではないか、そうなれば、会社の人みんなに精神科を受診していることを知られてしまうのではないか、という恐怖感があるのです。会社にお勤めの皆さまは、どうしているのでしょうか。お教えください。
【先輩ピアの実践知見】: 早めの受診がよいと思います (当事者・寄稿者(東京都)
僕は、18歳から精神病にかかっていて現在はホームヘルパーとして働いており、精神保健福祉士の資格を持っている者です。あなたの現状を拝見させていただきましたが、とてもつらいだろうなあと思います。 なぜならば僕は、ホームヘルパーとして働く前に、とあるゲーム会社で病気のことを隠して働いていました。それで、それまでの経験からして、あなたの現状がわかるような気がします。 しかし、あなた自身がもし、精神科に受診することが職場の人に知られないとして、受診してみたいと思うのであれば、あなたのご友人と同じように早めの受診をおすすめします。早めに受診するほうが、治りがよいとされているためです。 また、たとえば病院によっては土曜日に開いている所もあるため、勤務日によっては仕事を休んで通うこともないですし、ご自身から言わない限り職場の人があなたがクリニックに通っていると知ることはできません。これは僕の経験も含めてですが。 あと、もし精神科という響きが重いと感じられるのだとしたら、心療内科でもかまわないと僕は思います。 また、最後にこれは僕の場合ですが、ゲーム会社で働いていた頃、僕は病気のことをカミングアウトしたのですが、僕の職場の方々は「へーそうなんだ」ぐらいに受け入れてくれました。なので、そういう場合もある、と思っていただけたら幸いです。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
通院を会社に知られたくない私は30歳の女性で、小さな会社の事務職員として働いています。。
【当事者の苦悩・相談文脈】
ごく普通のOLですが、半年くらい前から不眠が続いています。なかなか眠れず、こうした状態になるのは初めてです。気持ちも、通常よりもかなり低空飛行状態です。仕事の能率も、自分でわかるくらい下がっているし、上司に怒られることも度重なってきました。 インターネットで調べているうちに、自分は「うつ病」なのではないかと感じるようになってきました。でも、自分では単なる気持ちの落ち込みが続いているだけなのではないかとか、不眠なんて誰にでもあるもんだとも思います。だから「うつ病ではない」という気持ちもあったりして、正直に言えば「うつ病」であるはずがない、とそれを否定する自分がいます。 そんなときに、大学時代の仲のいい友人に相談をしたところ、精神科のクリニックに行くことをすすめられました。そのときに、友人がパニック障害だということを初めて知り、「こころの元気+」を手渡されました。 そして、もしうつ病だったら、早めに治療をしたほうがいいと言うのです。その場はお茶を濁しましたが、私としては正直に言えばクリニックに行きたくはないのです。 なぜなら、クリニックに行けば、会社の総務の人に、精神科を受診していることが知られてしまうのではないか、そうなれば、会社の人みんなに精神科を受診していることを知られてしまうのではないか、という恐怖感があるのです。会社にお勤めの皆さまは、どうしているのでしょうか。お教えください。
【先輩ピアの実践知見】: それほど心配しなくても (当事者・寄稿者(埼玉県)
不眠と気分の落ち込みが続くなかで、仕事をするのはつらいものですね。さらには、仕事の能率が上がらないとのこと。 私も同じような症状があるので、相談者さまのお気持ちをお察しします。ストレスによる落ち込みや不眠状態は、誰もがなるもの。たいていの人は、一週間ほどで回復して、また元気になるのだと思います。相談内容を読ませていただいた限りでは、半年ほど続いているようなので、うつ状態なのかもしれません。※うつ病とうつ状態の違いは→コチラ うつ病は、誰にでもかかる可能性があり、日常生活のなかでかかる可能性があるからこそ、病気だと思えないのかもしれません。 私は、アルバイトとして小さな会社で働いていましたが、うつ病だということを隠して仕事を続けていました。最初のうちは何とか働けましたが、あまりにも仕事に影響が出てきたので、身近な人に病気のことを話しました。「どう思われるのだろうか?」と不安に思っていましたが、うつ病だということで特別視されることもなく、会社中に知られることもありませんでした。どんな会社でも相談内容を守る義務があり、病気だからという理由で特別視しないものだと思います。 それでも不安なようならば、(体調不良もあるようなので)病気のことは隠したまま内科を受診してみてはいかがでしょうか?もしくは、病気全般を診てくれる、レディースクリニックであれば、うつ病だと気づかれないと思います。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
通院を会社に知られたくない私は30歳の女性で、小さな会社の事務職員として働いています。。
【当事者の苦悩・相談文脈】
ごく普通のOLですが、半年くらい前から不眠が続いています。なかなか眠れず、こうした状態になるのは初めてです。気持ちも、通常よりもかなり低空飛行状態です。仕事の能率も、自分でわかるくらい下がっているし、上司に怒られることも度重なってきました。 インターネットで調べているうちに、自分は「うつ病」なのではないかと感じるようになってきました。でも、自分では単なる気持ちの落ち込みが続いているだけなのではないかとか、不眠なんて誰にでもあるもんだとも思います。だから「うつ病ではない」という気持ちもあったりして、正直に言えば「うつ病」であるはずがない、とそれを否定する自分がいます。 そんなときに、大学時代の仲のいい友人に相談をしたところ、精神科のクリニックに行くことをすすめられました。そのときに、友人がパニック障害だということを初めて知り、「こころの元気+」を手渡されました。 そして、もしうつ病だったら、早めに治療をしたほうがいいと言うのです。その場はお茶を濁しましたが、私としては正直に言えばクリニックに行きたくはないのです。 なぜなら、クリニックに行けば、会社の総務の人に、精神科を受診していることが知られてしまうのではないか、そうなれば、会社の人みんなに精神科を受診していることを知られてしまうのではないか、という恐怖感があるのです。会社にお勤めの皆さまは、どうしているのでしょうか。お教えください。
【先輩ピアの実践知見】: うつは理解が進んでいます (当事者・寄稿者(神奈川県)
僕は、ずっと月二回の通院を続けています。現在はパート勤務ですが、九年ほど病気をクローズにして正社員で働いていました。その間も通院していましたが、会社や同僚に知られるということはありませんでした。規模の小さい会社で政府管掌健保でしたので社内で健康保険の取り扱いがなかったためと思います。 組合健保では社内に担当部署が設置の場合も多いと思いますが、担当者には守秘義務があるはずなので断言はできませんが、あまり心配はいらないのではと思います。 さて、僕の場合はネガティブなイメージもまだまだ強い統合失調症なので、オープンにする勇気がなかったのですが、うつであるなら思い切ってオープンにしてしまう方があるいはよいのではとも思います。昼食時の服薬や体調が悪くて休みを取ったりするのに、いろいろな口実を設けるのは、なかなか心苦しいものでした。 現在では、うつに対する理解もずいぶん進んでいるので、むしろ病気をオープンにした方が勤務を無理のないよう調整してもらったり、具合が悪くて休んだりするときにも理解が得られやすかったりなどいろいろの利点もあるかと思います。 信頼できる上司の方や、配置されているなら産業医の方に相談してみるのも一策かと思います。 「こころの元気+」2012年2月号(60号)の「おこまりですか?」のコーナーより ○「仕事・学業・デイケア」へ戻る○おこまりですか?へ戻る
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
就労への不安について。
【当事者の苦悩・相談文脈】
32歳の男性です。14歳のときにうつになり、21歳のときアスペルガー症候群(自閉スペクトラム症)と診断されました。 うつで苦しんでいましたが20代終わりから回復し始め、一昨年末からは作業療法にも通い、家事もこなせるようになり、ようやく落ち着いてきました。しかし、次の展開として社会復帰についての悩みをかかえています。 大学入学資格検定(現在は高等学校卒業程度認定試験)をとって大学は途中まで通いましたし、20代後半には資格取得の勉強もして日商簿記検定の3級と2級、英検の2級もとりました。ピア仲間からも「いろいろ今までやっているし、資格も持っているし、社会復帰できると思いますよ」主治医からも「いくつか障壁はあると思いますが、社会復帰はできるでしょう」と言っていただきました。 それでも、やはり不安になっています。あいさつはできますし、雑談も作業療法でピア仲間や知人の患者さん達とできています。主治医も業務の会話や軽い雑談ならこなせると認識しています。しかし『こころの元気+』を読むと、障害者雇用でたいへんな思いをしている方も多く、実状をまだよく知らない分不安になってしまいます。今まで働いたことがなく、職歴がないというのが大きな不安のひとつです。もちろん、他にも不安の理由はあるのですが、自分が就労できるのか不安です。体験やアドバイスをお願いします。
【先輩ピアの実践知見】: 根気強く(宮城県) 当事者・寄稿者 (先輩ピア)
はじめまして、私も発達障害があります。数年前の春から、公的機関で嘱託職員として働いています。心中お察し申し上げます。私も、就職するまでは不安な気持ちでいっぱいでした。 私の場合、大学時代の特別支援のピア仲間からも主治医からも、「相性の合う仕事が見つかるまで根気強く探し続けることが大事だ」と教えられました。理由は、発達障害のある人の場合、得意なことと苦手なこととの差がはっきりしており、得意なことを生かせる仕事に就けば能力を十二分に発揮できるからだそうです。 私は、「障害者就業・生活支援センター」などの機関を利用して企業実習を行い、相性の合う企業のイメージをつかんだり、「ハローワーク」で、そのイメージと重なる企業の求人を探したりしました。 また、働き方にもいろいろな形があります。フルタイムで働く自信がなければ、パートタイムや時短就労もできます。それでも、フルタイム就労に挑戦したいのであれば、働く練習をすることができる福祉サービスを利用されることをオススメします。そういったサービスでは、終業時間が早めに設定されているので、無理なく働くことに慣れることができます。私も、「地域障害者職業センター」で、1か月間だけでしたが通所して働く練習をし、働いて暮らすことのイメージがつかめました。 最後になりましたが、一口に障害者雇用といっても、いろいろな形があります。相談者様に合ったお仕事に出会えますように。
【モデル③ 外付け認知・環境委託型】
【知の補装具】(欠損した認次的エネルギーを外付けの仕組みや道具で補填する)
就労への不安について。
【当事者の苦悩・相談文脈】
32歳の男性です。14歳のときにうつになり、21歳のときアスペルガー症候群(自閉スペクトラム症)と診断されました。 うつで苦しんでいましたが20代終わりから回復し始め、一昨年末からは作業療法にも通い、家事もこなせるようになり、ようやく落ち着いてきました。しかし、次の展開として社会復帰についての悩みをかかえています。 大学入学資格検定(現在は高等学校卒業程度認定試験)をとって大学は途中まで通いましたし、20代後半には資格取得の勉強もして日商簿記検定の3級と2級、英検の2級もとりました。ピア仲間からも「いろいろ今までやっているし、資格も持っているし、社会復帰できると思いますよ」主治医からも「いくつか障壁はあると思いますが、社会復帰はできるでしょう」と言っていただきました。 それでも、やはり不安になっています。あいさつはできますし、雑談も作業療法でピア仲間や知人の患者さん達とできています。主治医も業務の会話や軽い雑談ならこなせると認識しています。しかし『こころの元気+』を読むと、障害者雇用でたいへんな思いをしている方も多く、実状をまだよく知らない分不安になってしまいます。今まで働いたことがなく、職歴がないというのが大きな不安のひとつです。もちろん、他にも不安の理由はあるのですが、自分が就労できるのか不安です。体験やアドバイスをお願いします。
【先輩ピアの実践知見】: 自分の経験から(埼玉県) 当事者・寄稿者 (先輩ピア)
現在61歳男性です。自営業、会社員、郵便局員などの経験はありますが、健常者の方に比べると社会経験不足は否めません。私の年齢になると職業の選択はむずかしいです。そこで「どんな仕事でもとにかく働きたい」と思い、ハンバーガーショップの週1回深夜の仕事に挑戦しました。 しばらく仕事から離れてデイケアに通っていたので、言われたことがわからなかったり、何度も聞いてしまったり、怒られたりの連続でした。でも、「ありがとうございます」とお客さまを見送る喜びは他に代わるものがありません。 自分の経験から答えを出すとしたら、働くことは 知識やテクニックではなく、自分の実力でいかにやっていくか、「ごめんなさい。教えてください」と言えるかどうかだと思います。自分の仕事をするときの思いの角度から書かせていただきました。
【モデル③ 外付け認知・環境委託型】
【知の補装具】(欠損した認次的エネルギーを外付けの仕組みや道具で補填する)
就労への不安について。
【当事者の苦悩・相談文脈】
32歳の男性です。14歳のときにうつになり、21歳のときアスペルガー症候群(自閉スペクトラム症)と診断されました。 うつで苦しんでいましたが20代終わりから回復し始め、一昨年末からは作業療法にも通い、家事もこなせるようになり、ようやく落ち着いてきました。しかし、次の展開として社会復帰についての悩みをかかえています。 大学入学資格検定(現在は高等学校卒業程度認定試験)をとって大学は途中まで通いましたし、20代後半には資格取得の勉強もして日商簿記検定の3級と2級、英検の2級もとりました。ピア仲間からも「いろいろ今までやっているし、資格も持っているし、社会復帰できると思いますよ」主治医からも「いくつか障壁はあると思いますが、社会復帰はできるでしょう」と言っていただきました。 それでも、やはり不安になっています。あいさつはできますし、雑談も作業療法でピア仲間や知人の患者さん達とできています。主治医も業務の会話や軽い雑談ならこなせると認識しています。しかし『こころの元気+』を読むと、障害者雇用でたいへんな思いをしている方も多く、実状をまだよく知らない分不安になってしまいます。今まで働いたことがなく、職歴がないというのが大きな不安のひとつです。もちろん、他にも不安の理由はあるのですが、自分が就労できるのか不安です。体験やアドバイスをお願いします。
【先輩ピアの実践知見】: 要因は何か(千葉県)まーくん (先輩ピア)
お気持ち本当によくわかります。ご質問者様は、作業療法に通ったり、家事をこなしたり、資格試験にも合格されているとのことで、たいへんすばらしく、申し分ないような気がします。しかし働くとなると、ハードルが高く感じてしまう…というのも、すごくわかります。 実は私も、30歳で病状もけっこう回復していて、だけど、就労はしていないという段階の人間です。私がもしそのように不安になってしまったら、まず、自分がここまで改善してきたその要因は何かを考えて、並べてみることにしています。 人生でも、こういった精神科の病気でも、放っておいたらいつの間にか幸せになっていた、全快していたということはほとんどないと思うんです。必ず、病状の悪いときの自分とは、何か違う行動をしたり、違う考え方をしたりしていると思います。その要因を考えて見つけ出せれば、「私は、こういう行動や考え方をしているからこれまで成長してきたし、これからも成長できるんだ」と思えて、そして、「だから、その延長線上で、必ず時期が来れば働けるようになる」さらには、「もっとその改善の要因を増やせるかも?」と思えるかもしれません。 ちなみに、私の場合ですと、「人に感謝を持って接するようになった」とか「人にやさしくするように心がけるようになった」というのが根本的な改善要因に思います。
【モデル③ 外付け認知・環境委託型】
【知の補装具】(欠損した認次的エネルギーを外付けの仕組みや道具で補填する)
就労への不安について。
【当事者の苦悩・相談文脈】
32歳の男性です。14歳のときにうつになり、21歳のときアスペルガー症候群(自閉スペクトラム症)と診断されました。 うつで苦しんでいましたが20代終わりから回復し始め、一昨年末からは作業療法にも通い、家事もこなせるようになり、ようやく落ち着いてきました。しかし、次の展開として社会復帰についての悩みをかかえています。 大学入学資格検定(現在は高等学校卒業程度認定試験)をとって大学は途中まで通いましたし、20代後半には資格取得の勉強もして日商簿記検定の3級と2級、英検の2級もとりました。ピア仲間からも「いろいろ今までやっているし、資格も持っているし、社会復帰できると思いますよ」主治医からも「いくつか障壁はあると思いますが、社会復帰はできるでしょう」と言っていただきました。 それでも、やはり不安になっています。あいさつはできますし、雑談も作業療法でピア仲間や知人の患者さん達とできています。主治医も業務の会話や軽い雑談ならこなせると認識しています。しかし『こころの元気+』を読むと、障害者雇用でたいへんな思いをしている方も多く、実状をまだよく知らない分不安になってしまいます。今まで働いたことがなく、職歴がないというのが大きな不安のひとつです。もちろん、他にも不安の理由はあるのですが、自分が就労できるのか不安です。体験やアドバイスをお願いします。
【先輩ピアの実践知見】: 一歩を踏み出すには(千葉県) 当事者・寄稿者 (先輩ピア)
今までお仕事をされた経験がないと、企業で働くイメージを持つこともむずかしく、一歩を踏み出す勇気がなかなか持てないですよね。就労に向けての不安は、私も経験があります。 私は、精神疾患を発症してから何年も働くことができない期間がありました。たびたび働くことにチャレンジしてみたのですが、病状悪化ですぐ辞めてしまう結果に。 そんな中、デイケアに通い始め、就労支援を受けることになりました。就労プログラムに参加する仲間達と「働くとは」ということについて、たくさん話をしてきました。また、障がい者雇用で働く仲間から、話を伺うこともできました。 約2年のリハビリを経て、障がい者雇用で一般事務の仕事に就くことができました。就職したものの、デイケアの世界と職場はまったく別世界でした。今まで当事者や医療関係者としか交流のなかった私は、不安でいっぱいでした。 しかし、休まず誠実に業務に取り組むことで次第に周囲の信頼も得られ、職場の方達には、とてもよくしていただきました。障がい者雇用で約4年働き、働きながらPSW(精神保健福祉士)の資格を取得。現在は就労支援の仕事をしています。働くまでも、そして働いてから現在も、働く当事者の仲間達とのつながりや経験の分かち合いを大切にしています。 不安なときは、同じ「働きたい」という希望を持つ仲間と想いを分かち合う、また、すでに働いている仲間から仕事の話を聞いてみる。そういったことで一歩を踏み出す勇気を持てるかもしれません。
【モデル③ 外付け認知・環境委託型】
【知の補装具】(欠損した認次的エネルギーを外付けの仕組みや道具で補填する)
就労への不安について。
【当事者の苦悩・相談文脈】
32歳の男性です。14歳のときにうつになり、21歳のときアスペルガー症候群(自閉スペクトラム症)と診断されました。 うつで苦しんでいましたが20代終わりから回復し始め、一昨年末からは作業療法にも通い、家事もこなせるようになり、ようやく落ち着いてきました。しかし、次の展開として社会復帰についての悩みをかかえています。 大学入学資格検定(現在は高等学校卒業程度認定試験)をとって大学は途中まで通いましたし、20代後半には資格取得の勉強もして日商簿記検定の3級と2級、英検の2級もとりました。ピア仲間からも「いろいろ今までやっているし、資格も持っているし、社会復帰できると思いますよ」主治医からも「いくつか障壁はあると思いますが、社会復帰はできるでしょう」と言っていただきました。 それでも、やはり不安になっています。あいさつはできますし、雑談も作業療法でピア仲間や知人の患者さん達とできています。主治医も業務の会話や軽い雑談ならこなせると認識しています。しかし『こころの元気+』を読むと、障害者雇用でたいへんな思いをしている方も多く、実状をまだよく知らない分不安になってしまいます。今まで働いたことがなく、職歴がないというのが大きな不安のひとつです。もちろん、他にも不安の理由はあるのですが、自分が就労できるのか不安です。体験やアドバイスをお願いします。
【先輩ピアの実践知見】: 一つひとつ不安の解消を(千葉県) 当事者・寄稿者 (先輩ピア)
相談者様は、資格取得やあいさつ・雑談などで努力を重ねられてきたのですね。主治医や作業療法士から「社会復帰できるでしょう」と言われても、初めめて働くときは不安になるものだと思います。が、相談者様の強みは、すでに不安を解決する鍵を自己分析されていることです。不安は「実情をまだよく知らない」こと「今まで働いたことがなく、職歴がない」ことに発しているのですね? 私は、相談者様に就労移行支援の事業所に通所(役所に利用申請)されることを提案します。就労移行支援では、あいさつ、体力づくりのための体操、ディスカッション、パソコン、電話対応の実地練習等に加えて、面接練習、履歴書等の書き方指導など、実践的なプログラムが用意されています。障害者の合同面接会などの情報源としても役に立ちますし、就職経験者の話を聞く機会もあったりと、障害者雇用の実情を知るよい機会になります。面接時に同行してもらったり、就職後も相談にのってもらえたりもします。 私が通った事業所では、提携先の企業で実習するプログラムもありました。実習等は、職歴がないことによる不安を解消する一助になるかもしれません。 他にも、就労継続支援A型事業所などで就労経験を積むのも一案です。相談者様に適した事業所で職歴ができれば、自信がつき、さらなる挑戦の土台になると思います。相談者様は努力して準備されているので、一つひとつ不安を解消すればよい結果につながると思います。応援しています。 ※障害者就業・生活支援センターなどの就労の福祉サービスについては、「こころの元気+」2016年8月号を参照してください。 ○ネット特集へ戻る○おこまりですか?へ戻る
【モデル③ 外付け認知・環境委託型】
【知の補装具】(欠損した認次的エネルギーを外付けの仕組みや道具で補填する)
躁状態は、コントロールできますか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、32歳の男性です。躁うつ病(双極性障害・双極症)です。 私は、躁状態になると、うれしくなって、買い物が増えるのですが、それだけではなく、女性のピア仲間に「つきあってくれませんか」、と声をかけたりするのです。最初は相手も困った表情ですが、そのうち、他のピア仲間にお店から追い出されてしまいます。 その他にも、私のことを思っていろいろと気をつかってくれる近所のおばさんとか、親戚の人や友人たちを攻撃するような電話をかけたりもします。また、攻撃的な電話をした人には、あやまろうと思っても、あやまれないままになっています。 こうした躁状態になったときに「自分をコントロールできたら、どんなにいいだろう」と思うのです。実をいえば、躁のときは、私にとって快感です。でも、後から自己嫌悪に陥ります。自分では、コントロールできないジェットコースターに乗ってるようです。 皆さんは、躁状態になったことをどうやって気がつくようにしているのでしょうか。それともジェットコースターと同じように、操縦不可能なものなのでしょうか。どうかアドバイスをお願いいたします。
【先輩ピアの実践知見】: 心の扉を開ける人をつくる (当事者・寄稿者(愛媛県)
私は躁うつ病です。発症してからもう20年近くになります。入院したときは、うつ状態でした。しかし、病名は躁うつ病(双極性障害・双極症)でした。 いろいろ自分なりに本を買い、自分なりに躁状態になったときのコントロールサインについて学びました。(※コンボの双極性障害の本は→コチラ)躁状態になると、多弁になり、テンションが上がり、衝動買いをします。また、メールや電話を長々とするようになります。 だから、最近は薬でおさえているせいもありますがハイテンションになることは少なくなりました。しかし、実際は完治していないのでたまに躁状態になります。 躁状態のコントロールについてですが、まず深呼吸して、はたしてこれは絶対必要な物なのか考えて、財布には現金をたくさん入れないようにして、衝動買いをしない状態をつくります。また、可愛い女性が、突然そばに来たら、相手のその女性が話すのが好きな人かどうか観察して、会話のキャッチボールができそうな人なら、少し話します。女性は、一般的におしゃべりな男性は、気持ちがひく可能性が高いのです。芸能人でもないのに、いきなり知らない男性から声をかけられたら不信感を持つのは当然です。 躁状態のコントロールは、本人もそうですがまわりの家族や福祉関係のスタッフ、病院の医師から、「今の私の状態はどうですか?」って思い切って聞いてみるのです。心の扉を開けられる人を、一人でもいいからつくっていると、ずいぶんと躁状態のコントロールができます。
【モデル③ 外付け認知・環境委託型】
【知の補装具】(欠損した認次的エネルギーを外付けの仕組みや道具で補填する)
躁状態は、コントロールできますか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、32歳の男性です。躁うつ病(双極性障害・双極症)です。 私は、躁状態になると、うれしくなって、買い物が増えるのですが、それだけではなく、女性のピア仲間に「つきあってくれませんか」、と声をかけたりするのです。最初は相手も困った表情ですが、そのうち、他のピア仲間にお店から追い出されてしまいます。 その他にも、私のことを思っていろいろと気をつかってくれる近所のおばさんとか、親戚の人や友人たちを攻撃するような電話をかけたりもします。また、攻撃的な電話をした人には、あやまろうと思っても、あやまれないままになっています。 こうした躁状態になったときに「自分をコントロールできたら、どんなにいいだろう」と思うのです。実をいえば、躁のときは、私にとって快感です。でも、後から自己嫌悪に陥ります。自分では、コントロールできないジェットコースターに乗ってるようです。 皆さんは、躁状態になったことをどうやって気がつくようにしているのでしょうか。それともジェットコースターと同じように、操縦不可能なものなのでしょうか。どうかアドバイスをお願いいたします。
【先輩ピアの実践知見】: 病と向きあっていく (当事者・寄稿者(大阪府)
私の結論ですが、躁状態を完全にコントロールすることは不可能だと思います。ただし自分が今、躁状態であることを認識できれば、自分なりの対処の仕方もできるのではないでしょうか。刺激の多いお店には行かない、電話も控えるようにする、などです。買い物が増えると余計な出費がかさみますし、せっかく築いた人間関係も破壊してしまいます。ある意味、うつ状態よりも恐ろしいものだと私は考えています。 質問者の方は、自分が躁状態になっていることにはちゃんと気づけているのだと思います。躁状態になったときは、建設的なことにエネルギーを転化するように私はしています。たとえば自室の掃除をする、読んでいなかった本を一気に読破するなどです。要するに、社会的に破綻するようなことはしないで、躁のエネルギーを有効に活用すればよいのだと思います。 あとは、やっぱりお薬(気分安定薬)でしょうか。個人的には、うつ状態のときには生きるのがしんどくなるので、躁状態のときに楽しい気分になるのは、そんなに悪いことではないと思います。自分が今、躁状態であっても病識をもつこと。そして自分なりの対処法を探したり試したりしながら見つけていく。そうやって病とつきあっていく、向き合っていく。そういう苦しみとともに生きるしかないと思います。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
躁状態は、コントロールできますか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、32歳の男性です。躁うつ病(双極性障害・双極症)です。 私は、躁状態になると、うれしくなって、買い物が増えるのですが、それだけではなく、女性のピア仲間に「つきあってくれませんか」、と声をかけたりするのです。最初は相手も困った表情ですが、そのうち、他のピア仲間にお店から追い出されてしまいます。 その他にも、私のことを思っていろいろと気をつかってくれる近所のおばさんとか、親戚の人や友人たちを攻撃するような電話をかけたりもします。また、攻撃的な電話をした人には、あやまろうと思っても、あやまれないままになっています。 こうした躁状態になったときに「自分をコントロールできたら、どんなにいいだろう」と思うのです。実をいえば、躁のときは、私にとって快感です。でも、後から自己嫌悪に陥ります。自分では、コントロールできないジェットコースターに乗ってるようです。 皆さんは、躁状態になったことをどうやって気がつくようにしているのでしょうか。それともジェットコースターと同じように、操縦不可能なものなのでしょうか。どうかアドバイスをお願いいたします。
【先輩ピアの実践知見】: 周囲の応援が必要 (当事者・寄稿者(北海道)
私は統合失調症ですが、たまに「今は躁状態かな …」と思えるときがあります。周囲から見てもわかるようで、私がいつも以上に自信を持って仕事や活動に参加していても、それが空回りしてあせっているときに周囲がそう思うようです。 こういったとき、まわりの人から「あせっているよ」「おちついて」と言われると、たいていは落ち着きます。私自身の躁状態のコントロールは、周囲の応援があってできているものです。日ごろの仕事や活動で、応援してくれたり、何でも話せたりする仲間やスタッフを多くつくっておくことで、私は躁状態のコントロールができています。 躁状態に限らず、いろいろな人とのコミュニケーションがうまくいくと、仕事や活動もうまくいき、人間関係もよりよいものになっていくと思います。「自分の操縦の仕方」を身につけると、自分のコントロールもうまくいくような気がします。 『こころの元気+』2010年7月号(41号)「おこまりですか? では他の人に聞いてみましょう!」より ○「症状のことを知りたい」へ戻る○おこまりですか?へ戻る
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
夫が躁うつ病(双極性障害)です。どうしたらよいでしょう?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私の夫は32歳の公務員で、躁うつ病(双極性障害・双極症)です。病院には、約1年前に何回か行ったきりで、「自分は病気ではないから」と言って行かなくなってしまいました。職場にも行ったり行かなかったりです。電話の様子からして、職場も対応には困っているようです。職場を休んでいるときは、ボーっとして何もしません。「俺は役に立たない人間だから、役所をやめる」とか、「遺書を書くからメモをしてくれないか」と何度も言われました。躁状態のときには、ビデオで同じ映画を何回も繰り返し観たり、自分の好きな写真家の写真集を観ながらうなったりしています。そうしたときは困らないのですが、電話魔になり、友人や私の母親と2時間以上は電話でしゃべりっぱなしです。必要のない自動車を購入してしまうし、私の知らない間に生命保険にも入ったりして、お金のやりくりにはいつも困ってしまいます。 お伺いしたいのは、躁うつ病(双極性障害・双極症)の人は、何を考えているのか、ということです。私は夫がどんな気持ちなのか、どんな思いでいるのかを知りたいのです。そして、治療を拒否していますが、やはり治療は必要なのでしょうか。皆さまのご意見をお聞かせいただければと存じます。よろしくお願いいたします。
【先輩ピアの実践知見】: 外来とカウンセリング (当事者・寄稿者(神奈川県)
私は、47歳で躁うつ病(双極性障害・双極症)の当事者です。最近2度目の躁転(急に躁状態になること)を経験し、母をとてもつらい目にあわせてしまいました。それを反省し、これからの人生を見直す意味でも、私がどんな気持ちになったかをカミングアウト(病状表明)したいと思います。 私の場合、躁状態になると頭の回転がとても速くなり、インスピレーションにあふれ、行動的になります。それがともすると対人関係において他罰的になり、相手に対して自分の主張ばかり押しつけるようになります。同時に、買い物も歯止めがきかなくなり、多額の買い物をしたりしてしまいます。 しかし、本人はいたって爽快な気分で、購入後の支払い計画などまったく考えていないので注意が必要です。私は、一度目の躁転で妻と離婚することになりました。そして、今回の躁転で母の信用を失うところでした。 しかし、正気に戻った今では、当時のことを反省し、母や元妻の助言により、健康を回復しつつあります。躁うつ病(双極性障害・双極症)には、治療は欠かせないと考えています。 私の場合、精神科の外来とカウンセラー、そして会社のカウンセラーに隔週一回の間隔で受診し、自分の状況をチェックしてもらっています。 もしあなたが配偶者を愛しているのなら、つらいときには離れて暮らすなど自分の精神状態にも充分配慮し、地道にご本人が自分の精神疾患について理解を深めていくことが大切だと思います。
【モデル③ 外付け認知・環境委託型】
【知の補装具】(欠損した認次的エネルギーを外付けの仕組みや道具で補填する)
夫が躁うつ病(双極性障害)です。どうしたらよいでしょう?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私の夫は32歳の公務員で、躁うつ病(双極性障害・双極症)です。病院には、約1年前に何回か行ったきりで、「自分は病気ではないから」と言って行かなくなってしまいました。職場にも行ったり行かなかったりです。電話の様子からして、職場も対応には困っているようです。職場を休んでいるときは、ボーっとして何もしません。「俺は役に立たない人間だから、役所をやめる」とか、「遺書を書くからメモをしてくれないか」と何度も言われました。躁状態のときには、ビデオで同じ映画を何回も繰り返し観たり、自分の好きな写真家の写真集を観ながらうなったりしています。そうしたときは困らないのですが、電話魔になり、友人や私の母親と2時間以上は電話でしゃべりっぱなしです。必要のない自動車を購入してしまうし、私の知らない間に生命保険にも入ったりして、お金のやりくりにはいつも困ってしまいます。 お伺いしたいのは、躁うつ病(双極性障害・双極症)の人は、何を考えているのか、ということです。私は夫がどんな気持ちなのか、どんな思いでいるのかを知りたいのです。そして、治療を拒否していますが、やはり治療は必要なのでしょうか。皆さまのご意見をお聞かせいただければと存じます。よろしくお願いいたします。
【先輩ピアの実践知見】: 重症になる前に受診を (精神科医)
躁うつ病(双極性障害・双極症)とは、簡単にいうと「エネルギーが低下して、気分の低下が続く」うつ状態と、その反対に「エネルギーに満ちあふれ、気分の高揚が続く」躁状態という「気分の極端な波」が現れる病気です。 昔は「循環病」と言われていたように、一生のうちに気分の変化が何回か訪れる場合が多く、気分の波がないときはいたって普通の状態であることが特徴です。 家族など大切な人を亡くしたり失恋したりした後は、気分が落ち込み(抑うつ気分)、やる気が出ず(意欲の低下)、まわりに興味が持てない(興味の喪失)といったうつ状態になります。また宝くじが大当たりした後には気分が高揚して気前がよくなる、といった躁状態になるなど、気分の波はどんな人でも多かれ少なかれあります。 病気でない場合は、治療をしなくても元に戻ることが多いのですが、双極性障害(躁うつ病)ではうつ状態や躁状態の程度や期間が「病気のために」「極端に」なっているため、気分の波がないときには決してやらないだろうといった行動を繰り返し起こすことになります。 うつ状態・躁状態 うつ状態における行動の代表例が、「自分は取るに足らないものだと悲観して自殺してしまうこと」であることが最近はよく知られるようになっています。 逆に躁状態になると、愉快で陽気な気分からほとんど制御できない興奮に至るまで、さまざまな程度の爽快な気分が少なくとも数日間以上続き、「寝なくても大丈夫、寝るのも惜しい」とあまり睡眠をとらなくなり(睡眠欲求の減少)、注意力や集中力を保持できないために落ち着きがなく、頭の中ではいくつもの考えがまとまりなくどんどん浮かんでくる(観念奔逸)ため、多弁で話題をコロコロと変えながら話し続け(談話心迫)ます。 このようなときは気が大きくなっていて(誇大的)、自分にはすごい能力があって何でもできると思い込んでいるために(自尊心の肥大)、実現不可能な途方もない計画に熱中したり、浪費したり、好色になったりします。 とても活発で社交的となりますが、まわりの人の能力がないように思えて見下すために傲慢な態度をとる、イライラして怒りっぽく、ときに疑い深くなり攻撃的になる、などによりトラブルを起こすこともみられます。 このように重度となると、自己制御はできなくなり、日常生活や仕事・社会的活動性に支障をきたすようになりますが、症状改善後には「われに返り」、悩み苦しむことになるものの、取り返しのつかないことになっていることも少なくありません。 対応 そのようなことを避けるためには、やはり治療が必要です。気分障害は、薬物治療やその他の治療によって改善が見込める病気なのですが、治療へつなげるためには、症状があるときと症状が消えているときの二つの工夫が必要です。 症状があるときは病気によって思考力や判断力が低下し、病気であることが認識できなくなるために、この方のように医療機関の受診をしたがらなくなりますから、重症化する前に受診をすすめることが重要となります。 気分の変化だけではなく、心身ともに多くの症状が起こるため、身体の病気を治療する目的で受診をすすめてみるのもよいでしょう。治療は休養と気分安定薬を主体とした薬物療法を行い、これらによって睡眠や誇大的な気持ちなどの症状は改善します。それでも重症化してしまう場合は入院による治療もあります。 一方、症状が消えて(落ち着いて)きたら、「治った」と思って治療をやめるのではなく、気分障害という病気と治療について勉強し、さまざまな方法(認知行動療法やストレスマネジメント、元気回復プラン(WRAP)の作成など)を用いて、次回に症状が出現したときに、早めに対処するコツを学んでおくことが重要になります。 周囲の人も、症状に気づいたら様子を見るのではなく、早めに「いつもと違う」旨を本人に伝え、受診をすすめることが重要です。 (※コンボの双極性障害の本は→コチラ) 『こころの元気+』2008年4月号(14号)より ○「症状のことを知りたい」へ戻る○おこまりですか?へ戻る○ネット特集へ戻る
【モデル③ 外付け認知・環境委託型】
【知の補装具】(欠損した認次的エネルギーを外付けの仕組みや道具で補填する)
セカンドオピニオンを求めたい。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、うつ病と診断されている25歳の女性です。最近、インターネットで病気のことを調べているうちに、もしかして自分は、躁うつ病の分類の「双極性障害Ⅱ型」という病気なのではないか、と思うようになりました。 主治医にそのことを伝えても、「違うと思います」と言われてしまいました。でも、やっぱり、自分は双極性Ⅱ型なんじゃないか、という思いは消えません。友人に相談をしたら、「他の医者に意見を聞くセカンドオピニオンを求めてみたらどうか」と言われました。それで、インターネットで調べたら、「まずは主治医に話して他医への診療情報提供書を作成してもらう必要がある」と書かれていました。セカンドオピニオンは、患者の権利です、と書いてあるサイトもありました。 でも、主治医にそんなことはちょっと悪くて言えません。主治医のことを疑って、「信用していません」と伝えるような気がするからです。 主治医を変えたいという思いはありませんが、他の先生の意見を聞いてみたいのです。そんなとき、どうしたらよいのでしょうか。主治医に話さずにセカンドオピニオンを求めることは不可能でしょうか。もしそうであれば、主治医に角が立たないように、話すにはどうしたらよいのでしょうか。それとも、医者以外に、そうした診断についての意見を聞くことができる立場の人はいるのでしょうか。皆さんのアドバイスをお教えください。
【先輩ピアの実践知見】: 看護師と患者の立場からの回答 (当事者・寄稿者(福岡県)
私は、うつ病で休職中の25歳の看護師です。うつ病で、同じ25歳、そんなあなたに、本当に少しでも力になりたい!」と思い、こうして筆をとりました。看護師、患者の二つの視点で書いてみます。 【患者としての立場】もし、私があなたの立場だったら、主治医に相談せず、他院を一度受診してみます。時間と手間とお金がかかってしまいますが…ドクターショッピングといわれてしまうかもしれません。しかし、医師の書いた診断書がない、先入観のない、まっさらの初診の状態で、医師の判断をもう一度あおいでみるのも、一つの手かと思います。 【看護師としての立場】あなたが通院されている病院には、看護師や、精神保健福祉士、ピア仲間はいらっしゃいますか?医師には直接言えないことを聞いたり、その間の連携をとるのも、私たち医療者の仕事でもあります。専門職を活用してみませんか?その不安な気持ちだけでも相談できませんか?自分は今、こう思っていて、医師にどう言えばいいのかわからない、医師との関係を保ちたいという思い、相談してみてはいかがでしょうか。うつは、つらいこともいろいろとありますが、お互い一緒にゆっくり進んでいきましょう。あなたが、笑顔多い日々をおくれることを心から願っています。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
セカンドオピニオンを求めたい。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、うつ病と診断されている25歳の女性です。最近、インターネットで病気のことを調べているうちに、もしかして自分は、躁うつ病の分類の「双極性障害Ⅱ型」という病気なのではないか、と思うようになりました。 主治医にそのことを伝えても、「違うと思います」と言われてしまいました。でも、やっぱり、自分は双極性Ⅱ型なんじゃないか、という思いは消えません。友人に相談をしたら、「他の医者に意見を聞くセカンドオピニオンを求めてみたらどうか」と言われました。それで、インターネットで調べたら、「まずは主治医に話して他医への診療情報提供書を作成してもらう必要がある」と書かれていました。セカンドオピニオンは、患者の権利です、と書いてあるサイトもありました。 でも、主治医にそんなことはちょっと悪くて言えません。主治医のことを疑って、「信用していません」と伝えるような気がするからです。 主治医を変えたいという思いはありませんが、他の先生の意見を聞いてみたいのです。そんなとき、どうしたらよいのでしょうか。主治医に話さずにセカンドオピニオンを求めることは不可能でしょうか。もしそうであれば、主治医に角が立たないように、話すにはどうしたらよいのでしょうか。それとも、医者以外に、そうした診断についての意見を聞くことができる立場の人はいるのでしょうか。皆さんのアドバイスをお教えください。
【先輩ピアの実践知見】: 他の医師の診断を求める (当事者・寄稿者(神奈川県)
私は、双極性障害Ⅰ型で、精神障害者手帳三級を取得している者です。私は、過労からうつ病になり、最初は会社の産業医に診てもらいましたが、原因がわからず、三軒も精神科をはしごして、初めてうつ病と診断され、すぐに三か月の休職が必要と言われました。 その後快癒して転職いたしましたが、転職先で躁状態となり、そのときの主治医に助けを求めましたが、満足な診療は受けられませんでした。それどころか、医療費を安くする制度があったにもかかわらずに、教えてもくれませんでした。 またその後、縁あって今の病院にかかっていますが、最初の主治医は、診察態度の食い違いで変更を求めて、現在の主治医に変わってもらいました。今の主治医が一番合っているように思われます。 そういったいきさつを考慮すると、セカンドオピニオンを求めるのに、今の主治医の承諾を得る必要はないと思います。今の主治医にとって、セカンドオピニオンを探すといっても、あまりいい印象は与えないと思われます。特に診断書をもらえなくとも、他の精神科医に初診で診てもらえればいいだけです。 精神病は、医者の診断が個々によって大きく異なるものです。他の精神科医に診ていただければ、今の不安はなくなるでしょう。私なら、他の先生の診断を求めるのが最善の策と思われます。 また、医師以外で病気の診断を求めるのはむずかしいと思われます。考えられるのは、カウンセラー(臨床心理士)ですが、その後の診療を考えるとおすすめできません。 ぜひ今は、信頼できそうな医療機関を探してください。同じ病気を持つものとして、心からうまくいくようにお祈りしています。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
セカンドオピニオンを求めたい。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、うつ病と診断されている25歳の女性です。最近、インターネットで病気のことを調べているうちに、もしかして自分は、躁うつ病の分類の「双極性障害Ⅱ型」という病気なのではないか、と思うようになりました。 主治医にそのことを伝えても、「違うと思います」と言われてしまいました。でも、やっぱり、自分は双極性Ⅱ型なんじゃないか、という思いは消えません。友人に相談をしたら、「他の医者に意見を聞くセカンドオピニオンを求めてみたらどうか」と言われました。それで、インターネットで調べたら、「まずは主治医に話して他医への診療情報提供書を作成してもらう必要がある」と書かれていました。セカンドオピニオンは、患者の権利です、と書いてあるサイトもありました。 でも、主治医にそんなことはちょっと悪くて言えません。主治医のことを疑って、「信用していません」と伝えるような気がするからです。 主治医を変えたいという思いはありませんが、他の先生の意見を聞いてみたいのです。そんなとき、どうしたらよいのでしょうか。主治医に話さずにセカンドオピニオンを求めることは不可能でしょうか。もしそうであれば、主治医に角が立たないように、話すにはどうしたらよいのでしょうか。それとも、医者以外に、そうした診断についての意見を聞くことができる立場の人はいるのでしょうか。皆さんのアドバイスをお教えください。
【先輩ピアの実践知見】: 簡単に考えてはいけない (当事者・寄稿者(埼玉県)
私は、セカンドオピニオンを簡単に考えてはいけないと思います。私は、病状ではないのですが、生活が制限され、セカンドオピニオンを考えました。でも、主治医に「自分らしく生きたい、それができないのならセカンドオピニオンを考えている」と伝えたところ、真剣に話を聞いてくれて、無理をしないことを条件に自分らしい生き方を認めてくれました。 今はどこの病院も、紹介状が必要です。主治医に知られないで、なんて無理です。きちんと主治医と向き合わなくてはいけません。 私も、うつから双極性障害になりました。うつ歴9年、双極性障害歴1年半です。 いつからとははっきりしませんが、薬が変わっています。それまでは、気分を上げるものだったのが、全部抜かれて気分を落ち着かせるものになりました。また、躁時期には気が大きくなり他に迷惑をかけるので、けっこう入院している人が多いですよ。 自分の病気が、気になるかもしれません。セカンドオピニオンを考えるのであれば、「もうこの先生のところには、もどってこられない」くらいの気持ちでないと後悔しますよ。病院を次々に変えていく人っていますけど、それは体の病気。心の病気は、長い時間かけて知恵の輪をといていくようなものです。 ケースワーカーはいませんか?まずその人に相談してみましょうよ。病院を変えない、よい対処法が見つかるかもしれませんよ。 ○「病気のことを知りたい」へ戻る○ネット特集「精神科の診断と病名」へ戻る○おこまりですか?へ戻る
【モデル① 自己免責・認知再構成型】
【免震・受け身】(できない自分を責める刃を捨て、不可抗力として受け身を取る)
通院を会社に知られたくない私は30歳の女性で、小さな会社の事務職員として働いています。。
【当事者の苦悩・相談文脈】
ごく普通のOLですが、半年くらい前から不眠が続いています。なかなか眠れず、こうした状態になるのは初めてです。気持ちも、通常よりもかなり低空飛行状態です。仕事の能率も、自分でわかるくらい下がっているし、上司に怒られることも度重なってきました。 インターネットで調べているうちに、自分は「うつ病」なのではないかと感じるようになってきました。でも、自分では単なる気持ちの落ち込みが続いているだけなのではないかとか、不眠なんて誰にでもあるもんだとも思います。だから「うつ病ではない」という気持ちもあったりして、正直に言えば「うつ病」であるはずがない、とそれを否定する自分がいます。 そんなときに、大学時代の仲のいい友人に相談をしたところ、精神科のクリニックに行くことをすすめられました。そのときに、友人がパニック障害だということを初めて知り、「こころの元気+」を手渡されました。 そして、もしうつ病だったら、早めに治療をしたほうがいいと言うのです。その場はお茶を濁しましたが、私としては正直に言えばクリニックに行きたくはないのです。 なぜなら、クリニックに行けば、会社の総務の人に、精神科を受診していることが知られてしまうのではないか、そうなれば、会社の人みんなに精神科を受診していることを知られてしまうのではないか、という恐怖感があるのです。会社にお勤めの皆さまは、どうしているのでしょうか。お教えください。
【先輩ピアの実践知見】: 早めの受診がよいと思います (当事者・寄稿者(東京都)
僕は、18歳から精神病にかかっていて現在はホームヘルパーとして働いており、精神保健福祉士の資格を持っている者です。あなたの現状を拝見させていただきましたが、とてもつらいだろうなあと思います。 なぜならば僕は、ホームヘルパーとして働く前に、とあるゲーム会社で病気のことを隠して働いていました。それで、それまでの経験からして、あなたの現状がわかるような気がします。 しかし、あなた自身がもし、精神科に受診することが職場の人に知られないとして、受診してみたいと思うのであれば、あなたのご友人と同じように早めの受診をおすすめします。早めに受診するほうが、治りがよいとされているためです。 また、たとえば病院によっては土曜日に開いている所もあるため、勤務日によっては仕事を休んで通うこともないですし、ご自身から言わない限り職場の人があなたがクリニックに通っていると知ることはできません。これは僕の経験も含めてですが。 あと、もし精神科という響きが重いと感じられるのだとしたら、心療内科でもかまわないと僕は思います。 また、最後にこれは僕の場合ですが、ゲーム会社で働いていた頃、僕は病気のことをカミングアウトしたのですが、僕の職場の方々は「へーそうなんだ」ぐらいに受け入れてくれました。なので、そういう場合もある、と思っていただけたら幸いです。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
通院を会社に知られたくない私は30歳の女性で、小さな会社の事務職員として働いています。。
【当事者の苦悩・相談文脈】
ごく普通のOLですが、半年くらい前から不眠が続いています。なかなか眠れず、こうした状態になるのは初めてです。気持ちも、通常よりもかなり低空飛行状態です。仕事の能率も、自分でわかるくらい下がっているし、上司に怒られることも度重なってきました。 インターネットで調べているうちに、自分は「うつ病」なのではないかと感じるようになってきました。でも、自分では単なる気持ちの落ち込みが続いているだけなのではないかとか、不眠なんて誰にでもあるもんだとも思います。だから「うつ病ではない」という気持ちもあったりして、正直に言えば「うつ病」であるはずがない、とそれを否定する自分がいます。 そんなときに、大学時代の仲のいい友人に相談をしたところ、精神科のクリニックに行くことをすすめられました。そのときに、友人がパニック障害だということを初めて知り、「こころの元気+」を手渡されました。 そして、もしうつ病だったら、早めに治療をしたほうがいいと言うのです。その場はお茶を濁しましたが、私としては正直に言えばクリニックに行きたくはないのです。 なぜなら、クリニックに行けば、会社の総務の人に、精神科を受診していることが知られてしまうのではないか、そうなれば、会社の人みんなに精神科を受診していることを知られてしまうのではないか、という恐怖感があるのです。会社にお勤めの皆さまは、どうしているのでしょうか。お教えください。
【先輩ピアの実践知見】: それほど心配しなくても (当事者・寄稿者(埼玉県)
不眠と気分の落ち込みが続くなかで、仕事をするのはつらいものですね。さらには、仕事の能率が上がらないとのこと。 私も同じような症状があるので、相談者さまのお気持ちをお察しします。ストレスによる落ち込みや不眠状態は、誰もがなるもの。たいていの人は、一週間ほどで回復して、また元気になるのだと思います。相談内容を読ませていただいた限りでは、半年ほど続いているようなので、うつ状態なのかもしれません。※うつ病とうつ状態の違いは→コチラ うつ病は、誰にでもかかる可能性があり、日常生活のなかでかかる可能性があるからこそ、病気だと思えないのかもしれません。 私は、アルバイトとして小さな会社で働いていましたが、うつ病だということを隠して仕事を続けていました。最初のうちは何とか働けましたが、あまりにも仕事に影響が出てきたので、身近な人に病気のことを話しました。「どう思われるのだろうか?」と不安に思っていましたが、うつ病だということで特別視されることもなく、会社中に知られることもありませんでした。どんな会社でも相談内容を守る義務があり、病気だからという理由で特別視しないものだと思います。 それでも不安なようならば、(体調不良もあるようなので)病気のことは隠したまま内科を受診してみてはいかがでしょうか?もしくは、病気全般を診てくれる、レディースクリニックであれば、うつ病だと気づかれないと思います。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
通院を会社に知られたくない私は30歳の女性で、小さな会社の事務職員として働いています。。
【当事者の苦悩・相談文脈】
ごく普通のOLですが、半年くらい前から不眠が続いています。なかなか眠れず、こうした状態になるのは初めてです。気持ちも、通常よりもかなり低空飛行状態です。仕事の能率も、自分でわかるくらい下がっているし、上司に怒られることも度重なってきました。 インターネットで調べているうちに、自分は「うつ病」なのではないかと感じるようになってきました。でも、自分では単なる気持ちの落ち込みが続いているだけなのではないかとか、不眠なんて誰にでもあるもんだとも思います。だから「うつ病ではない」という気持ちもあったりして、正直に言えば「うつ病」であるはずがない、とそれを否定する自分がいます。 そんなときに、大学時代の仲のいい友人に相談をしたところ、精神科のクリニックに行くことをすすめられました。そのときに、友人がパニック障害だということを初めて知り、「こころの元気+」を手渡されました。 そして、もしうつ病だったら、早めに治療をしたほうがいいと言うのです。その場はお茶を濁しましたが、私としては正直に言えばクリニックに行きたくはないのです。 なぜなら、クリニックに行けば、会社の総務の人に、精神科を受診していることが知られてしまうのではないか、そうなれば、会社の人みんなに精神科を受診していることを知られてしまうのではないか、という恐怖感があるのです。会社にお勤めの皆さまは、どうしているのでしょうか。お教えください。
【先輩ピアの実践知見】: うつは理解が進んでいます (当事者・寄稿者(神奈川県)
僕は、ずっと月二回の通院を続けています。現在はパート勤務ですが、九年ほど病気をクローズにして正社員で働いていました。その間も通院していましたが、会社や同僚に知られるということはありませんでした。規模の小さい会社で政府管掌健保でしたので社内で健康保険の取り扱いがなかったためと思います。 組合健保では社内に担当部署が設置の場合も多いと思いますが、担当者には守秘義務があるはずなので断言はできませんが、あまり心配はいらないのではと思います。 さて、僕の場合はネガティブなイメージもまだまだ強い統合失調症なので、オープンにする勇気がなかったのですが、うつであるなら思い切ってオープンにしてしまう方があるいはよいのではとも思います。昼食時の服薬や体調が悪くて休みを取ったりするのに、いろいろな口実を設けるのは、なかなか心苦しいものでした。 現在では、うつに対する理解もずいぶん進んでいるので、むしろ病気をオープンにした方が勤務を無理のないよう調整してもらったり、具合が悪くて休んだりするときにも理解が得られやすかったりなどいろいろの利点もあるかと思います。 信頼できる上司の方や、配置されているなら産業医の方に相談してみるのも一策かと思います。 「こころの元気+」2012年2月号(60号)の「おこまりですか?」のコーナーより ○「仕事・学業・デイケア」へ戻る○おこまりですか?へ戻る
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
お風呂に入れません。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は43歳で、統失(統合失調症)になって13年目の女性です。 発病して何年かの間は、そうでもなかったのですが、ここ4年くらい前からは、お風呂に入りづらくなってしまいました。通院や外出の前日には、何とか入れますが、何もないときは、1から2週間に一度入れるか、という状態です。 私は身体や髪の毛を洗うことにこだわり、時間をかけてしまうので、どうしても長風呂になってしまい、とてもおっくうなのです。汚いとわかっていても、どうしても入れないので困っています。 皆さんは、そんなことはないでしょうか。どうすれば、もう少し入れるようになるのでしょうか。よい方法があったら教えてください。 ※実は多いんです(日常生活あるある1位)→コチラ
【先輩ピアの実践知見】: 「式次第」をつくりましょう (当事者・寄稿者(富山県)
式次第」をつくりましょう]
「入りたくても入れない。程度に差はあるかもしれませんが、私もそんな一人です。入ったら最後、ピカピカの私になりたい。お風呂に限ったことじゃありません。洗濯、料理 …家事全部。しかし、その気持ちが強ければ強いほど、なんにもできないんです。「しなければ …しなければ …」と考えているだけで、もう疲れてできません。ちょっとだけするなんて器用なことができないからやり始めると取りつかれたようになります。しかし、こんな暴走は、身も心もとてもしんどいので、今はそんな私にならないよう、「何にも手を出したくない」と、脳が自分を管理しているのでは、とカウンセリングの先生と推測しています。それで、現実は、お風呂にも入れないし、片づけもまったくできません。 それで、先生と作戦を練りました。学校の行事のときみたいに、「式次第」(しきしだい:手順などを決めたもの)をつくることです。「少しずつ自分を盛り上げて、中身は興奮し過ぎない程度に量を抑えて、決まった時間や作業を終えたら終わりの準備を始めよう!」と。最初は、中身をほんの少しにして(髪を洗うだけでも)、それができたら自分をほめてあげるようなストーリーを事前に準備してみてから、入浴にとりかかってみるのはいかがでしょう?私もやってみます。
【モデル③ 外付け認知・環境委託型】
【知の補装具】(欠損した認次的エネルギーを外付けの仕組みや道具で補填する)
お風呂に入れません。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は43歳で、統失(統合失調症)になって13年目の女性です。 発病して何年かの間は、そうでもなかったのですが、ここ4年くらい前からは、お風呂に入りづらくなってしまいました。通院や外出の前日には、何とか入れますが、何もないときは、1から2週間に一度入れるか、という状態です。 私は身体や髪の毛を洗うことにこだわり、時間をかけてしまうので、どうしても長風呂になってしまい、とてもおっくうなのです。汚いとわかっていても、どうしても入れないので困っています。 皆さんは、そんなことはないでしょうか。どうすれば、もう少し入れるようになるのでしょうか。よい方法があったら教えてください。 ※実は多いんです(日常生活あるある1位)→コチラ
【先輩ピアの実践知見】: そんな自分でも許せる (当事者・寄稿者(千葉県)
統合失調症になって6年目の者です。私も、お風呂で身体や髪を洗うことにこだわってしまい、毎日のお風呂を苦痛に感じています。なので、冬には髪を洗うのは一週間に二度ぐらいですし、恥ずかしいことに、身体をすみずみまで洗うことは、一か月に一度ぐらいです。 ここで大事なことは、「そんな自分でも許せる」と思える心だと思います。私は病気になって、以前あたりまえにできていたことができなくなる、という経験をいっぱいしました。できることが減り、できないことが増え、そのたびに自己嫌悪に陥りました。 しかし、できない自分を嘆くよりは、できている・できることがある自分を認めようと思いました。私は、歯みがきにもこだわりを持っていて、ひどいときには10分以上歯みがきをしてしまいます。しかし、ふと思いつきました。時間で区切って割り切ろう、と。始めのうちは、きれいになっていない気がして、気持ちが落ち着かなかったのですが、今ではすっかり慣れてきました。これを、お風呂にも応用して、「足り ないな」というぐらいの、目標を設定しています。良くも悪くも、人間は慣れる動物です。 最後に、乱暴な言い方になりますが、「風呂に入らなくたって死なない」ぐらいの気持ちを持てるといいですね。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
お風呂に入れません。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は43歳で、統失(統合失調症)になって13年目の女性です。 発病して何年かの間は、そうでもなかったのですが、ここ4年くらい前からは、お風呂に入りづらくなってしまいました。通院や外出の前日には、何とか入れますが、何もないときは、1から2週間に一度入れるか、という状態です。 私は身体や髪の毛を洗うことにこだわり、時間をかけてしまうので、どうしても長風呂になってしまい、とてもおっくうなのです。汚いとわかっていても、どうしても入れないので困っています。 皆さんは、そんなことはないでしょうか。どうすれば、もう少し入れるようになるのでしょうか。よい方法があったら教えてください。 ※実は多いんです(日常生活あるある1位)→コチラ
【先輩ピアの実践知見】: まず湯船に入って (当事者・寄稿者(神奈川県)
調子が落ちてくると、私もお風呂に入れなくなります。女性と違って、髪が長いわけでもなく、ささっと洗えばそんなに時間はかからないものなのでしょうが、体を洗う、ひげをそる、歯をみがくなんてことをすると考えただけで、「あ.ぁ、面倒くさい」と考えてしまい、なかなかお風呂に入れません。 ただ、お風呂に入るということは、体を洗うことだけでなく、リラックスできるという効果もあります。調子が悪いときにお風呂に入らず、そのまま床に入ると、次の日にだるさが残ってしまい、また動きたくなくなるような気がします。体を洗わなくてもいい、とりあえず湯船に入ろうと思うだけでも、だいぶ違うと思います。私は、人にすすめられて始めたのですが、調子が悪くなったら、文庫本や雑誌、漫画など、そのときの気分で読みたいものを持ち込み、まず湯船に入ります。湯船に入ってしばらくたつと、だんだんリラックスでき、面倒くさいと思う気持ちもいくらか晴れてくるので、そうなったら体を洗います。気分が上がらない場合は、体を洗いません。活字が読めない場合は、音楽を聴くというのも効果があると思います。入浴を、リラクゼーションの一つとして、考えてみたらいかがでしょうか。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
お風呂に入れません。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は43歳で、統失(統合失調症)になって13年目の女性です。 発病して何年かの間は、そうでもなかったのですが、ここ4年くらい前からは、お風呂に入りづらくなってしまいました。通院や外出の前日には、何とか入れますが、何もないときは、1から2週間に一度入れるか、という状態です。 私は身体や髪の毛を洗うことにこだわり、時間をかけてしまうので、どうしても長風呂になってしまい、とてもおっくうなのです。汚いとわかっていても、どうしても入れないので困っています。 皆さんは、そんなことはないでしょうか。どうすれば、もう少し入れるようになるのでしょうか。よい方法があったら教えてください。 ※実は多いんです(日常生活あるある1位)→コチラ
【先輩ピアの実践知見】: 幻聴さんと交渉 (当事者・寄稿者(岡山県)
私は、そんなに長い間お風呂に入らないということはないのですが、調子が悪くなるとお風呂に入るのがひと苦労です。幻聴さんが来て、「風呂なんか入る資格はない」と言うし、汚いまま自分を苦しめて自分いじめをしてしまいます。 そういうときは夫に、「お風呂入っていい?」と聞きます。夫は、「もちろん入っていいよ、あったかくて気持ちいいよ、はいりはいり」と言います。夫の許可をもらい、幻聴さんと交渉です。 「古傷が痛むし、温まるだけでも入らしてくれんですか?」「臭いし体だけでも洗わしてくれん?」「髪もはねるから洗いたいなぁ …」とか。で、なんとか幻聴さんと折り合いをつけて、お湯につかるだけの日もあれば、顔と体だけ洗える日もあれば、髪まで洗ってフルコースできる日もあります。できる範囲でお風呂をこなせば、清潔に保てると思います。 きれいにできなかったり、洗えてない日は、デオドラントスプレーや香水をじょうずに利用します。香水も、気分によってつけたり変えたりすると楽しいですよ。お風呂に入ると気持ちがいいし、気分も変わるし、自分を大事にしている感覚がして、自己肯定感が増す気がします。少しでもお風呂に入って、自分を好きになってください。 「こころの元気+」2010年2月号「おこまりですか? では他の人に聞いてみましょう!」より ○「身体のケア」へ戻る○おこまりですか?へ戻る
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
病識のない息子への対応。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は統合失調症になって6年目になる息子の父親です。息子が、どうしても病識を持つことができず(自分が病気だと思っておらず)困っています。 昨年、3か月ぐらい無理矢理のように医療保護入院させたのですが、退院が早すぎたのか、結局しっかりした病識(自分が病気だという認識)を持つことができないまま退院したため、1,2か月は服薬・通院をしていたのですが、どう説得しても服薬も通院もしなくなり、親が代わりに病院に行き、現在の病状を伝えて薬をもらっている状況です。 だから薬も、本人には内緒で食べ物に入れている状況が昨年から続いています。しかし、いつまでもこの状況を続けるわけにもいかず、本当に困っております。どのようにすればよいのか途方に暮れています。何かよいアドバイスをお願いしたいと思います。
【先輩ピアの実践知見】: 知ることから始める (当事者・寄稿者(千葉県)
まずは、ピア仲間と一緒に統合失調症に関する本などを読み、「科学的な医学知識」を「共有する」ことから始めてみてはいかがでしょうか。でも、病識のないピア仲間は、机に着くことさえいやがるかもしれません。しかし、「自分の何かがおかしいな」ということにはきっと気がついていると思います。だから、押し付けにならないように、「ともに」という気持ちをお父様がしっかりと持って、根気強く働きかけを続けることが必要だと思います。 ピア仲間は、きっと孤独感を強く持っています。そんなときに、「いつでもあなたとともに」という気持ちが伝われば、きっとピア仲間の心は、徐々に病気へも開かれていくと思います。 どんなことにも通じることですが、ある物事に納得してそれを受け入れるためには、その対象に関する正しい知識が必要だと思います。特に精神疾患の場合、いざその病気になってから存在を知るということも珍しくないのです。だから、「知る」ことからだと思います。「知る」ことで、すべてが解決するとまではいえませんが、私の経験上、人生におけるさまざまな問題は、その物事を正しく知らないことから発生するのだと思います。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
病識のない息子への対応。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は統合失調症になって6年目になる息子の父親です。息子が、どうしても病識を持つことができず(自分が病気だと思っておらず)困っています。 昨年、3か月ぐらい無理矢理のように医療保護入院させたのですが、退院が早すぎたのか、結局しっかりした病識(自分が病気だという認識)を持つことができないまま退院したため、1,2か月は服薬・通院をしていたのですが、どう説得しても服薬も通院もしなくなり、親が代わりに病院に行き、現在の病状を伝えて薬をもらっている状況です。 だから薬も、本人には内緒で食べ物に入れている状況が昨年から続いています。しかし、いつまでもこの状況を続けるわけにもいかず、本当に困っております。どのようにすればよいのか途方に暮れています。何かよいアドバイスをお願いしたいと思います。
【先輩ピアの実践知見】: 病識は必要なの? (当事者・寄稿者(高知県)
統合失調症の36歳女性です。病識は、持ってないといけないものでしょうか?「あなたは心の病気なんだよ!」と言われてうれしい人がいるのでしょうか? 私は入院もしましたし、確かに病名はついてますが、病名を知ったときは死にたいって思いました。でも決して軽い症状だったわけではなく、病名も知らないから(10年くらいたって、きける状態になってから主治医に聞きました)、楽しいはずの20代は、友達が働き遊んで彼氏もいて、という状態をただ見ているだけしかできませんでした。 たまに、お金がないのにパチンコに行くしか楽しみがなくて、お金を友達から借り、結局親に返してもらいました。親孝行どころか「入院費で貯金が全部なくなったよ!」と、のちに冗談で父に言われるほど迷惑をかけました。 しかし病識がなかったおかげで、障害者年金をもらいながら作業所に行くという選択肢は私のなかにはなく、落ち続けても一般就労ばかり、ささいな求人の張り紙も毎日見逃さず、アンテナを張り巡らせて、初めてパートが決まったときの喜びは忘れられません。そのときも「パートできればそれでいい! 社員とかは無理だろう」と思ってました。 時がたち …。今はいろいろ仕事も変わりましたが、パートでがんばっていた仕事で社員になれました。この仕事がない時代にです。もちろん病名は、私にとってはマイナスなのでクローズなので、あまりいいことではないかもしれません。 ただ今は、お小遣いをもらっていた私が、少しといえども家にお金を入れられるようになり、部屋にテレビの地デジを買ったり、迷惑かけた分、父にパソコンをプレゼントすることにしました。父は、泣くほどうれしいと言ってくれました。 ピア仲間に、「薬はのんだ方がいいけど、基本的に好きに生きたらいいよ」と言ってあげてほしいです。変に病気って言われ、いろいろ制限されるより、できる範囲でいろいろ挑戦させてあげることのほうが大事だと思います。 父は、よく症状がひどかったときの私に、「お前は大切だから」と声をかけ続けてくれていました。無理とわかっていても、仕事の面接にいくときは、「がんばってきなさい」と送りだしてくれました。 そのときは、あまり感謝もしていなかったけれど、仕事でがんばって帰ってきたとき父の笑顔をみると、私を送り出してくれていた頃のことを思い出します。今は病識も持てていますが、逆に病気だから社会に出られないってことはないんだ!と思えます。 「こころの元気+」2011年1月号(47号)「おこまりですか? では他の人に聞いてみましょう!」より ○「家族のケア」へ戻る○おこまりですか?へ戻る
【モデル③ 外付け認知・環境委託型】
【知の補装具】(欠損した認次的エネルギーを外付けの仕組みや道具で補填する)
地域のどこに施設があるのかわかりません。
【当事者の苦悩・相談文脈】
地域のどこに施設があるのかわかりません
【先輩ピアの実践知見】: 市役所の福祉課、保健所(保健福祉センター)などの公的機関の他に、障害者就業・生活支援センター、相談支援センターなどの相談機関やご自分が受診している診療所や病院などの相談員や医師にお聞きしてみてはどうでしょうか。施設の名前や連絡先がわかれば、まず、電話を入れてから訪問することをおすすめします。 (先輩ピア)
できれば訪問前に、ホームページで施設の情報を確認しておくとよいでしょう。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
地域のどこに施設があるのかわかりません。
【当事者の苦悩・相談文脈】
地域のどこに施設があるのかわかりません
【先輩ピアの実践知見】: 就労移行支援事業所はトレーニングを行い就職をめざす施設ですので、給料はありませんが、工賃という形で月に数千円から数万円ぐらいまで支払われているようです。 (先輩ピア)
ただし基本は、お金をかせぐ所ではなくトレーニングをする所です。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
地域のどこに施設があるのかわかりません。
【当事者の苦悩・相談文脈】
地域のどこに施設があるのかわかりません
【先輩ピアの実践知見】: 基本は、無料と考えていただいてかまわないでしょうが、人によっては利用料が発生します。詳細は市役所の福祉課にお問い合わせください。 (先輩ピア)
基本は、無料と考えていただいてかまわないでしょうが、人によっては利用料が発生します。詳細は市役所の福祉課にお問い合わせください。
【モデル① 自己免責・認知再構成型】
【免震・受け身】(問題と自分の間にクッションを置き、生活の折り合いをつける)
地域のどこに施設があるのかわかりません。
【当事者の苦悩・相談文脈】
地域のどこに施設があるのかわかりません
【先輩ピアの実践知見】: 利用開始後の数か月は、施設内でトレーニングを通して生活リズムの確立、働くうえでの基礎体力など就職をするための基本的準備期間になります。利用日数や時間はその人の状態に合わせて、始めからフルタイムで開始する人もおられますが、週に三.四日、午前中から始めるなど無理せずに開始するのがよいのではないでしょうか。 (先輩ピア)
準備期間をへて、本格的なトレーニングに入っていきます。トレーニング内容は、実際の企業内(いろいろな業種)において働く経験を積みます。施設のなかとはまた違った緊張感を持って働くことで、就職へ向けての大きな自信につながることと思います。企業内実習を経験し、「昔、働いていた頃の自分を思い出してきました」と自信をとりもどし、就職される方が多くおられます。
【モデル① 自己免責・認知再構成型】
【免震・受け身】(問題と自分の間にクッションを置き、生活の折り合いをつける)
給料はもらえるのですか。
【当事者の苦悩・相談文脈】
給料はもらえるのですか
【先輩ピアの実践知見】: 市役所の福祉課、保健所(保健福祉センター)などの公的機関の他に、障害者就業・生活支援センター、相談支援センターなどの相談機関やご自分が受診している診療所や病院などの相談員や医師にお聞きしてみてはどうでしょうか。施設の名前や連絡先がわかれば、まず、電話を入れてから訪問することをおすすめします。 (先輩ピア)
できれば訪問前に、ホームページで施設の情報を確認しておくとよいでしょう。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
給料はもらえるのですか。
【当事者の苦悩・相談文脈】
給料はもらえるのですか
【先輩ピアの実践知見】: 就労移行支援事業所はトレーニングを行い就職をめざす施設ですので、給料はありませんが、工賃という形で月に数千円から数万円ぐらいまで支払われているようです。 (先輩ピア)
ただし基本は、お金をかせぐ所ではなくトレーニングをする所です。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
給料はもらえるのですか。
【当事者の苦悩・相談文脈】
給料はもらえるのですか
【先輩ピアの実践知見】: 基本は、無料と考えていただいてかまわないでしょうが、人によっては利用料が発生します。詳細は市役所の福祉課にお問い合わせください。 (先輩ピア)
基本は、無料と考えていただいてかまわないでしょうが、人によっては利用料が発生します。詳細は市役所の福祉課にお問い合わせください。
【モデル① 自己免責・認知再構成型】
【免震・受け身】(問題と自分の間にクッションを置き、生活の折り合いをつける)
給料はもらえるのですか。
【当事者の苦悩・相談文脈】
給料はもらえるのですか
【先輩ピアの実践知見】: 利用開始後の数か月は、施設内でトレーニングを通して生活リズムの確立、働くうえでの基礎体力など就職をするための基本的準備期間になります。利用日数や時間はその人の状態に合わせて、始めからフルタイムで開始する人もおられますが、週に三.四日、午前中から始めるなど無理せずに開始するのがよいのではないでしょうか。 (先輩ピア)
準備期間をへて、本格的なトレーニングに入っていきます。トレーニング内容は、実際の企業内(いろいろな業種)において働く経験を積みます。施設のなかとはまた違った緊張感を持って働くことで、就職へ向けての大きな自信につながることと思います。企業内実習を経験し、「昔、働いていた頃の自分を思い出してきました」と自信をとりもどし、就職される方が多くおられます。
【モデル① 自己免責・認知再構成型】
【免震・受け身】(問題と自分の間にクッションを置き、生活の折り合いをつける)
利用料はいるのですか。
【当事者の苦悩・相談文脈】
利用料はいるのですか
【先輩ピアの実践知見】: 市役所の福祉課、保健所(保健福祉センター)などの公的機関の他に、障害者就業・生活支援センター、相談支援センターなどの相談機関やご自分が受診している診療所や病院などの相談員や医師にお聞きしてみてはどうでしょうか。施設の名前や連絡先がわかれば、まず、電話を入れてから訪問することをおすすめします。 (先輩ピア)
できれば訪問前に、ホームページで施設の情報を確認しておくとよいでしょう。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
利用料はいるのですか。
【当事者の苦悩・相談文脈】
利用料はいるのですか
【先輩ピアの実践知見】: 就労移行支援事業所はトレーニングを行い就職をめざす施設ですので、給料はありませんが、工賃という形で月に数千円から数万円ぐらいまで支払われているようです。 (先輩ピア)
ただし基本は、お金をかせぐ所ではなくトレーニングをする所です。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
利用料はいるのですか。
【当事者の苦悩・相談文脈】
利用料はいるのですか
【先輩ピアの実践知見】: 基本は、無料と考えていただいてかまわないでしょうが、人によっては利用料が発生します。詳細は市役所の福祉課にお問い合わせください。 (先輩ピア)
基本は、無料と考えていただいてかまわないでしょうが、人によっては利用料が発生します。詳細は市役所の福祉課にお問い合わせください。
【モデル① 自己免責・認知再構成型】
【免震・受け身】(問題と自分の間にクッションを置き、生活の折り合いをつける)
利用料はいるのですか。
【当事者の苦悩・相談文脈】
利用料はいるのですか
【先輩ピアの実践知見】: 利用開始後の数か月は、施設内でトレーニングを通して生活リズムの確立、働くうえでの基礎体力など就職をするための基本的準備期間になります。利用日数や時間はその人の状態に合わせて、始めからフルタイムで開始する人もおられますが、週に三.四日、午前中から始めるなど無理せずに開始するのがよいのではないでしょうか。 (先輩ピア)
準備期間をへて、本格的なトレーニングに入っていきます。トレーニング内容は、実際の企業内(いろいろな業種)において働く経験を積みます。施設のなかとはまた違った緊張感を持って働くことで、就職へ向けての大きな自信につながることと思います。企業内実習を経験し、「昔、働いていた頃の自分を思い出してきました」と自信をとりもどし、就職される方が多くおられます。
【モデル① 自己免責・認知再構成型】
【免震・受け身】(問題と自分の間にクッションを置き、生活の折り合いをつける)
どのようなトレーニングをするのでしょうか。
【当事者の苦悩・相談文脈】
どのようなトレーニングをするのでしょうか
【先輩ピアの実践知見】: 市役所の福祉課、保健所(保健福祉センター)などの公的機関の他に、障害者就業・生活支援センター、相談支援センターなどの相談機関やご自分が受診している診療所や病院などの相談員や医師にお聞きしてみてはどうでしょうか。施設の名前や連絡先がわかれば、まず、電話を入れてから訪問することをおすすめします。 (先輩ピア)
できれば訪問前に、ホームページで施設の情報を確認しておくとよいでしょう。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
どのようなトレーニングをするのでしょうか。
【当事者の苦悩・相談文脈】
どのようなトレーニングをするのでしょうか
【先輩ピアの実践知見】: 就労移行支援事業所はトレーニングを行い就職をめざす施設ですので、給料はありませんが、工賃という形で月に数千円から数万円ぐらいまで支払われているようです。 (先輩ピア)
ただし基本は、お金をかせぐ所ではなくトレーニングをする所です。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
どのようなトレーニングをするのでしょうか。
【当事者の苦悩・相談文脈】
どのようなトレーニングをするのでしょうか
【先輩ピアの実践知見】: 基本は、無料と考えていただいてかまわないでしょうが、人によっては利用料が発生します。詳細は市役所の福祉課にお問い合わせください。 (先輩ピア)
基本は、無料と考えていただいてかまわないでしょうが、人によっては利用料が発生します。詳細は市役所の福祉課にお問い合わせください。
【モデル① 自己免責・認知再構成型】
【免震・受け身】(問題と自分の間にクッションを置き、生活の折り合いをつける)
どのようなトレーニングをするのでしょうか。
【当事者の苦悩・相談文脈】
どのようなトレーニングをするのでしょうか
【先輩ピアの実践知見】: 利用開始後の数か月は、施設内でトレーニングを通して生活リズムの確立、働くうえでの基礎体力など就職をするための基本的準備期間になります。利用日数や時間はその人の状態に合わせて、始めからフルタイムで開始する人もおられますが、週に三.四日、午前中から始めるなど無理せずに開始するのがよいのではないでしょうか。 (先輩ピア)
準備期間をへて、本格的なトレーニングに入っていきます。トレーニング内容は、実際の企業内(いろいろな業種)において働く経験を積みます。施設のなかとはまた違った緊張感を持って働くことで、就職へ向けての大きな自信につながることと思います。企業内実習を経験し、「昔、働いていた頃の自分を思い出してきました」と自信をとりもどし、就職される方が多くおられます。
【モデル① 自己免責・認知再構成型】
【免震・受け身】(問題と自分の間にクッションを置き、生活の折り合いをつける)
私は三二歳の主婦です。四歳の娘は幼稚園に通っています。私の実家はすぐ近くにありましたが、一年前に母親が亡くなり、父も数年前に他界しています。母親が亡くなったショックとか、育児のたいへんさなどが重なって、精神的に疲労してしまいました。子供を育てる自信もなくなり、極端なときには、自殺を考えたりもしました。最近ではイライラしたり、無気力になったりして、夜もあまり眠れません。身体も思うように動きません。いろいろな病院をまわって、結局精神科クリニックでうつ病だと診断されました。夫は忙しいサラリーマンで、帰宅はいつも夜九時過ぎです。休みの日は疲れているようで、育児を分担することができません。幼稚園のママ友たちとは、あたりさわりのない表面的な会話しかできず、悩みを相談したりすることもできません。困っているのは、育児のためのエネルギーがないことです。娘が幼稚園にもっていくものの準備とか、給食がないからお弁当を毎日つくるとか、お洗濯をするとか、とにかく、やりきることは不可能な状態です。ちょっとあずける人も近くにいませんし、うつ病をかかえながらの育児は、まるで地獄のようです。うつ病をかかえながらの育児のコツについて、どんなことでもよいので、ヒントがほしいのです。。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は三二歳の主婦です。四歳の娘は幼稚園に通っています。私の実家はすぐ近くにありましたが、一年前に母親が亡くなり、父も数年前に他界しています。母親が亡くなったショックとか、育児のたいへんさなどが重なって、精神的に疲労してしまいました。子供を育てる自信もなくなり、極端なときには、自殺を考えたりもしました。最近ではイライラしたり、無気力になったりして、夜もあまり眠れません。身体も思うように動きません。いろいろな病院をまわって、結局精神科クリニックでうつ病だと診断されました。夫は忙しいサラリーマンで、帰宅はいつも夜九時過ぎです。休みの日は疲れているようで、育児を分担することができません。幼稚園のママ友たちとは、あたりさわりのない表面的な会話しかできず、悩みを相談したりすることもできません。困っているのは、育児のためのエネルギーがないことです。娘が幼稚園にもっていくものの準備とか、給食がないからお弁当を毎日つくるとか、お洗濯をするとか、とにかく、やりきることは不可能な状態です。ちょっとあずける人も近くにいませんし、うつ病をかかえながらの育児は、まるで地獄のようです。うつ病をかかえながらの育児のコツについて、どんなことでもよいので、ヒントがほしいのです。
【先輩ピアの実践知見】: 子育ては持久戦 (当事者・寄稿者(岡山県)
私の友達で、ご主人を亡くされ、一人息子を女手一つで育てている人がいます。助けてくれる人もなく、必死で働いて生活しているようです。私たちも、時間があれば遊びに行って一緒に食事したり、子供と遊んであげたりしてお互い支えあっています。 子育ては、母親一人よりたくさんの人のなかで育てる方が子供の発達にもよいと思うので、積極的に他人に子供をまかせて、お母さんもリフレッシュしたほうがいいと思います。子育ては持久戦です。長く続けられる育児をしたほうがいいと思います。今まで障害児の幼稚園、小学校の障害児学級の先生などをしましたが、他人の支援を受けて母親もラクになり、子供も大きく成長する姿を見てきました。抱え込まないのが打開策ではないかと思います。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
私は三二歳の主婦です。四歳の娘は幼稚園に通っています。私の実家はすぐ近くにありましたが、一年前に母親が亡くなり、父も数年前に他界しています。母親が亡くなったショックとか、育児のたいへんさなどが重なって、精神的に疲労してしまいました。子供を育てる自信もなくなり、極端なときには、自殺を考えたりもしました。最近ではイライラしたり、無気力になったりして、夜もあまり眠れません。身体も思うように動きません。いろいろな病院をまわって、結局精神科クリニックでうつ病だと診断されました。夫は忙しいサラリーマンで、帰宅はいつも夜九時過ぎです。休みの日は疲れているようで、育児を分担することができません。幼稚園のママ友たちとは、あたりさわりのない表面的な会話しかできず、悩みを相談したりすることもできません。困っているのは、育児のためのエネルギーがないことです。娘が幼稚園にもっていくものの準備とか、給食がないからお弁当を毎日つくるとか、お洗濯をするとか、とにかく、やりきることは不可能な状態です。ちょっとあずける人も近くにいませんし、うつ病をかかえながらの育児は、まるで地獄のようです。うつ病をかかえながらの育児のコツについて、どんなことでもよいので、ヒントがほしいのです。。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は三二歳の主婦です。四歳の娘は幼稚園に通っています。私の実家はすぐ近くにありましたが、一年前に母親が亡くなり、父も数年前に他界しています。母親が亡くなったショックとか、育児のたいへんさなどが重なって、精神的に疲労してしまいました。子供を育てる自信もなくなり、極端なときには、自殺を考えたりもしました。最近ではイライラしたり、無気力になったりして、夜もあまり眠れません。身体も思うように動きません。いろいろな病院をまわって、結局精神科クリニックでうつ病だと診断されました。夫は忙しいサラリーマンで、帰宅はいつも夜九時過ぎです。休みの日は疲れているようで、育児を分担することができません。幼稚園のママ友たちとは、あたりさわりのない表面的な会話しかできず、悩みを相談したりすることもできません。困っているのは、育児のためのエネルギーがないことです。娘が幼稚園にもっていくものの準備とか、給食がないからお弁当を毎日つくるとか、お洗濯をするとか、とにかく、やりきることは不可能な状態です。ちょっとあずける人も近くにいませんし、うつ病をかかえながらの育児は、まるで地獄のようです。うつ病をかかえながらの育児のコツについて、どんなことでもよいので、ヒントがほしいのです。
【先輩ピアの実践知見】: 休養が第一 (当事者・寄稿者(石川県)
私は、うつ病を発症して半年以上になります。二人の子供がおり、仕事も持っていて、実家は県外で頼れる状態ではありません。主人は土日祝日、年末年始関係のない仕事で、帰宅は22から23時が通常です。本当にひどいときは、ベッドに貼り付けられたような状態で、夜9時を過ぎても夕飯がつくれないことがたびたびありました。学校行事の係も半強制的なので、とてもつらかったです。 とりあえず休職しましたが、やはり育児は困難でした。そこで、一日のうちで調子のよいときに、まとめて料理の下ごしらえなど家事をやるようにしていました。もちろん手抜きも覚えました。ありがたいことに主人が病気に対して理解を示してくれ、朝、保育園に送ってくれたり、買い物を手伝ってくれたりします。 家族の協力なしでは克服できないと思います。ぜひご主人にも、理解を求めてはいかがでしょうか。また、幼稚園によっては遅くまで預かってくれるところもあるようですし、それが無理なら思い切って保育園の一時保育を利用し、お母さんが長く休める日を設けてはどうでしょうか?休養第一です。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
A自分らしくあること。
【当事者の苦悩・相談文脈】
こころの元気+ 2014年9月号(91号)連載 おこまりですか?では他の人に聞いてみましょう! より 自分らしくあること
【先輩ピアの実践知見】: 観察して試してみる (当事者・寄稿者(千葉県)
病気かどうかにかかわらず「自分らしさ」の問題はむずかしいですね。私自身、病気を患う前から考え続けてきたことでもあります。というのは、小さい頃いじめにあって「自分らしさを出すこと」と「相手やその場の空気に配慮すること」のバランスがわからくなった経験があるのです。 私の場合は、「自分を出してもいい空気なのか」「まわりや相手の空気に合わせて自分を出さないほうがいいのか」という感覚がよくわかっていなくて自分の気持ちを出し過ぎてしまっていたように思います。そうすると、その集団の暗黙のルールを破ったことになります。その集団や相手は、「自分とは違う性格の人ともうまくやっていく必要がある」という考えの人が多いのか、あるいは「異分子は許さない」という考えの人が多いのか、それがわかっていないと最悪な場合はいじめにあってしまいます。私の場合は、しばらくは聞き役に徹して、相手やその集団がどんな傾向なのか観察します。無難な話から、だんだんに個人的な意見や気持ちを出していきます。相手やまわりがつまらなそうに黙ったりしていたら「あ、すみません。自分ばかり話してしまって」とフォローして、家に帰ってから検討してみます。ついていけない内容だったのか、話した相手や場所や時間が悪かったのか、あるいは聞くことに徹したほうがよかったのか。そういうことをいろいろ試して修正し続けて、少しずつ、どのくらい自分を出していいか調節しています。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
A自分らしくあること。
【当事者の苦悩・相談文脈】
こころの元気+ 2014年9月号(91号)連載 おこまりですか?では他の人に聞いてみましょう! より 自分らしくあること
【先輩ピアの実践知見】: ありのままで (当事者・寄稿者(北海道)
自分らしい自分になろうとしてご苦労されているのですね。私は「浦河べてるの家」で活動をしていますが、仕事中に時々失敗をしたり、ピントの合わないことを言ったりすることもあります。でも、そのときにはまわりの仲間やスタッフは、時々あきれながらも笑ってくれます。私は、特に周囲の人を笑わせようとかいじってやろうという気はないのに、皆のいる所はいつも笑いで包まれます。こういうことを「ありのまま」というのでしょうか。ありのままというのは、自然体で日々を生きるということで、努力をしてそういう状態になれるものではないと私は考えます。私もまわりに気を配ることもありますが、時々注意が行き届かなくて仕事などがうまくいかないことがあります。でも、それでいいのではないかと思います。無理して背伸びをしてみようと思わないことが、ありのままの自分になる第一歩だと思います。私は、いろいろなことがまわりで起こるとあわててしまい、パニックになって時々ユニークな動きをしたり、大声をあげてしまうこともあります。そういう私を、今ではそのまま「べてる」では出しています。10年ほど前のべてるまつりの幻覚妄想大会で、私は「ありのまま賞」を受賞しましたが、このありのままの自分が受け入れられているからではと思います。あなたも充分あなたらしいと思うので、これからも気を張らずに生きていってください。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
A自分らしくあること。
【当事者の苦悩・相談文脈】
こころの元気+ 2014年9月号(91号)連載 おこまりですか?では他の人に聞いてみましょう! より 自分らしくあること
【先輩ピアの実践知見】: 自分らしさは変わるもの (当事者・寄稿者(千葉県)
統合失調症歴10年の者です。質問を読んで、真っ先に中学生の頃につくった詩を思い出しました。 「陰」誰の前でも同じ人でいるかんたんそうでむずかしいそんなことって多いよな。 この詩にはある人を反面教師とし、反感をこめて書きなぐった記憶があります。そして今、「誰と対するときにでもいつも変わらぬ『自分らしさ』があるだろうか」と思い巡らせてみました。なんとっ! すぐに「ない」という結論になりました。ご質問の「自分らしさ」が、姿形・行動や言動に現れるものであるのなら、なおさらです。心の動きであったとしても「ない」ですが…。中学生の私は、人間はいろいろな面を持っていることに気づかずに、ある1つの面でのみ見ていたのだと思います。また、複数の見方をともに持つこともできずに、どちらかの偏った見方しかなかったのだと思います。これは「人のあり方」についての問題だと思います。悩まずに結論を出せたのは、人は「場」で生きていて、「自分らしさ」はその場限りだと前から思っていたからです。今では自分のことを「日和見(ひよりみ)的心」の持ち主であり、その実践者であると思っているので、その場の風まかせにゆ~らりゆらりとしています。ゆられているうちに「私らしさ」を周囲の人が決めてくれればいいかとも思いますし…。
【モデル① 自己免責・認知再構成型】
【免震・受け身】(問題と自分の間にクッションを置き、生活の折り合いをつける)
A自分らしくあること。
【当事者の苦悩・相談文脈】
こころの元気+ 2014年9月号(91号)連載 おこまりですか?では他の人に聞いてみましょう! より 自分らしくあること
【先輩ピアの実践知見】: 小さなお礼の積み重ね (当事者・寄稿者(高知県)
私は統合失調症になり20年経つ、病気を隠し一般就労している40歳女性です。「自分らしさを出す!」これは大切なことだと私も思います。職場は働く場所なので、時には自分を出すどころか我慢しなければならない面も多々ありますものね!私は介護の仕事をしていますが、利用者様に朝の水分を出すときに、コーヒーを入れている職員に(ついでだからですよ)、「私にも入れて~」とコップを持っていきます。人に簡単なことを頼まれていやがる人はそういません。皆笑顔で、ついでに入れてくれます。入れてくれたコーヒーはすぐ一口飲み「ありがとう。やっぱり甘くておいしいわ」と感想を言います。おべんちゃらを言う必要はないんです。これで朝のスタートもいいし、入れてくれた人も悪い気はしてないと思います。あと、フォローしてくれた人には必ずお礼を言います。あたりまえのことかもしれませんが(いつもしてくれてるし言わなくてもいいだろう?)ではなく、言葉にすることによって「まあ、のせじょうずなんだから」と言いながら皆うれしそうな顔をしています。小さなことでも、自分はフォローに気づき、感謝しているということを見せるようにしてます。私も就労したての頃は一杯一杯だったけど、やはり慣れていき、パートから社員に。そして資格取得でき、今はちょうど中堅になり、ピア仲間を指導したり意見も言ったりする立場になりつつあります。小さなお礼などの積み重ねのおかげで、職員とも仕事仲間を通り越して、友達づきあいをさせてもらってます。プライベートでも人の話は最後まで聞き、しかしやはり素直に。人に愛され大事に想われ、また、自分も人を理解しようとし大事に思う!これであまり損することはないと思います。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
A自分らしくあること。
【当事者の苦悩・相談文脈】
こころの元気+ 2014年9月号(91号)連載 おこまりですか?では他の人に聞いてみましょう! より 自分らしくあること
【先輩ピアの実践知見】: ネガティブシールははがさない (当事者・寄稿者(大阪府)
私も職場で「こういうふうにふるまったらいいのだろうか」「これでよかったのだろうか」「ああいうことはまずかったのだろうか」とネガティブに反芻(はんすう)して忸怩(じくじ)たる思いを持つことがあります。 しかしよく考えれば、仕事は自分を構成する一部であり、全部ではないのです。職場に行って働くときも、日によってコンディションも異なり、やってやった感や、今日はこれでよかったと思えるような内容のよい日ばかりでもないし、内容のよくない日もよくないなりに過ごして、一日終わったら息抜きをします。内容のよくない日には、頭に張りついた「これでよかったのか」というネガティブなシールをどうしてもはがせない日もあります。でも、そういう日は無理してそういうシールをはがそうとしないことです。張りついたまんま「これでいいのかな」とやんわり思っているうちに、多少気にならなくなるように頭はどうもできているようです。心の病をもっていると、それが急性期症状の引き金になるんじゃないかとびくびくはしますが、実際多少状態が悪くとも、悪いまんま過ごすと時が過ぎて多少は必ずマシになるんです。そう思ううちに病気もきっと寛解します。あせらないことですよ。そう思います。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
私は統合失調症歴13年目の女性です。現在働いていて、今の職場は勤続10年目です。勤め始めた頃は、自分のことで一杯一杯でしたが、徐々に仕事に慣れ、まわりの人たちのことも見えてきて、少し前までまわりの人ともっと調和しようとして、ちょっと無理して声かけしたりしていました。今はあまり無理をせず、自然体で気を配れたらいいなと思っています。ですが「自分らしくある」ことと「気を配れるようになる」ことのバランスがむずかしいと感じています。病気であっても、病気でなくても、あるいは相手が病気であることを知っていても、知らなくても、「自分らしく他者と関われる」ことは、人が生きていくうえで、とても大事なことと考えています。まわりの人たちが、私が統合失調症であることを知っていても、いなくても、同じように「自分らしさ」を出せたらいいと思っています。皆さんは、職場に限らず、集団の中でどのように「自分らしさ」を出しているのでしょうか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は統合失調症歴13年目の女性です。現在働いていて、今の職場は勤続10年目です。勤め始めた頃は、自分のことで一杯一杯でしたが、徐々に仕事に慣れ、まわりの人たちのことも見えてきて、少し前までまわりの人ともっと調和しようとして、ちょっと無理して声かけしたりしていました。今はあまり無理をせず、自然体で気を配れたらいいなと思っています。ですが「自分らしくある」ことと「気を配れるようになる」ことのバランスがむずかしいと感じています。病気であっても、病気でなくても、あるいは相手が病気であることを知っていても、知らなくても、「自分らしく他者と関われる」ことは、人が生きていくうえで、とても大事なことと考えています。まわりの人たちが、私が統合失調症であることを知っていても、いなくても、同じように「自分らしさ」を出せたらいいと思っています。皆さんは、職場に限らず、集団の中でどのように「自分らしさ」を出しているのでしょうか?
【先輩ピアの実践知見】: 観察して試してみる (当事者・寄稿者(千葉県)
病気かどうかにかかわらず「自分らしさ」の問題はむずかしいですね。私自身、病気を患う前から考え続けてきたことでもあります。というのは、小さい頃いじめにあって「自分らしさを出すこと」と「相手やその場の空気に配慮すること」のバランスがわからくなった経験があるのです。 私の場合は、「自分を出してもいい空気なのか」「まわりや相手の空気に合わせて自分を出さないほうがいいのか」という感覚がよくわかっていなくて自分の気持ちを出し過ぎてしまっていたように思います。そうすると、その集団の暗黙のルールを破ったことになります。その集団や相手は、「自分とは違う性格の人ともうまくやっていく必要がある」という考えの人が多いのか、あるいは「異分子は許さない」という考えの人が多いのか、それがわかっていないと最悪な場合はいじめにあってしまいます。私の場合は、しばらくは聞き役に徹して、相手やその集団がどんな傾向なのか観察します。無難な話から、だんだんに個人的な意見や気持ちを出していきます。相手やまわりがつまらなそうに黙ったりしていたら「あ、すみません。自分ばかり話してしまって」とフォローして、家に帰ってから検討してみます。ついていけない内容だったのか、話した相手や場所や時間が悪かったのか、あるいは聞くことに徹したほうがよかったのか。そういうことをいろいろ試して修正し続けて、少しずつ、どのくらい自分を出していいか調節しています。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
私は統合失調症歴13年目の女性です。現在働いていて、今の職場は勤続10年目です。勤め始めた頃は、自分のことで一杯一杯でしたが、徐々に仕事に慣れ、まわりの人たちのことも見えてきて、少し前までまわりの人ともっと調和しようとして、ちょっと無理して声かけしたりしていました。今はあまり無理をせず、自然体で気を配れたらいいなと思っています。ですが「自分らしくある」ことと「気を配れるようになる」ことのバランスがむずかしいと感じています。病気であっても、病気でなくても、あるいは相手が病気であることを知っていても、知らなくても、「自分らしく他者と関われる」ことは、人が生きていくうえで、とても大事なことと考えています。まわりの人たちが、私が統合失調症であることを知っていても、いなくても、同じように「自分らしさ」を出せたらいいと思っています。皆さんは、職場に限らず、集団の中でどのように「自分らしさ」を出しているのでしょうか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は統合失調症歴13年目の女性です。現在働いていて、今の職場は勤続10年目です。勤め始めた頃は、自分のことで一杯一杯でしたが、徐々に仕事に慣れ、まわりの人たちのことも見えてきて、少し前までまわりの人ともっと調和しようとして、ちょっと無理して声かけしたりしていました。今はあまり無理をせず、自然体で気を配れたらいいなと思っています。ですが「自分らしくある」ことと「気を配れるようになる」ことのバランスがむずかしいと感じています。病気であっても、病気でなくても、あるいは相手が病気であることを知っていても、知らなくても、「自分らしく他者と関われる」ことは、人が生きていくうえで、とても大事なことと考えています。まわりの人たちが、私が統合失調症であることを知っていても、いなくても、同じように「自分らしさ」を出せたらいいと思っています。皆さんは、職場に限らず、集団の中でどのように「自分らしさ」を出しているのでしょうか?
【先輩ピアの実践知見】: ありのままで (当事者・寄稿者(北海道)
自分らしい自分になろうとしてご苦労されているのですね。私は「浦河べてるの家」で活動をしていますが、仕事中に時々失敗をしたり、ピントの合わないことを言ったりすることもあります。でも、そのときにはまわりの仲間やスタッフは、時々あきれながらも笑ってくれます。私は、特に周囲の人を笑わせようとかいじってやろうという気はないのに、皆のいる所はいつも笑いで包まれます。こういうことを「ありのまま」というのでしょうか。ありのままというのは、自然体で日々を生きるということで、努力をしてそういう状態になれるものではないと私は考えます。私もまわりに気を配ることもありますが、時々注意が行き届かなくて仕事などがうまくいかないことがあります。でも、それでいいのではないかと思います。無理して背伸びをしてみようと思わないことが、ありのままの自分になる第一歩だと思います。私は、いろいろなことがまわりで起こるとあわててしまい、パニックになって時々ユニークな動きをしたり、大声をあげてしまうこともあります。そういう私を、今ではそのまま「べてる」では出しています。10年ほど前のべてるまつりの幻覚妄想大会で、私は「ありのまま賞」を受賞しましたが、このありのままの自分が受け入れられているからではと思います。あなたも充分あなたらしいと思うので、これからも気を張らずに生きていってください。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
私は統合失調症歴13年目の女性です。現在働いていて、今の職場は勤続10年目です。勤め始めた頃は、自分のことで一杯一杯でしたが、徐々に仕事に慣れ、まわりの人たちのことも見えてきて、少し前までまわりの人ともっと調和しようとして、ちょっと無理して声かけしたりしていました。今はあまり無理をせず、自然体で気を配れたらいいなと思っています。ですが「自分らしくある」ことと「気を配れるようになる」ことのバランスがむずかしいと感じています。病気であっても、病気でなくても、あるいは相手が病気であることを知っていても、知らなくても、「自分らしく他者と関われる」ことは、人が生きていくうえで、とても大事なことと考えています。まわりの人たちが、私が統合失調症であることを知っていても、いなくても、同じように「自分らしさ」を出せたらいいと思っています。皆さんは、職場に限らず、集団の中でどのように「自分らしさ」を出しているのでしょうか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は統合失調症歴13年目の女性です。現在働いていて、今の職場は勤続10年目です。勤め始めた頃は、自分のことで一杯一杯でしたが、徐々に仕事に慣れ、まわりの人たちのことも見えてきて、少し前までまわりの人ともっと調和しようとして、ちょっと無理して声かけしたりしていました。今はあまり無理をせず、自然体で気を配れたらいいなと思っています。ですが「自分らしくある」ことと「気を配れるようになる」ことのバランスがむずかしいと感じています。病気であっても、病気でなくても、あるいは相手が病気であることを知っていても、知らなくても、「自分らしく他者と関われる」ことは、人が生きていくうえで、とても大事なことと考えています。まわりの人たちが、私が統合失調症であることを知っていても、いなくても、同じように「自分らしさ」を出せたらいいと思っています。皆さんは、職場に限らず、集団の中でどのように「自分らしさ」を出しているのでしょうか?
【先輩ピアの実践知見】: 自分らしさは変わるもの (当事者・寄稿者(千葉県)
統合失調症歴10年の者です。質問を読んで、真っ先に中学生の頃につくった詩を思い出しました。 「陰」誰の前でも同じ人でいるかんたんそうでむずかしいそんなことって多いよな。 この詩にはある人を反面教師とし、反感をこめて書きなぐった記憶があります。そして今、「誰と対するときにでもいつも変わらぬ『自分らしさ』があるだろうか」と思い巡らせてみました。なんとっ! すぐに「ない」という結論になりました。ご質問の「自分らしさ」が、姿形・行動や言動に現れるものであるのなら、なおさらです。心の動きであったとしても「ない」ですが…。中学生の私は、人間はいろいろな面を持っていることに気づかずに、ある1つの面でのみ見ていたのだと思います。また、複数の見方をともに持つこともできずに、どちらかの偏った見方しかなかったのだと思います。これは「人のあり方」についての問題だと思います。悩まずに結論を出せたのは、人は「場」で生きていて、「自分らしさ」はその場限りだと前から思っていたからです。今では自分のことを「日和見(ひよりみ)的心」の持ち主であり、その実践者であると思っているので、その場の風まかせにゆ~らりゆらりとしています。ゆられているうちに「私らしさ」を周囲の人が決めてくれればいいかとも思いますし…。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
私は統合失調症歴13年目の女性です。現在働いていて、今の職場は勤続10年目です。勤め始めた頃は、自分のことで一杯一杯でしたが、徐々に仕事に慣れ、まわりの人たちのことも見えてきて、少し前までまわりの人ともっと調和しようとして、ちょっと無理して声かけしたりしていました。今はあまり無理をせず、自然体で気を配れたらいいなと思っています。ですが「自分らしくある」ことと「気を配れるようになる」ことのバランスがむずかしいと感じています。病気であっても、病気でなくても、あるいは相手が病気であることを知っていても、知らなくても、「自分らしく他者と関われる」ことは、人が生きていくうえで、とても大事なことと考えています。まわりの人たちが、私が統合失調症であることを知っていても、いなくても、同じように「自分らしさ」を出せたらいいと思っています。皆さんは、職場に限らず、集団の中でどのように「自分らしさ」を出しているのでしょうか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は統合失調症歴13年目の女性です。現在働いていて、今の職場は勤続10年目です。勤め始めた頃は、自分のことで一杯一杯でしたが、徐々に仕事に慣れ、まわりの人たちのことも見えてきて、少し前までまわりの人ともっと調和しようとして、ちょっと無理して声かけしたりしていました。今はあまり無理をせず、自然体で気を配れたらいいなと思っています。ですが「自分らしくある」ことと「気を配れるようになる」ことのバランスがむずかしいと感じています。病気であっても、病気でなくても、あるいは相手が病気であることを知っていても、知らなくても、「自分らしく他者と関われる」ことは、人が生きていくうえで、とても大事なことと考えています。まわりの人たちが、私が統合失調症であることを知っていても、いなくても、同じように「自分らしさ」を出せたらいいと思っています。皆さんは、職場に限らず、集団の中でどのように「自分らしさ」を出しているのでしょうか?
【先輩ピアの実践知見】: 小さなお礼の積み重ね (当事者・寄稿者(高知県)
私は統合失調症になり20年経つ、病気を隠し一般就労している40歳女性です。「自分らしさを出す!」これは大切なことだと私も思います。職場は働く場所なので、時には自分を出すどころか我慢しなければならない面も多々ありますものね!私は介護の仕事をしていますが、利用者様に朝の水分を出すときに、コーヒーを入れている職員に(ついでだからですよ)、「私にも入れて~」とコップを持っていきます。人に簡単なことを頼まれていやがる人はそういません。皆笑顔で、ついでに入れてくれます。入れてくれたコーヒーはすぐ一口飲み「ありがとう。やっぱり甘くておいしいわ」と感想を言います。おべんちゃらを言う必要はないんです。これで朝のスタートもいいし、入れてくれた人も悪い気はしてないと思います。あと、フォローしてくれた人には必ずお礼を言います。あたりまえのことかもしれませんが(いつもしてくれてるし言わなくてもいいだろう?)ではなく、言葉にすることによって「まあ、のせじょうずなんだから」と言いながら皆うれしそうな顔をしています。小さなことでも、自分はフォローに気づき、感謝しているということを見せるようにしてます。私も就労したての頃は一杯一杯だったけど、やはり慣れていき、パートから社員に。そして資格取得でき、今はちょうど中堅になり、ピア仲間を指導したり意見も言ったりする立場になりつつあります。小さなお礼などの積み重ねのおかげで、職員とも仕事仲間を通り越して、友達づきあいをさせてもらってます。プライベートでも人の話は最後まで聞き、しかしやはり素直に。人に愛され大事に想われ、また、自分も人を理解しようとし大事に思う!これであまり損することはないと思います。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
私は統合失調症歴13年目の女性です。現在働いていて、今の職場は勤続10年目です。勤め始めた頃は、自分のことで一杯一杯でしたが、徐々に仕事に慣れ、まわりの人たちのことも見えてきて、少し前までまわりの人ともっと調和しようとして、ちょっと無理して声かけしたりしていました。今はあまり無理をせず、自然体で気を配れたらいいなと思っています。ですが「自分らしくある」ことと「気を配れるようになる」ことのバランスがむずかしいと感じています。病気であっても、病気でなくても、あるいは相手が病気であることを知っていても、知らなくても、「自分らしく他者と関われる」ことは、人が生きていくうえで、とても大事なことと考えています。まわりの人たちが、私が統合失調症であることを知っていても、いなくても、同じように「自分らしさ」を出せたらいいと思っています。皆さんは、職場に限らず、集団の中でどのように「自分らしさ」を出しているのでしょうか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は統合失調症歴13年目の女性です。現在働いていて、今の職場は勤続10年目です。勤め始めた頃は、自分のことで一杯一杯でしたが、徐々に仕事に慣れ、まわりの人たちのことも見えてきて、少し前までまわりの人ともっと調和しようとして、ちょっと無理して声かけしたりしていました。今はあまり無理をせず、自然体で気を配れたらいいなと思っています。ですが「自分らしくある」ことと「気を配れるようになる」ことのバランスがむずかしいと感じています。病気であっても、病気でなくても、あるいは相手が病気であることを知っていても、知らなくても、「自分らしく他者と関われる」ことは、人が生きていくうえで、とても大事なことと考えています。まわりの人たちが、私が統合失調症であることを知っていても、いなくても、同じように「自分らしさ」を出せたらいいと思っています。皆さんは、職場に限らず、集団の中でどのように「自分らしさ」を出しているのでしょうか?
【先輩ピアの実践知見】: ネガティブシールははがさない (当事者・寄稿者(大阪府)
私も職場で「こういうふうにふるまったらいいのだろうか」「これでよかったのだろうか」「ああいうことはまずかったのだろうか」とネガティブに反芻(はんすう)して忸怩(じくじ)たる思いを持つことがあります。 しかしよく考えれば、仕事は自分を構成する一部であり、全部ではないのです。職場に行って働くときも、日によってコンディションも異なり、やってやった感や、今日はこれでよかったと思えるような内容のよい日ばかりでもないし、内容のよくない日もよくないなりに過ごして、一日終わったら息抜きをします。内容のよくない日には、頭に張りついた「これでよかったのか」というネガティブなシールをどうしてもはがせない日もあります。でも、そういう日は無理してそういうシールをはがそうとしないことです。張りついたまんま「これでいいのかな」とやんわり思っているうちに、多少気にならなくなるように頭はどうもできているようです。心の病をもっていると、それが急性期症状の引き金になるんじゃないかとびくびくはしますが、実際多少状態が悪くとも、悪いまんま過ごすと時が過ぎて多少は必ずマシになるんです。そう思ううちに病気もきっと寛解します。あせらないことですよ。そう思います。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
&A 病気とつきあうってどういうことでしょうか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
病気とつきあうってどういうことでしょうか?
【先輩ピアの実践知見】: 今を生きること (当事者・寄稿者(千葉県)
私の場合、「病識」を自分のなかではっきり意識できたことが、つきあう段階まで回復した大きなキッカケでした。それまでの私は、拒食は意志だとか、親のせいで病気になったと、うらんだり、過去の言動を振り返っては落ち込んだりと、過去のことだけに目がいき、今を受け入れられませんでした。でも、あることがキッカケで「自分は病気なんだ」ということが、頭にストォーンと入ってきました。発病から三年目の五月。日々変わりゆく体調の変化に対応できずに、毎日イライラして過ごしていました。わけもなく「歩こう」と無意識のなかで、数十キロを歩いてしまいました。歩きながら自分を整理する時間を持つことができたのだと思います。己とは何か! これが大きな命題でしたが、それに付随して「何が病気で、何が性格なのだろうか?」「今どのような状態なのだろうか?」と…。そのなかで、一つの悟りが開けました。「病気と闘わない・認める・共存する」ということです。そうすると、前向きに生きる勇気や将来への希望、まわりの人間に対する感謝などが生まれてきます。特に勇気や希望は病気に打ち勝っていくのには、非常に重要だと思っています。私は「病識」を持ってから、今を生きようと決意しました。病気の原因になった過去のことは変えられない!だったら、病気になって何ができるか? 何がしたいか? と考えるようになりました。私の病気の特徴は、ちょっとよくなると全力疾走してしまい、疲れに気づかずに体調をくずすまで物事をやってしまうことです。このように、自分の病気のスタイルを知ることから始めました。そして、だんだんとコントロールできるようになってきました。医師やワーカーの方に、自分の行動パターンやそれに伴う心身の変化を相談し、不穏時の薬をのむ・睡眠を多く取る・落語を聞く(これは私のストレス解消法ですが…)など、自分にあった方法を探しています。対処法が見えてくると、だいぶん「病気とつきあっていける」と感じられると思います。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
&A 病気とつきあうってどういうことでしょうか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
病気とつきあうってどういうことでしょうか?
【先輩ピアの実践知見】: 自分の状態を確認する (当事者・寄稿者(東京都)
私にとって「病気とつきあう」とは、病気を受け入れ、調子のよいとき・悪いときを把握することです。私も統合失調症で、事務の仕事をしています。病気になって記憶力や思考力が落ちたせいもあり、働き始めのころは仕事で恥をかいたりして、家で泣くことも多かったです。しかし、記憶することに関しては、家で復習をしてなんとかカバーしています。私の場合は、病気を持ちながら仕事を続けてこられた、という小さな自信と少しの努力で、徐々に病気を受け入れられるようになりました。調子のよいとき、悪いときを把握する、というのは、たとえば「今日はよく眠れなかった」など、体調や病状の変化を自分で把握し、疲れたときは無理せず休みを取る、などです。私は、「こんなことがあって疲れた」など、具体的に主治医や家族に報告・相談しています。それと、ある本で読んだ、再発の四つの兆候「眠れない」、「不安が高くなる」、「対人関係に敏感になる」、「外の刺激に敏感になる」を紙に書き、家のリビングに貼っています。この貼り紙を見ると、「不安が高くなっていないかどうか」など、今の自分の状態を確認できます。それに、再発して自分で把握できなくなってしまったときでも、家族が対処する手がかりになると思うのです。病気とうまく「つきあう」には、まわりの人たちの理解・協力を得ることが大切だと思います。あなたのように病気をオープンにして働く、というのもストレスのもとを一つ減らす選択ではないでしょうか。私は、薬をのまなくなることが治ることではないと思います。「病気とつきあって」生きていく、つまり「病気を持ちながら、支障のない生活をおくる」ことは、再発しない、さらには安定した病状でいる、ということで、服薬は最も大切なことだからです。
【モデル③ 外付け認知・環境委託型】
【知の補装具】(欠損した認次的エネルギーを外付けの仕組みや道具で補填する)
&A 病気とつきあうってどういうことでしょうか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
病気とつきあうってどういうことでしょうか?
【先輩ピアの実践知見】: サインを読み取る (当事者・寄稿者(茨城県)
病気とつき合う…。わかるようでわかりにくい表現ですよね。私も統合失調症患者の一人として、こう言われてずいぶん悩みましたが、こう言い換えたらどうでしょう?「統合失調症という『子供』とつき合う」ごぞんじかもしれませんが、統合失調症というのは慢性疾患です。ですが今は、いい薬がたくさんできて、症状をおさえたり、減らすことはできます。話が若干それましたね。本題に戻ります。統合失調症を子供にたとえてみるとどうでしょう? 子供も、普段しつけていればおとなしくしています。同じように病気も、普段薬さえのんでいれば、落ち着いて過ごせます。でも、ときに子供はだだをこねたり、泣いたりする。同じように病気も、ある日突然調子が悪くなり、イライラしたりうつっぽくなったりします。こういうときは、子供をおもちゃであやすように、病気も薬を使って症状を改善させていく。そうやって、また元気になっていく。「病気」としてとらえるとわかりにくいけれど、子供と置きかえると、人間関係と接点が見えて、わかりやすくないですか?ただ、誤解して頂きたくないのは、これはあくまでもたとえであって、子供への差別ではないということ。そして、統合失調症という病気は、決して生きていく上で足かせにはならないということです。病気でいる状態が長くなればなるほど、「ああ、今日は何となく調子がいいな」とか「今日はもうダメだ」などといった体からのサインに気づいてくるはずです。私も統合失調症歴六年くらいになりますが、結構わかるものですよ。そういうとき、特に悪くなったときは、頓服をのんで早めに寝たりしています。こういう「体からのサイン」を読み取ることも、「病気とつき合う」上で大事なことなのではないでしょうか?病気だからと身構えず、一緒に長い人生を、子供のように手をつなぎ、歩んでいこうとする姿勢こそが、病気とつき合うことだと思いますよ。
【モデル⑤ 波の観察・休戦共存型】
【休戦協定・操舵術】(消せない症状を敵視せず、やり過ごす操縦法を身につける)
私は二六歳の女性です。大学を卒業した後、広告代理店に勤務するようになりました。その一年後に先輩たちが一度に数人やめてしまいました。その影響で仕事の量が増え、アドバイスをしてくれる先輩もいないし、孤立と不安のなかで、いろいろな声が聞こえてくるようになりました。両親は「空耳だ」と言いましたが、私にははっきり声が聞こえました。その後、暴れたりして、両親と弟に精神科の病院につれて行かれて、三か月入院しました。統合失調症でした。それが一年前です。今は薬もきちんとのみ、ピア仲間で一〇時から三時までアルバイトをしています。病気のことを伝えてあるので、気が楽です。さて、今回ご相談をしたいことは、今後のことなのです。「この病気は薬をのまなくなると再発してしまいます。病気とうまくつきあいながら暮らしてください」と、主治医から言われました。この「病気とつきあう」という感覚がよくわからないのです。病院のワーカーさんからは、「生活をしながら様子をみて、自分の病気の特徴を知ることです」と言われました。皆さんはどう病気とつきあっているのでしょうか。教えてください。。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は二六歳の女性です。大学を卒業した後、広告代理店に勤務するようになりました。その一年後に先輩たちが一度に数人やめてしまいました。その影響で仕事の量が増え、アドバイスをしてくれる先輩もいないし、孤立と不安のなかで、いろいろな声が聞こえてくるようになりました。両親は「空耳だ」と言いましたが、私にははっきり声が聞こえました。その後、暴れたりして、両親と弟に精神科の病院につれて行かれて、三か月入院しました。統合失調症でした。それが一年前です。今は薬もきちんとのみ、ピア仲間で一〇時から三時までアルバイトをしています。病気のことを伝えてあるので、気が楽です。さて、今回ご相談をしたいことは、今後のことなのです。「この病気は薬をのまなくなると再発してしまいます。病気とうまくつきあいながら暮らしてください」と、主治医から言われました。この「病気とつきあう」という感覚がよくわからないのです。病院のワーカーさんからは、「生活をしながら様子をみて、自分の病気の特徴を知ることです」と言われました。皆さんはどう病気とつきあっているのでしょうか。教えてください。
【先輩ピアの実践知見】: 今を生きること (当事者・寄稿者(千葉県)
私の場合、「病識」を自分のなかではっきり意識できたことが、つきあう段階まで回復した大きなキッカケでした。それまでの私は、拒食は意志だとか、親のせいで病気になったと、うらんだり、過去の言動を振り返っては落ち込んだりと、過去のことだけに目がいき、今を受け入れられませんでした。でも、あることがキッカケで「自分は病気なんだ」ということが、頭にストォーンと入ってきました。発病から三年目の五月。日々変わりゆく体調の変化に対応できずに、毎日イライラして過ごしていました。わけもなく「歩こう」と無意識のなかで、数十キロを歩いてしまいました。歩きながら自分を整理する時間を持つことができたのだと思います。己とは何か! これが大きな命題でしたが、それに付随して「何が病気で、何が性格なのだろうか?」「今どのような状態なのだろうか?」と…。そのなかで、一つの悟りが開けました。「病気と闘わない・認める・共存する」ということです。そうすると、前向きに生きる勇気や将来への希望、まわりの人間に対する感謝などが生まれてきます。特に勇気や希望は病気に打ち勝っていくのには、非常に重要だと思っています。私は「病識」を持ってから、今を生きようと決意しました。病気の原因になった過去のことは変えられない!だったら、病気になって何ができるか? 何がしたいか? と考えるようになりました。私の病気の特徴は、ちょっとよくなると全力疾走してしまい、疲れに気づかずに体調をくずすまで物事をやってしまうことです。このように、自分の病気のスタイルを知ることから始めました。そして、だんだんとコントロールできるようになってきました。医師やワーカーの方に、自分の行動パターンやそれに伴う心身の変化を相談し、不穏時の薬をのむ・睡眠を多く取る・落語を聞く(これは私のストレス解消法ですが…)など、自分にあった方法を探しています。対処法が見えてくると、だいぶん「病気とつきあっていける」と感じられると思います。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
私は二六歳の女性です。大学を卒業した後、広告代理店に勤務するようになりました。その一年後に先輩たちが一度に数人やめてしまいました。その影響で仕事の量が増え、アドバイスをしてくれる先輩もいないし、孤立と不安のなかで、いろいろな声が聞こえてくるようになりました。両親は「空耳だ」と言いましたが、私にははっきり声が聞こえました。その後、暴れたりして、両親と弟に精神科の病院につれて行かれて、三か月入院しました。統合失調症でした。それが一年前です。今は薬もきちんとのみ、ピア仲間で一〇時から三時までアルバイトをしています。病気のことを伝えてあるので、気が楽です。さて、今回ご相談をしたいことは、今後のことなのです。「この病気は薬をのまなくなると再発してしまいます。病気とうまくつきあいながら暮らしてください」と、主治医から言われました。この「病気とつきあう」という感覚がよくわからないのです。病院のワーカーさんからは、「生活をしながら様子をみて、自分の病気の特徴を知ることです」と言われました。皆さんはどう病気とつきあっているのでしょうか。教えてください。。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は二六歳の女性です。大学を卒業した後、広告代理店に勤務するようになりました。その一年後に先輩たちが一度に数人やめてしまいました。その影響で仕事の量が増え、アドバイスをしてくれる先輩もいないし、孤立と不安のなかで、いろいろな声が聞こえてくるようになりました。両親は「空耳だ」と言いましたが、私にははっきり声が聞こえました。その後、暴れたりして、両親と弟に精神科の病院につれて行かれて、三か月入院しました。統合失調症でした。それが一年前です。今は薬もきちんとのみ、ピア仲間で一〇時から三時までアルバイトをしています。病気のことを伝えてあるので、気が楽です。さて、今回ご相談をしたいことは、今後のことなのです。「この病気は薬をのまなくなると再発してしまいます。病気とうまくつきあいながら暮らしてください」と、主治医から言われました。この「病気とつきあう」という感覚がよくわからないのです。病院のワーカーさんからは、「生活をしながら様子をみて、自分の病気の特徴を知ることです」と言われました。皆さんはどう病気とつきあっているのでしょうか。教えてください。
【先輩ピアの実践知見】: 自分の状態を確認する (当事者・寄稿者(東京都)
私にとって「病気とつきあう」とは、病気を受け入れ、調子のよいとき・悪いときを把握することです。私も統合失調症で、事務の仕事をしています。病気になって記憶力や思考力が落ちたせいもあり、働き始めのころは仕事で恥をかいたりして、家で泣くことも多かったです。しかし、記憶することに関しては、家で復習をしてなんとかカバーしています。私の場合は、病気を持ちながら仕事を続けてこられた、という小さな自信と少しの努力で、徐々に病気を受け入れられるようになりました。調子のよいとき、悪いときを把握する、というのは、たとえば「今日はよく眠れなかった」など、体調や病状の変化を自分で把握し、疲れたときは無理せず休みを取る、などです。私は、「こんなことがあって疲れた」など、具体的に主治医や家族に報告・相談しています。それと、ある本で読んだ、再発の四つの兆候「眠れない」、「不安が高くなる」、「対人関係に敏感になる」、「外の刺激に敏感になる」を紙に書き、家のリビングに貼っています。この貼り紙を見ると、「不安が高くなっていないかどうか」など、今の自分の状態を確認できます。それに、再発して自分で把握できなくなってしまったときでも、家族が対処する手がかりになると思うのです。病気とうまく「つきあう」には、まわりの人たちの理解・協力を得ることが大切だと思います。あなたのように病気をオープンにして働く、というのもストレスのもとを一つ減らす選択ではないでしょうか。私は、薬をのまなくなることが治ることではないと思います。「病気とつきあって」生きていく、つまり「病気を持ちながら、支障のない生活をおくる」ことは、再発しない、さらには安定した病状でいる、ということで、服薬は最も大切なことだからです。
【モデル③ 外付け認知・環境委託型】
【知の補装具】(欠損した認次的エネルギーを外付けの仕組みや道具で補填する)
私は二六歳の女性です。大学を卒業した後、広告代理店に勤務するようになりました。その一年後に先輩たちが一度に数人やめてしまいました。その影響で仕事の量が増え、アドバイスをしてくれる先輩もいないし、孤立と不安のなかで、いろいろな声が聞こえてくるようになりました。両親は「空耳だ」と言いましたが、私にははっきり声が聞こえました。その後、暴れたりして、両親と弟に精神科の病院につれて行かれて、三か月入院しました。統合失調症でした。それが一年前です。今は薬もきちんとのみ、ピア仲間で一〇時から三時までアルバイトをしています。病気のことを伝えてあるので、気が楽です。さて、今回ご相談をしたいことは、今後のことなのです。「この病気は薬をのまなくなると再発してしまいます。病気とうまくつきあいながら暮らしてください」と、主治医から言われました。この「病気とつきあう」という感覚がよくわからないのです。病院のワーカーさんからは、「生活をしながら様子をみて、自分の病気の特徴を知ることです」と言われました。皆さんはどう病気とつきあっているのでしょうか。教えてください。。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は二六歳の女性です。大学を卒業した後、広告代理店に勤務するようになりました。その一年後に先輩たちが一度に数人やめてしまいました。その影響で仕事の量が増え、アドバイスをしてくれる先輩もいないし、孤立と不安のなかで、いろいろな声が聞こえてくるようになりました。両親は「空耳だ」と言いましたが、私にははっきり声が聞こえました。その後、暴れたりして、両親と弟に精神科の病院につれて行かれて、三か月入院しました。統合失調症でした。それが一年前です。今は薬もきちんとのみ、ピア仲間で一〇時から三時までアルバイトをしています。病気のことを伝えてあるので、気が楽です。さて、今回ご相談をしたいことは、今後のことなのです。「この病気は薬をのまなくなると再発してしまいます。病気とうまくつきあいながら暮らしてください」と、主治医から言われました。この「病気とつきあう」という感覚がよくわからないのです。病院のワーカーさんからは、「生活をしながら様子をみて、自分の病気の特徴を知ることです」と言われました。皆さんはどう病気とつきあっているのでしょうか。教えてください。
【先輩ピアの実践知見】: サインを読み取る (当事者・寄稿者(茨城県)
病気とつき合う…。わかるようでわかりにくい表現ですよね。私も統合失調症患者の一人として、こう言われてずいぶん悩みましたが、こう言い換えたらどうでしょう?「統合失調症という『子供』とつき合う」ごぞんじかもしれませんが、統合失調症というのは慢性疾患です。ですが今は、いい薬がたくさんできて、症状をおさえたり、減らすことはできます。話が若干それましたね。本題に戻ります。統合失調症を子供にたとえてみるとどうでしょう? 子供も、普段しつけていればおとなしくしています。同じように病気も、普段薬さえのんでいれば、落ち着いて過ごせます。でも、ときに子供はだだをこねたり、泣いたりする。同じように病気も、ある日突然調子が悪くなり、イライラしたりうつっぽくなったりします。こういうときは、子供をおもちゃであやすように、病気も薬を使って症状を改善させていく。そうやって、また元気になっていく。「病気」としてとらえるとわかりにくいけれど、子供と置きかえると、人間関係と接点が見えて、わかりやすくないですか?ただ、誤解して頂きたくないのは、これはあくまでもたとえであって、子供への差別ではないということ。そして、統合失調症という病気は、決して生きていく上で足かせにはならないということです。病気でいる状態が長くなればなるほど、「ああ、今日は何となく調子がいいな」とか「今日はもうダメだ」などといった体からのサインに気づいてくるはずです。私も統合失調症歴六年くらいになりますが、結構わかるものですよ。そういうとき、特に悪くなったときは、頓服をのんで早めに寝たりしています。こういう「体からのサイン」を読み取ることも、「病気とつき合う」上で大事なことなのではないでしょうか?病気だからと身構えず、一緒に長い人生を、子供のように手をつなぎ、歩んでいこうとする姿勢こそが、病気とつき合うことだと思いますよ。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
人生の起伏がなくなってつまらない。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は48歳の専業主婦で、夫と中3の娘との3人暮らしです。私は双極Ⅱ型障害をかかえています。 初めて精神科を受診したのは10年前でした。そのときは、うつ病と診断されましたが、いつまでたっても治りませんでした。2年前に医者を変えて、しっかりとこれまでの自分のライフストーリーを聞いてもらい、双極Ⅱ型障害の診断となりました。 薬が変わったおかげかわかりませんが、感情の波はあまりはげしくなりません。低めでわりと安定しています。もともと双極Ⅱ型障害なので、躁状態といっても、そんなにはげしくハイテンションにはなりませんでした。そんな私を気づかって、夫も娘も家事を手伝ったりしてくれて、まあそれで家のことはまわっていくパターンがだんだんできていきました。 私の悩みは、この低め安定状態というのは、何だか人生の起伏がなくなってしまって、正直に言えば、つまらないのです。軽躁状態のときは、ちょっと行動的になって家族も喜びます。その後、突然どっと寝こむことは、夫も娘も想定内で、家のことを手伝ったりしてくれます。案外そのパターンがちょうどよかったのかもしれません。 診断名と薬が変わってからは低め安定状態になって、家族も前のパターンと変わって戸惑っています。病気の症状とはいえ、起伏のある人生と、症状がおさえられて起伏のない人生―妙な悩みだとは思いますが皆さまはどのように思いますか。
【先輩ピアの実践知見】: 過度でなければわがままではない (当事者・寄稿者(大阪府)
感情の起伏をコントロールする薬剤を処方されておられるようですね。その薬剤になるまでの問題は、エネルギー切れで寝こんでしまうときのつらさだったんでしょうから、そのつらさを感じないで、思いっきり笑ったり、感動して涙を流したいですよね。 一番いいのは薬の種類を医師に相談して変えてもらうことだと思います。以前のような楽しいことを思いっきり楽しいと感じるような体験を得られて、エネルギーが切れたときのきつい状態をあまり感じることのない薬物を探してみるのです。抗うつ剤ではそういう薬物の種類は少ないでしょうが、そんなあなたに合う第三の薬剤があるなら、そのほうが毎日を楽しく感じて幸せに暮らせるのではないかと思います。 人生を楽しく過ごしたいということは幸福追求権という基本的人権なのですから、過度に求めなければ、わがままなことではないと思いますよ。おもしろい映画や楽しい話に思いっきり笑って感動して涙する生活のほうがいいに決まっていますよ。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
人生の起伏がなくなってつまらない。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は48歳の専業主婦で、夫と中3の娘との3人暮らしです。私は双極Ⅱ型障害をかかえています。 初めて精神科を受診したのは10年前でした。そのときは、うつ病と診断されましたが、いつまでたっても治りませんでした。2年前に医者を変えて、しっかりとこれまでの自分のライフストーリーを聞いてもらい、双極Ⅱ型障害の診断となりました。 薬が変わったおかげかわかりませんが、感情の波はあまりはげしくなりません。低めでわりと安定しています。もともと双極Ⅱ型障害なので、躁状態といっても、そんなにはげしくハイテンションにはなりませんでした。そんな私を気づかって、夫も娘も家事を手伝ったりしてくれて、まあそれで家のことはまわっていくパターンがだんだんできていきました。 私の悩みは、この低め安定状態というのは、何だか人生の起伏がなくなってしまって、正直に言えば、つまらないのです。軽躁状態のときは、ちょっと行動的になって家族も喜びます。その後、突然どっと寝こむことは、夫も娘も想定内で、家のことを手伝ったりしてくれます。案外そのパターンがちょうどよかったのかもしれません。 診断名と薬が変わってからは低め安定状態になって、家族も前のパターンと変わって戸惑っています。病気の症状とはいえ、起伏のある人生と、症状がおさえられて起伏のない人生―妙な悩みだとは思いますが皆さまはどのように思いますか。
【先輩ピアの実践知見】: 起伏は長い目で (当事者・寄稿者(岐阜県)
私も双極Ⅱ型の57歳の主婦で、夫と28歳の次女と3人暮らしです。質問者の方と環境がとってもよく似てるので共感を持てました。私も軽躁と、うつをくり返し、家族もそれを想定し、よく面倒をみてくれます。 低め安定で人生の起伏がないというのは〝家事はそこそこできるが生き甲斐を持つことができない。人生が楽しくない? ということでしょうか? 私は、かつて作業所やデイケアなどで家庭以外に居場所を持ち、生き甲斐を持ってきました。デイケアは続けていますが作業所は人間関係のトラブルから辞めてしまいました。今は風邪をひき、デイケアも行けず、質問者の方と同じような低め安定でも不安な状態です。でも、またデイケアの仲間と楽しく暮らせると思ってます。それに、こんな私を見守ってくれる家族に感謝です。 人生の起伏は長い目を持って考えましょう。『こころの元気+』を読み返し、自分に取り入れられることを実践するとよいのではないでしょうか。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
人生の起伏がなくなってつまらない。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は48歳の専業主婦で、夫と中3の娘との3人暮らしです。私は双極Ⅱ型障害をかかえています。 初めて精神科を受診したのは10年前でした。そのときは、うつ病と診断されましたが、いつまでたっても治りませんでした。2年前に医者を変えて、しっかりとこれまでの自分のライフストーリーを聞いてもらい、双極Ⅱ型障害の診断となりました。 薬が変わったおかげかわかりませんが、感情の波はあまりはげしくなりません。低めでわりと安定しています。もともと双極Ⅱ型障害なので、躁状態といっても、そんなにはげしくハイテンションにはなりませんでした。そんな私を気づかって、夫も娘も家事を手伝ったりしてくれて、まあそれで家のことはまわっていくパターンがだんだんできていきました。 私の悩みは、この低め安定状態というのは、何だか人生の起伏がなくなってしまって、正直に言えば、つまらないのです。軽躁状態のときは、ちょっと行動的になって家族も喜びます。その後、突然どっと寝こむことは、夫も娘も想定内で、家のことを手伝ったりしてくれます。案外そのパターンがちょうどよかったのかもしれません。 診断名と薬が変わってからは低め安定状態になって、家族も前のパターンと変わって戸惑っています。病気の症状とはいえ、起伏のある人生と、症状がおさえられて起伏のない人生―妙な悩みだとは思いますが皆さまはどのように思いますか。
【先輩ピアの実践知見】: 時間の流れにも変化が (当事者・寄稿者(神奈川県)
24歳の統合失調症と身体障害をかかえる者です。お気持ちよくわかります。薬で体調は抑えられている、でも起伏がない人生が余りにも平凡すぎる。私も、ひとり暮らしをする前まで、そんな生活でした。 薬で躁うつを抑えているので、楽しいことも、悲しいことも、常に平坦でした。都会に出てきて、一人でなかなか病院へ行ったり薬をのんだりすることができず、症状に波が現われ始めると、何だか時間の流れが速く感じるようになりました。 以前は、1か月も1年もさほど変わらなかったように思います。しかし、感情に起伏が現われると「何だか時間が過ぎるのが早いなぁ」と感じるようになったのです。それがよいことか、悪いことかはわかりませんが、それでプラスになっているんじゃないかと思います。一度、薬を見直してみるのもいいかもしれません。 ある方が言っていました。「うつが悪いものだと決めつけることが悪い、うつの状態を楽しみなさい」と。うつという言葉に、私たちは少しマイナスなイメージを持ちすぎなのかもしれません。海でたとえたら「うつは海底、躁は水面だと」。そんなふうに、まったりと生きていけたらいいですね。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
人生の起伏がなくなってつまらない。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は48歳の専業主婦で、夫と中3の娘との3人暮らしです。私は双極Ⅱ型障害をかかえています。 初めて精神科を受診したのは10年前でした。そのときは、うつ病と診断されましたが、いつまでたっても治りませんでした。2年前に医者を変えて、しっかりとこれまでの自分のライフストーリーを聞いてもらい、双極Ⅱ型障害の診断となりました。 薬が変わったおかげかわかりませんが、感情の波はあまりはげしくなりません。低めでわりと安定しています。もともと双極Ⅱ型障害なので、躁状態といっても、そんなにはげしくハイテンションにはなりませんでした。そんな私を気づかって、夫も娘も家事を手伝ったりしてくれて、まあそれで家のことはまわっていくパターンがだんだんできていきました。 私の悩みは、この低め安定状態というのは、何だか人生の起伏がなくなってしまって、正直に言えば、つまらないのです。軽躁状態のときは、ちょっと行動的になって家族も喜びます。その後、突然どっと寝こむことは、夫も娘も想定内で、家のことを手伝ったりしてくれます。案外そのパターンがちょうどよかったのかもしれません。 診断名と薬が変わってからは低め安定状態になって、家族も前のパターンと変わって戸惑っています。病気の症状とはいえ、起伏のある人生と、症状がおさえられて起伏のない人生―妙な悩みだとは思いますが皆さまはどのように思いますか。
【先輩ピアの実践知見】: 操り人形にならない (当事者・寄稿者(千葉県)
私は統合失調感情障害です。感情のアップダウンがたいへんはげしく、泣いたり笑ったりにぎやかに? 暮らしています。 夫や主治医は、もう少し薬を増やして落ち着かせたいようです。でも、私は自分で考えたり、行動したり、感じたりする力があるほうを選んでいるので、最低限の薬をのむだけで、後は自分で努力して、毎日をコントロールして生活しています。 WRAP(ラップ)やIPS、認知行動療法などが役に立っています。うまくいかないときもありますが、毎日がドラマチックで、喜びや悲しみ、あふ精彩に溢れた日々です。 ある心理学の本に、チック(手足などが不随意に動く病気)のドラマーの話が載っていました。彼はチックのおかげで、とても独特な叩き方をする芸術的な音楽家でしたが、薬を投与されたら、チックが治ったのはいいが、ドラマーとして、つまらなくなりました。その後、ドラマーとして活躍する週末だけ薬をやめて、音楽も楽しむ生活をとり戻したそうです。 このように、薬をのむことにも主体性を持って医師と相談し、どんな自分になりたいか明確にビジョンを持たないと薬の操り人形になってしまいます。自分のためにのむのだから、自分に合ったのみ方を先生や家族とよく話し合うことをオススメします。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
人生の起伏がなくなってつまらない。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は48歳の専業主婦で、夫と中3の娘との3人暮らしです。私は双極Ⅱ型障害をかかえています。 初めて精神科を受診したのは10年前でした。そのときは、うつ病と診断されましたが、いつまでたっても治りませんでした。2年前に医者を変えて、しっかりとこれまでの自分のライフストーリーを聞いてもらい、双極Ⅱ型障害の診断となりました。 薬が変わったおかげかわかりませんが、感情の波はあまりはげしくなりません。低めでわりと安定しています。もともと双極Ⅱ型障害なので、躁状態といっても、そんなにはげしくハイテンションにはなりませんでした。そんな私を気づかって、夫も娘も家事を手伝ったりしてくれて、まあそれで家のことはまわっていくパターンがだんだんできていきました。 私の悩みは、この低め安定状態というのは、何だか人生の起伏がなくなってしまって、正直に言えば、つまらないのです。軽躁状態のときは、ちょっと行動的になって家族も喜びます。その後、突然どっと寝こむことは、夫も娘も想定内で、家のことを手伝ったりしてくれます。案外そのパターンがちょうどよかったのかもしれません。 診断名と薬が変わってからは低め安定状態になって、家族も前のパターンと変わって戸惑っています。病気の症状とはいえ、起伏のある人生と、症状がおさえられて起伏のない人生―妙な悩みだとは思いますが皆さまはどのように思いますか。
【先輩ピアの実践知見】: 外には変化がいっぱいです (当事者・寄稿者(千葉県)
私は40歳、男性です。双極Ⅱ型気分障害という診断です。私も起伏というか、波というか、それがなくなって違和感を感じたことがあります。うまく説明できないのですが、むなしいというか、生きがいがないというか、死なないでいるだけ、という感じになったことがあります。 人間は、食べて、寝て、排泄していれば満足するというわけではないと思います。食べるのに精一杯の方は、そう感じないかもしれませんが…。誤解しないでいただきたいのですが、だから、甘えていると言いたいのではありません。それぞれの立場でいろいろな問題があると思うのです。 私の場合、つきなみなのですが、外に出てみることにしました。家の近所でも、道路の割れ目から、名前のわからない雑草が花を咲かせているのを見つけたり、風や空気の違いを感じたり、日の光も季節によって違います。電車に乗れば、いろいろな年代、いろいろな雰囲気の人がいます。自分の中では変化を感じないかもしれませんが、自分の家の外は変化がいっぱいです。私は、そういうところで何かが変わっていきました。 ○「病気との向き合い方」へ戻る○ネット特集へ戻る
【モデル① 自己免責・認知再構成型】
【免震・受け身】(できない自分を責める刃を捨て、不可抗力として受け身を取る)
原因がわからないのに、なぜ薬に効果があるのでしょうか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
原因がわからないのに、なぜ薬に効果があるのでしょうか?
【先輩ピアの実践知見】: 薬が病気の原因に直接作用して効果を発揮することもあれば、直接作用しなくても症状が改善することがあります。原因がわからないのに薬に効果があるのは、原因が不明でも、対症療法として現れている症状(痛み、発熱、不安など)をやわらげたり、原因が完全に解明されていなくても、実際に症状が改善することが確認されたりするためです。たとえば、うつ病では脳内の神経伝達物質であるセロトニンやノルアドレナリン、ドパミンのバランス異常が関与していると考えられていますが、そのくわしい薬の効き方のしくみは、まだ完全に解明されていません。しかしながら、抗うつ薬が特定の神経伝達物質の働きを調節して、うつ病の患者さんの症状を改善することはわかっています。 (先輩ピア)
薬が病気の原因に直接作用して効果を発揮することもあれば、直接作用しなくても症状が改善することがあります。原因がわからないのに薬に効果があるのは、原因が不明でも、対症療法として現れている症状(痛み、発熱、不安など)をやわらげたり、原因が完全に解明されていなくても、実際に症状が改善することが確認されたりするためです。たとえば、うつ病では脳内の神経伝達物質であるセロトニンやノルアドレナリン、ドパミンのバランス異常が関与していると考えられていますが、そのくわしい薬の効き方のしくみは、まだ完全に解明されていません。しかしながら、抗うつ薬が特定の神経伝達物質の働きを調節して、うつ病の患者さんの症状を改善することはわかっています。
【モデル⑤ 波の観察・休戦共存型】
【休戦協定・操舵術】(消せない症状を敵視せず、やり過ごす操縦法を身につける)
原因がわからないのに、なぜ薬に効果があるのでしょうか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
原因がわからないのに、なぜ薬に効果があるのでしょうか?
【先輩ピアの実践知見】: 薬によって、効果発現時間(効果が現れるまでの時間)や効果持続時間(効果が持続する期間)が異なります。 (先輩ピア)
●違いの要因(図1参照) 効果発現時間の違いは主に・吸収(薬が体内に投与されてから血液中に入る)の速さ・分布(薬が作用する場所に届く)の速さ・作用機序(効き方のしくみ)が要因として考えられています。効果持続時間の違いは主に・代謝(薬が体外へ排出しやすいように化学的に分解される)・排泄(薬が体外に排出される)・消失半減期(薬の血中濃度が半分になるまでに要する時間)・薬力学(薬物が体内でどのように作用してその効果を発現するか)・薬の化学的な性質・剤形(薬の形)の工夫が関係していると考えられています。 ●抗うつ薬の場合 たとえば現在のところ抗うつ薬は、薬が作用部位に到達してもすぐに効果が現れるわけではなく、脳内の神経伝達物質のバランスが変化し、それに神経系が適応するのに時間がかかるため、臨床的な効果を実感するまでに数週間かかることがあります。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
原因がわからないのに、なぜ薬に効果があるのでしょうか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
原因がわからないのに、なぜ薬に効果があるのでしょうか?
【先輩ピアの実践知見】: 個人によって、病気やその状態、重症度が異なるため、同じ薬でも人によって効き方が違うことがあります。その他にも、医薬品に対する反応の個人差は、薬物動態(薬が体内でどのように吸収・分布・代謝・排泄されるか)や薬力学について、遺伝的な違い、年齢、体重や体格、性別、肝臓や腎臓の機能、食事や嗜好品、他の薬やサプリメントとの相互作用などによるもの、さらに薬のアドヒアランス(患者さんが治療方針の決定に積極的に参加して、主体的に治療を受けること)、心理的要因などのさまざまな要因があり、それらの多くの要素が複合的に関係して生じると考えられています(⇨特集8のQ22も参照)。 (先輩ピア)
個人によって、病気やその状態、重症度が異なるため、同じ薬でも人によって効き方が違うことがあります。その他にも、医薬品に対する反応の個人差は、薬物動態(薬が体内でどのように吸収・分布・代謝・排泄されるか)や薬力学について、遺伝的な違い、年齢、体重や体格、性別、肝臓や腎臓の機能、食事や嗜好品、他の薬やサプリメントとの相互作用などによるもの、さらに薬のアドヒアランス(患者さんが治療方針の決定に積極的に参加して、主体的に治療を受けること)、心理的要因などのさまざまな要因があり、それらの多くの要素が複合的に関係して生じると考えられています(⇨特集8のQ22も参照)。
【モデル① 自己免責・認知再構成型】
【免震・受け身】(問題と自分の間にクッションを置き、生活の折り合いをつける)
原因がわからないのに、なぜ薬に効果があるのでしょうか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
原因がわからないのに、なぜ薬に効果があるのでしょうか?
【先輩ピアの実践知見】: 薬は治療効果がある一方で、副作用のリスクも伴います。 (先輩ピア)
●さまざまな可能性 副作用によっては、短期間の使用では現れにくい影響が、長期にわたる使用によって現れてくる可能性もあると考えられています。薬の長期的な使用は脳や体に影響を与えることがありますが、すべての方に起こるものではありません。 一部の薬は、記憶力・集中力・思考力など認知機能に影響を与える可能性があります。一部の睡眠薬・抗不安薬などでは、長期使用によって依存が生じることがあります。特定の臓器(肝臓や腎臓など)に負担がかかったり、他の症状が現れたりすることもあります。 一方で、慢性的な病気の治療など、長期にわたって薬をのみ続けることが、健康を維持し、より深刻な状態を防ぐために不可欠な場合もあります。 また重要なことは、自己判断で調節したり、中止したりしないこと、さらに「副作用かもしれない」と感じる症状や薬への不安があれば、必ず医師、薬剤師に相談することです。 ○「こころの元気+」2025年8月号より○申込について○申込はこちら○222号へ戻る
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
薬によって効く時間や日数に違いがあるのはなぜですか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
薬によって効く時間や日数に違いがあるのはなぜですか?
【先輩ピアの実践知見】: 薬が病気の原因に直接作用して効果を発揮することもあれば、直接作用しなくても症状が改善することがあります。原因がわからないのに薬に効果があるのは、原因が不明でも、対症療法として現れている症状(痛み、発熱、不安など)をやわらげたり、原因が完全に解明されていなくても、実際に症状が改善することが確認されたりするためです。たとえば、うつ病では脳内の神経伝達物質であるセロトニンやノルアドレナリン、ドパミンのバランス異常が関与していると考えられていますが、そのくわしい薬の効き方のしくみは、まだ完全に解明されていません。しかしながら、抗うつ薬が特定の神経伝達物質の働きを調節して、うつ病の患者さんの症状を改善することはわかっています。 (先輩ピア)
薬が病気の原因に直接作用して効果を発揮することもあれば、直接作用しなくても症状が改善することがあります。原因がわからないのに薬に効果があるのは、原因が不明でも、対症療法として現れている症状(痛み、発熱、不安など)をやわらげたり、原因が完全に解明されていなくても、実際に症状が改善することが確認されたりするためです。たとえば、うつ病では脳内の神経伝達物質であるセロトニンやノルアドレナリン、ドパミンのバランス異常が関与していると考えられていますが、そのくわしい薬の効き方のしくみは、まだ完全に解明されていません。しかしながら、抗うつ薬が特定の神経伝達物質の働きを調節して、うつ病の患者さんの症状を改善することはわかっています。
【モデル⑤ 波の観察・休戦共存型】
【休戦協定・操舵術】(消せない症状を敵視せず、やり過ごす操縦法を身につける)
薬によって効く時間や日数に違いがあるのはなぜですか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
薬によって効く時間や日数に違いがあるのはなぜですか?
【先輩ピアの実践知見】: 薬によって、効果発現時間(効果が現れるまでの時間)や効果持続時間(効果が持続する期間)が異なります。 (先輩ピア)
●違いの要因(図1参照) 効果発現時間の違いは主に・吸収(薬が体内に投与されてから血液中に入る)の速さ・分布(薬が作用する場所に届く)の速さ・作用機序(効き方のしくみ)が要因として考えられています。効果持続時間の違いは主に・代謝(薬が体外へ排出しやすいように化学的に分解される)・排泄(薬が体外に排出される)・消失半減期(薬の血中濃度が半分になるまでに要する時間)・薬力学(薬物が体内でどのように作用してその効果を発現するか)・薬の化学的な性質・剤形(薬の形)の工夫が関係していると考えられています。 ●抗うつ薬の場合 たとえば現在のところ抗うつ薬は、薬が作用部位に到達してもすぐに効果が現れるわけではなく、脳内の神経伝達物質のバランスが変化し、それに神経系が適応するのに時間がかかるため、臨床的な効果を実感するまでに数週間かかることがあります。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
薬によって効く時間や日数に違いがあるのはなぜですか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
薬によって効く時間や日数に違いがあるのはなぜですか?
【先輩ピアの実践知見】: 個人によって、病気やその状態、重症度が異なるため、同じ薬でも人によって効き方が違うことがあります。その他にも、医薬品に対する反応の個人差は、薬物動態(薬が体内でどのように吸収・分布・代謝・排泄されるか)や薬力学について、遺伝的な違い、年齢、体重や体格、性別、肝臓や腎臓の機能、食事や嗜好品、他の薬やサプリメントとの相互作用などによるもの、さらに薬のアドヒアランス(患者さんが治療方針の決定に積極的に参加して、主体的に治療を受けること)、心理的要因などのさまざまな要因があり、それらの多くの要素が複合的に関係して生じると考えられています(⇨特集8のQ22も参照)。 (先輩ピア)
個人によって、病気やその状態、重症度が異なるため、同じ薬でも人によって効き方が違うことがあります。その他にも、医薬品に対する反応の個人差は、薬物動態(薬が体内でどのように吸収・分布・代謝・排泄されるか)や薬力学について、遺伝的な違い、年齢、体重や体格、性別、肝臓や腎臓の機能、食事や嗜好品、他の薬やサプリメントとの相互作用などによるもの、さらに薬のアドヒアランス(患者さんが治療方針の決定に積極的に参加して、主体的に治療を受けること)、心理的要因などのさまざまな要因があり、それらの多くの要素が複合的に関係して生じると考えられています(⇨特集8のQ22も参照)。
【モデル① 自己免責・認知再構成型】
【免震・受け身】(問題と自分の間にクッションを置き、生活の折り合いをつける)
薬によって効く時間や日数に違いがあるのはなぜですか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
薬によって効く時間や日数に違いがあるのはなぜですか?
【先輩ピアの実践知見】: 薬は治療効果がある一方で、副作用のリスクも伴います。 (先輩ピア)
●さまざまな可能性 副作用によっては、短期間の使用では現れにくい影響が、長期にわたる使用によって現れてくる可能性もあると考えられています。薬の長期的な使用は脳や体に影響を与えることがありますが、すべての方に起こるものではありません。 一部の薬は、記憶力・集中力・思考力など認知機能に影響を与える可能性があります。一部の睡眠薬・抗不安薬などでは、長期使用によって依存が生じることがあります。特定の臓器(肝臓や腎臓など)に負担がかかったり、他の症状が現れたりすることもあります。 一方で、慢性的な病気の治療など、長期にわたって薬をのみ続けることが、健康を維持し、より深刻な状態を防ぐために不可欠な場合もあります。 また重要なことは、自己判断で調節したり、中止したりしないこと、さらに「副作用かもしれない」と感じる症状や薬への不安があれば、必ず医師、薬剤師に相談することです。 ○「こころの元気+」2025年8月号より○申込について○申込はこちら○222号へ戻る
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
なぜ同じ薬でも人によって効き方が違うのですか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
なぜ同じ薬でも人によって効き方が違うのですか?
【先輩ピアの実践知見】: 薬が病気の原因に直接作用して効果を発揮することもあれば、直接作用しなくても症状が改善することがあります。原因がわからないのに薬に効果があるのは、原因が不明でも、対症療法として現れている症状(痛み、発熱、不安など)をやわらげたり、原因が完全に解明されていなくても、実際に症状が改善することが確認されたりするためです。たとえば、うつ病では脳内の神経伝達物質であるセロトニンやノルアドレナリン、ドパミンのバランス異常が関与していると考えられていますが、そのくわしい薬の効き方のしくみは、まだ完全に解明されていません。しかしながら、抗うつ薬が特定の神経伝達物質の働きを調節して、うつ病の患者さんの症状を改善することはわかっています。 (先輩ピア)
薬が病気の原因に直接作用して効果を発揮することもあれば、直接作用しなくても症状が改善することがあります。原因がわからないのに薬に効果があるのは、原因が不明でも、対症療法として現れている症状(痛み、発熱、不安など)をやわらげたり、原因が完全に解明されていなくても、実際に症状が改善することが確認されたりするためです。たとえば、うつ病では脳内の神経伝達物質であるセロトニンやノルアドレナリン、ドパミンのバランス異常が関与していると考えられていますが、そのくわしい薬の効き方のしくみは、まだ完全に解明されていません。しかしながら、抗うつ薬が特定の神経伝達物質の働きを調節して、うつ病の患者さんの症状を改善することはわかっています。
【モデル⑤ 波の観察・休戦共存型】
【休戦協定・操舵術】(消せない症状を敵視せず、やり過ごす操縦法を身につける)
なぜ同じ薬でも人によって効き方が違うのですか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
なぜ同じ薬でも人によって効き方が違うのですか?
【先輩ピアの実践知見】: 薬によって、効果発現時間(効果が現れるまでの時間)や効果持続時間(効果が持続する期間)が異なります。 (先輩ピア)
●違いの要因(図1参照) 効果発現時間の違いは主に・吸収(薬が体内に投与されてから血液中に入る)の速さ・分布(薬が作用する場所に届く)の速さ・作用機序(効き方のしくみ)が要因として考えられています。効果持続時間の違いは主に・代謝(薬が体外へ排出しやすいように化学的に分解される)・排泄(薬が体外に排出される)・消失半減期(薬の血中濃度が半分になるまでに要する時間)・薬力学(薬物が体内でどのように作用してその効果を発現するか)・薬の化学的な性質・剤形(薬の形)の工夫が関係していると考えられています。 ●抗うつ薬の場合 たとえば現在のところ抗うつ薬は、薬が作用部位に到達してもすぐに効果が現れるわけではなく、脳内の神経伝達物質のバランスが変化し、それに神経系が適応するのに時間がかかるため、臨床的な効果を実感するまでに数週間かかることがあります。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
なぜ同じ薬でも人によって効き方が違うのですか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
なぜ同じ薬でも人によって効き方が違うのですか?
【先輩ピアの実践知見】: 個人によって、病気やその状態、重症度が異なるため、同じ薬でも人によって効き方が違うことがあります。その他にも、医薬品に対する反応の個人差は、薬物動態(薬が体内でどのように吸収・分布・代謝・排泄されるか)や薬力学について、遺伝的な違い、年齢、体重や体格、性別、肝臓や腎臓の機能、食事や嗜好品、他の薬やサプリメントとの相互作用などによるもの、さらに薬のアドヒアランス(患者さんが治療方針の決定に積極的に参加して、主体的に治療を受けること)、心理的要因などのさまざまな要因があり、それらの多くの要素が複合的に関係して生じると考えられています(⇨特集8のQ22も参照)。 (先輩ピア)
個人によって、病気やその状態、重症度が異なるため、同じ薬でも人によって効き方が違うことがあります。その他にも、医薬品に対する反応の個人差は、薬物動態(薬が体内でどのように吸収・分布・代謝・排泄されるか)や薬力学について、遺伝的な違い、年齢、体重や体格、性別、肝臓や腎臓の機能、食事や嗜好品、他の薬やサプリメントとの相互作用などによるもの、さらに薬のアドヒアランス(患者さんが治療方針の決定に積極的に参加して、主体的に治療を受けること)、心理的要因などのさまざまな要因があり、それらの多くの要素が複合的に関係して生じると考えられています(⇨特集8のQ22も参照)。
【モデル① 自己免責・認知再構成型】
【免震・受け身】(問題と自分の間にクッションを置き、生活の折り合いをつける)
なぜ同じ薬でも人によって効き方が違うのですか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
なぜ同じ薬でも人によって効き方が違うのですか?
【先輩ピアの実践知見】: 薬は治療効果がある一方で、副作用のリスクも伴います。 (先輩ピア)
●さまざまな可能性 副作用によっては、短期間の使用では現れにくい影響が、長期にわたる使用によって現れてくる可能性もあると考えられています。薬の長期的な使用は脳や体に影響を与えることがありますが、すべての方に起こるものではありません。 一部の薬は、記憶力・集中力・思考力など認知機能に影響を与える可能性があります。一部の睡眠薬・抗不安薬などでは、長期使用によって依存が生じることがあります。特定の臓器(肝臓や腎臓など)に負担がかかったり、他の症状が現れたりすることもあります。 一方で、慢性的な病気の治療など、長期にわたって薬をのみ続けることが、健康を維持し、より深刻な状態を防ぐために不可欠な場合もあります。 また重要なことは、自己判断で調節したり、中止したりしないこと、さらに「副作用かもしれない」と感じる症状や薬への不安があれば、必ず医師、薬剤師に相談することです。 ○「こころの元気+」2025年8月号より○申込について○申込はこちら○222号へ戻る
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
のみ続けることで脳や体に悪影響はないですか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
のみ続けることで脳や体に悪影響はないですか?
【先輩ピアの実践知見】: 薬が病気の原因に直接作用して効果を発揮することもあれば、直接作用しなくても症状が改善することがあります。原因がわからないのに薬に効果があるのは、原因が不明でも、対症療法として現れている症状(痛み、発熱、不安など)をやわらげたり、原因が完全に解明されていなくても、実際に症状が改善することが確認されたりするためです。たとえば、うつ病では脳内の神経伝達物質であるセロトニンやノルアドレナリン、ドパミンのバランス異常が関与していると考えられていますが、そのくわしい薬の効き方のしくみは、まだ完全に解明されていません。しかしながら、抗うつ薬が特定の神経伝達物質の働きを調節して、うつ病の患者さんの症状を改善することはわかっています。 (先輩ピア)
薬が病気の原因に直接作用して効果を発揮することもあれば、直接作用しなくても症状が改善することがあります。原因がわからないのに薬に効果があるのは、原因が不明でも、対症療法として現れている症状(痛み、発熱、不安など)をやわらげたり、原因が完全に解明されていなくても、実際に症状が改善することが確認されたりするためです。たとえば、うつ病では脳内の神経伝達物質であるセロトニンやノルアドレナリン、ドパミンのバランス異常が関与していると考えられていますが、そのくわしい薬の効き方のしくみは、まだ完全に解明されていません。しかしながら、抗うつ薬が特定の神経伝達物質の働きを調節して、うつ病の患者さんの症状を改善することはわかっています。
【モデル⑤ 波の観察・休戦共存型】
【休戦協定・操舵術】(消せない症状を敵視せず、やり過ごす操縦法を身につける)
のみ続けることで脳や体に悪影響はないですか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
のみ続けることで脳や体に悪影響はないですか?
【先輩ピアの実践知見】: 薬によって、効果発現時間(効果が現れるまでの時間)や効果持続時間(効果が持続する期間)が異なります。 (先輩ピア)
●違いの要因(図1参照) 効果発現時間の違いは主に・吸収(薬が体内に投与されてから血液中に入る)の速さ・分布(薬が作用する場所に届く)の速さ・作用機序(効き方のしくみ)が要因として考えられています。効果持続時間の違いは主に・代謝(薬が体外へ排出しやすいように化学的に分解される)・排泄(薬が体外に排出される)・消失半減期(薬の血中濃度が半分になるまでに要する時間)・薬力学(薬物が体内でどのように作用してその効果を発現するか)・薬の化学的な性質・剤形(薬の形)の工夫が関係していると考えられています。 ●抗うつ薬の場合 たとえば現在のところ抗うつ薬は、薬が作用部位に到達してもすぐに効果が現れるわけではなく、脳内の神経伝達物質のバランスが変化し、それに神経系が適応するのに時間がかかるため、臨床的な効果を実感するまでに数週間かかることがあります。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
のみ続けることで脳や体に悪影響はないですか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
のみ続けることで脳や体に悪影響はないですか?
【先輩ピアの実践知見】: 個人によって、病気やその状態、重症度が異なるため、同じ薬でも人によって効き方が違うことがあります。その他にも、医薬品に対する反応の個人差は、薬物動態(薬が体内でどのように吸収・分布・代謝・排泄されるか)や薬力学について、遺伝的な違い、年齢、体重や体格、性別、肝臓や腎臓の機能、食事や嗜好品、他の薬やサプリメントとの相互作用などによるもの、さらに薬のアドヒアランス(患者さんが治療方針の決定に積極的に参加して、主体的に治療を受けること)、心理的要因などのさまざまな要因があり、それらの多くの要素が複合的に関係して生じると考えられています(⇨特集8のQ22も参照)。 (先輩ピア)
個人によって、病気やその状態、重症度が異なるため、同じ薬でも人によって効き方が違うことがあります。その他にも、医薬品に対する反応の個人差は、薬物動態(薬が体内でどのように吸収・分布・代謝・排泄されるか)や薬力学について、遺伝的な違い、年齢、体重や体格、性別、肝臓や腎臓の機能、食事や嗜好品、他の薬やサプリメントとの相互作用などによるもの、さらに薬のアドヒアランス(患者さんが治療方針の決定に積極的に参加して、主体的に治療を受けること)、心理的要因などのさまざまな要因があり、それらの多くの要素が複合的に関係して生じると考えられています(⇨特集8のQ22も参照)。
【モデル① 自己免責・認知再構成型】
【免震・受け身】(問題と自分の間にクッションを置き、生活の折り合いをつける)
のみ続けることで脳や体に悪影響はないですか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
のみ続けることで脳や体に悪影響はないですか?
【先輩ピアの実践知見】: 薬は治療効果がある一方で、副作用のリスクも伴います。 (先輩ピア)
●さまざまな可能性 副作用によっては、短期間の使用では現れにくい影響が、長期にわたる使用によって現れてくる可能性もあると考えられています。薬の長期的な使用は脳や体に影響を与えることがありますが、すべての方に起こるものではありません。 一部の薬は、記憶力・集中力・思考力など認知機能に影響を与える可能性があります。一部の睡眠薬・抗不安薬などでは、長期使用によって依存が生じることがあります。特定の臓器(肝臓や腎臓など)に負担がかかったり、他の症状が現れたりすることもあります。 一方で、慢性的な病気の治療など、長期にわたって薬をのみ続けることが、健康を維持し、より深刻な状態を防ぐために不可欠な場合もあります。 また重要なことは、自己判断で調節したり、中止したりしないこと、さらに「副作用かもしれない」と感じる症状や薬への不安があれば、必ず医師、薬剤師に相談することです。 ○「こころの元気+」2025年8月号より○申込について○申込はこちら○222号へ戻る
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
家族です。子どもが薬をのんでくれません。どうしたらよいですか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
家族です。子どもが薬をのんでくれません。どうしたらよいですか?
【先輩ピアの実践知見】: ご本人はどうして薬をのみたくないのでしょうか?薬の必要性を感じているのでしょうか?このことをどのように感じているかが大切だと思います。ご本人の薬や病気への想いに寄り添い、話を聞けるとよいと思います。ご家族の理解や一緒にリカバリーしていこうという姿勢は本人にとって大変心強いと思います。また、実際に薬をのんでいる体験談を聞くことも大切なことだと思います。 (先輩ピア)
ご本人はどうして薬をのみたくないのでしょうか?薬の必要性を感じているのでしょうか?このことをどのように感じているかが大切だと思います。ご本人の薬や病気への想いに寄り添い、話を聞けるとよいと思います。ご家族の理解や一緒にリカバリーしていこうという姿勢は本人にとって大変心強いと思います。また、実際に薬をのんでいる体験談を聞くことも大切なことだと思います。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
家族です。子どもが薬をのんでくれません。どうしたらよいですか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
家族です。子どもが薬をのんでくれません。どうしたらよいですか?
【先輩ピアの実践知見】: 病気を受け入れることはとても大変なことです。認めたくない気持ちは当然のことだと思います。まずは認めたくない気持ちや苦しさ、生きづらさなどを聞いてもらい、寄り添って理解しようとしてくれる人を作ってみてはどうでしょう。 (先輩ピア)
病気を受け入れることはとても大変なことです。認めたくない気持ちは当然のことだと思います。まずは認めたくない気持ちや苦しさ、生きづらさなどを聞いてもらい、寄り添って理解しようとしてくれる人を作ってみてはどうでしょう。
【モデル① 自己免責・認知再構成型】
【免震・受け身】(できない自分を責める刃を捨て、不可抗力として受け身を取る)
家族です。子どもが薬をのんでくれません。どうしたらよいですか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
家族です。子どもが薬をのんでくれません。どうしたらよいですか?
【先輩ピアの実践知見】: 無理やりのまされるのは、怖くて傷つく非常に苦しい体験だったかと思います。薬から当時のことを連想し、嫌になることもあるかもしれません。きっと怖い体験をしたことから、薬も怖くなってしまったのですね。薬と体験を切り分けていけると、少し楽になるのではないでしょうか。薬の知識や必要性等を知ることで「薬はあくまで薬でしかない」というように、気持ちの変化が生じる助けになるのではないかと思いました。 (先輩ピア)
薬はあくまで薬でしかない」というように、気持ちの変化が生じる助けになるのではないかと思いました。]
「無理やりのまされるのは、怖くて傷つく非常に苦しい体験だったかと思います。薬から当時のことを連想し、嫌になることもあるかもしれません。きっと怖い体験をしたことから、薬も怖くなってしまったのですね。薬と体験を切り分けていけると、少し楽になるのではないでしょうか。薬の知識や必要性等を知ることで「薬はあくまで薬でしかない」というように、気持ちの変化が生じる助けになるのではないかと思いました。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
家族です。子どもが薬をのんでくれません。どうしたらよいですか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
家族です。子どもが薬をのんでくれません。どうしたらよいですか?
【先輩ピアの実践知見】: あくまでもご友人の意見、考えではありますが、薬は体にさまざまな影響があるかと思います。「のみ続けていて大丈夫かな」と心配になることもありますよね。とはいえ薬には、あなたを助けてくれる部分も大きく、必要性もあるでしょう。この葛藤の中で、妥協して薬をのまなければならない状況を経験している仲間は多くいます。薬についての困りごとなどを共有し合えると、気持ちが楽になり、どうして薬をのんでいるのか、必要なのかということに向き合えるかと思います。 (先輩ピア)
のみ続けていて大丈夫かな」と心配になることもありますよね。とはいえ薬には、あなたを助けてくれる部分も大きく、必要性もあるでしょう。この葛藤の中で、妥協して薬をのまなければならない状況を経験している仲間は多くいます。薬についての困りごとなどを共有し合えると、気持ちが楽になり、どうして薬をのんでいるのか、必要なのかということに向き合えるかと思います。]
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【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
薬をのむと、自分が精神科の患者だと認める気がしてのみたくないのですが、どうしたらよいですか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
薬をのむと、自分が精神科の患者だと認める気がしてのみたくないのですが、どうしたらよいですか?
【先輩ピアの実践知見】: ご本人はどうして薬をのみたくないのでしょうか?薬の必要性を感じているのでしょうか?このことをどのように感じているかが大切だと思います。ご本人の薬や病気への想いに寄り添い、話を聞けるとよいと思います。ご家族の理解や一緒にリカバリーしていこうという姿勢は本人にとって大変心強いと思います。また、実際に薬をのんでいる体験談を聞くことも大切なことだと思います。 (先輩ピア)
ご本人はどうして薬をのみたくないのでしょうか?薬の必要性を感じているのでしょうか?このことをどのように感じているかが大切だと思います。ご本人の薬や病気への想いに寄り添い、話を聞けるとよいと思います。ご家族の理解や一緒にリカバリーしていこうという姿勢は本人にとって大変心強いと思います。また、実際に薬をのんでいる体験談を聞くことも大切なことだと思います。
【モデル① 自己免責・認知再構成型】
【免震・受け身】(できない自分を責める刃を捨て、不可抗力として受け身を取る)
薬をのむと、自分が精神科の患者だと認める気がしてのみたくないのですが、どうしたらよいですか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
薬をのむと、自分が精神科の患者だと認める気がしてのみたくないのですが、どうしたらよいですか?
【先輩ピアの実践知見】: 病気を受け入れることはとても大変なことです。認めたくない気持ちは当然のことだと思います。まずは認めたくない気持ちや苦しさ、生きづらさなどを聞いてもらい、寄り添って理解しようとしてくれる人を作ってみてはどうでしょう。 (先輩ピア)
病気を受け入れることはとても大変なことです。認めたくない気持ちは当然のことだと思います。まずは認めたくない気持ちや苦しさ、生きづらさなどを聞いてもらい、寄り添って理解しようとしてくれる人を作ってみてはどうでしょう。
【モデル① 自己免責・認知再構成型】
【免震・受け身】(できない自分を責める刃を捨て、不可抗力として受け身を取る)
薬をのむと、自分が精神科の患者だと認める気がしてのみたくないのですが、どうしたらよいですか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
薬をのむと、自分が精神科の患者だと認める気がしてのみたくないのですが、どうしたらよいですか?
【先輩ピアの実践知見】: 無理やりのまされるのは、怖くて傷つく非常に苦しい体験だったかと思います。薬から当時のことを連想し、嫌になることもあるかもしれません。きっと怖い体験をしたことから、薬も怖くなってしまったのですね。薬と体験を切り分けていけると、少し楽になるのではないでしょうか。薬の知識や必要性等を知ることで「薬はあくまで薬でしかない」というように、気持ちの変化が生じる助けになるのではないかと思いました。 (先輩ピア)
薬はあくまで薬でしかない」というように、気持ちの変化が生じる助けになるのではないかと思いました。]
「無理やりのまされるのは、怖くて傷つく非常に苦しい体験だったかと思います。薬から当時のことを連想し、嫌になることもあるかもしれません。きっと怖い体験をしたことから、薬も怖くなってしまったのですね。薬と体験を切り分けていけると、少し楽になるのではないでしょうか。薬の知識や必要性等を知ることで「薬はあくまで薬でしかない」というように、気持ちの変化が生じる助けになるのではないかと思いました。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
薬をのむと、自分が精神科の患者だと認める気がしてのみたくないのですが、どうしたらよいですか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
薬をのむと、自分が精神科の患者だと認める気がしてのみたくないのですが、どうしたらよいですか?
【先輩ピアの実践知見】: あくまでもご友人の意見、考えではありますが、薬は体にさまざまな影響があるかと思います。「のみ続けていて大丈夫かな」と心配になることもありますよね。とはいえ薬には、あなたを助けてくれる部分も大きく、必要性もあるでしょう。この葛藤の中で、妥協して薬をのまなければならない状況を経験している仲間は多くいます。薬についての困りごとなどを共有し合えると、気持ちが楽になり、どうして薬をのんでいるのか、必要なのかということに向き合えるかと思います。 (先輩ピア)
のみ続けていて大丈夫かな」と心配になることもありますよね。とはいえ薬には、あなたを助けてくれる部分も大きく、必要性もあるでしょう。この葛藤の中で、妥協して薬をのまなければならない状況を経験している仲間は多くいます。薬についての困りごとなどを共有し合えると、気持ちが楽になり、どうして薬をのんでいるのか、必要なのかということに向き合えるかと思います。]
「○「こころの元気+」2025年8月号より○申込について○申込はこちら○222号へ戻る
【モデル① 自己免責・認知再構成型】
【免震・受け身】(できない自分を責める刃を捨て、不可抗力として受け身を取る)
昔、病院で看護師に無理矢理薬をのまされ続けてトラウマに。薬とどう向き合えばよいですか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
昔、病院で看護師に無理矢理薬をのまされ続けてトラウマに。薬とどう向き合えばよいですか?
【先輩ピアの実践知見】: ご本人はどうして薬をのみたくないのでしょうか?薬の必要性を感じているのでしょうか?このことをどのように感じているかが大切だと思います。ご本人の薬や病気への想いに寄り添い、話を聞けるとよいと思います。ご家族の理解や一緒にリカバリーしていこうという姿勢は本人にとって大変心強いと思います。また、実際に薬をのんでいる体験談を聞くことも大切なことだと思います。 (先輩ピア)
ご本人はどうして薬をのみたくないのでしょうか?薬の必要性を感じているのでしょうか?このことをどのように感じているかが大切だと思います。ご本人の薬や病気への想いに寄り添い、話を聞けるとよいと思います。ご家族の理解や一緒にリカバリーしていこうという姿勢は本人にとって大変心強いと思います。また、実際に薬をのんでいる体験談を聞くことも大切なことだと思います。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
昔、病院で看護師に無理矢理薬をのまされ続けてトラウマに。薬とどう向き合えばよいですか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
昔、病院で看護師に無理矢理薬をのまされ続けてトラウマに。薬とどう向き合えばよいですか?
【先輩ピアの実践知見】: 病気を受け入れることはとても大変なことです。認めたくない気持ちは当然のことだと思います。まずは認めたくない気持ちや苦しさ、生きづらさなどを聞いてもらい、寄り添って理解しようとしてくれる人を作ってみてはどうでしょう。 (先輩ピア)
病気を受け入れることはとても大変なことです。認めたくない気持ちは当然のことだと思います。まずは認めたくない気持ちや苦しさ、生きづらさなどを聞いてもらい、寄り添って理解しようとしてくれる人を作ってみてはどうでしょう。
【モデル① 自己免責・認知再構成型】
【免震・受け身】(できない自分を責める刃を捨て、不可抗力として受け身を取る)
昔、病院で看護師に無理矢理薬をのまされ続けてトラウマに。薬とどう向き合えばよいですか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
昔、病院で看護師に無理矢理薬をのまされ続けてトラウマに。薬とどう向き合えばよいですか?
【先輩ピアの実践知見】: 無理やりのまされるのは、怖くて傷つく非常に苦しい体験だったかと思います。薬から当時のことを連想し、嫌になることもあるかもしれません。きっと怖い体験をしたことから、薬も怖くなってしまったのですね。薬と体験を切り分けていけると、少し楽になるのではないでしょうか。薬の知識や必要性等を知ることで「薬はあくまで薬でしかない」というように、気持ちの変化が生じる助けになるのではないかと思いました。 (先輩ピア)
薬はあくまで薬でしかない」というように、気持ちの変化が生じる助けになるのではないかと思いました。]
「無理やりのまされるのは、怖くて傷つく非常に苦しい体験だったかと思います。薬から当時のことを連想し、嫌になることもあるかもしれません。きっと怖い体験をしたことから、薬も怖くなってしまったのですね。薬と体験を切り分けていけると、少し楽になるのではないでしょうか。薬の知識や必要性等を知ることで「薬はあくまで薬でしかない」というように、気持ちの変化が生じる助けになるのではないかと思いました。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
昔、病院で看護師に無理矢理薬をのまされ続けてトラウマに。薬とどう向き合えばよいですか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
昔、病院で看護師に無理矢理薬をのまされ続けてトラウマに。薬とどう向き合えばよいですか?
【先輩ピアの実践知見】: あくまでもご友人の意見、考えではありますが、薬は体にさまざまな影響があるかと思います。「のみ続けていて大丈夫かな」と心配になることもありますよね。とはいえ薬には、あなたを助けてくれる部分も大きく、必要性もあるでしょう。この葛藤の中で、妥協して薬をのまなければならない状況を経験している仲間は多くいます。薬についての困りごとなどを共有し合えると、気持ちが楽になり、どうして薬をのんでいるのか、必要なのかということに向き合えるかと思います。 (先輩ピア)
のみ続けていて大丈夫かな」と心配になることもありますよね。とはいえ薬には、あなたを助けてくれる部分も大きく、必要性もあるでしょう。この葛藤の中で、妥協して薬をのまなければならない状況を経験している仲間は多くいます。薬についての困りごとなどを共有し合えると、気持ちが楽になり、どうして薬をのんでいるのか、必要なのかということに向き合えるかと思います。]
「○「こころの元気+」2025年8月号より○申込について○申込はこちら○222号へ戻る
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
友人が「精神科の薬は依存性があって怖いから、のむのはやめたほうがいい」と言います。やめたほうがいいですか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
友人が「精神科の薬は依存性があって怖いから、のむのはやめたほうがいい」と言います。やめたほうがいいですか?
【先輩ピアの実践知見】: ご本人はどうして薬をのみたくないのでしょうか?薬の必要性を感じているのでしょうか?このことをどのように感じているかが大切だと思います。ご本人の薬や病気への想いに寄り添い、話を聞けるとよいと思います。ご家族の理解や一緒にリカバリーしていこうという姿勢は本人にとって大変心強いと思います。また、実際に薬をのんでいる体験談を聞くことも大切なことだと思います。 (先輩ピア)
ご本人はどうして薬をのみたくないのでしょうか?薬の必要性を感じているのでしょうか?このことをどのように感じているかが大切だと思います。ご本人の薬や病気への想いに寄り添い、話を聞けるとよいと思います。ご家族の理解や一緒にリカバリーしていこうという姿勢は本人にとって大変心強いと思います。また、実際に薬をのんでいる体験談を聞くことも大切なことだと思います。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
友人が「精神科の薬は依存性があって怖いから、のむのはやめたほうがいい」と言います。やめたほうがいいですか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
友人が「精神科の薬は依存性があって怖いから、のむのはやめたほうがいい」と言います。やめたほうがいいですか?
【先輩ピアの実践知見】: 病気を受け入れることはとても大変なことです。認めたくない気持ちは当然のことだと思います。まずは認めたくない気持ちや苦しさ、生きづらさなどを聞いてもらい、寄り添って理解しようとしてくれる人を作ってみてはどうでしょう。 (先輩ピア)
病気を受け入れることはとても大変なことです。認めたくない気持ちは当然のことだと思います。まずは認めたくない気持ちや苦しさ、生きづらさなどを聞いてもらい、寄り添って理解しようとしてくれる人を作ってみてはどうでしょう。
【モデル① 自己免責・認知再構成型】
【免震・受け身】(できない自分を責める刃を捨て、不可抗力として受け身を取る)
友人が「精神科の薬は依存性があって怖いから、のむのはやめたほうがいい」と言います。やめたほうがいいですか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
友人が「精神科の薬は依存性があって怖いから、のむのはやめたほうがいい」と言います。やめたほうがいいですか?
【先輩ピアの実践知見】: 無理やりのまされるのは、怖くて傷つく非常に苦しい体験だったかと思います。薬から当時のことを連想し、嫌になることもあるかもしれません。きっと怖い体験をしたことから、薬も怖くなってしまったのですね。薬と体験を切り分けていけると、少し楽になるのではないでしょうか。薬の知識や必要性等を知ることで「薬はあくまで薬でしかない」というように、気持ちの変化が生じる助けになるのではないかと思いました。 (先輩ピア)
薬はあくまで薬でしかない」というように、気持ちの変化が生じる助けになるのではないかと思いました。]
「無理やりのまされるのは、怖くて傷つく非常に苦しい体験だったかと思います。薬から当時のことを連想し、嫌になることもあるかもしれません。きっと怖い体験をしたことから、薬も怖くなってしまったのですね。薬と体験を切り分けていけると、少し楽になるのではないでしょうか。薬の知識や必要性等を知ることで「薬はあくまで薬でしかない」というように、気持ちの変化が生じる助けになるのではないかと思いました。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
友人が「精神科の薬は依存性があって怖いから、のむのはやめたほうがいい」と言います。やめたほうがいいですか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
友人が「精神科の薬は依存性があって怖いから、のむのはやめたほうがいい」と言います。やめたほうがいいですか?
【先輩ピアの実践知見】: あくまでもご友人の意見、考えではありますが、薬は体にさまざまな影響があるかと思います。「のみ続けていて大丈夫かな」と心配になることもありますよね。とはいえ薬には、あなたを助けてくれる部分も大きく、必要性もあるでしょう。この葛藤の中で、妥協して薬をのまなければならない状況を経験している仲間は多くいます。薬についての困りごとなどを共有し合えると、気持ちが楽になり、どうして薬をのんでいるのか、必要なのかということに向き合えるかと思います。 (先輩ピア)
のみ続けていて大丈夫かな」と心配になることもありますよね。とはいえ薬には、あなたを助けてくれる部分も大きく、必要性もあるでしょう。この葛藤の中で、妥協して薬をのまなければならない状況を経験している仲間は多くいます。薬についての困りごとなどを共有し合えると、気持ちが楽になり、どうして薬をのんでいるのか、必要なのかということに向き合えるかと思います。]
「○「こころの元気+」2025年8月号より○申込について○申込はこちら○222号へ戻る
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
A自分らしくあること。
【当事者の苦悩・相談文脈】
こころの元気+ 2014年9月号(91号)連載 おこまりですか?では他の人に聞いてみましょう! より 自分らしくあること
【先輩ピアの実践知見】: 観察して試してみる (当事者・寄稿者(千葉県)
病気かどうかにかかわらず「自分らしさ」の問題はむずかしいですね。私自身、病気を患う前から考え続けてきたことでもあります。というのは、小さい頃いじめにあって「自分らしさを出すこと」と「相手やその場の空気に配慮すること」のバランスがわからくなった経験があるのです。 私の場合は、「自分を出してもいい空気なのか」「まわりや相手の空気に合わせて自分を出さないほうがいいのか」という感覚がよくわかっていなくて自分の気持ちを出し過ぎてしまっていたように思います。そうすると、その集団の暗黙のルールを破ったことになります。その集団や相手は、「自分とは違う性格の人ともうまくやっていく必要がある」という考えの人が多いのか、あるいは「異分子は許さない」という考えの人が多いのか、それがわかっていないと最悪な場合はいじめにあってしまいます。私の場合は、しばらくは聞き役に徹して、相手やその集団がどんな傾向なのか観察します。無難な話から、だんだんに個人的な意見や気持ちを出していきます。相手やまわりがつまらなそうに黙ったりしていたら「あ、すみません。自分ばかり話してしまって」とフォローして、家に帰ってから検討してみます。ついていけない内容だったのか、話した相手や場所や時間が悪かったのか、あるいは聞くことに徹したほうがよかったのか。そういうことをいろいろ試して修正し続けて、少しずつ、どのくらい自分を出していいか調節しています。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
A自分らしくあること。
【当事者の苦悩・相談文脈】
こころの元気+ 2014年9月号(91号)連載 おこまりですか?では他の人に聞いてみましょう! より 自分らしくあること
【先輩ピアの実践知見】: ありのままで (当事者・寄稿者(北海道)
自分らしい自分になろうとしてご苦労されているのですね。私は「浦河べてるの家」で活動をしていますが、仕事中に時々失敗をしたり、ピントの合わないことを言ったりすることもあります。でも、そのときにはまわりの仲間やスタッフは、時々あきれながらも笑ってくれます。私は、特に周囲の人を笑わせようとかいじってやろうという気はないのに、皆のいる所はいつも笑いで包まれます。こういうことを「ありのまま」というのでしょうか。ありのままというのは、自然体で日々を生きるということで、努力をしてそういう状態になれるものではないと私は考えます。私もまわりに気を配ることもありますが、時々注意が行き届かなくて仕事などがうまくいかないことがあります。でも、それでいいのではないかと思います。無理して背伸びをしてみようと思わないことが、ありのままの自分になる第一歩だと思います。私は、いろいろなことがまわりで起こるとあわててしまい、パニックになって時々ユニークな動きをしたり、大声をあげてしまうこともあります。そういう私を、今ではそのまま「べてる」では出しています。10年ほど前のべてるまつりの幻覚妄想大会で、私は「ありのまま賞」を受賞しましたが、このありのままの自分が受け入れられているからではと思います。あなたも充分あなたらしいと思うので、これからも気を張らずに生きていってください。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
A自分らしくあること。
【当事者の苦悩・相談文脈】
こころの元気+ 2014年9月号(91号)連載 おこまりですか?では他の人に聞いてみましょう! より 自分らしくあること
【先輩ピアの実践知見】: 自分らしさは変わるもの (当事者・寄稿者(千葉県)
統合失調症歴10年の者です。質問を読んで、真っ先に中学生の頃につくった詩を思い出しました。 「陰」誰の前でも同じ人でいるかんたんそうでむずかしいそんなことって多いよな。 この詩にはある人を反面教師とし、反感をこめて書きなぐった記憶があります。そして今、「誰と対するときにでもいつも変わらぬ『自分らしさ』があるだろうか」と思い巡らせてみました。なんとっ! すぐに「ない」という結論になりました。ご質問の「自分らしさ」が、姿形・行動や言動に現れるものであるのなら、なおさらです。心の動きであったとしても「ない」ですが…。中学生の私は、人間はいろいろな面を持っていることに気づかずに、ある1つの面でのみ見ていたのだと思います。また、複数の見方をともに持つこともできずに、どちらかの偏った見方しかなかったのだと思います。これは「人のあり方」についての問題だと思います。悩まずに結論を出せたのは、人は「場」で生きていて、「自分らしさ」はその場限りだと前から思っていたからです。今では自分のことを「日和見(ひよりみ)的心」の持ち主であり、その実践者であると思っているので、その場の風まかせにゆ~らりゆらりとしています。ゆられているうちに「私らしさ」を周囲の人が決めてくれればいいかとも思いますし…。
【モデル① 自己免責・認知再構成型】
【免震・受け身】(問題と自分の間にクッションを置き、生活の折り合いをつける)
A自分らしくあること。
【当事者の苦悩・相談文脈】
こころの元気+ 2014年9月号(91号)連載 おこまりですか?では他の人に聞いてみましょう! より 自分らしくあること
【先輩ピアの実践知見】: 小さなお礼の積み重ね (当事者・寄稿者(高知県)
私は統合失調症になり20年経つ、病気を隠し一般就労している40歳女性です。「自分らしさを出す!」これは大切なことだと私も思います。職場は働く場所なので、時には自分を出すどころか我慢しなければならない面も多々ありますものね!私は介護の仕事をしていますが、利用者様に朝の水分を出すときに、コーヒーを入れている職員に(ついでだからですよ)、「私にも入れて~」とコップを持っていきます。人に簡単なことを頼まれていやがる人はそういません。皆笑顔で、ついでに入れてくれます。入れてくれたコーヒーはすぐ一口飲み「ありがとう。やっぱり甘くておいしいわ」と感想を言います。おべんちゃらを言う必要はないんです。これで朝のスタートもいいし、入れてくれた人も悪い気はしてないと思います。あと、フォローしてくれた人には必ずお礼を言います。あたりまえのことかもしれませんが(いつもしてくれてるし言わなくてもいいだろう?)ではなく、言葉にすることによって「まあ、のせじょうずなんだから」と言いながら皆うれしそうな顔をしています。小さなことでも、自分はフォローに気づき、感謝しているということを見せるようにしてます。私も就労したての頃は一杯一杯だったけど、やはり慣れていき、パートから社員に。そして資格取得でき、今はちょうど中堅になり、ピア仲間を指導したり意見も言ったりする立場になりつつあります。小さなお礼などの積み重ねのおかげで、職員とも仕事仲間を通り越して、友達づきあいをさせてもらってます。プライベートでも人の話は最後まで聞き、しかしやはり素直に。人に愛され大事に想われ、また、自分も人を理解しようとし大事に思う!これであまり損することはないと思います。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
A自分らしくあること。
【当事者の苦悩・相談文脈】
こころの元気+ 2014年9月号(91号)連載 おこまりですか?では他の人に聞いてみましょう! より 自分らしくあること
【先輩ピアの実践知見】: ネガティブシールははがさない (当事者・寄稿者(大阪府)
私も職場で「こういうふうにふるまったらいいのだろうか」「これでよかったのだろうか」「ああいうことはまずかったのだろうか」とネガティブに反芻(はんすう)して忸怩(じくじ)たる思いを持つことがあります。 しかしよく考えれば、仕事は自分を構成する一部であり、全部ではないのです。職場に行って働くときも、日によってコンディションも異なり、やってやった感や、今日はこれでよかったと思えるような内容のよい日ばかりでもないし、内容のよくない日もよくないなりに過ごして、一日終わったら息抜きをします。内容のよくない日には、頭に張りついた「これでよかったのか」というネガティブなシールをどうしてもはがせない日もあります。でも、そういう日は無理してそういうシールをはがそうとしないことです。張りついたまんま「これでいいのかな」とやんわり思っているうちに、多少気にならなくなるように頭はどうもできているようです。心の病をもっていると、それが急性期症状の引き金になるんじゃないかとびくびくはしますが、実際多少状態が悪くとも、悪いまんま過ごすと時が過ぎて多少は必ずマシになるんです。そう思ううちに病気もきっと寛解します。あせらないことですよ。そう思います。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
私は統合失調症歴13年目の女性です。現在働いていて、今の職場は勤続10年目です。勤め始めた頃は、自分のことで一杯一杯でしたが、徐々に仕事に慣れ、まわりの人たちのことも見えてきて、少し前までまわりの人ともっと調和しようとして、ちょっと無理して声かけしたりしていました。今はあまり無理をせず、自然体で気を配れたらいいなと思っています。ですが「自分らしくある」ことと「気を配れるようになる」ことのバランスがむずかしいと感じています。病気であっても、病気でなくても、あるいは相手が病気であることを知っていても、知らなくても、「自分らしく他者と関われる」ことは、人が生きていくうえで、とても大事なことと考えています。まわりの人たちが、私が統合失調症であることを知っていても、いなくても、同じように「自分らしさ」を出せたらいいと思っています。皆さんは、職場に限らず、集団の中でどのように「自分らしさ」を出しているのでしょうか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は統合失調症歴13年目の女性です。現在働いていて、今の職場は勤続10年目です。勤め始めた頃は、自分のことで一杯一杯でしたが、徐々に仕事に慣れ、まわりの人たちのことも見えてきて、少し前までまわりの人ともっと調和しようとして、ちょっと無理して声かけしたりしていました。今はあまり無理をせず、自然体で気を配れたらいいなと思っています。ですが「自分らしくある」ことと「気を配れるようになる」ことのバランスがむずかしいと感じています。病気であっても、病気でなくても、あるいは相手が病気であることを知っていても、知らなくても、「自分らしく他者と関われる」ことは、人が生きていくうえで、とても大事なことと考えています。まわりの人たちが、私が統合失調症であることを知っていても、いなくても、同じように「自分らしさ」を出せたらいいと思っています。皆さんは、職場に限らず、集団の中でどのように「自分らしさ」を出しているのでしょうか?
【先輩ピアの実践知見】: 観察して試してみる (当事者・寄稿者(千葉県)
病気かどうかにかかわらず「自分らしさ」の問題はむずかしいですね。私自身、病気を患う前から考え続けてきたことでもあります。というのは、小さい頃いじめにあって「自分らしさを出すこと」と「相手やその場の空気に配慮すること」のバランスがわからくなった経験があるのです。 私の場合は、「自分を出してもいい空気なのか」「まわりや相手の空気に合わせて自分を出さないほうがいいのか」という感覚がよくわかっていなくて自分の気持ちを出し過ぎてしまっていたように思います。そうすると、その集団の暗黙のルールを破ったことになります。その集団や相手は、「自分とは違う性格の人ともうまくやっていく必要がある」という考えの人が多いのか、あるいは「異分子は許さない」という考えの人が多いのか、それがわかっていないと最悪な場合はいじめにあってしまいます。私の場合は、しばらくは聞き役に徹して、相手やその集団がどんな傾向なのか観察します。無難な話から、だんだんに個人的な意見や気持ちを出していきます。相手やまわりがつまらなそうに黙ったりしていたら「あ、すみません。自分ばかり話してしまって」とフォローして、家に帰ってから検討してみます。ついていけない内容だったのか、話した相手や場所や時間が悪かったのか、あるいは聞くことに徹したほうがよかったのか。そういうことをいろいろ試して修正し続けて、少しずつ、どのくらい自分を出していいか調節しています。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
私は統合失調症歴13年目の女性です。現在働いていて、今の職場は勤続10年目です。勤め始めた頃は、自分のことで一杯一杯でしたが、徐々に仕事に慣れ、まわりの人たちのことも見えてきて、少し前までまわりの人ともっと調和しようとして、ちょっと無理して声かけしたりしていました。今はあまり無理をせず、自然体で気を配れたらいいなと思っています。ですが「自分らしくある」ことと「気を配れるようになる」ことのバランスがむずかしいと感じています。病気であっても、病気でなくても、あるいは相手が病気であることを知っていても、知らなくても、「自分らしく他者と関われる」ことは、人が生きていくうえで、とても大事なことと考えています。まわりの人たちが、私が統合失調症であることを知っていても、いなくても、同じように「自分らしさ」を出せたらいいと思っています。皆さんは、職場に限らず、集団の中でどのように「自分らしさ」を出しているのでしょうか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は統合失調症歴13年目の女性です。現在働いていて、今の職場は勤続10年目です。勤め始めた頃は、自分のことで一杯一杯でしたが、徐々に仕事に慣れ、まわりの人たちのことも見えてきて、少し前までまわりの人ともっと調和しようとして、ちょっと無理して声かけしたりしていました。今はあまり無理をせず、自然体で気を配れたらいいなと思っています。ですが「自分らしくある」ことと「気を配れるようになる」ことのバランスがむずかしいと感じています。病気であっても、病気でなくても、あるいは相手が病気であることを知っていても、知らなくても、「自分らしく他者と関われる」ことは、人が生きていくうえで、とても大事なことと考えています。まわりの人たちが、私が統合失調症であることを知っていても、いなくても、同じように「自分らしさ」を出せたらいいと思っています。皆さんは、職場に限らず、集団の中でどのように「自分らしさ」を出しているのでしょうか?
【先輩ピアの実践知見】: ありのままで (当事者・寄稿者(北海道)
自分らしい自分になろうとしてご苦労されているのですね。私は「浦河べてるの家」で活動をしていますが、仕事中に時々失敗をしたり、ピントの合わないことを言ったりすることもあります。でも、そのときにはまわりの仲間やスタッフは、時々あきれながらも笑ってくれます。私は、特に周囲の人を笑わせようとかいじってやろうという気はないのに、皆のいる所はいつも笑いで包まれます。こういうことを「ありのまま」というのでしょうか。ありのままというのは、自然体で日々を生きるということで、努力をしてそういう状態になれるものではないと私は考えます。私もまわりに気を配ることもありますが、時々注意が行き届かなくて仕事などがうまくいかないことがあります。でも、それでいいのではないかと思います。無理して背伸びをしてみようと思わないことが、ありのままの自分になる第一歩だと思います。私は、いろいろなことがまわりで起こるとあわててしまい、パニックになって時々ユニークな動きをしたり、大声をあげてしまうこともあります。そういう私を、今ではそのまま「べてる」では出しています。10年ほど前のべてるまつりの幻覚妄想大会で、私は「ありのまま賞」を受賞しましたが、このありのままの自分が受け入れられているからではと思います。あなたも充分あなたらしいと思うので、これからも気を張らずに生きていってください。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
私は統合失調症歴13年目の女性です。現在働いていて、今の職場は勤続10年目です。勤め始めた頃は、自分のことで一杯一杯でしたが、徐々に仕事に慣れ、まわりの人たちのことも見えてきて、少し前までまわりの人ともっと調和しようとして、ちょっと無理して声かけしたりしていました。今はあまり無理をせず、自然体で気を配れたらいいなと思っています。ですが「自分らしくある」ことと「気を配れるようになる」ことのバランスがむずかしいと感じています。病気であっても、病気でなくても、あるいは相手が病気であることを知っていても、知らなくても、「自分らしく他者と関われる」ことは、人が生きていくうえで、とても大事なことと考えています。まわりの人たちが、私が統合失調症であることを知っていても、いなくても、同じように「自分らしさ」を出せたらいいと思っています。皆さんは、職場に限らず、集団の中でどのように「自分らしさ」を出しているのでしょうか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は統合失調症歴13年目の女性です。現在働いていて、今の職場は勤続10年目です。勤め始めた頃は、自分のことで一杯一杯でしたが、徐々に仕事に慣れ、まわりの人たちのことも見えてきて、少し前までまわりの人ともっと調和しようとして、ちょっと無理して声かけしたりしていました。今はあまり無理をせず、自然体で気を配れたらいいなと思っています。ですが「自分らしくある」ことと「気を配れるようになる」ことのバランスがむずかしいと感じています。病気であっても、病気でなくても、あるいは相手が病気であることを知っていても、知らなくても、「自分らしく他者と関われる」ことは、人が生きていくうえで、とても大事なことと考えています。まわりの人たちが、私が統合失調症であることを知っていても、いなくても、同じように「自分らしさ」を出せたらいいと思っています。皆さんは、職場に限らず、集団の中でどのように「自分らしさ」を出しているのでしょうか?
【先輩ピアの実践知見】: 自分らしさは変わるもの (当事者・寄稿者(千葉県)
統合失調症歴10年の者です。質問を読んで、真っ先に中学生の頃につくった詩を思い出しました。 「陰」誰の前でも同じ人でいるかんたんそうでむずかしいそんなことって多いよな。 この詩にはある人を反面教師とし、反感をこめて書きなぐった記憶があります。そして今、「誰と対するときにでもいつも変わらぬ『自分らしさ』があるだろうか」と思い巡らせてみました。なんとっ! すぐに「ない」という結論になりました。ご質問の「自分らしさ」が、姿形・行動や言動に現れるものであるのなら、なおさらです。心の動きであったとしても「ない」ですが…。中学生の私は、人間はいろいろな面を持っていることに気づかずに、ある1つの面でのみ見ていたのだと思います。また、複数の見方をともに持つこともできずに、どちらかの偏った見方しかなかったのだと思います。これは「人のあり方」についての問題だと思います。悩まずに結論を出せたのは、人は「場」で生きていて、「自分らしさ」はその場限りだと前から思っていたからです。今では自分のことを「日和見(ひよりみ)的心」の持ち主であり、その実践者であると思っているので、その場の風まかせにゆ~らりゆらりとしています。ゆられているうちに「私らしさ」を周囲の人が決めてくれればいいかとも思いますし…。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
私は統合失調症歴13年目の女性です。現在働いていて、今の職場は勤続10年目です。勤め始めた頃は、自分のことで一杯一杯でしたが、徐々に仕事に慣れ、まわりの人たちのことも見えてきて、少し前までまわりの人ともっと調和しようとして、ちょっと無理して声かけしたりしていました。今はあまり無理をせず、自然体で気を配れたらいいなと思っています。ですが「自分らしくある」ことと「気を配れるようになる」ことのバランスがむずかしいと感じています。病気であっても、病気でなくても、あるいは相手が病気であることを知っていても、知らなくても、「自分らしく他者と関われる」ことは、人が生きていくうえで、とても大事なことと考えています。まわりの人たちが、私が統合失調症であることを知っていても、いなくても、同じように「自分らしさ」を出せたらいいと思っています。皆さんは、職場に限らず、集団の中でどのように「自分らしさ」を出しているのでしょうか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は統合失調症歴13年目の女性です。現在働いていて、今の職場は勤続10年目です。勤め始めた頃は、自分のことで一杯一杯でしたが、徐々に仕事に慣れ、まわりの人たちのことも見えてきて、少し前までまわりの人ともっと調和しようとして、ちょっと無理して声かけしたりしていました。今はあまり無理をせず、自然体で気を配れたらいいなと思っています。ですが「自分らしくある」ことと「気を配れるようになる」ことのバランスがむずかしいと感じています。病気であっても、病気でなくても、あるいは相手が病気であることを知っていても、知らなくても、「自分らしく他者と関われる」ことは、人が生きていくうえで、とても大事なことと考えています。まわりの人たちが、私が統合失調症であることを知っていても、いなくても、同じように「自分らしさ」を出せたらいいと思っています。皆さんは、職場に限らず、集団の中でどのように「自分らしさ」を出しているのでしょうか?
【先輩ピアの実践知見】: 小さなお礼の積み重ね (当事者・寄稿者(高知県)
私は統合失調症になり20年経つ、病気を隠し一般就労している40歳女性です。「自分らしさを出す!」これは大切なことだと私も思います。職場は働く場所なので、時には自分を出すどころか我慢しなければならない面も多々ありますものね!私は介護の仕事をしていますが、利用者様に朝の水分を出すときに、コーヒーを入れている職員に(ついでだからですよ)、「私にも入れて~」とコップを持っていきます。人に簡単なことを頼まれていやがる人はそういません。皆笑顔で、ついでに入れてくれます。入れてくれたコーヒーはすぐ一口飲み「ありがとう。やっぱり甘くておいしいわ」と感想を言います。おべんちゃらを言う必要はないんです。これで朝のスタートもいいし、入れてくれた人も悪い気はしてないと思います。あと、フォローしてくれた人には必ずお礼を言います。あたりまえのことかもしれませんが(いつもしてくれてるし言わなくてもいいだろう?)ではなく、言葉にすることによって「まあ、のせじょうずなんだから」と言いながら皆うれしそうな顔をしています。小さなことでも、自分はフォローに気づき、感謝しているということを見せるようにしてます。私も就労したての頃は一杯一杯だったけど、やはり慣れていき、パートから社員に。そして資格取得でき、今はちょうど中堅になり、ピア仲間を指導したり意見も言ったりする立場になりつつあります。小さなお礼などの積み重ねのおかげで、職員とも仕事仲間を通り越して、友達づきあいをさせてもらってます。プライベートでも人の話は最後まで聞き、しかしやはり素直に。人に愛され大事に想われ、また、自分も人を理解しようとし大事に思う!これであまり損することはないと思います。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
私は統合失調症歴13年目の女性です。現在働いていて、今の職場は勤続10年目です。勤め始めた頃は、自分のことで一杯一杯でしたが、徐々に仕事に慣れ、まわりの人たちのことも見えてきて、少し前までまわりの人ともっと調和しようとして、ちょっと無理して声かけしたりしていました。今はあまり無理をせず、自然体で気を配れたらいいなと思っています。ですが「自分らしくある」ことと「気を配れるようになる」ことのバランスがむずかしいと感じています。病気であっても、病気でなくても、あるいは相手が病気であることを知っていても、知らなくても、「自分らしく他者と関われる」ことは、人が生きていくうえで、とても大事なことと考えています。まわりの人たちが、私が統合失調症であることを知っていても、いなくても、同じように「自分らしさ」を出せたらいいと思っています。皆さんは、職場に限らず、集団の中でどのように「自分らしさ」を出しているのでしょうか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は統合失調症歴13年目の女性です。現在働いていて、今の職場は勤続10年目です。勤め始めた頃は、自分のことで一杯一杯でしたが、徐々に仕事に慣れ、まわりの人たちのことも見えてきて、少し前までまわりの人ともっと調和しようとして、ちょっと無理して声かけしたりしていました。今はあまり無理をせず、自然体で気を配れたらいいなと思っています。ですが「自分らしくある」ことと「気を配れるようになる」ことのバランスがむずかしいと感じています。病気であっても、病気でなくても、あるいは相手が病気であることを知っていても、知らなくても、「自分らしく他者と関われる」ことは、人が生きていくうえで、とても大事なことと考えています。まわりの人たちが、私が統合失調症であることを知っていても、いなくても、同じように「自分らしさ」を出せたらいいと思っています。皆さんは、職場に限らず、集団の中でどのように「自分らしさ」を出しているのでしょうか?
【先輩ピアの実践知見】: ネガティブシールははがさない (当事者・寄稿者(大阪府)
私も職場で「こういうふうにふるまったらいいのだろうか」「これでよかったのだろうか」「ああいうことはまずかったのだろうか」とネガティブに反芻(はんすう)して忸怩(じくじ)たる思いを持つことがあります。 しかしよく考えれば、仕事は自分を構成する一部であり、全部ではないのです。職場に行って働くときも、日によってコンディションも異なり、やってやった感や、今日はこれでよかったと思えるような内容のよい日ばかりでもないし、内容のよくない日もよくないなりに過ごして、一日終わったら息抜きをします。内容のよくない日には、頭に張りついた「これでよかったのか」というネガティブなシールをどうしてもはがせない日もあります。でも、そういう日は無理してそういうシールをはがそうとしないことです。張りついたまんま「これでいいのかな」とやんわり思っているうちに、多少気にならなくなるように頭はどうもできているようです。心の病をもっていると、それが急性期症状の引き金になるんじゃないかとびくびくはしますが、実際多少状態が悪くとも、悪いまんま過ごすと時が過ぎて多少は必ずマシになるんです。そう思ううちに病気もきっと寛解します。あせらないことですよ。そう思います。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
昔の記憶がよみがえり、こまります。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、30代女性です。大人になってから「発達障害」と診断されました。私のように大人になってから診断された人の中には、二次障害(発達障害とは別に、もともとなかった二次的に起こる障害)に苦しむ人も多いのではないかと思います。二次障害としては、うつ病、不眠症、フラッシュバックなどがあると思いますが、私はフラッシュバックに悩んでいます。 私は、10年ほど前に、学校の先生から叱責を受け、いやな記憶をたくさんつくりました。不登校のときにも、「怠けている」と言われ続けました。私のフラッシュバックとは、そうしたいやな記憶や、人から言われた声などが、頭の中で鮮明に吹き出してくるのです。そうすると、1人で怒ったり、愚痴が増えていき、過去の記憶に支配されて困っています。どうしたらよいか、ご意見やアドバイスをお願いいたします。
【先輩ピアの実践知見】: 人でかかえこむものでない(兵庫県) 当事者・寄稿者 (先輩ピア)
フラッシュバックに悩んでいるとのこと、本当につらいと思います。私も時々、昔のできごとがフラッシュバックして、今も悩んでいるうちの1人です。 フラッシュバックのときは自分でもどうしようもないくらい苦しいですよね。私のフラッシュバックのできごとは、強い希死念慮から身体を動かすことができなくなり、大きな駅で倒れ、救急車を呼ばれてしまったときのことです。そのときの動かない自分の身体の重さを思い出します。調子が悪いときは、家にいても救急車の音を聞くたびにフラッシュバックしてつらくなります。 ピア仲間はそうしたとき、怒ったり愚痴を言ってしまわれるとのことですね。過去の記憶に支配されてしまうのはつらいことですが、もし、そのことでまわりに愚痴を言ってしまったとしても、その方がピア仲間のことを受け止めてくださる方であれば、フラッシュバックを少なく、そして、軽くしていける何かヒントのようなものをもらえるかもしれません。 過去のつらい記憶を忘れることはできないと思います。ですが、1人でかかえこむものでもないと思います。 フラッシュバックしたときの感情を誰かに聞いてもらったり、紙に書き出したりすることを私は行っています。また私の場合は音楽の演奏や料理などですが、ピア仲間も、つらいときでも打ちこめるものを1つでも持っておくこともよいと思います。
【モデル③ 外付け認知・環境委託型】
【知の補装具】(欠損した認次的エネルギーを外付けの仕組みや道具で補填する)
昔の記憶がよみがえり、こまります。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、30代女性です。大人になってから「発達障害」と診断されました。私のように大人になってから診断された人の中には、二次障害(発達障害とは別に、もともとなかった二次的に起こる障害)に苦しむ人も多いのではないかと思います。二次障害としては、うつ病、不眠症、フラッシュバックなどがあると思いますが、私はフラッシュバックに悩んでいます。 私は、10年ほど前に、学校の先生から叱責を受け、いやな記憶をたくさんつくりました。不登校のときにも、「怠けている」と言われ続けました。私のフラッシュバックとは、そうしたいやな記憶や、人から言われた声などが、頭の中で鮮明に吹き出してくるのです。そうすると、1人で怒ったり、愚痴が増えていき、過去の記憶に支配されて困っています。どうしたらよいか、ご意見やアドバイスをお願いいたします。
【先輩ピアの実践知見】: できることを少しずつ(東京都) 当事者・寄稿者 (先輩ピア)
今までどんなにつらい思いをされてこられたか想像すると、胸が痛みます。我が家にも似た問題をかかえた息子がいます。中学に入り、様子がおかしいので調べたところ、重い発達障害とわかりました。その診断名さえ知らずに育ててしまったので、深く傷つけてしまったと思います。 それまでの健診で何も指摘はありませんでした。周囲から非難され、侮辱され、言葉の暴力をたくさん浴びてきました。今、やはり事あるごとにいやな記憶がよみがえり、それは怒りという形になって現れます。本人もそれはよくないとわかっているのですが…。 児童精神科医の佐々担当医師によれば、「発達障害は忘れられない障害」とのお話でした。その状態を改善するには「『いやな記憶』を『よい記憶』に置き換えていくこと」と聞きました。よい記憶の積み上げです。 また主治医から以前勧められたのは、①大声を出してよい環境をつくるというもの。たとえばトイレや押入れで思い切り怒りの声を出すなど。カラオケボックスで声を上げるのもよいでしょう。 息子を見て効果があるのは、②体を使うこと好きなスポーツがあればよいし、水泳や水中ウォーキング、ヨガもよいそうです。③自分に合ったフリースペースなどで、安心の場を見つけることもよいですね。 過去のことは過去のこと。今、熱中できることを少しずつやって方法を探していきましょう。すぐに結論が出るものではありませんが、必ず変わってくると思います。後悔している母親からの一言です。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
昔の記憶がよみがえり、こまります。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、30代女性です。大人になってから「発達障害」と診断されました。私のように大人になってから診断された人の中には、二次障害(発達障害とは別に、もともとなかった二次的に起こる障害)に苦しむ人も多いのではないかと思います。二次障害としては、うつ病、不眠症、フラッシュバックなどがあると思いますが、私はフラッシュバックに悩んでいます。 私は、10年ほど前に、学校の先生から叱責を受け、いやな記憶をたくさんつくりました。不登校のときにも、「怠けている」と言われ続けました。私のフラッシュバックとは、そうしたいやな記憶や、人から言われた声などが、頭の中で鮮明に吹き出してくるのです。そうすると、1人で怒ったり、愚痴が増えていき、過去の記憶に支配されて困っています。どうしたらよいか、ご意見やアドバイスをお願いいたします。
【先輩ピアの実践知見】: できないと割り切る(愛知県) 当事者・寄稿者 (先輩ピア)
私も最近、発達障害と診断された32歳の男です。とても共感したので、書かせていただきました。 私も過去のトラウマになっていることが、突然フラッシュバックするときがあります。たぶん、そのトラウマを思い出すようなできごとに遭遇したときに思い出すのだと思います。私は、フラッシュバックしたときは落ちこみ、うつ状態になります。2次作用でうつ病も患っています。 普通の人より劣っている、普通の人ができることが何度やってもできない。32年間とてもくやしくて、劣等感の気持ちをずっとかかえていました。そんなある日、発達障害の人は苦手なことは多いけど、得意分野では誰にも負けないくらいの力を発揮できることに気づきました。 できないことをできるまで努力するのはとても大事だと思います。でも、どうしてもできないなら、よい意味であきらめて、得意なことや好きなことに時間や力を使うのが大切だと気づきました。「発達障害は無限の可能性が秘められている」と主治医に言われました。 負けずぎらいな私は、今自分探しをしている最中です。いろんなことにチャレンジしています。お互い,つらい過去を打ち消すためにも,得意分野を探してとことん極めてみませんか?きっと今までと違う自分を発見できると思いますよ。フラッシュバックを打ち消すには、誰にも負けないものがあるという自信が大事だと信じてます。
【モデル① 自己免責・認知再構成型】
【免震・受け身】(できない自分を責める刃を捨て、不可抗力として受け身を取る)
昔の記憶がよみがえり、こまります。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、30代女性です。大人になってから「発達障害」と診断されました。私のように大人になってから診断された人の中には、二次障害(発達障害とは別に、もともとなかった二次的に起こる障害)に苦しむ人も多いのではないかと思います。二次障害としては、うつ病、不眠症、フラッシュバックなどがあると思いますが、私はフラッシュバックに悩んでいます。 私は、10年ほど前に、学校の先生から叱責を受け、いやな記憶をたくさんつくりました。不登校のときにも、「怠けている」と言われ続けました。私のフラッシュバックとは、そうしたいやな記憶や、人から言われた声などが、頭の中で鮮明に吹き出してくるのです。そうすると、1人で怒ったり、愚痴が増えていき、過去の記憶に支配されて困っています。どうしたらよいか、ご意見やアドバイスをお願いいたします。
【先輩ピアの実践知見】: 生きているのはいつも「現在」(神奈川県)シュメールさん (先輩ピア)
現在」(神奈川県)シュメールさん]
「私は40代の統合失調症の男です。私も過去25年分のフラッシュバックに苦しんでいるのでペンをとりました。 ピア仲間は、過去のネガティブな記憶に〈支配〉されているとのことなので、スゴくつらい状態とお察しします。私の経験からは、それでもその「記憶」は残念ながら消えてくれません。ですが過去の記憶に対する解釈は変えられます。 たとえば「あー、不登校のとき怠けていると言われたけど、発達障害だったのだし、まわりの理解も得られなかったのだから仕方ない」というような感じです。 それから、過去=「現在思い出している過去」=現在ではありませんか?つまり、今現在に何らかの見えない問題が潜伏していて、生きづらくなっているために、過去のものがフラッシュバックしてくるのかもしれません。ですから、もう少し現在に着目して、背景にあるかもしれない問題を抽出してみてはいかがでしょうか?「それは経済的問題なのか?」「話せる人はいるのか?」などです。お一人で怒ってらっしゃるのは気になります。 私の場合は、就職がなかなかできないという現在の問題があるために、過去のネガティブなものがフラッシュバックします。ですので、福祉施設を利用するなど、現在に焦点をあてて行動しています。一朝一夕にはいきませんが、お互い過去の呪縛から解放されることをお祈りします。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
昔の記憶がよみがえり、こまります。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、30代女性です。大人になってから「発達障害」と診断されました。私のように大人になってから診断された人の中には、二次障害(発達障害とは別に、もともとなかった二次的に起こる障害)に苦しむ人も多いのではないかと思います。二次障害としては、うつ病、不眠症、フラッシュバックなどがあると思いますが、私はフラッシュバックに悩んでいます。 私は、10年ほど前に、学校の先生から叱責を受け、いやな記憶をたくさんつくりました。不登校のときにも、「怠けている」と言われ続けました。私のフラッシュバックとは、そうしたいやな記憶や、人から言われた声などが、頭の中で鮮明に吹き出してくるのです。そうすると、1人で怒ったり、愚痴が増えていき、過去の記憶に支配されて困っています。どうしたらよいか、ご意見やアドバイスをお願いいたします。
【先輩ピアの実践知見】: 変われたという自信で(神奈川県)ホワイトヒロくん (先輩ピア)
私も発達障害の30代男性です。二次障害として、双極性障害Ⅰ型も発症しています。 発症のきっかけとなったのが、大学時代の教授と助教授による人格否定でした。この二人が発した数々の暴言が、いまだに鮮明に残っています。 事例の一つとして、「お前はバカ犬、ブレーキもハンドルも壊れた車、廃人、狂人」などがありました。研究室を逃げるようにして就職したときも、頭の中でそれらの声が聞こえました。就職してしばらく経過したとき、その声に耐えかね、教授と助教授を道ずれにする計画を立て、私の化学の知識を使い、爆弾か毒ガスをつくろうかと考えました。 しかし、その話を否定せずに聞いてくれる人が現れました。「お前は頭ばかりを使っていたからそういう考えになるんだ! 体を動かす趣味を持ったほうがいい」と言われました。 そこで、体をきたえることを決めて、ジムに通うようになりました。縄跳びの二重飛びも鉄棒の逆上がりもできない私にとっては未知の体験でした。そうしたら、自然とポジティブになれました。「運動は精神的によい」というのは事実でした。 時々昔を思い出すことがありますが、「今の自分はこんなに変われたんだ!」という自信が現れたため、そこからいろいろなことに挑戦するようになりました。コンボライターもその一環です。ものごとに行きづまったとき、今まで自分に縁がなかったことをやってみるのもいいと思います。 ○ネット特集へ戻る○おこまりですか?へ戻る
【モデル⑤ 波の観察・休戦共存型】
【休戦協定・操舵術】(消せない症状を敵視せず、やり過ごす操縦法を身につける)
就労への不安について。
【当事者の苦悩・相談文脈】
32歳の男性です。14歳のときにうつになり、21歳のときアスペルガー症候群(自閉スペクトラム症)と診断されました。 うつで苦しんでいましたが20代終わりから回復し始め、一昨年末からは作業療法にも通い、家事もこなせるようになり、ようやく落ち着いてきました。しかし、次の展開として社会復帰についての悩みをかかえています。 大学入学資格検定(現在は高等学校卒業程度認定試験)をとって大学は途中まで通いましたし、20代後半には資格取得の勉強もして日商簿記検定の3級と2級、英検の2級もとりました。ピア仲間からも「いろいろ今までやっているし、資格も持っているし、社会復帰できると思いますよ」主治医からも「いくつか障壁はあると思いますが、社会復帰はできるでしょう」と言っていただきました。 それでも、やはり不安になっています。あいさつはできますし、雑談も作業療法でピア仲間や知人の患者さん達とできています。主治医も業務の会話や軽い雑談ならこなせると認識しています。しかし『こころの元気+』を読むと、障害者雇用でたいへんな思いをしている方も多く、実状をまだよく知らない分不安になってしまいます。今まで働いたことがなく、職歴がないというのが大きな不安のひとつです。もちろん、他にも不安の理由はあるのですが、自分が就労できるのか不安です。体験やアドバイスをお願いします。
【先輩ピアの実践知見】: 根気強く(宮城県) 当事者・寄稿者 (先輩ピア)
はじめまして、私も発達障害があります。数年前の春から、公的機関で嘱託職員として働いています。心中お察し申し上げます。私も、就職するまでは不安な気持ちでいっぱいでした。 私の場合、大学時代の特別支援のピア仲間からも主治医からも、「相性の合う仕事が見つかるまで根気強く探し続けることが大事だ」と教えられました。理由は、発達障害のある人の場合、得意なことと苦手なこととの差がはっきりしており、得意なことを生かせる仕事に就けば能力を十二分に発揮できるからだそうです。 私は、「障害者就業・生活支援センター」などの機関を利用して企業実習を行い、相性の合う企業のイメージをつかんだり、「ハローワーク」で、そのイメージと重なる企業の求人を探したりしました。 また、働き方にもいろいろな形があります。フルタイムで働く自信がなければ、パートタイムや時短就労もできます。それでも、フルタイム就労に挑戦したいのであれば、働く練習をすることができる福祉サービスを利用されることをオススメします。そういったサービスでは、終業時間が早めに設定されているので、無理なく働くことに慣れることができます。私も、「地域障害者職業センター」で、1か月間だけでしたが通所して働く練習をし、働いて暮らすことのイメージがつかめました。 最後になりましたが、一口に障害者雇用といっても、いろいろな形があります。相談者様に合ったお仕事に出会えますように。
【モデル③ 外付け認知・環境委託型】
【知の補装具】(欠損した認次的エネルギーを外付けの仕組みや道具で補填する)
就労への不安について。
【当事者の苦悩・相談文脈】
32歳の男性です。14歳のときにうつになり、21歳のときアスペルガー症候群(自閉スペクトラム症)と診断されました。 うつで苦しんでいましたが20代終わりから回復し始め、一昨年末からは作業療法にも通い、家事もこなせるようになり、ようやく落ち着いてきました。しかし、次の展開として社会復帰についての悩みをかかえています。 大学入学資格検定(現在は高等学校卒業程度認定試験)をとって大学は途中まで通いましたし、20代後半には資格取得の勉強もして日商簿記検定の3級と2級、英検の2級もとりました。ピア仲間からも「いろいろ今までやっているし、資格も持っているし、社会復帰できると思いますよ」主治医からも「いくつか障壁はあると思いますが、社会復帰はできるでしょう」と言っていただきました。 それでも、やはり不安になっています。あいさつはできますし、雑談も作業療法でピア仲間や知人の患者さん達とできています。主治医も業務の会話や軽い雑談ならこなせると認識しています。しかし『こころの元気+』を読むと、障害者雇用でたいへんな思いをしている方も多く、実状をまだよく知らない分不安になってしまいます。今まで働いたことがなく、職歴がないというのが大きな不安のひとつです。もちろん、他にも不安の理由はあるのですが、自分が就労できるのか不安です。体験やアドバイスをお願いします。
【先輩ピアの実践知見】: 自分の経験から(埼玉県) 当事者・寄稿者 (先輩ピア)
現在61歳男性です。自営業、会社員、郵便局員などの経験はありますが、健常者の方に比べると社会経験不足は否めません。私の年齢になると職業の選択はむずかしいです。そこで「どんな仕事でもとにかく働きたい」と思い、ハンバーガーショップの週1回深夜の仕事に挑戦しました。 しばらく仕事から離れてデイケアに通っていたので、言われたことがわからなかったり、何度も聞いてしまったり、怒られたりの連続でした。でも、「ありがとうございます」とお客さまを見送る喜びは他に代わるものがありません。 自分の経験から答えを出すとしたら、働くことは 知識やテクニックではなく、自分の実力でいかにやっていくか、「ごめんなさい。教えてください」と言えるかどうかだと思います。自分の仕事をするときの思いの角度から書かせていただきました。
【モデル③ 外付け認知・環境委託型】
【知の補装具】(欠損した認次的エネルギーを外付けの仕組みや道具で補填する)
就労への不安について。
【当事者の苦悩・相談文脈】
32歳の男性です。14歳のときにうつになり、21歳のときアスペルガー症候群(自閉スペクトラム症)と診断されました。 うつで苦しんでいましたが20代終わりから回復し始め、一昨年末からは作業療法にも通い、家事もこなせるようになり、ようやく落ち着いてきました。しかし、次の展開として社会復帰についての悩みをかかえています。 大学入学資格検定(現在は高等学校卒業程度認定試験)をとって大学は途中まで通いましたし、20代後半には資格取得の勉強もして日商簿記検定の3級と2級、英検の2級もとりました。ピア仲間からも「いろいろ今までやっているし、資格も持っているし、社会復帰できると思いますよ」主治医からも「いくつか障壁はあると思いますが、社会復帰はできるでしょう」と言っていただきました。 それでも、やはり不安になっています。あいさつはできますし、雑談も作業療法でピア仲間や知人の患者さん達とできています。主治医も業務の会話や軽い雑談ならこなせると認識しています。しかし『こころの元気+』を読むと、障害者雇用でたいへんな思いをしている方も多く、実状をまだよく知らない分不安になってしまいます。今まで働いたことがなく、職歴がないというのが大きな不安のひとつです。もちろん、他にも不安の理由はあるのですが、自分が就労できるのか不安です。体験やアドバイスをお願いします。
【先輩ピアの実践知見】: 要因は何か(千葉県)まーくん (先輩ピア)
お気持ち本当によくわかります。ご質問者様は、作業療法に通ったり、家事をこなしたり、資格試験にも合格されているとのことで、たいへんすばらしく、申し分ないような気がします。しかし働くとなると、ハードルが高く感じてしまう…というのも、すごくわかります。 実は私も、30歳で病状もけっこう回復していて、だけど、就労はしていないという段階の人間です。私がもしそのように不安になってしまったら、まず、自分がここまで改善してきたその要因は何かを考えて、並べてみることにしています。 人生でも、こういった精神科の病気でも、放っておいたらいつの間にか幸せになっていた、全快していたということはほとんどないと思うんです。必ず、病状の悪いときの自分とは、何か違う行動をしたり、違う考え方をしたりしていると思います。その要因を考えて見つけ出せれば、「私は、こういう行動や考え方をしているからこれまで成長してきたし、これからも成長できるんだ」と思えて、そして、「だから、その延長線上で、必ず時期が来れば働けるようになる」さらには、「もっとその改善の要因を増やせるかも?」と思えるかもしれません。 ちなみに、私の場合ですと、「人に感謝を持って接するようになった」とか「人にやさしくするように心がけるようになった」というのが根本的な改善要因に思います。
【モデル③ 外付け認知・環境委託型】
【知の補装具】(欠損した認次的エネルギーを外付けの仕組みや道具で補填する)
就労への不安について。
【当事者の苦悩・相談文脈】
32歳の男性です。14歳のときにうつになり、21歳のときアスペルガー症候群(自閉スペクトラム症)と診断されました。 うつで苦しんでいましたが20代終わりから回復し始め、一昨年末からは作業療法にも通い、家事もこなせるようになり、ようやく落ち着いてきました。しかし、次の展開として社会復帰についての悩みをかかえています。 大学入学資格検定(現在は高等学校卒業程度認定試験)をとって大学は途中まで通いましたし、20代後半には資格取得の勉強もして日商簿記検定の3級と2級、英検の2級もとりました。ピア仲間からも「いろいろ今までやっているし、資格も持っているし、社会復帰できると思いますよ」主治医からも「いくつか障壁はあると思いますが、社会復帰はできるでしょう」と言っていただきました。 それでも、やはり不安になっています。あいさつはできますし、雑談も作業療法でピア仲間や知人の患者さん達とできています。主治医も業務の会話や軽い雑談ならこなせると認識しています。しかし『こころの元気+』を読むと、障害者雇用でたいへんな思いをしている方も多く、実状をまだよく知らない分不安になってしまいます。今まで働いたことがなく、職歴がないというのが大きな不安のひとつです。もちろん、他にも不安の理由はあるのですが、自分が就労できるのか不安です。体験やアドバイスをお願いします。
【先輩ピアの実践知見】: 一歩を踏み出すには(千葉県) 当事者・寄稿者 (先輩ピア)
今までお仕事をされた経験がないと、企業で働くイメージを持つこともむずかしく、一歩を踏み出す勇気がなかなか持てないですよね。就労に向けての不安は、私も経験があります。 私は、精神疾患を発症してから何年も働くことができない期間がありました。たびたび働くことにチャレンジしてみたのですが、病状悪化ですぐ辞めてしまう結果に。 そんな中、デイケアに通い始め、就労支援を受けることになりました。就労プログラムに参加する仲間達と「働くとは」ということについて、たくさん話をしてきました。また、障がい者雇用で働く仲間から、話を伺うこともできました。 約2年のリハビリを経て、障がい者雇用で一般事務の仕事に就くことができました。就職したものの、デイケアの世界と職場はまったく別世界でした。今まで当事者や医療関係者としか交流のなかった私は、不安でいっぱいでした。 しかし、休まず誠実に業務に取り組むことで次第に周囲の信頼も得られ、職場の方達には、とてもよくしていただきました。障がい者雇用で約4年働き、働きながらPSW(精神保健福祉士)の資格を取得。現在は就労支援の仕事をしています。働くまでも、そして働いてから現在も、働く当事者の仲間達とのつながりや経験の分かち合いを大切にしています。 不安なときは、同じ「働きたい」という希望を持つ仲間と想いを分かち合う、また、すでに働いている仲間から仕事の話を聞いてみる。そういったことで一歩を踏み出す勇気を持てるかもしれません。
【モデル③ 外付け認知・環境委託型】
【知の補装具】(欠損した認次的エネルギーを外付けの仕組みや道具で補填する)
就労への不安について。
【当事者の苦悩・相談文脈】
32歳の男性です。14歳のときにうつになり、21歳のときアスペルガー症候群(自閉スペクトラム症)と診断されました。 うつで苦しんでいましたが20代終わりから回復し始め、一昨年末からは作業療法にも通い、家事もこなせるようになり、ようやく落ち着いてきました。しかし、次の展開として社会復帰についての悩みをかかえています。 大学入学資格検定(現在は高等学校卒業程度認定試験)をとって大学は途中まで通いましたし、20代後半には資格取得の勉強もして日商簿記検定の3級と2級、英検の2級もとりました。ピア仲間からも「いろいろ今までやっているし、資格も持っているし、社会復帰できると思いますよ」主治医からも「いくつか障壁はあると思いますが、社会復帰はできるでしょう」と言っていただきました。 それでも、やはり不安になっています。あいさつはできますし、雑談も作業療法でピア仲間や知人の患者さん達とできています。主治医も業務の会話や軽い雑談ならこなせると認識しています。しかし『こころの元気+』を読むと、障害者雇用でたいへんな思いをしている方も多く、実状をまだよく知らない分不安になってしまいます。今まで働いたことがなく、職歴がないというのが大きな不安のひとつです。もちろん、他にも不安の理由はあるのですが、自分が就労できるのか不安です。体験やアドバイスをお願いします。
【先輩ピアの実践知見】: 一つひとつ不安の解消を(千葉県) 当事者・寄稿者 (先輩ピア)
相談者様は、資格取得やあいさつ・雑談などで努力を重ねられてきたのですね。主治医や作業療法士から「社会復帰できるでしょう」と言われても、初めめて働くときは不安になるものだと思います。が、相談者様の強みは、すでに不安を解決する鍵を自己分析されていることです。不安は「実情をまだよく知らない」こと「今まで働いたことがなく、職歴がない」ことに発しているのですね? 私は、相談者様に就労移行支援の事業所に通所(役所に利用申請)されることを提案します。就労移行支援では、あいさつ、体力づくりのための体操、ディスカッション、パソコン、電話対応の実地練習等に加えて、面接練習、履歴書等の書き方指導など、実践的なプログラムが用意されています。障害者の合同面接会などの情報源としても役に立ちますし、就職経験者の話を聞く機会もあったりと、障害者雇用の実情を知るよい機会になります。面接時に同行してもらったり、就職後も相談にのってもらえたりもします。 私が通った事業所では、提携先の企業で実習するプログラムもありました。実習等は、職歴がないことによる不安を解消する一助になるかもしれません。 他にも、就労継続支援A型事業所などで就労経験を積むのも一案です。相談者様に適した事業所で職歴ができれば、自信がつき、さらなる挑戦の土台になると思います。相談者様は努力して準備されているので、一つひとつ不安を解消すればよい結果につながると思います。応援しています。 ※障害者就業・生活支援センターなどの就労の福祉サービスについては、「こころの元気+」2016年8月号を参照してください。 ○ネット特集へ戻る○おこまりですか?へ戻る
【モデル③ 外付け認知・環境委託型】
【知の補装具】(欠損した認次的エネルギーを外付けの仕組みや道具で補填する)
空気が読めないといけないの。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は29歳の発達障害の男です。よく「発達障害の人は空気が読めない」といわれますが、私も「空気が読めない」タイプらしいです。 たとえば、何人かでテレビドラマの話をしていても、ふと別の思いが浮かんでしまうと、そのことを話題につっこんでしまいます。また、カラオケでも、友人達の知らないマニアックなアニメソングばかりをひたすら歌い、どん引きされて「お前とは二度と一緒に行かない」と言われました。バイトでは、電車の遅延で出勤時間に遅れたとき、自分のせいではないため「すみません」と言わなかったら店長に怒られたのですが、その理由がいまだにわかりません。初対面の人なのに、ゲームの話題を18分間1人で話していたら「いい加減にしてくれ!」とどなられたこともあります。 こうして書いているのは自分でそのことが「問題」だと認識しているわけではないのです。10日前に親と話をしていて、これが「空気が読めない」ことの具体例だと教わりましたが、いまだに自分では何をどう読めばよいのかよくわかりません。 空気を読めないと生きていけないのでしょうか。空気を読めるようになると何かいいことがあるのでしょうか。私は確かに人間関係がうまくいかないタイプだと認識していて、落ちこむこともしょっちゅうです。他の皆さんはどうしているのか知りたいです。
【先輩ピアの実践知見】: 逆説が成り立つのでは? (当事者・寄稿者(静岡県)
私は吃音(きつおん)と統合失調症の31歳の男性です。 質問者様はアルバイトもして友人とカラオケにも行くとのこと。私にはどちらも無理です。すごいですね。私が話をするのは家族とワーカーと主治医だけですよ。質問者様よりも狭い人間関係の中で生きています。 私の場合、空気を読む前に吃音と統合失調症の被害妄想があり、そこまで人間関係をもっていけません。人間関係がうまくいかないタイプです。私は落ちこむどころか、あきらめています。 逆に、いっそのこと空気が読めなくても、受け入れてくれる人を探すというのはどうでしょうか?そうすれば、空気が読めない自分を嫌悪する機会がなくなると思います。むしろ、空気が読めないからこそ、うわべだけの見せかけの人間関係は自然淘汰され、もっと充実した中身の濃い関係が築けるという逆説が成り立つのではないかと思います。 空気が読めないことを風変わりでユニークだと肯定してくれる人がきっといるはずです。だから空気を読めないことを悲観的に思う必要はありません。 多数派に迎合するのであれば、空気が読めることは必須条件でしょう。ただ、少数派でいてもよいのではないかと思い、こうした一般論ではない回答を書きました。質問者様は質問者様のままでいいと思います。私も多数派の荒波に負けないようにがんばります。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
空気が読めないといけないの。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は29歳の発達障害の男です。よく「発達障害の人は空気が読めない」といわれますが、私も「空気が読めない」タイプらしいです。 たとえば、何人かでテレビドラマの話をしていても、ふと別の思いが浮かんでしまうと、そのことを話題につっこんでしまいます。また、カラオケでも、友人達の知らないマニアックなアニメソングばかりをひたすら歌い、どん引きされて「お前とは二度と一緒に行かない」と言われました。バイトでは、電車の遅延で出勤時間に遅れたとき、自分のせいではないため「すみません」と言わなかったら店長に怒られたのですが、その理由がいまだにわかりません。初対面の人なのに、ゲームの話題を18分間1人で話していたら「いい加減にしてくれ!」とどなられたこともあります。 こうして書いているのは自分でそのことが「問題」だと認識しているわけではないのです。10日前に親と話をしていて、これが「空気が読めない」ことの具体例だと教わりましたが、いまだに自分では何をどう読めばよいのかよくわかりません。 空気を読めないと生きていけないのでしょうか。空気を読めるようになると何かいいことがあるのでしょうか。私は確かに人間関係がうまくいかないタイプだと認識していて、落ちこむこともしょっちゅうです。他の皆さんはどうしているのか知りたいです。
【先輩ピアの実践知見】: 発達障害バンザイ! (当事者・寄稿者(東京都)
私には相談者の方の空気が読めないことは病気には思えません。カラオケでまわりの知らない歌を歌うのも、初対面の人にゲームの話を18分することも、バイトで電車が遅れ「すみません」と言わなかったことも、健常者でもあることです。 人間は自分の意見や感情を表現して生きています。たとえ他人から変人扱いされても堂々と生きてください。 私は海外で教育を受け、職場もヨーロッパ系だったので個性を重んじる環境の中で育ちました。日本での教育も受け、日系の企業でも働きましたが自然体で受け入れられました。 あなたはまだ29歳です。性格のことをとやかく言われたくないのなら、技術を身につけてください。高度な技術を持った人は職場でも社会でも歓迎されます。 それにはあなたの時間もお金も努力も必要です。私にはそれは価値のあることだと思いますが、あなたはどうでしょう。その努力がいやならば、まわりの空気に敏感になって、自分を殺してみんなにあわせるしかありません。 私はたとえ時間とお金がかかっても、技術を身につけたほうがいいと思います。その目標に向かって生きていくだけでも、過程自体があなたを高め、まわりの人たちからも認められるでしょう。どうしますか?
【モデル① 自己免責・認知再構成型】
【免震・受け身】(できない自分を責める刃を捨て、不可抗力として受け身を取る)
空気が読めないといけないの。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は29歳の発達障害の男です。よく「発達障害の人は空気が読めない」といわれますが、私も「空気が読めない」タイプらしいです。 たとえば、何人かでテレビドラマの話をしていても、ふと別の思いが浮かんでしまうと、そのことを話題につっこんでしまいます。また、カラオケでも、友人達の知らないマニアックなアニメソングばかりをひたすら歌い、どん引きされて「お前とは二度と一緒に行かない」と言われました。バイトでは、電車の遅延で出勤時間に遅れたとき、自分のせいではないため「すみません」と言わなかったら店長に怒られたのですが、その理由がいまだにわかりません。初対面の人なのに、ゲームの話題を18分間1人で話していたら「いい加減にしてくれ!」とどなられたこともあります。 こうして書いているのは自分でそのことが「問題」だと認識しているわけではないのです。10日前に親と話をしていて、これが「空気が読めない」ことの具体例だと教わりましたが、いまだに自分では何をどう読めばよいのかよくわかりません。 空気を読めないと生きていけないのでしょうか。空気を読めるようになると何かいいことがあるのでしょうか。私は確かに人間関係がうまくいかないタイプだと認識していて、落ちこむこともしょっちゅうです。他の皆さんはどうしているのか知りたいです。
【先輩ピアの実践知見】: 専門家に相談を (当事者・寄稿者(岩手県)
私も発達障害があります。空気を読むのがむずかしいのなら、いつ、どこで、どんな立場の人と何をして過ごしているのかということをつかむようにするといいと思います。 あなたはどんなお友達とカラオケに来ていましたか?アニメオタクの友達なら盛り上がっていたと思いますが、いなかったら、どん引きされてしまいます。 アルバイトなどの社会生活については、カウンセラーや支援施設のソーシャルワーカーさんなどに相談するといいと思います。専門家のほうが発達障害の特性をよく知っているので、あなたの行動のクセについて話せば理解してくれますし、コミュニケーション改善のコツを教えてくれます。どんな困りごとに遭遇し、どんな対応をしたのかをメモなどにまとめ、専門家に相談してみてください。 私も発達障害と告知されてから10年経ちますが、今でも困りごとがあれば主治医、大学のカウンセリングルームの医師や心理士に相談します。
【モデル③ 外付け認知・環境委託型】
【知の補装具】(欠損した認次的エネルギーを外付けの仕組みや道具で補填する)
空気が読めないといけないの。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は29歳の発達障害の男です。よく「発達障害の人は空気が読めない」といわれますが、私も「空気が読めない」タイプらしいです。 たとえば、何人かでテレビドラマの話をしていても、ふと別の思いが浮かんでしまうと、そのことを話題につっこんでしまいます。また、カラオケでも、友人達の知らないマニアックなアニメソングばかりをひたすら歌い、どん引きされて「お前とは二度と一緒に行かない」と言われました。バイトでは、電車の遅延で出勤時間に遅れたとき、自分のせいではないため「すみません」と言わなかったら店長に怒られたのですが、その理由がいまだにわかりません。初対面の人なのに、ゲームの話題を18分間1人で話していたら「いい加減にしてくれ!」とどなられたこともあります。 こうして書いているのは自分でそのことが「問題」だと認識しているわけではないのです。10日前に親と話をしていて、これが「空気が読めない」ことの具体例だと教わりましたが、いまだに自分では何をどう読めばよいのかよくわかりません。 空気を読めないと生きていけないのでしょうか。空気を読めるようになると何かいいことがあるのでしょうか。私は確かに人間関係がうまくいかないタイプだと認識していて、落ちこむこともしょっちゅうです。他の皆さんはどうしているのか知りたいです。
【先輩ピアの実践知見】: あなたが大事にすることは (当事者・寄稿者(大阪府)
空気など読めなくても多少不便なだけで困ったりしません。山本七平という人が『「空気」の研究』という本に日本人の社会における空気と水の存在について書いています。空気を読み過ぎるとかえって自分の環境に重大な不都合が生じ、がんじがらめに空気に支配されたなら,水を差して緩和すればよいと述べています。 あなたが空気を読めない不都合よりも、空気を読まなくても人間関係に支障をおよぼさない人たちと交流するほうがよいと思います。 私もどちらかといえば空気を読むのは苦手ですから、そういうものだと思って人と接し、空気を読まなくても不都合を感じない人たちと交流しています。いろいろな人がいますので「人と同じように接しなさい」と強要する人間とは距離をとればよいだけのことです。「みんなと同じがよい」とか「みんなやっているからあなたもやれ」と、わからないことをやれと求めることを同調圧力というのです。 みんなと同じにふるまったからといって、それを求める人間たちは誰もあなたを守ってなどくれません。あなたは、空気を読めないあなたのままで受け入れくれる人たちを大事にすればいいのです。そう思います。あなたの味方はきっといます。くじけないで生きてください。 ○ネット特集へ戻る○おこまりですか?へ戻る
【モデル① 自己免責・認知再構成型】
【免震・受け身】(問題と自分の間にクッションを置き、生活の折り合いをつける)
セカンドオピニオンを求めたい。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、うつ病と診断されている25歳の女性です。最近、インターネットで病気のことを調べているうちに、もしかして自分は、躁うつ病の分類の「双極性障害Ⅱ型」という病気なのではないか、と思うようになりました。 主治医にそのことを伝えても、「違うと思います」と言われてしまいました。でも、やっぱり、自分は双極性Ⅱ型なんじゃないか、という思いは消えません。友人に相談をしたら、「他の医者に意見を聞くセカンドオピニオンを求めてみたらどうか」と言われました。それで、インターネットで調べたら、「まずは主治医に話して他医への診療情報提供書を作成してもらう必要がある」と書かれていました。セカンドオピニオンは、患者の権利です、と書いてあるサイトもありました。 でも、主治医にそんなことはちょっと悪くて言えません。主治医のことを疑って、「信用していません」と伝えるような気がするからです。 主治医を変えたいという思いはありませんが、他の先生の意見を聞いてみたいのです。そんなとき、どうしたらよいのでしょうか。主治医に話さずにセカンドオピニオンを求めることは不可能でしょうか。もしそうであれば、主治医に角が立たないように、話すにはどうしたらよいのでしょうか。それとも、医者以外に、そうした診断についての意見を聞くことができる立場の人はいるのでしょうか。皆さんのアドバイスをお教えください。
【先輩ピアの実践知見】: 看護師と患者の立場からの回答 (当事者・寄稿者(福岡県)
私は、うつ病で休職中の25歳の看護師です。うつ病で、同じ25歳、そんなあなたに、本当に少しでも力になりたい!」と思い、こうして筆をとりました。看護師、患者の二つの視点で書いてみます。 【患者としての立場】もし、私があなたの立場だったら、主治医に相談せず、他院を一度受診してみます。時間と手間とお金がかかってしまいますが…ドクターショッピングといわれてしまうかもしれません。しかし、医師の書いた診断書がない、先入観のない、まっさらの初診の状態で、医師の判断をもう一度あおいでみるのも、一つの手かと思います。 【看護師としての立場】あなたが通院されている病院には、看護師や、精神保健福祉士、ピア仲間はいらっしゃいますか?医師には直接言えないことを聞いたり、その間の連携をとるのも、私たち医療者の仕事でもあります。専門職を活用してみませんか?その不安な気持ちだけでも相談できませんか?自分は今、こう思っていて、医師にどう言えばいいのかわからない、医師との関係を保ちたいという思い、相談してみてはいかがでしょうか。うつは、つらいこともいろいろとありますが、お互い一緒にゆっくり進んでいきましょう。あなたが、笑顔多い日々をおくれることを心から願っています。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
セカンドオピニオンを求めたい。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、うつ病と診断されている25歳の女性です。最近、インターネットで病気のことを調べているうちに、もしかして自分は、躁うつ病の分類の「双極性障害Ⅱ型」という病気なのではないか、と思うようになりました。 主治医にそのことを伝えても、「違うと思います」と言われてしまいました。でも、やっぱり、自分は双極性Ⅱ型なんじゃないか、という思いは消えません。友人に相談をしたら、「他の医者に意見を聞くセカンドオピニオンを求めてみたらどうか」と言われました。それで、インターネットで調べたら、「まずは主治医に話して他医への診療情報提供書を作成してもらう必要がある」と書かれていました。セカンドオピニオンは、患者の権利です、と書いてあるサイトもありました。 でも、主治医にそんなことはちょっと悪くて言えません。主治医のことを疑って、「信用していません」と伝えるような気がするからです。 主治医を変えたいという思いはありませんが、他の先生の意見を聞いてみたいのです。そんなとき、どうしたらよいのでしょうか。主治医に話さずにセカンドオピニオンを求めることは不可能でしょうか。もしそうであれば、主治医に角が立たないように、話すにはどうしたらよいのでしょうか。それとも、医者以外に、そうした診断についての意見を聞くことができる立場の人はいるのでしょうか。皆さんのアドバイスをお教えください。
【先輩ピアの実践知見】: 他の医師の診断を求める (当事者・寄稿者(神奈川県)
私は、双極性障害Ⅰ型で、精神障害者手帳三級を取得している者です。私は、過労からうつ病になり、最初は会社の産業医に診てもらいましたが、原因がわからず、三軒も精神科をはしごして、初めてうつ病と診断され、すぐに三か月の休職が必要と言われました。 その後快癒して転職いたしましたが、転職先で躁状態となり、そのときの主治医に助けを求めましたが、満足な診療は受けられませんでした。それどころか、医療費を安くする制度があったにもかかわらずに、教えてもくれませんでした。 またその後、縁あって今の病院にかかっていますが、最初の主治医は、診察態度の食い違いで変更を求めて、現在の主治医に変わってもらいました。今の主治医が一番合っているように思われます。 そういったいきさつを考慮すると、セカンドオピニオンを求めるのに、今の主治医の承諾を得る必要はないと思います。今の主治医にとって、セカンドオピニオンを探すといっても、あまりいい印象は与えないと思われます。特に診断書をもらえなくとも、他の精神科医に初診で診てもらえればいいだけです。 精神病は、医者の診断が個々によって大きく異なるものです。他の精神科医に診ていただければ、今の不安はなくなるでしょう。私なら、他の先生の診断を求めるのが最善の策と思われます。 また、医師以外で病気の診断を求めるのはむずかしいと思われます。考えられるのは、カウンセラー(臨床心理士)ですが、その後の診療を考えるとおすすめできません。 ぜひ今は、信頼できそうな医療機関を探してください。同じ病気を持つものとして、心からうまくいくようにお祈りしています。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
セカンドオピニオンを求めたい。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、うつ病と診断されている25歳の女性です。最近、インターネットで病気のことを調べているうちに、もしかして自分は、躁うつ病の分類の「双極性障害Ⅱ型」という病気なのではないか、と思うようになりました。 主治医にそのことを伝えても、「違うと思います」と言われてしまいました。でも、やっぱり、自分は双極性Ⅱ型なんじゃないか、という思いは消えません。友人に相談をしたら、「他の医者に意見を聞くセカンドオピニオンを求めてみたらどうか」と言われました。それで、インターネットで調べたら、「まずは主治医に話して他医への診療情報提供書を作成してもらう必要がある」と書かれていました。セカンドオピニオンは、患者の権利です、と書いてあるサイトもありました。 でも、主治医にそんなことはちょっと悪くて言えません。主治医のことを疑って、「信用していません」と伝えるような気がするからです。 主治医を変えたいという思いはありませんが、他の先生の意見を聞いてみたいのです。そんなとき、どうしたらよいのでしょうか。主治医に話さずにセカンドオピニオンを求めることは不可能でしょうか。もしそうであれば、主治医に角が立たないように、話すにはどうしたらよいのでしょうか。それとも、医者以外に、そうした診断についての意見を聞くことができる立場の人はいるのでしょうか。皆さんのアドバイスをお教えください。
【先輩ピアの実践知見】: 簡単に考えてはいけない (当事者・寄稿者(埼玉県)
私は、セカンドオピニオンを簡単に考えてはいけないと思います。私は、病状ではないのですが、生活が制限され、セカンドオピニオンを考えました。でも、主治医に「自分らしく生きたい、それができないのならセカンドオピニオンを考えている」と伝えたところ、真剣に話を聞いてくれて、無理をしないことを条件に自分らしい生き方を認めてくれました。 今はどこの病院も、紹介状が必要です。主治医に知られないで、なんて無理です。きちんと主治医と向き合わなくてはいけません。 私も、うつから双極性障害になりました。うつ歴9年、双極性障害歴1年半です。 いつからとははっきりしませんが、薬が変わっています。それまでは、気分を上げるものだったのが、全部抜かれて気分を落ち着かせるものになりました。また、躁時期には気が大きくなり他に迷惑をかけるので、けっこう入院している人が多いですよ。 自分の病気が、気になるかもしれません。セカンドオピニオンを考えるのであれば、「もうこの先生のところには、もどってこられない」くらいの気持ちでないと後悔しますよ。病院を次々に変えていく人っていますけど、それは体の病気。心の病気は、長い時間かけて知恵の輪をといていくようなものです。 ケースワーカーはいませんか?まずその人に相談してみましょうよ。病院を変えない、よい対処法が見つかるかもしれませんよ。 ○「病気のことを知りたい」へ戻る○ネット特集「精神科の診断と病名」へ戻る○おこまりですか?へ戻る
【モデル① 自己免責・認知再構成型】
【免震・受け身】(できない自分を責める刃を捨て、不可抗力として受け身を取る)
息子の病気(うつ病)がどうなるのか不安です。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私の息子は1か月前に、うつ病と診断されました。診断書を会社に提出して、まずは3か月間、休職をすることになりました。近所のクリニックに通院をし、薬はのんでいますが、「体中のエネルギーが宇宙に吸い取られてしまったような気がする」とつぶやいていて、1日の大半は布団のなかにいます。布団のなかでも「疲れた。休みたい」と言い、お風呂にも入れません。息子は、「僕は、まったく何もできないダメな人間だ。こんな自分が会社にいれば、会社には迷惑をかけるばっかりだ。こんな役に立たない僕を雇っているなんて、会社のみんなには本当に申し訳ない」「だから、僕は会社を辞めるべきだ」ということをくり返し訴えます。私が、「そんなことはないでしょう? 病気がよくなれば仕事もできるようになるから」と言っても、「病気はよくならないし、薬もまったく効いていない」と言うばかりです。たしかに、この1か月、息子の状態が改善をしているようには見えず、私も絶望的になり、息子と話をしていると涙が出てしまい、何も言えなくなってしまいます。お医者さまは、「ゆっくり回復するのだから、心配はいらない」とおっしゃいますが、本当にそうなのでしょうか?この先、いったいどうなるのしょうか?息子にはどのように話をしたらよいのでしょうか? 何もわからず不安で仕方がありません。
【先輩ピアの実践知見】: 一般的な経過を知ってください (当事者・寄稿者(千葉県)
私は、今は躁うつ病の診断を受けていますが、昔、うつ状態が何年も続いたことがありました。病気の一般的な経過を説明させてください。 父の死がきっかけで、私もうつ状態がひどくて動けなくなりました。ピア仲間と同じように「自分が死んだほうが世の中のためになる」というような思いでいっぱいでした。そういうのを急性期というそうですが、大津波が来ているようなもので、ただ頭を休めて薬をのみ、頑丈な建物に避難して自分を守るように、命だけはもっていかれないようにしました。この時期は薬をしっかりのみ、休むことが必要です。 大波が去っても、病気がひと段落すると、エネルギーを使い果たしてしまい眠り続けることがあります。休息期といいます。そのときは休ませてあげてください。私の場合は、寝て過ごす日々が2年ありましたが、徐々に回復してきて、デイケアや地域活動支援センターに行ってリハビリの末、社会復帰していきました。 個人差はありますが、家族も自殺だけは気をつけて、ゆっくり通院と薬と休息を続けていけば、再起できるときは来ます。仕事も気になるでしょうが、命を失ったら、元も子もありません。少し元気になったら、デイケアなどのリハビリを始め、段階を追って、回復へ向かう道も出てくると思います。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
息子の病気(うつ病)がどうなるのか不安です。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私の息子は1か月前に、うつ病と診断されました。診断書を会社に提出して、まずは3か月間、休職をすることになりました。近所のクリニックに通院をし、薬はのんでいますが、「体中のエネルギーが宇宙に吸い取られてしまったような気がする」とつぶやいていて、1日の大半は布団のなかにいます。布団のなかでも「疲れた。休みたい」と言い、お風呂にも入れません。息子は、「僕は、まったく何もできないダメな人間だ。こんな自分が会社にいれば、会社には迷惑をかけるばっかりだ。こんな役に立たない僕を雇っているなんて、会社のみんなには本当に申し訳ない」「だから、僕は会社を辞めるべきだ」ということをくり返し訴えます。私が、「そんなことはないでしょう? 病気がよくなれば仕事もできるようになるから」と言っても、「病気はよくならないし、薬もまったく効いていない」と言うばかりです。たしかに、この1か月、息子の状態が改善をしているようには見えず、私も絶望的になり、息子と話をしていると涙が出てしまい、何も言えなくなってしまいます。お医者さまは、「ゆっくり回復するのだから、心配はいらない」とおっしゃいますが、本当にそうなのでしょうか?この先、いったいどうなるのしょうか?息子にはどのように話をしたらよいのでしょうか? 何もわからず不安で仕方がありません。
【先輩ピアの実践知見】: 寄り添いと傾聴 (当事者・寄稿者(神奈川県)
お気持ちお察しします。正しい医者で、正しい薬を、正しく服用すればよくなると思います。完治とはいきませんが、寛解(かんかい:安定すること)をめざしましょう。 自分の経験から、よくなってくると人生観が変わります。私は、統合失調症で4度の休職を経て退職しました。3年間は仕事を休んでいました。会社にしがみつくだけが人生ではないと思うようになりました。 休職しているときは絶望しましたが、心のなかのもう1人の自分がもう一度人生をやり直すときだと考えました。先が全然見えませんでしたが夢を持ちました。私の場合文章を書くことでした。それを心の軸に据えて生活を変えました。作業所に通ったりして、試行錯誤の末、障害者枠で就労が決まり、今は働いています。ご家族には、ぜひ「寄り添い」、「傾聴」することをおすすめします。決して巻きこまれないでください。 一緒に公園を散歩するのもいいし、おいしいコーヒーを飲みに行くのもいいです。ピア仲間をあまり刺激せず、ていねいに一日を過ごすことを考えてみてください。 まずは、ご質問者さまから規則正しい暮らしを実践し、それから、その暮らしをピア仲間にシフトする感じです。こういった病は、森田療法でいう「目的本位」、「あるがまま」という心がまえと姿勢が功を奏します。心の軸が定まるまで長い時間がかかりますが、夜明けは必ず訪れます。人生の冬は春を迎えるためにあると思います。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
息子の病気(うつ病)がどうなるのか不安です。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私の息子は1か月前に、うつ病と診断されました。診断書を会社に提出して、まずは3か月間、休職をすることになりました。近所のクリニックに通院をし、薬はのんでいますが、「体中のエネルギーが宇宙に吸い取られてしまったような気がする」とつぶやいていて、1日の大半は布団のなかにいます。布団のなかでも「疲れた。休みたい」と言い、お風呂にも入れません。息子は、「僕は、まったく何もできないダメな人間だ。こんな自分が会社にいれば、会社には迷惑をかけるばっかりだ。こんな役に立たない僕を雇っているなんて、会社のみんなには本当に申し訳ない」「だから、僕は会社を辞めるべきだ」ということをくり返し訴えます。私が、「そんなことはないでしょう? 病気がよくなれば仕事もできるようになるから」と言っても、「病気はよくならないし、薬もまったく効いていない」と言うばかりです。たしかに、この1か月、息子の状態が改善をしているようには見えず、私も絶望的になり、息子と話をしていると涙が出てしまい、何も言えなくなってしまいます。お医者さまは、「ゆっくり回復するのだから、心配はいらない」とおっしゃいますが、本当にそうなのでしょうか?この先、いったいどうなるのしょうか?息子にはどのように話をしたらよいのでしょうか? 何もわからず不安で仕方がありません。
【先輩ピアの実践知見】: 今は何もしないことが治療です (当事者・寄稿者(東京都)
ある日突然うつ病になり、仕事を休職中であるピア仲間の今の状況にヤキモキしたり、絶望的になっていく家族としての、そして親としての気持ちが私には痛いほどよくわかります。なぜならば、私も同じような体験を持ち、息子が朝になってもずっと寝たままの姿を見ると「このままでいいのかな?」と不安でいっぱいになったりするからです。 でもお話を伺って、ピア仲間は早期発見・早期治療ができる環境にあり、本当にその点ではよかったと思います。そして「今は何もしない」という休養が、一番大切な治療になるのではないかと私は思います。 まだ通院をしたばかりで、主治医、そして薬に対しての不信感もあるかと思いますが、休養と同じ位に薬も大事だと思うので、ピア仲間が自己判断で薬をやめてしまわないようにサポートするとよいのではないかと思います。 布団にいてお風呂も入りたくない状況で、今、ピア仲間は病気への不安や気力の出ない自分を悪いほうにばかり考えて、「辞職したい」と切り出すかもしれませんが、そのときは「重要な決定は急がずに先延ばししたほうがいいよ」と、あたたかく見守りながらおっしゃるといいかなと思います。 そして親も心配のあまり、つらくてうつ気分になったときには、深呼吸をしてみてはどうでしょう。私がよくやっている腹式呼吸は、気持ちがリラックスします。お腹がふくらむよう鼻から息を吸い、口からゆっくりと息を吐くだけなのです。ピア仲間が一進一退をくり返して快方に向かっていく間に、親が共倒れにならないよう、あせらないことがとても大切だと私は思います。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
息子の病気(うつ病)がどうなるのか不安です。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私の息子は1か月前に、うつ病と診断されました。診断書を会社に提出して、まずは3か月間、休職をすることになりました。近所のクリニックに通院をし、薬はのんでいますが、「体中のエネルギーが宇宙に吸い取られてしまったような気がする」とつぶやいていて、1日の大半は布団のなかにいます。布団のなかでも「疲れた。休みたい」と言い、お風呂にも入れません。息子は、「僕は、まったく何もできないダメな人間だ。こんな自分が会社にいれば、会社には迷惑をかけるばっかりだ。こんな役に立たない僕を雇っているなんて、会社のみんなには本当に申し訳ない」「だから、僕は会社を辞めるべきだ」ということをくり返し訴えます。私が、「そんなことはないでしょう? 病気がよくなれば仕事もできるようになるから」と言っても、「病気はよくならないし、薬もまったく効いていない」と言うばかりです。たしかに、この1か月、息子の状態が改善をしているようには見えず、私も絶望的になり、息子と話をしていると涙が出てしまい、何も言えなくなってしまいます。お医者さまは、「ゆっくり回復するのだから、心配はいらない」とおっしゃいますが、本当にそうなのでしょうか?この先、いったいどうなるのしょうか?息子にはどのように話をしたらよいのでしょうか? 何もわからず不安で仕方がありません。
【先輩ピアの実践知見】: 薬と復職後には注意を (当事者・寄稿者(東京都)
20年以上前に、うつ病で3か月の休職を経験した男性です。うつ病に効果のある薬は数十種類あります。そして、「アタリ」と「ハズレ」があります。私の場合、最初に処方された薬は完全な「ハズレ」でした。 診断名がくだり、休職し、きちんと服用しましたが、病状は急速に悪化しました。当時の記憶はなく、後に母から聞いたのですが、私の顔は能面のように表情がまったくなくなり、声をかけても、返事ひとつしない状態だったそうです。仕事をしていたときは責任感・緊張感がありましたが、それがなくなったことも原因だと思います。 その状態が1か月以上続いた後、薬が変わり、その薬は「アタリ」でした。一般的にも2種類目以降の薬が効果のある確率はかなり高いようです。私は会社を辞めることは考えませんでした。私の仕事は同僚が引き受けました。もともと忙しい職場でしたから、同僚は逃げ出したい気持ちだったと思います。もし、私が会社を辞めても、私が担当していた仕事がなくなることも、同僚の状況がよくなることもありません。会社を辞めることよりも病気を治し、少しでも元の仕事ができるようになることを考えました。 3か月後に復職しましたが、別の同僚が突然退職したこともあり、過労になり再燃(さいねん:再び悪化すること)。その後、休職・復職をくり返し、退職しました。1度再燃すると、再燃しやすくなります。復職後は充分に注意してください。 「こころの元気+」2013年2月号(72号)「おこまりですか?では他の人に聞いてみましょう!」から
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
娘は元気になるのか不安です。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私の22歳の娘は、うつ病と診断されて、ちょうど1年目です。職場の人間関係が原因でうつ病になり、今は実家で休養中です。とても疲れるようで、一日の大半を布団のなかで寝て過ごしています。本も読めないし、好きな音楽も聞くことができません。正直いって、この病気が治るのかわからず、不安でしかたがありません。 「こころの元気+」を読んでいると、元気な人がたくさん登場します。そんな元気な人も、寝てばかりのような状態のときがあったのでしょうか。 うつ病は、完全に治ってしまう人もいれば、慢性化する人もいると聞きます。「これから娘はどうなるんだろう …」と考えてばかりで、私も眠れない毎日です。 もし、慢性化したとしても、この雑誌「こころの元気+」に出てくるような皆さんのように、元気な姿をまた見たいと願っています。そんな日が来るのでしょうか。家族はどんなことができるのでしょうか。元気になった方や、そうした人を支援している方のお話をお聞きしたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
【先輩ピアの実践知見】: 家族会などに参加してみては (当事者・寄稿者(石川県)
私は、うつ病の症状が少しある者です。一日の大半を布団のなかで寝て過ごしていますとありますが、私にもそういう時期がありました。一日中寝てばかりいると、ご家族も不安になるでしょうね。私の家族も不安にかられて、「どこも働きに出られないなら、入るとこ入らせるよ(入院のこと)」とまで言われたこともありました。どうすれば、本を読んだり、音楽を聴いたりなどの活力がわくか気になるところでしょうね。 ご家族は、ご本人に関わりすぎるのも、無関心すぎるのもよくないと、私は感じています。最低限の声かけをされてはどうでしょうか?たとえば、「おはよう」、「おやすみ」のあいさつなど。私は、両親にかなり甘やかされたような気がします。親はどうやって私と対応すればいいかわからずに、戸惑っていたのだと思います。ご家族は、家族会なんかに参加されて、よく病気の理解を示して、当事者家族と意見を交換することで、どう当事者と関わればいいかのヒントが少しは得られるかもしれません。実際に、私の母親も家族会に参加したことがあり、病気のことを少しはわかってもらえたようで、すごく気をつかってくれるようになりました。ご本人には、あれをしてほしいとか願うよりも、「こうしたい!」という本人の意思が出てくるまで、待ってみるというのもいいかもしれません。私は、動けないときもありましたが、家事をやりたいとか外で買い物がしたいとかそう思えるようになって、今では自由に外出もしています。ご家族は、ご本人の病気や気持ちを理解してみる努力から始めてみてはいかがでしょうか?
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
娘は元気になるのか不安です。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私の22歳の娘は、うつ病と診断されて、ちょうど1年目です。職場の人間関係が原因でうつ病になり、今は実家で休養中です。とても疲れるようで、一日の大半を布団のなかで寝て過ごしています。本も読めないし、好きな音楽も聞くことができません。正直いって、この病気が治るのかわからず、不安でしかたがありません。 「こころの元気+」を読んでいると、元気な人がたくさん登場します。そんな元気な人も、寝てばかりのような状態のときがあったのでしょうか。 うつ病は、完全に治ってしまう人もいれば、慢性化する人もいると聞きます。「これから娘はどうなるんだろう …」と考えてばかりで、私も眠れない毎日です。 もし、慢性化したとしても、この雑誌「こころの元気+」に出てくるような皆さんのように、元気な姿をまた見たいと願っています。そんな日が来るのでしょうか。家族はどんなことができるのでしょうか。元気になった方や、そうした人を支援している方のお話をお聞きしたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
【先輩ピアの実践知見】: 本人もつらいと思います (当事者・寄稿者(愛知県)
私自身は、うつ病ではなく統合失調症ですが、やはり発病当初は娘さんと同じく寝たきりの状態でした。人によってその長さはかなり違ってくると思いますが、私の場合は6年以上もの間、そういった状態が続きました。 今では、元気にアルバイトや家事をこなす毎日をおくっていますが、発病後は寝たきりに近い状態のほうが圧倒的に長かったです。お母さまもたいへんつらいとは思いますが、ご本人(娘さん)もつらい思いをしている、ということを忘れないでください。きっと娘さんには、お母さまの心配する気持ちが痛いほど伝わっていると思います。それゆえ本人に「迷惑や心配をかけて申し訳ない」という罪悪感や、「早くよくならなければいけない」というあせりが生まれることが多いのです。そういった思いは、病気の回復にはあまりいい影響を与えない、と私は思います。ですから、娘さんがゆっくり心おだやかに治療に専念できるように、お母さまもゆったりとした気持ちで、温かく娘さんを見守ってあげてください。お母さまが笑顔でいれば、娘さんにも少しずつ力がわいてくると思います。精神的な病は、ゆっくりのろのろペースで回復していきます。辛抱強く娘さんの回復を待ってあげてください。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
娘は元気になるのか不安です。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私の22歳の娘は、うつ病と診断されて、ちょうど1年目です。職場の人間関係が原因でうつ病になり、今は実家で休養中です。とても疲れるようで、一日の大半を布団のなかで寝て過ごしています。本も読めないし、好きな音楽も聞くことができません。正直いって、この病気が治るのかわからず、不安でしかたがありません。 「こころの元気+」を読んでいると、元気な人がたくさん登場します。そんな元気な人も、寝てばかりのような状態のときがあったのでしょうか。 うつ病は、完全に治ってしまう人もいれば、慢性化する人もいると聞きます。「これから娘はどうなるんだろう …」と考えてばかりで、私も眠れない毎日です。 もし、慢性化したとしても、この雑誌「こころの元気+」に出てくるような皆さんのように、元気な姿をまた見たいと願っています。そんな日が来るのでしょうか。家族はどんなことができるのでしょうか。元気になった方や、そうした人を支援している方のお話をお聞きしたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
【先輩ピアの実践知見】: 「何かをしてみたい」と思うまで待つ (当事者・寄稿者(埼玉県)
何かをしてみたい」と思うまで待つ]
「初めまして。私は、19歳のときに初めてうつ病にかかり、一年間療養をした女性です。 今は、本を読むことと音楽を楽しむ趣味を持ち、自分の心や体調と向き合い仕事をしています。そんな私ですが、うつ病になった当初はやる気が起きず、本を読むどころか文字を見ることもできず、一番好きな音楽を聴くことができない状態でした。本当に疲れていたときは、娘さんと同じく一日の大半を布団のなかで、泣いて過ごした日もあります。 お話を読ませていただきましたが、人間関係の悩みを抱え、疲れている娘さん自身が動けず、一番つらいのと同時に、そばで見守っているご家族の皆さまもまたつらいことと思います。 でも、うつ病は患者さん自身がよいと思える病院で、自分に合った薬をきちんとのみ続ければ、やる気が上がり元気になります。調子がよくなるまではがんばりの言葉はかけずに、見守ることが何よりだと思います。 そして、簡単でも何かをしてみたいと意欲が出てきたときに、ご家族の方が身近な家事からすすめて一緒にされてみてはいかがでしょうか?元気になるまでは、がんばりすぎない程度に。そして、一つずつできることが増えて好きな趣味を楽しめ、今後再発しないためにも、(よい意味で)いやな人のかわし方を見つけたときが、本当に元気になったときだと思います。心は変わりゆくもの。病気の前後で私は考え方がまったく変わりましたが、回復しました。毎日夜が明けるように、時間はかかっても元気になる日が来ます。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
娘は元気になるのか不安です。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私の22歳の娘は、うつ病と診断されて、ちょうど1年目です。職場の人間関係が原因でうつ病になり、今は実家で休養中です。とても疲れるようで、一日の大半を布団のなかで寝て過ごしています。本も読めないし、好きな音楽も聞くことができません。正直いって、この病気が治るのかわからず、不安でしかたがありません。 「こころの元気+」を読んでいると、元気な人がたくさん登場します。そんな元気な人も、寝てばかりのような状態のときがあったのでしょうか。 うつ病は、完全に治ってしまう人もいれば、慢性化する人もいると聞きます。「これから娘はどうなるんだろう …」と考えてばかりで、私も眠れない毎日です。 もし、慢性化したとしても、この雑誌「こころの元気+」に出てくるような皆さんのように、元気な姿をまた見たいと願っています。そんな日が来るのでしょうか。家族はどんなことができるのでしょうか。元気になった方や、そうした人を支援している方のお話をお聞きしたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
【先輩ピアの実践知見】: 笑うことを覚えて (当事者・寄稿者(奈良県)
僕も、人間関係がじょうずな方ではありません。でも自分にしかできないことって、きっと誰にでもあります。 そんなに無理しなくてもいいのにと思い、「僕なんて生まれてくるべきじゃない」と親に話したら、親は大粒の涙を流していました。僕は、僕の存在がなくなってしまえばいいのに、と何度も思いました。そして悩みもたくさんあって、解決できないこともたくさんありました。 でも祖母が亡くなってから、「自分が素直に手を合わして」拝んだときに、自分は素直になれました。慢性的な統合失調症になって、笑えることができなかった時期は20年間続きました。 それから地域に出て、友だちができて楽しんでいる間に、笑うことを覚えました。僕にとって自分の居場所というのが、友だちだったと思います。笑える場所が、僕が本当に大切にしなければいけないことだと気づかされました。 それが友だちやまわりの環境が徐々に整理されてきて、今ではこんなに元気になれました。まわりの環境が大切なことを、日々実感します。そして感謝しています。 ※「こころの元気+」2010年6月号(40号)より○ネット特集「親子関係」へ戻る○おこまりですか?へ戻る
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
人生の起伏がなくなってつまらない。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は48歳の専業主婦で、夫と中3の娘との3人暮らしです。私は双極Ⅱ型障害をかかえています。 初めて精神科を受診したのは10年前でした。そのときは、うつ病と診断されましたが、いつまでたっても治りませんでした。2年前に医者を変えて、しっかりとこれまでの自分のライフストーリーを聞いてもらい、双極Ⅱ型障害の診断となりました。 薬が変わったおかげかわかりませんが、感情の波はあまりはげしくなりません。低めでわりと安定しています。もともと双極Ⅱ型障害なので、躁状態といっても、そんなにはげしくハイテンションにはなりませんでした。そんな私を気づかって、夫も娘も家事を手伝ったりしてくれて、まあそれで家のことはまわっていくパターンがだんだんできていきました。 私の悩みは、この低め安定状態というのは、何だか人生の起伏がなくなってしまって、正直に言えば、つまらないのです。軽躁状態のときは、ちょっと行動的になって家族も喜びます。その後、突然どっと寝こむことは、夫も娘も想定内で、家のことを手伝ったりしてくれます。案外そのパターンがちょうどよかったのかもしれません。 診断名と薬が変わってからは低め安定状態になって、家族も前のパターンと変わって戸惑っています。病気の症状とはいえ、起伏のある人生と、症状がおさえられて起伏のない人生―妙な悩みだとは思いますが皆さまはどのように思いますか。
【先輩ピアの実践知見】: 過度でなければわがままではない (当事者・寄稿者(大阪府)
感情の起伏をコントロールする薬剤を処方されておられるようですね。その薬剤になるまでの問題は、エネルギー切れで寝こんでしまうときのつらさだったんでしょうから、そのつらさを感じないで、思いっきり笑ったり、感動して涙を流したいですよね。 一番いいのは薬の種類を医師に相談して変えてもらうことだと思います。以前のような楽しいことを思いっきり楽しいと感じるような体験を得られて、エネルギーが切れたときのきつい状態をあまり感じることのない薬物を探してみるのです。抗うつ剤ではそういう薬物の種類は少ないでしょうが、そんなあなたに合う第三の薬剤があるなら、そのほうが毎日を楽しく感じて幸せに暮らせるのではないかと思います。 人生を楽しく過ごしたいということは幸福追求権という基本的人権なのですから、過度に求めなければ、わがままなことではないと思いますよ。おもしろい映画や楽しい話に思いっきり笑って感動して涙する生活のほうがいいに決まっていますよ。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
人生の起伏がなくなってつまらない。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は48歳の専業主婦で、夫と中3の娘との3人暮らしです。私は双極Ⅱ型障害をかかえています。 初めて精神科を受診したのは10年前でした。そのときは、うつ病と診断されましたが、いつまでたっても治りませんでした。2年前に医者を変えて、しっかりとこれまでの自分のライフストーリーを聞いてもらい、双極Ⅱ型障害の診断となりました。 薬が変わったおかげかわかりませんが、感情の波はあまりはげしくなりません。低めでわりと安定しています。もともと双極Ⅱ型障害なので、躁状態といっても、そんなにはげしくハイテンションにはなりませんでした。そんな私を気づかって、夫も娘も家事を手伝ったりしてくれて、まあそれで家のことはまわっていくパターンがだんだんできていきました。 私の悩みは、この低め安定状態というのは、何だか人生の起伏がなくなってしまって、正直に言えば、つまらないのです。軽躁状態のときは、ちょっと行動的になって家族も喜びます。その後、突然どっと寝こむことは、夫も娘も想定内で、家のことを手伝ったりしてくれます。案外そのパターンがちょうどよかったのかもしれません。 診断名と薬が変わってからは低め安定状態になって、家族も前のパターンと変わって戸惑っています。病気の症状とはいえ、起伏のある人生と、症状がおさえられて起伏のない人生―妙な悩みだとは思いますが皆さまはどのように思いますか。
【先輩ピアの実践知見】: 起伏は長い目で (当事者・寄稿者(岐阜県)
私も双極Ⅱ型の57歳の主婦で、夫と28歳の次女と3人暮らしです。質問者の方と環境がとってもよく似てるので共感を持てました。私も軽躁と、うつをくり返し、家族もそれを想定し、よく面倒をみてくれます。 低め安定で人生の起伏がないというのは〝家事はそこそこできるが生き甲斐を持つことができない。人生が楽しくない? ということでしょうか? 私は、かつて作業所やデイケアなどで家庭以外に居場所を持ち、生き甲斐を持ってきました。デイケアは続けていますが作業所は人間関係のトラブルから辞めてしまいました。今は風邪をひき、デイケアも行けず、質問者の方と同じような低め安定でも不安な状態です。でも、またデイケアの仲間と楽しく暮らせると思ってます。それに、こんな私を見守ってくれる家族に感謝です。 人生の起伏は長い目を持って考えましょう。『こころの元気+』を読み返し、自分に取り入れられることを実践するとよいのではないでしょうか。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
人生の起伏がなくなってつまらない。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は48歳の専業主婦で、夫と中3の娘との3人暮らしです。私は双極Ⅱ型障害をかかえています。 初めて精神科を受診したのは10年前でした。そのときは、うつ病と診断されましたが、いつまでたっても治りませんでした。2年前に医者を変えて、しっかりとこれまでの自分のライフストーリーを聞いてもらい、双極Ⅱ型障害の診断となりました。 薬が変わったおかげかわかりませんが、感情の波はあまりはげしくなりません。低めでわりと安定しています。もともと双極Ⅱ型障害なので、躁状態といっても、そんなにはげしくハイテンションにはなりませんでした。そんな私を気づかって、夫も娘も家事を手伝ったりしてくれて、まあそれで家のことはまわっていくパターンがだんだんできていきました。 私の悩みは、この低め安定状態というのは、何だか人生の起伏がなくなってしまって、正直に言えば、つまらないのです。軽躁状態のときは、ちょっと行動的になって家族も喜びます。その後、突然どっと寝こむことは、夫も娘も想定内で、家のことを手伝ったりしてくれます。案外そのパターンがちょうどよかったのかもしれません。 診断名と薬が変わってからは低め安定状態になって、家族も前のパターンと変わって戸惑っています。病気の症状とはいえ、起伏のある人生と、症状がおさえられて起伏のない人生―妙な悩みだとは思いますが皆さまはどのように思いますか。
【先輩ピアの実践知見】: 時間の流れにも変化が (当事者・寄稿者(神奈川県)
24歳の統合失調症と身体障害をかかえる者です。お気持ちよくわかります。薬で体調は抑えられている、でも起伏がない人生が余りにも平凡すぎる。私も、ひとり暮らしをする前まで、そんな生活でした。 薬で躁うつを抑えているので、楽しいことも、悲しいことも、常に平坦でした。都会に出てきて、一人でなかなか病院へ行ったり薬をのんだりすることができず、症状に波が現われ始めると、何だか時間の流れが速く感じるようになりました。 以前は、1か月も1年もさほど変わらなかったように思います。しかし、感情に起伏が現われると「何だか時間が過ぎるのが早いなぁ」と感じるようになったのです。それがよいことか、悪いことかはわかりませんが、それでプラスになっているんじゃないかと思います。一度、薬を見直してみるのもいいかもしれません。 ある方が言っていました。「うつが悪いものだと決めつけることが悪い、うつの状態を楽しみなさい」と。うつという言葉に、私たちは少しマイナスなイメージを持ちすぎなのかもしれません。海でたとえたら「うつは海底、躁は水面だと」。そんなふうに、まったりと生きていけたらいいですね。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
人生の起伏がなくなってつまらない。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は48歳の専業主婦で、夫と中3の娘との3人暮らしです。私は双極Ⅱ型障害をかかえています。 初めて精神科を受診したのは10年前でした。そのときは、うつ病と診断されましたが、いつまでたっても治りませんでした。2年前に医者を変えて、しっかりとこれまでの自分のライフストーリーを聞いてもらい、双極Ⅱ型障害の診断となりました。 薬が変わったおかげかわかりませんが、感情の波はあまりはげしくなりません。低めでわりと安定しています。もともと双極Ⅱ型障害なので、躁状態といっても、そんなにはげしくハイテンションにはなりませんでした。そんな私を気づかって、夫も娘も家事を手伝ったりしてくれて、まあそれで家のことはまわっていくパターンがだんだんできていきました。 私の悩みは、この低め安定状態というのは、何だか人生の起伏がなくなってしまって、正直に言えば、つまらないのです。軽躁状態のときは、ちょっと行動的になって家族も喜びます。その後、突然どっと寝こむことは、夫も娘も想定内で、家のことを手伝ったりしてくれます。案外そのパターンがちょうどよかったのかもしれません。 診断名と薬が変わってからは低め安定状態になって、家族も前のパターンと変わって戸惑っています。病気の症状とはいえ、起伏のある人生と、症状がおさえられて起伏のない人生―妙な悩みだとは思いますが皆さまはどのように思いますか。
【先輩ピアの実践知見】: 操り人形にならない (当事者・寄稿者(千葉県)
私は統合失調感情障害です。感情のアップダウンがたいへんはげしく、泣いたり笑ったりにぎやかに? 暮らしています。 夫や主治医は、もう少し薬を増やして落ち着かせたいようです。でも、私は自分で考えたり、行動したり、感じたりする力があるほうを選んでいるので、最低限の薬をのむだけで、後は自分で努力して、毎日をコントロールして生活しています。 WRAP(ラップ)やIPS、認知行動療法などが役に立っています。うまくいかないときもありますが、毎日がドラマチックで、喜びや悲しみ、あふ精彩に溢れた日々です。 ある心理学の本に、チック(手足などが不随意に動く病気)のドラマーの話が載っていました。彼はチックのおかげで、とても独特な叩き方をする芸術的な音楽家でしたが、薬を投与されたら、チックが治ったのはいいが、ドラマーとして、つまらなくなりました。その後、ドラマーとして活躍する週末だけ薬をやめて、音楽も楽しむ生活をとり戻したそうです。 このように、薬をのむことにも主体性を持って医師と相談し、どんな自分になりたいか明確にビジョンを持たないと薬の操り人形になってしまいます。自分のためにのむのだから、自分に合ったのみ方を先生や家族とよく話し合うことをオススメします。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
人生の起伏がなくなってつまらない。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は48歳の専業主婦で、夫と中3の娘との3人暮らしです。私は双極Ⅱ型障害をかかえています。 初めて精神科を受診したのは10年前でした。そのときは、うつ病と診断されましたが、いつまでたっても治りませんでした。2年前に医者を変えて、しっかりとこれまでの自分のライフストーリーを聞いてもらい、双極Ⅱ型障害の診断となりました。 薬が変わったおかげかわかりませんが、感情の波はあまりはげしくなりません。低めでわりと安定しています。もともと双極Ⅱ型障害なので、躁状態といっても、そんなにはげしくハイテンションにはなりませんでした。そんな私を気づかって、夫も娘も家事を手伝ったりしてくれて、まあそれで家のことはまわっていくパターンがだんだんできていきました。 私の悩みは、この低め安定状態というのは、何だか人生の起伏がなくなってしまって、正直に言えば、つまらないのです。軽躁状態のときは、ちょっと行動的になって家族も喜びます。その後、突然どっと寝こむことは、夫も娘も想定内で、家のことを手伝ったりしてくれます。案外そのパターンがちょうどよかったのかもしれません。 診断名と薬が変わってからは低め安定状態になって、家族も前のパターンと変わって戸惑っています。病気の症状とはいえ、起伏のある人生と、症状がおさえられて起伏のない人生―妙な悩みだとは思いますが皆さまはどのように思いますか。
【先輩ピアの実践知見】: 外には変化がいっぱいです (当事者・寄稿者(千葉県)
私は40歳、男性です。双極Ⅱ型気分障害という診断です。私も起伏というか、波というか、それがなくなって違和感を感じたことがあります。うまく説明できないのですが、むなしいというか、生きがいがないというか、死なないでいるだけ、という感じになったことがあります。 人間は、食べて、寝て、排泄していれば満足するというわけではないと思います。食べるのに精一杯の方は、そう感じないかもしれませんが…。誤解しないでいただきたいのですが、だから、甘えていると言いたいのではありません。それぞれの立場でいろいろな問題があると思うのです。 私の場合、つきなみなのですが、外に出てみることにしました。家の近所でも、道路の割れ目から、名前のわからない雑草が花を咲かせているのを見つけたり、風や空気の違いを感じたり、日の光も季節によって違います。電車に乗れば、いろいろな年代、いろいろな雰囲気の人がいます。自分の中では変化を感じないかもしれませんが、自分の家の外は変化がいっぱいです。私は、そういうところで何かが変わっていきました。 ○「病気との向き合い方」へ戻る○ネット特集へ戻る
【モデル① 自己免責・認知再構成型】
【免震・受け身】(できない自分を責める刃を捨て、不可抗力として受け身を取る)
躁状態は、コントロールできますか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、32歳の男性です。躁うつ病(双極性障害・双極症)です。 私は、躁状態になると、うれしくなって、買い物が増えるのですが、それだけではなく、女性のピア仲間に「つきあってくれませんか」、と声をかけたりするのです。最初は相手も困った表情ですが、そのうち、他のピア仲間にお店から追い出されてしまいます。 その他にも、私のことを思っていろいろと気をつかってくれる近所のおばさんとか、親戚の人や友人たちを攻撃するような電話をかけたりもします。また、攻撃的な電話をした人には、あやまろうと思っても、あやまれないままになっています。 こうした躁状態になったときに「自分をコントロールできたら、どんなにいいだろう」と思うのです。実をいえば、躁のときは、私にとって快感です。でも、後から自己嫌悪に陥ります。自分では、コントロールできないジェットコースターに乗ってるようです。 皆さんは、躁状態になったことをどうやって気がつくようにしているのでしょうか。それともジェットコースターと同じように、操縦不可能なものなのでしょうか。どうかアドバイスをお願いいたします。
【先輩ピアの実践知見】: 心の扉を開ける人をつくる (当事者・寄稿者(愛媛県)
私は躁うつ病です。発症してからもう20年近くになります。入院したときは、うつ状態でした。しかし、病名は躁うつ病(双極性障害・双極症)でした。 いろいろ自分なりに本を買い、自分なりに躁状態になったときのコントロールサインについて学びました。(※コンボの双極性障害の本は→コチラ)躁状態になると、多弁になり、テンションが上がり、衝動買いをします。また、メールや電話を長々とするようになります。 だから、最近は薬でおさえているせいもありますがハイテンションになることは少なくなりました。しかし、実際は完治していないのでたまに躁状態になります。 躁状態のコントロールについてですが、まず深呼吸して、はたしてこれは絶対必要な物なのか考えて、財布には現金をたくさん入れないようにして、衝動買いをしない状態をつくります。また、可愛い女性が、突然そばに来たら、相手のその女性が話すのが好きな人かどうか観察して、会話のキャッチボールができそうな人なら、少し話します。女性は、一般的におしゃべりな男性は、気持ちがひく可能性が高いのです。芸能人でもないのに、いきなり知らない男性から声をかけられたら不信感を持つのは当然です。 躁状態のコントロールは、本人もそうですがまわりの家族や福祉関係のスタッフ、病院の医師から、「今の私の状態はどうですか?」って思い切って聞いてみるのです。心の扉を開けられる人を、一人でもいいからつくっていると、ずいぶんと躁状態のコントロールができます。
【モデル③ 外付け認知・環境委託型】
【知の補装具】(欠損した認次的エネルギーを外付けの仕組みや道具で補填する)
躁状態は、コントロールできますか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、32歳の男性です。躁うつ病(双極性障害・双極症)です。 私は、躁状態になると、うれしくなって、買い物が増えるのですが、それだけではなく、女性のピア仲間に「つきあってくれませんか」、と声をかけたりするのです。最初は相手も困った表情ですが、そのうち、他のピア仲間にお店から追い出されてしまいます。 その他にも、私のことを思っていろいろと気をつかってくれる近所のおばさんとか、親戚の人や友人たちを攻撃するような電話をかけたりもします。また、攻撃的な電話をした人には、あやまろうと思っても、あやまれないままになっています。 こうした躁状態になったときに「自分をコントロールできたら、どんなにいいだろう」と思うのです。実をいえば、躁のときは、私にとって快感です。でも、後から自己嫌悪に陥ります。自分では、コントロールできないジェットコースターに乗ってるようです。 皆さんは、躁状態になったことをどうやって気がつくようにしているのでしょうか。それともジェットコースターと同じように、操縦不可能なものなのでしょうか。どうかアドバイスをお願いいたします。
【先輩ピアの実践知見】: 病と向きあっていく (当事者・寄稿者(大阪府)
私の結論ですが、躁状態を完全にコントロールすることは不可能だと思います。ただし自分が今、躁状態であることを認識できれば、自分なりの対処の仕方もできるのではないでしょうか。刺激の多いお店には行かない、電話も控えるようにする、などです。買い物が増えると余計な出費がかさみますし、せっかく築いた人間関係も破壊してしまいます。ある意味、うつ状態よりも恐ろしいものだと私は考えています。 質問者の方は、自分が躁状態になっていることにはちゃんと気づけているのだと思います。躁状態になったときは、建設的なことにエネルギーを転化するように私はしています。たとえば自室の掃除をする、読んでいなかった本を一気に読破するなどです。要するに、社会的に破綻するようなことはしないで、躁のエネルギーを有効に活用すればよいのだと思います。 あとは、やっぱりお薬(気分安定薬)でしょうか。個人的には、うつ状態のときには生きるのがしんどくなるので、躁状態のときに楽しい気分になるのは、そんなに悪いことではないと思います。自分が今、躁状態であっても病識をもつこと。そして自分なりの対処法を探したり試したりしながら見つけていく。そうやって病とつきあっていく、向き合っていく。そういう苦しみとともに生きるしかないと思います。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
躁状態は、コントロールできますか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、32歳の男性です。躁うつ病(双極性障害・双極症)です。 私は、躁状態になると、うれしくなって、買い物が増えるのですが、それだけではなく、女性のピア仲間に「つきあってくれませんか」、と声をかけたりするのです。最初は相手も困った表情ですが、そのうち、他のピア仲間にお店から追い出されてしまいます。 その他にも、私のことを思っていろいろと気をつかってくれる近所のおばさんとか、親戚の人や友人たちを攻撃するような電話をかけたりもします。また、攻撃的な電話をした人には、あやまろうと思っても、あやまれないままになっています。 こうした躁状態になったときに「自分をコントロールできたら、どんなにいいだろう」と思うのです。実をいえば、躁のときは、私にとって快感です。でも、後から自己嫌悪に陥ります。自分では、コントロールできないジェットコースターに乗ってるようです。 皆さんは、躁状態になったことをどうやって気がつくようにしているのでしょうか。それともジェットコースターと同じように、操縦不可能なものなのでしょうか。どうかアドバイスをお願いいたします。
【先輩ピアの実践知見】: 周囲の応援が必要 (当事者・寄稿者(北海道)
私は統合失調症ですが、たまに「今は躁状態かな …」と思えるときがあります。周囲から見てもわかるようで、私がいつも以上に自信を持って仕事や活動に参加していても、それが空回りしてあせっているときに周囲がそう思うようです。 こういったとき、まわりの人から「あせっているよ」「おちついて」と言われると、たいていは落ち着きます。私自身の躁状態のコントロールは、周囲の応援があってできているものです。日ごろの仕事や活動で、応援してくれたり、何でも話せたりする仲間やスタッフを多くつくっておくことで、私は躁状態のコントロールができています。 躁状態に限らず、いろいろな人とのコミュニケーションがうまくいくと、仕事や活動もうまくいき、人間関係もよりよいものになっていくと思います。「自分の操縦の仕方」を身につけると、自分のコントロールもうまくいくような気がします。 『こころの元気+』2010年7月号(41号)「おこまりですか? では他の人に聞いてみましょう!」より ○「症状のことを知りたい」へ戻る○おこまりですか?へ戻る
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
夫が躁うつ病(双極性障害)です。どうしたらよいでしょう?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私の夫は32歳の公務員で、躁うつ病(双極性障害・双極症)です。病院には、約1年前に何回か行ったきりで、「自分は病気ではないから」と言って行かなくなってしまいました。職場にも行ったり行かなかったりです。電話の様子からして、職場も対応には困っているようです。職場を休んでいるときは、ボーっとして何もしません。「俺は役に立たない人間だから、役所をやめる」とか、「遺書を書くからメモをしてくれないか」と何度も言われました。躁状態のときには、ビデオで同じ映画を何回も繰り返し観たり、自分の好きな写真家の写真集を観ながらうなったりしています。そうしたときは困らないのですが、電話魔になり、友人や私の母親と2時間以上は電話でしゃべりっぱなしです。必要のない自動車を購入してしまうし、私の知らない間に生命保険にも入ったりして、お金のやりくりにはいつも困ってしまいます。 お伺いしたいのは、躁うつ病(双極性障害・双極症)の人は、何を考えているのか、ということです。私は夫がどんな気持ちなのか、どんな思いでいるのかを知りたいのです。そして、治療を拒否していますが、やはり治療は必要なのでしょうか。皆さまのご意見をお聞かせいただければと存じます。よろしくお願いいたします。
【先輩ピアの実践知見】: 外来とカウンセリング (当事者・寄稿者(神奈川県)
私は、47歳で躁うつ病(双極性障害・双極症)の当事者です。最近2度目の躁転(急に躁状態になること)を経験し、母をとてもつらい目にあわせてしまいました。それを反省し、これからの人生を見直す意味でも、私がどんな気持ちになったかをカミングアウト(病状表明)したいと思います。 私の場合、躁状態になると頭の回転がとても速くなり、インスピレーションにあふれ、行動的になります。それがともすると対人関係において他罰的になり、相手に対して自分の主張ばかり押しつけるようになります。同時に、買い物も歯止めがきかなくなり、多額の買い物をしたりしてしまいます。 しかし、本人はいたって爽快な気分で、購入後の支払い計画などまったく考えていないので注意が必要です。私は、一度目の躁転で妻と離婚することになりました。そして、今回の躁転で母の信用を失うところでした。 しかし、正気に戻った今では、当時のことを反省し、母や元妻の助言により、健康を回復しつつあります。躁うつ病(双極性障害・双極症)には、治療は欠かせないと考えています。 私の場合、精神科の外来とカウンセラー、そして会社のカウンセラーに隔週一回の間隔で受診し、自分の状況をチェックしてもらっています。 もしあなたが配偶者を愛しているのなら、つらいときには離れて暮らすなど自分の精神状態にも充分配慮し、地道にご本人が自分の精神疾患について理解を深めていくことが大切だと思います。
【モデル③ 外付け認知・環境委託型】
【知の補装具】(欠損した認次的エネルギーを外付けの仕組みや道具で補填する)
夫が躁うつ病(双極性障害)です。どうしたらよいでしょう?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私の夫は32歳の公務員で、躁うつ病(双極性障害・双極症)です。病院には、約1年前に何回か行ったきりで、「自分は病気ではないから」と言って行かなくなってしまいました。職場にも行ったり行かなかったりです。電話の様子からして、職場も対応には困っているようです。職場を休んでいるときは、ボーっとして何もしません。「俺は役に立たない人間だから、役所をやめる」とか、「遺書を書くからメモをしてくれないか」と何度も言われました。躁状態のときには、ビデオで同じ映画を何回も繰り返し観たり、自分の好きな写真家の写真集を観ながらうなったりしています。そうしたときは困らないのですが、電話魔になり、友人や私の母親と2時間以上は電話でしゃべりっぱなしです。必要のない自動車を購入してしまうし、私の知らない間に生命保険にも入ったりして、お金のやりくりにはいつも困ってしまいます。 お伺いしたいのは、躁うつ病(双極性障害・双極症)の人は、何を考えているのか、ということです。私は夫がどんな気持ちなのか、どんな思いでいるのかを知りたいのです。そして、治療を拒否していますが、やはり治療は必要なのでしょうか。皆さまのご意見をお聞かせいただければと存じます。よろしくお願いいたします。
【先輩ピアの実践知見】: 重症になる前に受診を (精神科医)
躁うつ病(双極性障害・双極症)とは、簡単にいうと「エネルギーが低下して、気分の低下が続く」うつ状態と、その反対に「エネルギーに満ちあふれ、気分の高揚が続く」躁状態という「気分の極端な波」が現れる病気です。 昔は「循環病」と言われていたように、一生のうちに気分の変化が何回か訪れる場合が多く、気分の波がないときはいたって普通の状態であることが特徴です。 家族など大切な人を亡くしたり失恋したりした後は、気分が落ち込み(抑うつ気分)、やる気が出ず(意欲の低下)、まわりに興味が持てない(興味の喪失)といったうつ状態になります。また宝くじが大当たりした後には気分が高揚して気前がよくなる、といった躁状態になるなど、気分の波はどんな人でも多かれ少なかれあります。 病気でない場合は、治療をしなくても元に戻ることが多いのですが、双極性障害(躁うつ病)ではうつ状態や躁状態の程度や期間が「病気のために」「極端に」なっているため、気分の波がないときには決してやらないだろうといった行動を繰り返し起こすことになります。 うつ状態・躁状態 うつ状態における行動の代表例が、「自分は取るに足らないものだと悲観して自殺してしまうこと」であることが最近はよく知られるようになっています。 逆に躁状態になると、愉快で陽気な気分からほとんど制御できない興奮に至るまで、さまざまな程度の爽快な気分が少なくとも数日間以上続き、「寝なくても大丈夫、寝るのも惜しい」とあまり睡眠をとらなくなり(睡眠欲求の減少)、注意力や集中力を保持できないために落ち着きがなく、頭の中ではいくつもの考えがまとまりなくどんどん浮かんでくる(観念奔逸)ため、多弁で話題をコロコロと変えながら話し続け(談話心迫)ます。 このようなときは気が大きくなっていて(誇大的)、自分にはすごい能力があって何でもできると思い込んでいるために(自尊心の肥大)、実現不可能な途方もない計画に熱中したり、浪費したり、好色になったりします。 とても活発で社交的となりますが、まわりの人の能力がないように思えて見下すために傲慢な態度をとる、イライラして怒りっぽく、ときに疑い深くなり攻撃的になる、などによりトラブルを起こすこともみられます。 このように重度となると、自己制御はできなくなり、日常生活や仕事・社会的活動性に支障をきたすようになりますが、症状改善後には「われに返り」、悩み苦しむことになるものの、取り返しのつかないことになっていることも少なくありません。 対応 そのようなことを避けるためには、やはり治療が必要です。気分障害は、薬物治療やその他の治療によって改善が見込める病気なのですが、治療へつなげるためには、症状があるときと症状が消えているときの二つの工夫が必要です。 症状があるときは病気によって思考力や判断力が低下し、病気であることが認識できなくなるために、この方のように医療機関の受診をしたがらなくなりますから、重症化する前に受診をすすめることが重要となります。 気分の変化だけではなく、心身ともに多くの症状が起こるため、身体の病気を治療する目的で受診をすすめてみるのもよいでしょう。治療は休養と気分安定薬を主体とした薬物療法を行い、これらによって睡眠や誇大的な気持ちなどの症状は改善します。それでも重症化してしまう場合は入院による治療もあります。 一方、症状が消えて(落ち着いて)きたら、「治った」と思って治療をやめるのではなく、気分障害という病気と治療について勉強し、さまざまな方法(認知行動療法やストレスマネジメント、元気回復プラン(WRAP)の作成など)を用いて、次回に症状が出現したときに、早めに対処するコツを学んでおくことが重要になります。 周囲の人も、症状に気づいたら様子を見るのではなく、早めに「いつもと違う」旨を本人に伝え、受診をすすめることが重要です。 (※コンボの双極性障害の本は→コチラ) 『こころの元気+』2008年4月号(14号)より ○「症状のことを知りたい」へ戻る○おこまりですか?へ戻る○ネット特集へ戻る
【モデル③ 外付け認知・環境委託型】
【知の補装具】(欠損した認次的エネルギーを外付けの仕組みや道具で補填する)
(質問) 極端な両親に困っています。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、一年ほど前に統合失調症と診断された、高校二年生の女子です。私の悩みは両親があまりにも極端なことを言い出して実行してしまいそうなことです。以前、薬ものむべきではないと両親共々言っていました。私も薬はのみたくないのですが、極端な両親への変な反発なのか、逆に薬はのまなくてはいけないと思うようになりました。その後で、両親もいろいろと調べて、薬は必要らしいね、ということになり、何も言わなくなりました。今の悩みは、両親が引っ越しを考えていることです。「統合失調症の原因はストレスだ!、都会はストレスが多いなかいから、田舎の空気のいい所に住もう」と言うのです。父親はけっこう有名な画家で、母親はイラストレーターです。仕事はどこでもできるということもあって、気軽に引っ越しだとか言うのです。「どんな田舎にも病気の人はいるはずだ」と両親に言っても「都会はもっと病気によくないのだ!」と言うばかりです。今の私は、学校でいじわるをされたりすることもあって、あまり好きではないし、行きたくもありません。でも、引っ越せば病気がよくなるとは思えないし、私は都会のほうが好きなので、逆にストレスになると思うんです。だから引っ越しはいやです。ちなみに最近父親と母親が家に飾るために合作して描いた絵は、どこかの島の絵で、ラテン語のタイトルで、日本語に訳すと「希望」という題名がついていました。こんな極端な両親になんて言えばいいでしょうか?
【先輩ピアの実践知見】: 発病期の家族の困惑なのでは? (当事者・寄稿者(兵庫県)
厄介な病とご両親との葛藤、たいへんな日々と察します。統合失調症についてもう少し勉強をすれば、ストレスが原因との決めつけ方がおかしいと気づくはずだし、何より田舎暮らしが逆にあなたに苦手なことを理解してほしいですね。息子の発病のとき、私も転居を考えたこともありますが、それから十数年、今はパソコンの世界で安らぎを得ています。人それぞれの病の状態、趣味や考え方があるから親も子どもの生き方を決められません。あなたが落ち着くことがなんであるかを見つけて、親に支援してもらうことが大事です。息子の病をきっかけに家族会役員になり、研修会等から少しずつ学んで、気長に家族があたたかく見守ることが何よりの薬だとわかってきました。文面での想像ですが、ご両親は画家らしい夢を持って心配されているようで、極端な親というより発病期の家族の困惑など、よくあることのようです。主治医にあなたの想いを伝え、両親とともに相談されたらどうでしょうか。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
(質問) 極端な両親に困っています。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、一年ほど前に統合失調症と診断された、高校二年生の女子です。私の悩みは両親があまりにも極端なことを言い出して実行してしまいそうなことです。以前、薬ものむべきではないと両親共々言っていました。私も薬はのみたくないのですが、極端な両親への変な反発なのか、逆に薬はのまなくてはいけないと思うようになりました。その後で、両親もいろいろと調べて、薬は必要らしいね、ということになり、何も言わなくなりました。今の悩みは、両親が引っ越しを考えていることです。「統合失調症の原因はストレスだ!、都会はストレスが多いなかいから、田舎の空気のいい所に住もう」と言うのです。父親はけっこう有名な画家で、母親はイラストレーターです。仕事はどこでもできるということもあって、気軽に引っ越しだとか言うのです。「どんな田舎にも病気の人はいるはずだ」と両親に言っても「都会はもっと病気によくないのだ!」と言うばかりです。今の私は、学校でいじわるをされたりすることもあって、あまり好きではないし、行きたくもありません。でも、引っ越せば病気がよくなるとは思えないし、私は都会のほうが好きなので、逆にストレスになると思うんです。だから引っ越しはいやです。ちなみに最近父親と母親が家に飾るために合作して描いた絵は、どこかの島の絵で、ラテン語のタイトルで、日本語に訳すと「希望」という題名がついていました。こんな極端な両親になんて言えばいいでしょうか?
【先輩ピアの実践知見】: 都会のメリットを自分の言葉で (当事者・寄稿者(東京都)
質問者様は、ずっとご両親にふりまわされて、生きてこられたのでしょうか。文章からそう感じ、さぞかしたいへんだったろうなと思います。そこで、提案があります。ご両親に困った面があるということと、ご自身が病気で引っ越しさせられるかもしれないということ、それぞれを分けて考えてみてはどうでしょうか。ご両親に対し、複雑な気持ちを持っているかもしれません。でも、正直申し上げますと、ご両親はご両親。あなたはご両親ではありません。あなたは一人の立派な人間であり、ご両親の一部ではなく、同じように考えなければならないなんてこともありません。あなたはまだ未成年ではありますが、高校生ですので、自分で考えて主張することのできる歳だと思います。なかなか決定権は握れないでしょうが、ただ反発するだけでは、ご両親の心は動かせないと思います。病気なのはご自身であり、自分はふりまわされたくない、自分は都会のほうが合っている、都会のメリットなどを、きちんと向き合って、ご自身の言葉で、ご両親にもわかるように説明なさってみてはどうでしょうか。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
(質問) 極端な両親に困っています。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、一年ほど前に統合失調症と診断された、高校二年生の女子です。私の悩みは両親があまりにも極端なことを言い出して実行してしまいそうなことです。以前、薬ものむべきではないと両親共々言っていました。私も薬はのみたくないのですが、極端な両親への変な反発なのか、逆に薬はのまなくてはいけないと思うようになりました。その後で、両親もいろいろと調べて、薬は必要らしいね、ということになり、何も言わなくなりました。今の悩みは、両親が引っ越しを考えていることです。「統合失調症の原因はストレスだ!、都会はストレスが多いなかいから、田舎の空気のいい所に住もう」と言うのです。父親はけっこう有名な画家で、母親はイラストレーターです。仕事はどこでもできるということもあって、気軽に引っ越しだとか言うのです。「どんな田舎にも病気の人はいるはずだ」と両親に言っても「都会はもっと病気によくないのだ!」と言うばかりです。今の私は、学校でいじわるをされたりすることもあって、あまり好きではないし、行きたくもありません。でも、引っ越せば病気がよくなるとは思えないし、私は都会のほうが好きなので、逆にストレスになると思うんです。だから引っ越しはいやです。ちなみに最近父親と母親が家に飾るために合作して描いた絵は、どこかの島の絵で、ラテン語のタイトルで、日本語に訳すと「希望」という題名がついていました。こんな極端な両親になんて言えばいいでしょうか?
【先輩ピアの実践知見】: 誰かに間に入ってもらう (当事者・寄稿者(埼玉県)
お気持ちよくわかります。私の両親も極端な考え方をするほうでした。私は、パートでもいいから働くことに慣れたいという気持ちだったのですが、親はあくまで正社員にこだわり、いつも考え方で衝突して、よけいに調子が悪くなっていました。私の解決法は、通院のときに主治医と話しをしてもらうことでした。直接的にはうまくいかなくても、誰かに間に入ってもらえるとうまくいくこともありますよ。後は、自分を理解してくれる親戚の人に相談したりもしました。だから、決してあきらめることはないと思います。引っ越しのことも主治医などに相談し、間に入ってもらって一緒に話し合ってもらってはどうでしょうか。きっと道は開けてくると思います。自分の一番望んでいることをやっていくことはよいことだと思いますよ。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
(質問) 極端な両親に困っています。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、一年ほど前に統合失調症と診断された、高校二年生の女子です。私の悩みは両親があまりにも極端なことを言い出して実行してしまいそうなことです。以前、薬ものむべきではないと両親共々言っていました。私も薬はのみたくないのですが、極端な両親への変な反発なのか、逆に薬はのまなくてはいけないと思うようになりました。その後で、両親もいろいろと調べて、薬は必要らしいね、ということになり、何も言わなくなりました。今の悩みは、両親が引っ越しを考えていることです。「統合失調症の原因はストレスだ!、都会はストレスが多いなかいから、田舎の空気のいい所に住もう」と言うのです。父親はけっこう有名な画家で、母親はイラストレーターです。仕事はどこでもできるということもあって、気軽に引っ越しだとか言うのです。「どんな田舎にも病気の人はいるはずだ」と両親に言っても「都会はもっと病気によくないのだ!」と言うばかりです。今の私は、学校でいじわるをされたりすることもあって、あまり好きではないし、行きたくもありません。でも、引っ越せば病気がよくなるとは思えないし、私は都会のほうが好きなので、逆にストレスになると思うんです。だから引っ越しはいやです。ちなみに最近父親と母親が家に飾るために合作して描いた絵は、どこかの島の絵で、ラテン語のタイトルで、日本語に訳すと「希望」という題名がついていました。こんな極端な両親になんて言えばいいでしょうか?
【先輩ピアの実践知見】: 反発でない自己主張で (当事者・寄稿者(茨城県)
私も高校生で発病し、文学青年だった父の見当違いな理解に苦労しました。発病して間もないうえ、高校生であればなおさら今後が不安かと思います。ご両親はピア仲間が大好きで、何かしたい気持ちが人一倍強い方なのではないでしょうか。大切なのはピア仲間がどのような未来を思い描くかですよね。極端な言動にふりまわされて、ご両親を恨んだりすることは避けてほしいなとも思います。都会のほうが好きなら、その気持ちをいろいろな角度から伝えてみてはどうでしょう。面と向かうとむずかしいなら、手紙やメモ、メール等。または共通の知人を通して、主治医や親戚などの協力も期待できます。「引越しはいや」でなく「都会のほうが好き」だと伝えるのもポイントです。反発でない、自己主張の方法が見つかるといいと思うのですが。私の親子関係は、私が苦しいなりに前向きに自分の治療に取り組み始めてからぐっとよくなりました。今では両親は強力な味方です。ピア仲間が「こんな親じゃダメだ!」や「私ってなんて不幸なの」でなく「困っちゃったな、うちの親」的なスタンスで悩んでいるのが、すごくいいなと思いました。これからもそんな立ち位置をキープしてほしいと思います。
【モデル③ 外付け認知・環境委託型】
【知の補装具】(欠損した認次的エネルギーを外付けの仕組みや道具で補填する)
母親の長話から逃れたい。
【当事者の苦悩・相談文脈】
44歳の男性で、うつ病を患っています。20代で1人暮らしを始めましたが、5年前にうつ病となり、なかなか回復せず昨年実家に戻りました。今は高齢の両親と3人で暮らしています。私の母親は何事につけても不安を感じるタイプです。田舎の特徴としてご近所の人間関係はかなり濃厚で、それによるトラブルも年がら年中発生しています。母親はそうした人間関係に常に巻きこまれ、そのたびに不安感が募り、私にグチや気にかけていることを長時間話します。 いつ終わるのかわからないほど長々と話をして,私は疲れ切ってしまいます。私に話しても解決しないのに、誰かに聞いてもらいたいみたいです。外では話せないから、家の誰かに聞いてもらうしかないと本人も言います。私はこれがつらくてつらくて仕方がありません。朝から晩まで明るい話題はなく、近所のもめごとから人間関係の面倒な話をあれこれと聞かされます。父親は一切話を聞きませんから、私にばかり話します。私がいなかったときはどうしていたのかと思います。とにかく、私は具合が悪いのに、母の話を聞くとさらに落ちこみます。経済的な問題もあり、しばらくは、家を出られそうにありません。また、家にいる以上、母親の話から逃れることはできません。長々と話し続ける母親の話をどうやったら短く切り上げられるか、皆さまの知恵をお借しください。
【先輩ピアの実践知見】: 正直に伝えてみたら(東京都) 当事者・寄稿者 (先輩ピア)
さぞつらかったでしょう。自分のことだけでもたいへんなのに,がんばっていたあなたは、とてもやさしい人なんですね。でも人のことより、まず自分のことだと思うのです。自分を守ることも必要だと思うのです。お母さんに「話を聞いてあげたいのだけれど、自分のことで精一杯で聞くのがつらい」と正直に伝えてみたらどうでしょうか?お母さんはあなたが元気でいることがきっと一番うれしいはずです。お家にいるときはゆっくり休めるといいですね。お母さんとは,二人で買い物に出たりとか、お互いに気分転換ができるときもあると思います。また、あなたの家のほうにある地域生活支援センターの相談電話や保健所などに相談したらどうでしょうか?もちろんお母さんにそういうところがあり、家族でも相談できることを教えてあげるのもいいと思います。まず自分のこと、自分のことです。そうすればあなたとお母さんとの間にほどよい距離ができると思います。あなたも生活しやすいはずです。距離が近すぎるのはつらいですよね?いつかあなたがお家を離れたとき、もっとお母さんといい関係を築けるはずです。私もそんなときがありました。若い頃、両親と一緒に暮らしていて母と距離が近すぎるのに悩みました。だんだん自分が回復して関係も少しずつ改善され、今は別に暮らしていますが、2日に1度くらい電話をし、心配しあい、ほどよいいい関係を保っています。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
母親の長話から逃れたい。
【当事者の苦悩・相談文脈】
44歳の男性で、うつ病を患っています。20代で1人暮らしを始めましたが、5年前にうつ病となり、なかなか回復せず昨年実家に戻りました。今は高齢の両親と3人で暮らしています。私の母親は何事につけても不安を感じるタイプです。田舎の特徴としてご近所の人間関係はかなり濃厚で、それによるトラブルも年がら年中発生しています。母親はそうした人間関係に常に巻きこまれ、そのたびに不安感が募り、私にグチや気にかけていることを長時間話します。 いつ終わるのかわからないほど長々と話をして,私は疲れ切ってしまいます。私に話しても解決しないのに、誰かに聞いてもらいたいみたいです。外では話せないから、家の誰かに聞いてもらうしかないと本人も言います。私はこれがつらくてつらくて仕方がありません。朝から晩まで明るい話題はなく、近所のもめごとから人間関係の面倒な話をあれこれと聞かされます。父親は一切話を聞きませんから、私にばかり話します。私がいなかったときはどうしていたのかと思います。とにかく、私は具合が悪いのに、母の話を聞くとさらに落ちこみます。経済的な問題もあり、しばらくは、家を出られそうにありません。また、家にいる以上、母親の話から逃れることはできません。長々と話し続ける母親の話をどうやったら短く切り上げられるか、皆さまの知恵をお借しください。
【先輩ピアの実践知見】: 逆の発想は?(千葉県) 当事者・寄稿者 (先輩ピア)
私も親と同居していたときに、母親のグチや父親の酔っ払い話にさんざんつきあわされました。私は聴くのがそんなに苦ではなく、「へー、そうなんだ」と相槌を打っては傾聴していました。 なぜできたかというと、昔老人ホームで働いていた経験があるからです。認知症の方は同じ話を何回でもされます。それを、またかと聞き流したり、否定したりせず、今初めて聴いたように新鮮な気持ちで聴くのがプロだと先輩に教わりました。「その思い出が大事だから何度も話すのだから、何度でも聴きましょう」ということでした。 私はお年寄りの話は含蓄があり、ドラマがあり、すごく聴いていて楽しかったです。ピア仲間は、いかに逃れるか切り上げるかという方向ですが、逆の発想で、お母さんの会話を一方通行にせず会話にして楽しんではいかがでしょうか?「それはどういう意味?」とか心を開いた踏みこんだ質問をしてみてはいかがでしょうか?一方的な受け身ではなく、お互いに紡ぎあう実りのある会話に持っていけたら、その時間を楽しめるのではないでしょうか?
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
母親の長話から逃れたい。
【当事者の苦悩・相談文脈】
44歳の男性で、うつ病を患っています。20代で1人暮らしを始めましたが、5年前にうつ病となり、なかなか回復せず昨年実家に戻りました。今は高齢の両親と3人で暮らしています。私の母親は何事につけても不安を感じるタイプです。田舎の特徴としてご近所の人間関係はかなり濃厚で、それによるトラブルも年がら年中発生しています。母親はそうした人間関係に常に巻きこまれ、そのたびに不安感が募り、私にグチや気にかけていることを長時間話します。 いつ終わるのかわからないほど長々と話をして,私は疲れ切ってしまいます。私に話しても解決しないのに、誰かに聞いてもらいたいみたいです。外では話せないから、家の誰かに聞いてもらうしかないと本人も言います。私はこれがつらくてつらくて仕方がありません。朝から晩まで明るい話題はなく、近所のもめごとから人間関係の面倒な話をあれこれと聞かされます。父親は一切話を聞きませんから、私にばかり話します。私がいなかったときはどうしていたのかと思います。とにかく、私は具合が悪いのに、母の話を聞くとさらに落ちこみます。経済的な問題もあり、しばらくは、家を出られそうにありません。また、家にいる以上、母親の話から逃れることはできません。長々と話し続ける母親の話をどうやったら短く切り上げられるか、皆さまの知恵をお借しください。
【先輩ピアの実践知見】: 今は数分ですむように(長野県) 当事者・寄稿者 (先輩ピア)
自分と似た状況かなと思いました。自分は30歳くらいで実家の環境に耐えかねて家を出て、20年ほど県外で働いていました。 しかし5年前にうつ病になり、会社の仕事のペース(残業が月に160時間)についていけなくなってリストラ、また実家へ戻り、グチを聞かされる毎日になってしまいました。 父親は若干痴呆があり、話すとさらにストレスが増えるからと、その分まで上乗せして自分へあたってくるので途方に暮れましたが、ある日「これでは症状が悪化するから」ときっぱりと釘を刺しました。実際、一人暮らし当時はありとあらゆることを一人でこなして、クローズドで働いて手帳2級だったのが、実家に戻ってからは、ひきこもりの手帳1級になりましたから。もちろん、そのときはすさまじいケンカになりましたが、半日くらい放置してアタマを冷やしてもらったら、傍から見た自分の症状からも心あたりがあったのかどうか、際限ない長話は減りました。ただ、あいかわらずマイナス思考でモノを言うので、たとえば昼食や晩飯を何にしようかといった他愛もない会話ですら陰気で、「金がないのにどうしたらいいやら」とか「献立を考えるのも面倒、つくるのはもっと面倒」などと不平を聞かされています。それでも、今まで一日中延々とそんなことを言われ続けたのが、今はその数分をがまんすればすむようになったので、思い切って真正面から話をしてみてはどうでしょうか。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
母親の長話から逃れたい。
【当事者の苦悩・相談文脈】
44歳の男性で、うつ病を患っています。20代で1人暮らしを始めましたが、5年前にうつ病となり、なかなか回復せず昨年実家に戻りました。今は高齢の両親と3人で暮らしています。私の母親は何事につけても不安を感じるタイプです。田舎の特徴としてご近所の人間関係はかなり濃厚で、それによるトラブルも年がら年中発生しています。母親はそうした人間関係に常に巻きこまれ、そのたびに不安感が募り、私にグチや気にかけていることを長時間話します。 いつ終わるのかわからないほど長々と話をして,私は疲れ切ってしまいます。私に話しても解決しないのに、誰かに聞いてもらいたいみたいです。外では話せないから、家の誰かに聞いてもらうしかないと本人も言います。私はこれがつらくてつらくて仕方がありません。朝から晩まで明るい話題はなく、近所のもめごとから人間関係の面倒な話をあれこれと聞かされます。父親は一切話を聞きませんから、私にばかり話します。私がいなかったときはどうしていたのかと思います。とにかく、私は具合が悪いのに、母の話を聞くとさらに落ちこみます。経済的な問題もあり、しばらくは、家を出られそうにありません。また、家にいる以上、母親の話から逃れることはできません。長々と話し続ける母親の話をどうやったら短く切り上げられるか、皆さまの知恵をお借しください。
【先輩ピアの実践知見】: 主治医から説明してもらう(東京都) 当事者・寄稿者 (先輩ピア)
私は統合失調症の40代女性で一人暮らしです。うつ病の薬をのんでいたこともあります。お母さまの長話わかります。お母さまも、ピア仲間に話しても解決しないとわかっていながら話さずにはいられない気持ちなのだと思います。私自身も長話ですが、話したいときは、主治医、支援センター、役所の障がい福祉、保健所などに電話しています。病気に理解のある友人にはメールしています。メールの返信は相手の都合を考え、急ぎません。私の母も長話です。幸い兄弟夫婦と同居しており、お稽古事の友人もいることから話し相手はいるようです。しかし、病気の私との話し方は、発病当初は病気に対する知識や理解がないためとても疲れました。田舎なので患者家族会もなく、主治医が電話で私の病気について説明してくれました。母は、家庭用の医学書から読み始め、遠くの大きい図書館に行って医学書を読んでくれました。しかし、うつ病のことに関しては理解がむずかしかったようです。お母さまの長話ですが、具合が悪くてずっと聴いているのはつらいことを話していますか?聴き続けるのはつらいことを話してみてはいかがでしょう?「そろそろつらいから、話さないで」と伝えることも大事だと思います。また、うつ病のことを主治医から説明してもらえないでしょうか?一緒に病院へ行くか、電話で主治医から説明してもらうとよいと思います。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
母親の長話から逃れたい。
【当事者の苦悩・相談文脈】
44歳の男性で、うつ病を患っています。20代で1人暮らしを始めましたが、5年前にうつ病となり、なかなか回復せず昨年実家に戻りました。今は高齢の両親と3人で暮らしています。私の母親は何事につけても不安を感じるタイプです。田舎の特徴としてご近所の人間関係はかなり濃厚で、それによるトラブルも年がら年中発生しています。母親はそうした人間関係に常に巻きこまれ、そのたびに不安感が募り、私にグチや気にかけていることを長時間話します。 いつ終わるのかわからないほど長々と話をして,私は疲れ切ってしまいます。私に話しても解決しないのに、誰かに聞いてもらいたいみたいです。外では話せないから、家の誰かに聞いてもらうしかないと本人も言います。私はこれがつらくてつらくて仕方がありません。朝から晩まで明るい話題はなく、近所のもめごとから人間関係の面倒な話をあれこれと聞かされます。父親は一切話を聞きませんから、私にばかり話します。私がいなかったときはどうしていたのかと思います。とにかく、私は具合が悪いのに、母の話を聞くとさらに落ちこみます。経済的な問題もあり、しばらくは、家を出られそうにありません。また、家にいる以上、母親の話から逃れることはできません。長々と話し続ける母親の話をどうやったら短く切り上げられるか、皆さまの知恵をお借しください。
【先輩ピアの実践知見】: 心理的・物理的な距離をとる(岡山県) 当事者・寄稿者 (先輩ピア)
私も母の話を聞かされて迷惑してきました。対策は距離をとること。心理的な距離をとる、物理的な距離をとる。たとえば母のいる時間帯は耳栓をしておいて、話を聞かない。毅然とした態度で!(ただ、反撃が予想されるため、ごみ捨てと買い物はするとか、何か家の役に立つことをしてください)。次は、主治医と相談して母に話をしてもらい一緒に対策を考える。たとえば一家で引っ越すとか、母に趣味を持ってもらい外出するように仕向けるとか、自分が散歩するなり、家の外周の補修などで外に出る。とにかく長い時間一緒にいないことです。よく眠れるように薬をもらって活用しましょう。長話したくても、相手が寝てしまえば仕方なく自室に戻るでしょうから。そしてご自身もたくさん趣味を持ち、母のことが気にならないくらい没頭することです。読書なら図書館にお弁当持参で1日いてもいいですね。庭があるなら、菜園をつくればとれたての野菜が食べられますよ。でも、会話は生きているときにしかできないので、父母の生きている間に話をしたいこと、聞きたいことをリストアップして会話しておきましょう。今年母が亡くなりました。私の場合後悔はありません。母の希望もできるだけ叶えてきましたから。なお、親の身体の自由がきかなくなったら、医師や福祉事務所やケアマネさんやピア仲間に相談しながら父母の希望にできるだけ沿って自分のできるだけのことをしておくと、親孝行になり自分自身後悔はないですよ。一人で悩まずに,周囲の人や友達や専門家などに相談して自分にストレスがかからないようにしましょう。自分をいたわって大切にしてください。 ※「こころの元気+」2016年1月号(107号)より○おこまりですか?へ戻る○ネット特集「親子関係」へ戻る
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
母の生き甲斐にとまどいます。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、40歳になる女性です。10年来うつ病でつらい思いをしています。父は他界し、母親と2人で暮らしています。私の悩みは、母が私の面倒を見ることを生き甲斐にしていることに気がついてしまったことです。たしかに私は働くこともできません。寝ていることが多いです。家にいれば、母がすべてを整えてくれます。だから、衣食住の心配はまったくありません。しかし、それは、「現在」の問題でしかないのです。これではいけない、自立しなくてはと思い始めました。「障害年金をもらってひとり暮らしをしてみたい」と母に話したところ、喜ぶと思いきや、意外にも母は泣き出してしまいました。よくよく話し合っているうちに、母は、どうやら私の面倒を見ることが自分の役割だと感じるようになり、それが生き甲斐になっているようなのです。そのことに気がつき、「お母ちゃんに申し訳ないなあ」という思いが募ってしまいました。それで、「私のことばかりに気をつかわないで、お母ちゃんも楽しんでほしい」と言うと、「あんたが苦しんでるのに、そんなことできない」と言うばかりです。病気のわが子を思う母の愛情はありがたいのですが、何かこの関係は悪循環のような気がしてしまいます。母のためにも、今のままがよいのか、それともこうした関係を変えたほうがよいのかわからなくなってしまいます。
【先輩ピアの実践知見】: 子どもの行動が私を変えました (当事者・寄稿者(東京都)
私も同じ母親の立場なので、あなたのお母さんの気持ちがよくわかります。私は120歳まで生きて娘を看取ってから死にたいと思っていました。それが無理ならせめて100歳まで生きて「一緒に死のうね」と言っては、娘に「いやだよ」と呆れ顔で拒否されていました。過去形なのは、私が「親のしてあげることには限界がある」と気づいたからです。どんなにがんばっても親は先にいなくなります。子どものためにすることは、子どもの面倒を見続けることではなく、子どもを親以外の人間とつなげておくことだと気づいたんです。この場合の人間とは、医療、福祉行政、そして子どもと同じような病気の仲間たちです。私の気持ちが変わったきっかけは、子どもの言葉や態度からでしたよ。あなたと同じように、「自分の楽しみはないの?」とか、「普通の親は、友達と旅行や食事をしているのに、毎日子どもの病気とつきあってばかりじゃだめだよ」と語りかける娘の言葉を、初めは拒絶されていると感じて悲しかったのですが、自分のことは自分でやろうとし始めた娘の行動を見守るうちに、私の肩の力が抜けていきました。一時はさびしいけれど、がんばろうとしている子どもの姿は必ずお母さんの心を動かすと思います。「何が子どもにとって最良なのか」どの親たちもそればかり考えているのですから。あなたの場合、まずは体調のよいときに1人で近くの保健所を訪れて、地域のピア仲間に相談することから始めたらいかがでしょうか。いきなりひとり暮らしではなく、まずは障害基礎年金をもらうべきかと思います。わが家も、地域担当のピア仲間には親子で本当にお世話になっています。お母さんが老いていく前に、ゆっくりでいいから、あなた自身の行動でお母さんを安心させてあげたらいかがでしょうか。ちょっとがんばって一歩踏み出すことで取り巻く景色が変わり、流れはよい方向に動き出すはずですよ。だいじょうぶ、あせることはないから、お母さんのためにも自立への道を歩き出してみてください。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
母の生き甲斐にとまどいます。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、40歳になる女性です。10年来うつ病でつらい思いをしています。父は他界し、母親と2人で暮らしています。私の悩みは、母が私の面倒を見ることを生き甲斐にしていることに気がついてしまったことです。たしかに私は働くこともできません。寝ていることが多いです。家にいれば、母がすべてを整えてくれます。だから、衣食住の心配はまったくありません。しかし、それは、「現在」の問題でしかないのです。これではいけない、自立しなくてはと思い始めました。「障害年金をもらってひとり暮らしをしてみたい」と母に話したところ、喜ぶと思いきや、意外にも母は泣き出してしまいました。よくよく話し合っているうちに、母は、どうやら私の面倒を見ることが自分の役割だと感じるようになり、それが生き甲斐になっているようなのです。そのことに気がつき、「お母ちゃんに申し訳ないなあ」という思いが募ってしまいました。それで、「私のことばかりに気をつかわないで、お母ちゃんも楽しんでほしい」と言うと、「あんたが苦しんでるのに、そんなことできない」と言うばかりです。病気のわが子を思う母の愛情はありがたいのですが、何かこの関係は悪循環のような気がしてしまいます。母のためにも、今のままがよいのか、それともこうした関係を変えたほうがよいのかわからなくなってしまいます。
【先輩ピアの実践知見】: 自分のために (当事者・寄稿者(長崎県)
私は45歳で、統合失調症もしくは躁うつ病と診断されて、20年くらい働いたり、働けなかったりして、今はアルバイトをしています。私には兄妹がいますが、それぞれ結婚して独立しており、現在80代の父と70代の母との3人暮らしです。私の母も、私の病気のことでとても苦しんできました。私は死んでしまいたいと思った時期が何度もありました。私が受診したある日、帰りがけにも「死にたい」と私がもらすと、それを聞いた母は病院まで引き返しました。そして、ドクターと何か話をしていました。その日から、母はテレビで時代劇や野球を楽しんだり、ときどき映画を観たり、好きなことをするようになりました。ある日、「私がこんなに苦しんでいるのによくテレビとか見ていられるね」と言うと、母は打ち明けくれました。それは、あの担当医師に母も「死にます」と訴え、「あなたが死んだら娘さんはどうなるのですか」と叱咤されたらしいのです。もし、ピア仲間がお母さまに自分の人生を大事にしてほしいと思うのであれば、自分のためにそうしてほしいと伝えるのはいかがでしょうか。ドクターに相談して、ドクターから話してもらうのも手だと思います。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
暴力的な父親の介護と私の自立について。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、躁うつ病(双極性障害)、解離性障害をもつ43歳の女性です。 私は、小さい頃から父親の暴力におびえていました。「働いて、車の免許をとれば父もやさしくなるのかな?」と思いましたが、少しでも口答えすると、父は「逆らうな」と私をどなるし、けっとばします。そんな、私に暴力をふるってばかりいた父も、10年ほど前から心臓の病気で働けなくなりました。また、叔父(父の弟)が亡くなって、笑顔が少なくなり、ずっと寝てばかりいるため、生活習慣病になってしまいました。一緒に住む者として父を心配し、病院に連れて行っても、納得いく治療を受けられないと私にやつあたりします。食事のときに普通のコミュニケーションのつもりで「塩かけすぎ」と言っても、「うるせえ!」と逆切れされてしまいます。もう、家の中がまるでハチの巣をつついたような状態です。父親といると具合が悪くなってしまうので、私は母親に「疲れた。家を出たい」と、しばしば話します。父親は、デイサービスも、ケアマネージャーも大きらいです。 これから父に介護が必要になったら、誰に頼ればよいのでしょうか。そして、私はこのまま自立をしてよいのか迷っています。
【先輩ピアの実践知見】: その気になれば (当事者・寄稿者(静岡県)
こんにちは。私もピア仲間と同じく独身の43歳の女性です。私も、今現在は両親と3人で暮らしていますが、いずれひとり暮らしをと思っています。ごピア仲間は、小さい頃から父親との関係でつらい思いをたくさんされてこられたのですね。それでも現在も父親に気をつかい続けられている、立派なことだと思います。私は、ピア仲間も、もう自立した生活をしてもいいのではないかと思います。ピア仲間の病気のためにも、もう少し自由な環境で生活したほうがいいように思いますし、お父さんも、もっとまわりを見るべきではないかと思います。一読させていただいた限りでは、お父さんはわがままを言って甘えているように思えます。その気になれば、ホームヘルプサービスなど利用できるサービスはいくつもあると思います。人間は、歳をとると、どんどん頑固になっていきます。荒療治をするのは早いほうがいいと思います。まず、ピア仲間が独立した生活を始める、そしてお父さんが公的なサービスを受けることを提案いたします。 (※全国の地域包括支援センターの一覧は→コチラから) たしかに第三者はきびしいことを言うと思います。けれどそれは公平な意見ではないかと思います。新たな生活を始めるにあたっては、お父さんがいろいろと言うかもしれませんが、これもケアマネージャーさんなどに入ってもらい、うまく事が運べるよう根回しをしておきましょう。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
暴力的な父親の介護と私の自立について。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、躁うつ病(双極性障害)、解離性障害をもつ43歳の女性です。 私は、小さい頃から父親の暴力におびえていました。「働いて、車の免許をとれば父もやさしくなるのかな?」と思いましたが、少しでも口答えすると、父は「逆らうな」と私をどなるし、けっとばします。そんな、私に暴力をふるってばかりいた父も、10年ほど前から心臓の病気で働けなくなりました。また、叔父(父の弟)が亡くなって、笑顔が少なくなり、ずっと寝てばかりいるため、生活習慣病になってしまいました。一緒に住む者として父を心配し、病院に連れて行っても、納得いく治療を受けられないと私にやつあたりします。食事のときに普通のコミュニケーションのつもりで「塩かけすぎ」と言っても、「うるせえ!」と逆切れされてしまいます。もう、家の中がまるでハチの巣をつついたような状態です。父親といると具合が悪くなってしまうので、私は母親に「疲れた。家を出たい」と、しばしば話します。父親は、デイサービスも、ケアマネージャーも大きらいです。 これから父に介護が必要になったら、誰に頼ればよいのでしょうか。そして、私はこのまま自立をしてよいのか迷っています。
【先輩ピアの実践知見】: お父さんはさびしいのでは? (当事者・寄稿者(大阪府)
お父さんの心情を想像してみると、たぶんすごくさびしいのではないでしょうか?私は一昨年、父を胃ガンで亡くしました。病院に入院してからは、母が身の回りの世話をしましたが、私は面会にも出かけませんでした。父の最期になっても会話もあまりしませんでした。しかし、父が死んでから半年ぐらい経つと、はげしく後悔の念に苛まれました。お父さんの暴力については話がややこしくなるので、とりあえず横に置いておきます。また介護サービスについても、あえてスルーします。家族が介護できなくなれば選択の余地がなくなり、介護保険のサービスを利用するしかないからです。質問内容を読むと、とりあえずひとり暮らしが目標なのでしょうが、親の介護と自立はまったく別の問題だと思います。介護をしていても精神的に独立することはできるのではないでしょうか。今回の「おこまりですか?」コーナーの質問内容を読んで、一冊の書物を思い出しました。それは田口ランディさんの『パピヨン死と看取りへの旅』(角川文庫)という本です。ノンフィクションなのですが、精神科医であるエリザベス・キューブラー・ロスの言葉が引用され、死に逝く人を看取るとはどういうことなのか考えさせられました。看取りというできごとを経験することによって、自分自身もまた成長できるのだと思います。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
暴力的な父親の介護と私の自立について。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、躁うつ病(双極性障害)、解離性障害をもつ43歳の女性です。 私は、小さい頃から父親の暴力におびえていました。「働いて、車の免許をとれば父もやさしくなるのかな?」と思いましたが、少しでも口答えすると、父は「逆らうな」と私をどなるし、けっとばします。そんな、私に暴力をふるってばかりいた父も、10年ほど前から心臓の病気で働けなくなりました。また、叔父(父の弟)が亡くなって、笑顔が少なくなり、ずっと寝てばかりいるため、生活習慣病になってしまいました。一緒に住む者として父を心配し、病院に連れて行っても、納得いく治療を受けられないと私にやつあたりします。食事のときに普通のコミュニケーションのつもりで「塩かけすぎ」と言っても、「うるせえ!」と逆切れされてしまいます。もう、家の中がまるでハチの巣をつついたような状態です。父親といると具合が悪くなってしまうので、私は母親に「疲れた。家を出たい」と、しばしば話します。父親は、デイサービスも、ケアマネージャーも大きらいです。 これから父に介護が必要になったら、誰に頼ればよいのでしょうか。そして、私はこのまま自立をしてよいのか迷っています。
【先輩ピアの実践知見】: 接し方を変えてみては? (当事者・寄稿者(千葉県)
結論から言いますと、質問者さまの人生は質問者さまのものでありますので、自立しようと思うのであれば自立したほうがいいと思います。幼少期からお父さまの暴力によってつらい人生だったということなので、この辺で、少しお父さまとは距離を置いたほうがよいのではないかと思います。ただ、お父さまとのコミュニケーション不全状態というのは、少しずつ改善していく必要があるかもしれません。気になるのは、口答えすると「逆らうな」という性格のお父さまに対して、コミュニケーションのつもりで「塩かけすぎ」というのは論理的に少し不自然だと思います。お父さまの逆ギレを誘っているようになってしまうのではないでしょうか。お父さまの性格を考えると、「塩かけすぎ」の一言が、指摘や注意と受け取られてしまう可能性が充分にあると思うのですが、いかがでしょう?お父さまを心配して何か一言声をかけるのであれば、「塩かけすぎ」と言うより、「体に悪いよ?」と言うほうが自然な気がします。家族なのに、なぜかギクシャクしてしまうのは、そういう細かいところなのかもしれません。これは、お父さまだけでなく、家族全体の問題だと思います。特効薬はないと思いますので、少しずつお父さまへの接し方を変えるなどの工夫をしてみてください。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
暴力的な父親の介護と私の自立について。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、躁うつ病(双極性障害)、解離性障害をもつ43歳の女性です。 私は、小さい頃から父親の暴力におびえていました。「働いて、車の免許をとれば父もやさしくなるのかな?」と思いましたが、少しでも口答えすると、父は「逆らうな」と私をどなるし、けっとばします。そんな、私に暴力をふるってばかりいた父も、10年ほど前から心臓の病気で働けなくなりました。また、叔父(父の弟)が亡くなって、笑顔が少なくなり、ずっと寝てばかりいるため、生活習慣病になってしまいました。一緒に住む者として父を心配し、病院に連れて行っても、納得いく治療を受けられないと私にやつあたりします。食事のときに普通のコミュニケーションのつもりで「塩かけすぎ」と言っても、「うるせえ!」と逆切れされてしまいます。もう、家の中がまるでハチの巣をつついたような状態です。父親といると具合が悪くなってしまうので、私は母親に「疲れた。家を出たい」と、しばしば話します。父親は、デイサービスも、ケアマネージャーも大きらいです。 これから父に介護が必要になったら、誰に頼ればよいのでしょうか。そして、私はこのまま自立をしてよいのか迷っています。
【先輩ピアの実践知見】: 他人のほうが (当事者・寄稿者(千葉県)
私はホームヘルパーをして、いろんな家庭に入り、家族の悩みも見てきました。現在は認知症のグループホームで、介護の仕事をしています。そのとき感じたのは、ごピア仲間は、第三者の私には、ごく普通にふるまわれて、ご家族にはつらくあたるという事実です。赤の他人には遠慮があるのか素直なのに、身内になると甘えがあったり、やつあたりをしてしまう。家族も元気だった頃を知っているから、きびしくリハビリを強いたり、毎日のことだから、イライラしたり、疲れ果てる。 かえって「第三者の雇われた他人が入ることで、両者が距離をとれてラクになれるのでは?」と思います。肉親や家族、近い人ほど距離が近すぎてうまくやれなかったり、関係がギクシャクすると私自身も感じます。 お母さんとピア仲間だけでかかえこまずに、思い切って他人にお父さんを委ねてみたら、いかがでしょうか?ハナから無理だろうと思いこんでいませんか?〝意外にうまくいくかも? です。やってみて、ダメなら別な手段を考える。やる前から諦めて自滅するのはよくないです。 家族だけで老後を介護するというのは、一見美しく見えますが、介護者の人生を台無しにするかもしれません。ピア仲間も、やりたいことはありませんか?自分の人生も大切にして、お父さんのために自分を犠牲にするのではなく、大きく社会に羽ばたいて、あなたらしく生きて、人生を楽しんでください。私も同じ43歳ですが、親を故郷に残して結婚して幸せをつかみました。親が、「老後は自分たちでなんとかする」と言ってくれたのが救いです。 「こころの元気+」2013年6月号(76号)「おこまりですか? では他の人に聞いてみましょう!」より ○ネット特集「親子関係」へ戻る○おこまりですか?へ戻る
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
逃げたいけど逃げられない。
【当事者の苦悩・相談文脈】
10年以上入退院をくり返していた女性です。離婚後、子どもと両親との生活が始まりました。両親は私の障害の受け入れも浅く、私へのグチも多くて逃げたい日々です。両親のグチに加え、子どもは思春期となり、暴力をふるわれる日々。3人の子どものうち2人は軽い障害があるるため、逃げたくても逃げられません。幸いにして、私の病気は悪くはならず維持している感じですが、貧血で、家でぐったりしていることもしばしばです。買い物は人の少ないときに、作業所の人につきそってもらっています。ヘルパーさんも週3回入ってもらい、すべておまかせです。その日暮らしのような、今日をただ精一杯生きるといった感じで、とても怖く、つらいです。つらいから生きるのもイヤ。逃げたくとも逃げられない。死ぬわけにもいかず,話す人は作業所のスタッフだけ。グチを聞いてもらうのです。友人はこんな話をわかってもらえず、悩み相談の人は事務的だし、そのたびに人が違って一から話さなければ…。 疲れました。私はどうしたらよいでしょうか。何かアドバイスをお願いいたします。
【先輩ピアの実践知見】: 悩みを整理(埼玉県) 当事者・寄稿者 (先輩ピア)
お悩み拝読させていただきました。切羽詰まっている状態なのが痛々しいほど伝わってきました。悩みを載せたのは第一歩だと思って間違いないです。皆さん誠心誠意答えを出してくれるはずです。あきらめないでください。さっそくですが、悩みを整理したいと思います。1.両親からの病気の理解がない2.子どものこと3.グチる相手がいない 1は一度病院にご両親を連れて行って、お医者様に説得していただいたらいかがでしょうか。病気のことが書いてある本を目のつくところに置いて読んでもらったり、時間をかけて向き合いましょう。2ですが、もう施設の力を借りないとだめだと思います。障害者施設がいっぱいでしたら、暴力をふるうお子さんだけでも早めに更生施設に入れるのが本当の愛ではないでしょうか。暴力がエスカレートして取り返しのつかない事態になる前に行動を起こすべきだと思います。一人でかかえこんでおられるようですが、どの問題も一人では解決できません。積極的にヘルプを出しましょう。ヘルプを出す人とグチを聞いてくれる人が一緒なのが効率的だと思います。3ですが、一度小さな個人病院のカウンセリングを試してみたらいかがでしょう。小さな病院だと異動もないし、ネットで調べればある程度の評判はわかると思います。小さな一歩でも進んでみてください。 みんなの意見(岐阜県) 当事者・寄稿者 デイケアのLTA(ライフテクニカルアドバイス)というプログラムで、この質問についてみんなの意見を聞いてみました。ここでは日常の困った場面やみんなに聞いてみたいことを話します。まず、Aさん「僕の場合は親に心療内科についていってもらい、先生から家族に病気のことを話してもらった。まずピア仲間の理解が必要なのではないでしょうか」Bさん「家の中で閉じこもらないこと。子どもさんの障害の程度はわからないが、一緒に遊園地に行くとか、気晴らしをしてください。僕の場合はデイケアに通うこと、ボランティアに行くことが気晴らしになりますね」Cさん「両親の受け入れがどうしてよくないのかをはっきりさせること。逃げよう逃げようとせず、環境を変えることが大切ではないでしょうか」Dさん「気分がめいっているときは、顔を洗ったり音楽を聞いたりするといいよ」Eさん「親に理解がないこと、子どもの問題は大きいですね。ピア仲間に精神障害者の親の会に出てもらうとか、子どもの障害も、そういう仲間と知り合うとかされたらどうかしら」スタッフ「この方は、作業所にも通い、ホームヘルパーさんに来てもらい、相談者にも相談して社会資源をフルに使っていますね。にもかかわらず現実から逃げたいけれど逃げられないと思っています。皆さんが言われるように、親の理解をしてもらうこと、子どもと楽しく過ごせる生活の工夫が大事かな」と言われました。 人生をもっと楽しんで(東京都) 当事者・寄稿者 人間は、誰しも幸福な人生をおくる権利を持っていると思います。ピア仲間も、楽しく豊かな生活ができるように考えてみてください。私は独身で一人暮らしですが、ときどきこのまま生きていてもあまりいいことはないと思うこともあります。私は、ヘルパーは入れられず、一人分ではありますが、食事、洗たく、掃除はしています。食事などは、一人はあまりおいしくなく、なるべく仲間と食べるようにしています。カフェでのお茶やプールの帰りの外食、ひと月に一度ぐらいの妹との実家での外泊と外食も楽しんでいます。経済的に許されるのなら、ピア仲間も、ぜひそういった息抜きをしてください。なお、貧血で寝ているのなら、主治医に相談して対策を講じてください。お子さんの暴力はいけないですね。保健所に連絡すると対応できる場所を教えてくれるかもしれません。それでも作業所に通われているとのこと、がんばっていらっしゃるのですね。作業所のスタッフにグチを言うのは普通のことだと思いますし、ヘルパーを週3回入れているのはいいことだと思います。たいへんな状況に置かれているのですから、できることはドンドン楽をしましょう。ご両親からあなたへのグチもあるようですから、なるべく外へ出たほうがいいと思います。幸い、貧血以外は大きな病気はなく、経済的にはそれほど困っていらっしゃるようではないので、自分の時間をつくって楽しんでください。 生活空間を分ける(愛媛県)TAKさん お子さんを児童養護施設に預けられないでしょうか?そしてご自身はヘルパーさんの力を借りながら、単身生活を営まれたらと思います。そうすれば現状の、ストレスフルでいわれなき暴力からは逃げられます。心の平穏を取り戻し、規則正しい日常生活をおくって寛解に近づき、その先の就労も見えてくるのではと思います。大家族では、まとめる人がいればよいのですが、誰かが誰かを攻撃している事情は危険ですし、心も休まりませんよね。私がワーカーで相談を受けたとしたら、親、あなた、子どもたちをそれぞれ3つに生活空間を分けて生活してもらいます。そこからまた新たな自立への一歩が始まると思います。離れて暮らすことで、実は親や子ども祖父母は意外と役立っていて、ありがたかったんだと回想して感謝してくれるとよいかなと思います。距離が近すぎてぶつかっていたことも、遠いと、お互い「どうしてるかな」と思いやりの心も芽生えてくるように思えます。お子さんはまだ小さいようですし、将来があるので、ぜひ一般社会に溶けこめる形で支援して、当事者さんも寛解して職場で必要とされる人材にぜひなってほしです。そう、お母さんはまだ若いでしょうし、お子さんもこれからです。ぜひストレスから解放され、それぞれ自分が楽でいてほしいです。 親の会などで話すだけでも(大阪府) 当事者・寄稿者 統合失調感情障害の30代の女です。相談者の方のお子さんのことは、もし、知的・発達障害か身体障害であれば、児童デイサービスに預かってもらえるのではないでしょうか。精神障害だったとしても、もし不登校であればなのですが、フリースクールに通ってもらうことはできないでしょうか。私は子どもはおらず、家で暴れたりすることがあるので子どもの立場なのですが、自分が家でひきこもったりしているのに、母が外に出かけると、イライラしてあたってしまうことがあるのです。相談者の方も作業所に行かれているということで、そういうのを見て、子どもさんもイライラされているのかもしれません。子どもさんも、通う所ができて、友達ができたりすると、気分が変わってよいのではないかと思います。相談者の方と子どもさんを支援してくれる所を分けて、一人でかかえこまないことが大切ではないでしょうか。作業所で子どもさんのことを支援してもらうのはむずかしいかもしれません。フリースクールはお金がかかりますが、良心的な値段の所もあるようです。デイサービスやフリースクールだと、職員の方に相談でき、親の会がある所もあると思うので、そこで話をするだけでも楽になれるのではないでしょうか。一人でがんばりすぎず、少し支援してくれる所に頼ってみてもいいのではないでしょうか。相談者の方が、自分を追いつめすぎず、楽になれるよう祈っております。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
息子の病気(うつ病)がどうなるのか不安です。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私の息子は1か月前に、うつ病と診断されました。診断書を会社に提出して、まずは3か月間、休職をすることになりました。近所のクリニックに通院をし、薬はのんでいますが、「体中のエネルギーが宇宙に吸い取られてしまったような気がする」とつぶやいていて、1日の大半は布団のなかにいます。布団のなかでも「疲れた。休みたい」と言い、お風呂にも入れません。息子は、「僕は、まったく何もできないダメな人間だ。こんな自分が会社にいれば、会社には迷惑をかけるばっかりだ。こんな役に立たない僕を雇っているなんて、会社のみんなには本当に申し訳ない」「だから、僕は会社を辞めるべきだ」ということをくり返し訴えます。私が、「そんなことはないでしょう? 病気がよくなれば仕事もできるようになるから」と言っても、「病気はよくならないし、薬もまったく効いていない」と言うばかりです。たしかに、この1か月、息子の状態が改善をしているようには見えず、私も絶望的になり、息子と話をしていると涙が出てしまい、何も言えなくなってしまいます。お医者さまは、「ゆっくり回復するのだから、心配はいらない」とおっしゃいますが、本当にそうなのでしょうか?この先、いったいどうなるのしょうか?息子にはどのように話をしたらよいのでしょうか? 何もわからず不安で仕方がありません。
【先輩ピアの実践知見】: 一般的な経過を知ってください (当事者・寄稿者(千葉県)
私は、今は躁うつ病の診断を受けていますが、昔、うつ状態が何年も続いたことがありました。病気の一般的な経過を説明させてください。 父の死がきっかけで、私もうつ状態がひどくて動けなくなりました。ピア仲間と同じように「自分が死んだほうが世の中のためになる」というような思いでいっぱいでした。そういうのを急性期というそうですが、大津波が来ているようなもので、ただ頭を休めて薬をのみ、頑丈な建物に避難して自分を守るように、命だけはもっていかれないようにしました。この時期は薬をしっかりのみ、休むことが必要です。 大波が去っても、病気がひと段落すると、エネルギーを使い果たしてしまい眠り続けることがあります。休息期といいます。そのときは休ませてあげてください。私の場合は、寝て過ごす日々が2年ありましたが、徐々に回復してきて、デイケアや地域活動支援センターに行ってリハビリの末、社会復帰していきました。 個人差はありますが、家族も自殺だけは気をつけて、ゆっくり通院と薬と休息を続けていけば、再起できるときは来ます。仕事も気になるでしょうが、命を失ったら、元も子もありません。少し元気になったら、デイケアなどのリハビリを始め、段階を追って、回復へ向かう道も出てくると思います。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
息子の病気(うつ病)がどうなるのか不安です。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私の息子は1か月前に、うつ病と診断されました。診断書を会社に提出して、まずは3か月間、休職をすることになりました。近所のクリニックに通院をし、薬はのんでいますが、「体中のエネルギーが宇宙に吸い取られてしまったような気がする」とつぶやいていて、1日の大半は布団のなかにいます。布団のなかでも「疲れた。休みたい」と言い、お風呂にも入れません。息子は、「僕は、まったく何もできないダメな人間だ。こんな自分が会社にいれば、会社には迷惑をかけるばっかりだ。こんな役に立たない僕を雇っているなんて、会社のみんなには本当に申し訳ない」「だから、僕は会社を辞めるべきだ」ということをくり返し訴えます。私が、「そんなことはないでしょう? 病気がよくなれば仕事もできるようになるから」と言っても、「病気はよくならないし、薬もまったく効いていない」と言うばかりです。たしかに、この1か月、息子の状態が改善をしているようには見えず、私も絶望的になり、息子と話をしていると涙が出てしまい、何も言えなくなってしまいます。お医者さまは、「ゆっくり回復するのだから、心配はいらない」とおっしゃいますが、本当にそうなのでしょうか?この先、いったいどうなるのしょうか?息子にはどのように話をしたらよいのでしょうか? 何もわからず不安で仕方がありません。
【先輩ピアの実践知見】: 寄り添いと傾聴 (当事者・寄稿者(神奈川県)
お気持ちお察しします。正しい医者で、正しい薬を、正しく服用すればよくなると思います。完治とはいきませんが、寛解(かんかい:安定すること)をめざしましょう。 自分の経験から、よくなってくると人生観が変わります。私は、統合失調症で4度の休職を経て退職しました。3年間は仕事を休んでいました。会社にしがみつくだけが人生ではないと思うようになりました。 休職しているときは絶望しましたが、心のなかのもう1人の自分がもう一度人生をやり直すときだと考えました。先が全然見えませんでしたが夢を持ちました。私の場合文章を書くことでした。それを心の軸に据えて生活を変えました。作業所に通ったりして、試行錯誤の末、障害者枠で就労が決まり、今は働いています。ご家族には、ぜひ「寄り添い」、「傾聴」することをおすすめします。決して巻きこまれないでください。 一緒に公園を散歩するのもいいし、おいしいコーヒーを飲みに行くのもいいです。ピア仲間をあまり刺激せず、ていねいに一日を過ごすことを考えてみてください。 まずは、ご質問者さまから規則正しい暮らしを実践し、それから、その暮らしをピア仲間にシフトする感じです。こういった病は、森田療法でいう「目的本位」、「あるがまま」という心がまえと姿勢が功を奏します。心の軸が定まるまで長い時間がかかりますが、夜明けは必ず訪れます。人生の冬は春を迎えるためにあると思います。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
息子の病気(うつ病)がどうなるのか不安です。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私の息子は1か月前に、うつ病と診断されました。診断書を会社に提出して、まずは3か月間、休職をすることになりました。近所のクリニックに通院をし、薬はのんでいますが、「体中のエネルギーが宇宙に吸い取られてしまったような気がする」とつぶやいていて、1日の大半は布団のなかにいます。布団のなかでも「疲れた。休みたい」と言い、お風呂にも入れません。息子は、「僕は、まったく何もできないダメな人間だ。こんな自分が会社にいれば、会社には迷惑をかけるばっかりだ。こんな役に立たない僕を雇っているなんて、会社のみんなには本当に申し訳ない」「だから、僕は会社を辞めるべきだ」ということをくり返し訴えます。私が、「そんなことはないでしょう? 病気がよくなれば仕事もできるようになるから」と言っても、「病気はよくならないし、薬もまったく効いていない」と言うばかりです。たしかに、この1か月、息子の状態が改善をしているようには見えず、私も絶望的になり、息子と話をしていると涙が出てしまい、何も言えなくなってしまいます。お医者さまは、「ゆっくり回復するのだから、心配はいらない」とおっしゃいますが、本当にそうなのでしょうか?この先、いったいどうなるのしょうか?息子にはどのように話をしたらよいのでしょうか? 何もわからず不安で仕方がありません。
【先輩ピアの実践知見】: 今は何もしないことが治療です (当事者・寄稿者(東京都)
ある日突然うつ病になり、仕事を休職中であるピア仲間の今の状況にヤキモキしたり、絶望的になっていく家族としての、そして親としての気持ちが私には痛いほどよくわかります。なぜならば、私も同じような体験を持ち、息子が朝になってもずっと寝たままの姿を見ると「このままでいいのかな?」と不安でいっぱいになったりするからです。 でもお話を伺って、ピア仲間は早期発見・早期治療ができる環境にあり、本当にその点ではよかったと思います。そして「今は何もしない」という休養が、一番大切な治療になるのではないかと私は思います。 まだ通院をしたばかりで、主治医、そして薬に対しての不信感もあるかと思いますが、休養と同じ位に薬も大事だと思うので、ピア仲間が自己判断で薬をやめてしまわないようにサポートするとよいのではないかと思います。 布団にいてお風呂も入りたくない状況で、今、ピア仲間は病気への不安や気力の出ない自分を悪いほうにばかり考えて、「辞職したい」と切り出すかもしれませんが、そのときは「重要な決定は急がずに先延ばししたほうがいいよ」と、あたたかく見守りながらおっしゃるといいかなと思います。 そして親も心配のあまり、つらくてうつ気分になったときには、深呼吸をしてみてはどうでしょう。私がよくやっている腹式呼吸は、気持ちがリラックスします。お腹がふくらむよう鼻から息を吸い、口からゆっくりと息を吐くだけなのです。ピア仲間が一進一退をくり返して快方に向かっていく間に、親が共倒れにならないよう、あせらないことがとても大切だと私は思います。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
息子の病気(うつ病)がどうなるのか不安です。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私の息子は1か月前に、うつ病と診断されました。診断書を会社に提出して、まずは3か月間、休職をすることになりました。近所のクリニックに通院をし、薬はのんでいますが、「体中のエネルギーが宇宙に吸い取られてしまったような気がする」とつぶやいていて、1日の大半は布団のなかにいます。布団のなかでも「疲れた。休みたい」と言い、お風呂にも入れません。息子は、「僕は、まったく何もできないダメな人間だ。こんな自分が会社にいれば、会社には迷惑をかけるばっかりだ。こんな役に立たない僕を雇っているなんて、会社のみんなには本当に申し訳ない」「だから、僕は会社を辞めるべきだ」ということをくり返し訴えます。私が、「そんなことはないでしょう? 病気がよくなれば仕事もできるようになるから」と言っても、「病気はよくならないし、薬もまったく効いていない」と言うばかりです。たしかに、この1か月、息子の状態が改善をしているようには見えず、私も絶望的になり、息子と話をしていると涙が出てしまい、何も言えなくなってしまいます。お医者さまは、「ゆっくり回復するのだから、心配はいらない」とおっしゃいますが、本当にそうなのでしょうか?この先、いったいどうなるのしょうか?息子にはどのように話をしたらよいのでしょうか? 何もわからず不安で仕方がありません。
【先輩ピアの実践知見】: 薬と復職後には注意を (当事者・寄稿者(東京都)
20年以上前に、うつ病で3か月の休職を経験した男性です。うつ病に効果のある薬は数十種類あります。そして、「アタリ」と「ハズレ」があります。私の場合、最初に処方された薬は完全な「ハズレ」でした。 診断名がくだり、休職し、きちんと服用しましたが、病状は急速に悪化しました。当時の記憶はなく、後に母から聞いたのですが、私の顔は能面のように表情がまったくなくなり、声をかけても、返事ひとつしない状態だったそうです。仕事をしていたときは責任感・緊張感がありましたが、それがなくなったことも原因だと思います。 その状態が1か月以上続いた後、薬が変わり、その薬は「アタリ」でした。一般的にも2種類目以降の薬が効果のある確率はかなり高いようです。私は会社を辞めることは考えませんでした。私の仕事は同僚が引き受けました。もともと忙しい職場でしたから、同僚は逃げ出したい気持ちだったと思います。もし、私が会社を辞めても、私が担当していた仕事がなくなることも、同僚の状況がよくなることもありません。会社を辞めることよりも病気を治し、少しでも元の仕事ができるようになることを考えました。 3か月後に復職しましたが、別の同僚が突然退職したこともあり、過労になり再燃(さいねん:再び悪化すること)。その後、休職・復職をくり返し、退職しました。1度再燃すると、再燃しやすくなります。復職後は充分に注意してください。 「こころの元気+」2013年2月号(72号)「おこまりですか?では他の人に聞いてみましょう!」から
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
娘は元気になるのか不安です。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私の22歳の娘は、うつ病と診断されて、ちょうど1年目です。職場の人間関係が原因でうつ病になり、今は実家で休養中です。とても疲れるようで、一日の大半を布団のなかで寝て過ごしています。本も読めないし、好きな音楽も聞くことができません。正直いって、この病気が治るのかわからず、不安でしかたがありません。 「こころの元気+」を読んでいると、元気な人がたくさん登場します。そんな元気な人も、寝てばかりのような状態のときがあったのでしょうか。 うつ病は、完全に治ってしまう人もいれば、慢性化する人もいると聞きます。「これから娘はどうなるんだろう …」と考えてばかりで、私も眠れない毎日です。 もし、慢性化したとしても、この雑誌「こころの元気+」に出てくるような皆さんのように、元気な姿をまた見たいと願っています。そんな日が来るのでしょうか。家族はどんなことができるのでしょうか。元気になった方や、そうした人を支援している方のお話をお聞きしたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
【先輩ピアの実践知見】: 家族会などに参加してみては (当事者・寄稿者(石川県)
私は、うつ病の症状が少しある者です。一日の大半を布団のなかで寝て過ごしていますとありますが、私にもそういう時期がありました。一日中寝てばかりいると、ご家族も不安になるでしょうね。私の家族も不安にかられて、「どこも働きに出られないなら、入るとこ入らせるよ(入院のこと)」とまで言われたこともありました。どうすれば、本を読んだり、音楽を聴いたりなどの活力がわくか気になるところでしょうね。 ご家族は、ご本人に関わりすぎるのも、無関心すぎるのもよくないと、私は感じています。最低限の声かけをされてはどうでしょうか?たとえば、「おはよう」、「おやすみ」のあいさつなど。私は、両親にかなり甘やかされたような気がします。親はどうやって私と対応すればいいかわからずに、戸惑っていたのだと思います。ご家族は、家族会なんかに参加されて、よく病気の理解を示して、当事者家族と意見を交換することで、どう当事者と関わればいいかのヒントが少しは得られるかもしれません。実際に、私の母親も家族会に参加したことがあり、病気のことを少しはわかってもらえたようで、すごく気をつかってくれるようになりました。ご本人には、あれをしてほしいとか願うよりも、「こうしたい!」という本人の意思が出てくるまで、待ってみるというのもいいかもしれません。私は、動けないときもありましたが、家事をやりたいとか外で買い物がしたいとかそう思えるようになって、今では自由に外出もしています。ご家族は、ご本人の病気や気持ちを理解してみる努力から始めてみてはいかがでしょうか?
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
娘は元気になるのか不安です。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私の22歳の娘は、うつ病と診断されて、ちょうど1年目です。職場の人間関係が原因でうつ病になり、今は実家で休養中です。とても疲れるようで、一日の大半を布団のなかで寝て過ごしています。本も読めないし、好きな音楽も聞くことができません。正直いって、この病気が治るのかわからず、不安でしかたがありません。 「こころの元気+」を読んでいると、元気な人がたくさん登場します。そんな元気な人も、寝てばかりのような状態のときがあったのでしょうか。 うつ病は、完全に治ってしまう人もいれば、慢性化する人もいると聞きます。「これから娘はどうなるんだろう …」と考えてばかりで、私も眠れない毎日です。 もし、慢性化したとしても、この雑誌「こころの元気+」に出てくるような皆さんのように、元気な姿をまた見たいと願っています。そんな日が来るのでしょうか。家族はどんなことができるのでしょうか。元気になった方や、そうした人を支援している方のお話をお聞きしたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
【先輩ピアの実践知見】: 本人もつらいと思います (当事者・寄稿者(愛知県)
私自身は、うつ病ではなく統合失調症ですが、やはり発病当初は娘さんと同じく寝たきりの状態でした。人によってその長さはかなり違ってくると思いますが、私の場合は6年以上もの間、そういった状態が続きました。 今では、元気にアルバイトや家事をこなす毎日をおくっていますが、発病後は寝たきりに近い状態のほうが圧倒的に長かったです。お母さまもたいへんつらいとは思いますが、ご本人(娘さん)もつらい思いをしている、ということを忘れないでください。きっと娘さんには、お母さまの心配する気持ちが痛いほど伝わっていると思います。それゆえ本人に「迷惑や心配をかけて申し訳ない」という罪悪感や、「早くよくならなければいけない」というあせりが生まれることが多いのです。そういった思いは、病気の回復にはあまりいい影響を与えない、と私は思います。ですから、娘さんがゆっくり心おだやかに治療に専念できるように、お母さまもゆったりとした気持ちで、温かく娘さんを見守ってあげてください。お母さまが笑顔でいれば、娘さんにも少しずつ力がわいてくると思います。精神的な病は、ゆっくりのろのろペースで回復していきます。辛抱強く娘さんの回復を待ってあげてください。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
娘は元気になるのか不安です。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私の22歳の娘は、うつ病と診断されて、ちょうど1年目です。職場の人間関係が原因でうつ病になり、今は実家で休養中です。とても疲れるようで、一日の大半を布団のなかで寝て過ごしています。本も読めないし、好きな音楽も聞くことができません。正直いって、この病気が治るのかわからず、不安でしかたがありません。 「こころの元気+」を読んでいると、元気な人がたくさん登場します。そんな元気な人も、寝てばかりのような状態のときがあったのでしょうか。 うつ病は、完全に治ってしまう人もいれば、慢性化する人もいると聞きます。「これから娘はどうなるんだろう …」と考えてばかりで、私も眠れない毎日です。 もし、慢性化したとしても、この雑誌「こころの元気+」に出てくるような皆さんのように、元気な姿をまた見たいと願っています。そんな日が来るのでしょうか。家族はどんなことができるのでしょうか。元気になった方や、そうした人を支援している方のお話をお聞きしたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
【先輩ピアの実践知見】: 「何かをしてみたい」と思うまで待つ (当事者・寄稿者(埼玉県)
何かをしてみたい」と思うまで待つ]
「初めまして。私は、19歳のときに初めてうつ病にかかり、一年間療養をした女性です。 今は、本を読むことと音楽を楽しむ趣味を持ち、自分の心や体調と向き合い仕事をしています。そんな私ですが、うつ病になった当初はやる気が起きず、本を読むどころか文字を見ることもできず、一番好きな音楽を聴くことができない状態でした。本当に疲れていたときは、娘さんと同じく一日の大半を布団のなかで、泣いて過ごした日もあります。 お話を読ませていただきましたが、人間関係の悩みを抱え、疲れている娘さん自身が動けず、一番つらいのと同時に、そばで見守っているご家族の皆さまもまたつらいことと思います。 でも、うつ病は患者さん自身がよいと思える病院で、自分に合った薬をきちんとのみ続ければ、やる気が上がり元気になります。調子がよくなるまではがんばりの言葉はかけずに、見守ることが何よりだと思います。 そして、簡単でも何かをしてみたいと意欲が出てきたときに、ご家族の方が身近な家事からすすめて一緒にされてみてはいかがでしょうか?元気になるまでは、がんばりすぎない程度に。そして、一つずつできることが増えて好きな趣味を楽しめ、今後再発しないためにも、(よい意味で)いやな人のかわし方を見つけたときが、本当に元気になったときだと思います。心は変わりゆくもの。病気の前後で私は考え方がまったく変わりましたが、回復しました。毎日夜が明けるように、時間はかかっても元気になる日が来ます。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
娘は元気になるのか不安です。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私の22歳の娘は、うつ病と診断されて、ちょうど1年目です。職場の人間関係が原因でうつ病になり、今は実家で休養中です。とても疲れるようで、一日の大半を布団のなかで寝て過ごしています。本も読めないし、好きな音楽も聞くことができません。正直いって、この病気が治るのかわからず、不安でしかたがありません。 「こころの元気+」を読んでいると、元気な人がたくさん登場します。そんな元気な人も、寝てばかりのような状態のときがあったのでしょうか。 うつ病は、完全に治ってしまう人もいれば、慢性化する人もいると聞きます。「これから娘はどうなるんだろう …」と考えてばかりで、私も眠れない毎日です。 もし、慢性化したとしても、この雑誌「こころの元気+」に出てくるような皆さんのように、元気な姿をまた見たいと願っています。そんな日が来るのでしょうか。家族はどんなことができるのでしょうか。元気になった方や、そうした人を支援している方のお話をお聞きしたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
【先輩ピアの実践知見】: 笑うことを覚えて (当事者・寄稿者(奈良県)
僕も、人間関係がじょうずな方ではありません。でも自分にしかできないことって、きっと誰にでもあります。 そんなに無理しなくてもいいのにと思い、「僕なんて生まれてくるべきじゃない」と親に話したら、親は大粒の涙を流していました。僕は、僕の存在がなくなってしまえばいいのに、と何度も思いました。そして悩みもたくさんあって、解決できないこともたくさんありました。 でも祖母が亡くなってから、「自分が素直に手を合わして」拝んだときに、自分は素直になれました。慢性的な統合失調症になって、笑えることができなかった時期は20年間続きました。 それから地域に出て、友だちができて楽しんでいる間に、笑うことを覚えました。僕にとって自分の居場所というのが、友だちだったと思います。笑える場所が、僕が本当に大切にしなければいけないことだと気づかされました。 それが友だちやまわりの環境が徐々に整理されてきて、今ではこんなに元気になれました。まわりの環境が大切なことを、日々実感します。そして感謝しています。 ※「こころの元気+」2010年6月号(40号)より○ネット特集「親子関係」へ戻る○おこまりですか?へ戻る
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
病識のない息子への対応。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は統合失調症になって6年目になる息子の父親です。息子が、どうしても病識を持つことができず(自分が病気だと思っておらず)困っています。 昨年、3か月ぐらい無理矢理のように医療保護入院させたのですが、退院が早すぎたのか、結局しっかりした病識(自分が病気だという認識)を持つことができないまま退院したため、1,2か月は服薬・通院をしていたのですが、どう説得しても服薬も通院もしなくなり、親が代わりに病院に行き、現在の病状を伝えて薬をもらっている状況です。 だから薬も、本人には内緒で食べ物に入れている状況が昨年から続いています。しかし、いつまでもこの状況を続けるわけにもいかず、本当に困っております。どのようにすればよいのか途方に暮れています。何かよいアドバイスをお願いしたいと思います。
【先輩ピアの実践知見】: 知ることから始める (当事者・寄稿者(千葉県)
まずは、ピア仲間と一緒に統合失調症に関する本などを読み、「科学的な医学知識」を「共有する」ことから始めてみてはいかがでしょうか。でも、病識のないピア仲間は、机に着くことさえいやがるかもしれません。しかし、「自分の何かがおかしいな」ということにはきっと気がついていると思います。だから、押し付けにならないように、「ともに」という気持ちをお父様がしっかりと持って、根気強く働きかけを続けることが必要だと思います。 ピア仲間は、きっと孤独感を強く持っています。そんなときに、「いつでもあなたとともに」という気持ちが伝われば、きっとピア仲間の心は、徐々に病気へも開かれていくと思います。 どんなことにも通じることですが、ある物事に納得してそれを受け入れるためには、その対象に関する正しい知識が必要だと思います。特に精神疾患の場合、いざその病気になってから存在を知るということも珍しくないのです。だから、「知る」ことからだと思います。「知る」ことで、すべてが解決するとまではいえませんが、私の経験上、人生におけるさまざまな問題は、その物事を正しく知らないことから発生するのだと思います。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
病識のない息子への対応。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は統合失調症になって6年目になる息子の父親です。息子が、どうしても病識を持つことができず(自分が病気だと思っておらず)困っています。 昨年、3か月ぐらい無理矢理のように医療保護入院させたのですが、退院が早すぎたのか、結局しっかりした病識(自分が病気だという認識)を持つことができないまま退院したため、1,2か月は服薬・通院をしていたのですが、どう説得しても服薬も通院もしなくなり、親が代わりに病院に行き、現在の病状を伝えて薬をもらっている状況です。 だから薬も、本人には内緒で食べ物に入れている状況が昨年から続いています。しかし、いつまでもこの状況を続けるわけにもいかず、本当に困っております。どのようにすればよいのか途方に暮れています。何かよいアドバイスをお願いしたいと思います。
【先輩ピアの実践知見】: 病識は必要なの? (当事者・寄稿者(高知県)
統合失調症の36歳女性です。病識は、持ってないといけないものでしょうか?「あなたは心の病気なんだよ!」と言われてうれしい人がいるのでしょうか? 私は入院もしましたし、確かに病名はついてますが、病名を知ったときは死にたいって思いました。でも決して軽い症状だったわけではなく、病名も知らないから(10年くらいたって、きける状態になってから主治医に聞きました)、楽しいはずの20代は、友達が働き遊んで彼氏もいて、という状態をただ見ているだけしかできませんでした。 たまに、お金がないのにパチンコに行くしか楽しみがなくて、お金を友達から借り、結局親に返してもらいました。親孝行どころか「入院費で貯金が全部なくなったよ!」と、のちに冗談で父に言われるほど迷惑をかけました。 しかし病識がなかったおかげで、障害者年金をもらいながら作業所に行くという選択肢は私のなかにはなく、落ち続けても一般就労ばかり、ささいな求人の張り紙も毎日見逃さず、アンテナを張り巡らせて、初めてパートが決まったときの喜びは忘れられません。そのときも「パートできればそれでいい! 社員とかは無理だろう」と思ってました。 時がたち …。今はいろいろ仕事も変わりましたが、パートでがんばっていた仕事で社員になれました。この仕事がない時代にです。もちろん病名は、私にとってはマイナスなのでクローズなので、あまりいいことではないかもしれません。 ただ今は、お小遣いをもらっていた私が、少しといえども家にお金を入れられるようになり、部屋にテレビの地デジを買ったり、迷惑かけた分、父にパソコンをプレゼントすることにしました。父は、泣くほどうれしいと言ってくれました。 ピア仲間に、「薬はのんだ方がいいけど、基本的に好きに生きたらいいよ」と言ってあげてほしいです。変に病気って言われ、いろいろ制限されるより、できる範囲でいろいろ挑戦させてあげることのほうが大事だと思います。 父は、よく症状がひどかったときの私に、「お前は大切だから」と声をかけ続けてくれていました。無理とわかっていても、仕事の面接にいくときは、「がんばってきなさい」と送りだしてくれました。 そのときは、あまり感謝もしていなかったけれど、仕事でがんばって帰ってきたとき父の笑顔をみると、私を送り出してくれていた頃のことを思い出します。今は病識も持てていますが、逆に病気だから社会に出られないってことはないんだ!と思えます。 「こころの元気+」2011年1月号(47号)「おこまりですか? では他の人に聞いてみましょう!」より ○「家族のケア」へ戻る○おこまりですか?へ戻る
【モデル③ 外付け認知・環境委託型】
【知の補装具】(欠損した認次的エネルギーを外付けの仕組みや道具で補填する)
通院を会社に知られたくない私は30歳の女性で、小さな会社の事務職員として働いています。。
【当事者の苦悩・相談文脈】
ごく普通のOLですが、半年くらい前から不眠が続いています。なかなか眠れず、こうした状態になるのは初めてです。気持ちも、通常よりもかなり低空飛行状態です。仕事の能率も、自分でわかるくらい下がっているし、上司に怒られることも度重なってきました。 インターネットで調べているうちに、自分は「うつ病」なのではないかと感じるようになってきました。でも、自分では単なる気持ちの落ち込みが続いているだけなのではないかとか、不眠なんて誰にでもあるもんだとも思います。だから「うつ病ではない」という気持ちもあったりして、正直に言えば「うつ病」であるはずがない、とそれを否定する自分がいます。 そんなときに、大学時代の仲のいい友人に相談をしたところ、精神科のクリニックに行くことをすすめられました。そのときに、友人がパニック障害だということを初めて知り、「こころの元気+」を手渡されました。 そして、もしうつ病だったら、早めに治療をしたほうがいいと言うのです。その場はお茶を濁しましたが、私としては正直に言えばクリニックに行きたくはないのです。 なぜなら、クリニックに行けば、会社の総務の人に、精神科を受診していることが知られてしまうのではないか、そうなれば、会社の人みんなに精神科を受診していることを知られてしまうのではないか、という恐怖感があるのです。会社にお勤めの皆さまは、どうしているのでしょうか。お教えください。
【先輩ピアの実践知見】: 早めの受診がよいと思います (当事者・寄稿者(東京都)
僕は、18歳から精神病にかかっていて現在はホームヘルパーとして働いており、精神保健福祉士の資格を持っている者です。あなたの現状を拝見させていただきましたが、とてもつらいだろうなあと思います。 なぜならば僕は、ホームヘルパーとして働く前に、とあるゲーム会社で病気のことを隠して働いていました。それで、それまでの経験からして、あなたの現状がわかるような気がします。 しかし、あなた自身がもし、精神科に受診することが職場の人に知られないとして、受診してみたいと思うのであれば、あなたのご友人と同じように早めの受診をおすすめします。早めに受診するほうが、治りがよいとされているためです。 また、たとえば病院によっては土曜日に開いている所もあるため、勤務日によっては仕事を休んで通うこともないですし、ご自身から言わない限り職場の人があなたがクリニックに通っていると知ることはできません。これは僕の経験も含めてですが。 あと、もし精神科という響きが重いと感じられるのだとしたら、心療内科でもかまわないと僕は思います。 また、最後にこれは僕の場合ですが、ゲーム会社で働いていた頃、僕は病気のことをカミングアウトしたのですが、僕の職場の方々は「へーそうなんだ」ぐらいに受け入れてくれました。なので、そういう場合もある、と思っていただけたら幸いです。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
通院を会社に知られたくない私は30歳の女性で、小さな会社の事務職員として働いています。。
【当事者の苦悩・相談文脈】
ごく普通のOLですが、半年くらい前から不眠が続いています。なかなか眠れず、こうした状態になるのは初めてです。気持ちも、通常よりもかなり低空飛行状態です。仕事の能率も、自分でわかるくらい下がっているし、上司に怒られることも度重なってきました。 インターネットで調べているうちに、自分は「うつ病」なのではないかと感じるようになってきました。でも、自分では単なる気持ちの落ち込みが続いているだけなのではないかとか、不眠なんて誰にでもあるもんだとも思います。だから「うつ病ではない」という気持ちもあったりして、正直に言えば「うつ病」であるはずがない、とそれを否定する自分がいます。 そんなときに、大学時代の仲のいい友人に相談をしたところ、精神科のクリニックに行くことをすすめられました。そのときに、友人がパニック障害だということを初めて知り、「こころの元気+」を手渡されました。 そして、もしうつ病だったら、早めに治療をしたほうがいいと言うのです。その場はお茶を濁しましたが、私としては正直に言えばクリニックに行きたくはないのです。 なぜなら、クリニックに行けば、会社の総務の人に、精神科を受診していることが知られてしまうのではないか、そうなれば、会社の人みんなに精神科を受診していることを知られてしまうのではないか、という恐怖感があるのです。会社にお勤めの皆さまは、どうしているのでしょうか。お教えください。
【先輩ピアの実践知見】: それほど心配しなくても (当事者・寄稿者(埼玉県)
不眠と気分の落ち込みが続くなかで、仕事をするのはつらいものですね。さらには、仕事の能率が上がらないとのこと。 私も同じような症状があるので、相談者さまのお気持ちをお察しします。ストレスによる落ち込みや不眠状態は、誰もがなるもの。たいていの人は、一週間ほどで回復して、また元気になるのだと思います。相談内容を読ませていただいた限りでは、半年ほど続いているようなので、うつ状態なのかもしれません。※うつ病とうつ状態の違いは→コチラ うつ病は、誰にでもかかる可能性があり、日常生活のなかでかかる可能性があるからこそ、病気だと思えないのかもしれません。 私は、アルバイトとして小さな会社で働いていましたが、うつ病だということを隠して仕事を続けていました。最初のうちは何とか働けましたが、あまりにも仕事に影響が出てきたので、身近な人に病気のことを話しました。「どう思われるのだろうか?」と不安に思っていましたが、うつ病だということで特別視されることもなく、会社中に知られることもありませんでした。どんな会社でも相談内容を守る義務があり、病気だからという理由で特別視しないものだと思います。 それでも不安なようならば、(体調不良もあるようなので)病気のことは隠したまま内科を受診してみてはいかがでしょうか?もしくは、病気全般を診てくれる、レディースクリニックであれば、うつ病だと気づかれないと思います。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
通院を会社に知られたくない私は30歳の女性で、小さな会社の事務職員として働いています。。
【当事者の苦悩・相談文脈】
ごく普通のOLですが、半年くらい前から不眠が続いています。なかなか眠れず、こうした状態になるのは初めてです。気持ちも、通常よりもかなり低空飛行状態です。仕事の能率も、自分でわかるくらい下がっているし、上司に怒られることも度重なってきました。 インターネットで調べているうちに、自分は「うつ病」なのではないかと感じるようになってきました。でも、自分では単なる気持ちの落ち込みが続いているだけなのではないかとか、不眠なんて誰にでもあるもんだとも思います。だから「うつ病ではない」という気持ちもあったりして、正直に言えば「うつ病」であるはずがない、とそれを否定する自分がいます。 そんなときに、大学時代の仲のいい友人に相談をしたところ、精神科のクリニックに行くことをすすめられました。そのときに、友人がパニック障害だということを初めて知り、「こころの元気+」を手渡されました。 そして、もしうつ病だったら、早めに治療をしたほうがいいと言うのです。その場はお茶を濁しましたが、私としては正直に言えばクリニックに行きたくはないのです。 なぜなら、クリニックに行けば、会社の総務の人に、精神科を受診していることが知られてしまうのではないか、そうなれば、会社の人みんなに精神科を受診していることを知られてしまうのではないか、という恐怖感があるのです。会社にお勤めの皆さまは、どうしているのでしょうか。お教えください。
【先輩ピアの実践知見】: うつは理解が進んでいます (当事者・寄稿者(神奈川県)
僕は、ずっと月二回の通院を続けています。現在はパート勤務ですが、九年ほど病気をクローズにして正社員で働いていました。その間も通院していましたが、会社や同僚に知られるということはありませんでした。規模の小さい会社で政府管掌健保でしたので社内で健康保険の取り扱いがなかったためと思います。 組合健保では社内に担当部署が設置の場合も多いと思いますが、担当者には守秘義務があるはずなので断言はできませんが、あまり心配はいらないのではと思います。 さて、僕の場合はネガティブなイメージもまだまだ強い統合失調症なので、オープンにする勇気がなかったのですが、うつであるなら思い切ってオープンにしてしまう方があるいはよいのではとも思います。昼食時の服薬や体調が悪くて休みを取ったりするのに、いろいろな口実を設けるのは、なかなか心苦しいものでした。 現在では、うつに対する理解もずいぶん進んでいるので、むしろ病気をオープンにした方が勤務を無理のないよう調整してもらったり、具合が悪くて休んだりするときにも理解が得られやすかったりなどいろいろの利点もあるかと思います。 信頼できる上司の方や、配置されているなら産業医の方に相談してみるのも一策かと思います。 「こころの元気+」2012年2月号(60号)の「おこまりですか?」のコーナーより ○「仕事・学業・デイケア」へ戻る○おこまりですか?へ戻る
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
年末年始の過ごし方がわかりません(本人)。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は45歳の女性です。両親はすでになく、一人で暮らしています。子どもの頃から人一倍さびしがりやで、大人になっても何か常にものすごく孤独感を感じてしまいます。孤独感が大きくなると、不安な気持ちがふくらみ、症状も悪化して寝込んでしまったりします。私が一番つらいのは、他の人や社会から見放されているような気持ちになってしまうときです。特に、4月の春先や、お盆、クリスマスシーズンやお正月の時期などは、そうした孤独感が大きくなります。他の人はとっても楽しそうだし、友人や家族と楽しそうに過ごしているのに、私は何もすることがない。たいした趣味があるわけでもないし、一人でテレビを観ていても、時間だけが過ぎていくだけで、孤独な気持ちは変わりません。病院のワーカーさんからは「デイケアに参加しませんか」と誘われましたが、興味をもてません。さびしい気持ちがあるのに、誰かと新しい人間関係をつくることへの恐怖感があるのです。特に年末年始は、病院も休みになるので、通院することもなく、人と話す機会もなくなってしまいます。この時期にさびしい思いをしている人はたくさんいると思いますが、他の人はどんなふうにこの時期を過ごしているのでしょうか。教えてください。
【先輩ピアの実践知見】: 何もしなくてもいいじゃないですか (当事者・寄稿者(茨城県)
自分もさびしがりやで、ちょうど45歳、うつ病発症から半年ほどの者です。近所に、親類も知人もない一人暮らしをしています。一人暮らしを始めてからもう10数年になりますが、ご質問者の方同様に正月やお盆、その他世間が何かとにぎわう時期のむなしさというのはよくわかります。特に一人暮らしを始めて間もない頃は、スーパーなどへ買い物に出かけて、売り場を見ると何かものすごく盛り上がっていたりして、自分だけが取り残されたような気がしたものです。でも、ある日、ふと思いました。「何も、まわりと同じことをしなくたっていいじゃないの」と …。自分の場合は、これに気がついた時点で、何かが吹っ切れたような感じがして、それ以降取り残されたような感覚はしなくなりました。極端な表現をすれば、悟りが開けたようなものでしょうか。あとテレビは、さびしさがまぎれるような気がするかもしれませんが、世間の浮かれている空気にさらされますから逆効果だと思います。自分は10年ぐらい前に、テレビが壊れたのを機会に一切見ることをやめました。まあ当時、デジタル化で、そのうちに見られなくなると知っていたから、修理代や買い替えの出費を避けたというのもありますけどね。何も世間に合わせることはありません、自分は自分ですから、世間がおとなしいときでも、体調がよければそのときに一人で盛り上がってもいいじゃないですか。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
年末年始の過ごし方がわかりません(本人)。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は45歳の女性です。両親はすでになく、一人で暮らしています。子どもの頃から人一倍さびしがりやで、大人になっても何か常にものすごく孤独感を感じてしまいます。孤独感が大きくなると、不安な気持ちがふくらみ、症状も悪化して寝込んでしまったりします。私が一番つらいのは、他の人や社会から見放されているような気持ちになってしまうときです。特に、4月の春先や、お盆、クリスマスシーズンやお正月の時期などは、そうした孤独感が大きくなります。他の人はとっても楽しそうだし、友人や家族と楽しそうに過ごしているのに、私は何もすることがない。たいした趣味があるわけでもないし、一人でテレビを観ていても、時間だけが過ぎていくだけで、孤独な気持ちは変わりません。病院のワーカーさんからは「デイケアに参加しませんか」と誘われましたが、興味をもてません。さびしい気持ちがあるのに、誰かと新しい人間関係をつくることへの恐怖感があるのです。特に年末年始は、病院も休みになるので、通院することもなく、人と話す機会もなくなってしまいます。この時期にさびしい思いをしている人はたくさんいると思いますが、他の人はどんなふうにこの時期を過ごしているのでしょうか。教えてください。
【先輩ピアの実践知見】: 人と関わりたいというメッセージ (当事者・寄稿者(広島県)
私は、自律神経失調症の診断を受けて7年になります。年末年始は、確かにさびしくなりますね。私は、人は他人との関わりをなくすと、さびしさで不安になるのだと思っています。他人との関わりを他のもので置き換えてみても、満足を得られないでしょう。おっしゃる通り、問題は人間関係をつくることへの恐怖感だと思います。私の場合は、私と似た悩みを抱えた人となら、人間関係をつくりやすいと思っています。本音を話しても大丈夫という安心感からです。そのような人たちに対しても、自ら進んで人間関係をつくることに腰が引けます。ただし、人から誘われると、少し勇気を出せば入っていけます。今は、それでよいと思っています。これを続けていくうちに、徐々に閉じた心が開いていくのではないかと期待しています。その暁には、自ら人間関係をつくることもできるかもしれません。病院のワーカーさんから誘いがあるとのことですね。おそらく、人と関わりたいというメッセージをすでに発しているのではないでしょうか。どんな人となら関われそうか、そして、その人たちを誘えなければ、誘われれば参加するというメッセージを送ってみたらいかがでしょうか。このQ&Aへの応募もその一つのように感じます。必ずそれを感じとる人がいると思います。信頼して話せる人がいると思えるだけで、さびしさが減るように思います。また、相手が目の前にいることにこだわる必要はないと思います。電話でもメールでもインターネットでも何でもいいと思います。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
年末年始の過ごし方がわかりません(本人)。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は45歳の女性です。両親はすでになく、一人で暮らしています。子どもの頃から人一倍さびしがりやで、大人になっても何か常にものすごく孤独感を感じてしまいます。孤独感が大きくなると、不安な気持ちがふくらみ、症状も悪化して寝込んでしまったりします。私が一番つらいのは、他の人や社会から見放されているような気持ちになってしまうときです。特に、4月の春先や、お盆、クリスマスシーズンやお正月の時期などは、そうした孤独感が大きくなります。他の人はとっても楽しそうだし、友人や家族と楽しそうに過ごしているのに、私は何もすることがない。たいした趣味があるわけでもないし、一人でテレビを観ていても、時間だけが過ぎていくだけで、孤独な気持ちは変わりません。病院のワーカーさんからは「デイケアに参加しませんか」と誘われましたが、興味をもてません。さびしい気持ちがあるのに、誰かと新しい人間関係をつくることへの恐怖感があるのです。特に年末年始は、病院も休みになるので、通院することもなく、人と話す機会もなくなってしまいます。この時期にさびしい思いをしている人はたくさんいると思いますが、他の人はどんなふうにこの時期を過ごしているのでしょうか。教えてください。
【先輩ピアの実践知見】: 「年末年始」も「いつもの日」だと考えてみる (当事者・寄稿者(奈良県)
年末年始」も「いつもの日」だと考えてみる]
「私も「人依存症(?)」というほど、相当さみしがりやなので、あなたのお気持ち、わかる気がします。人に会えないのは、とってもさみしいですよね。かつて、「年末年始」といったら、家族だんらん、こたつにみかん、紅白、初もうで …、おまけにお店はどこもお休みで、おうちでゆっくり過ごしましょう、という雰囲気でしたよね。しかし、今はどうでしょう。スーパーマーケットはもう元日から開いているし、おせち料理を食べずにファストフードを食べるもよし、福袋はあらかじめ選んでから買う、というのが現実ですよね。わが家も、親子といえども、お互いいい大人なので初もうでも家族バラバラです。だからといって、それが悪いわけでもない、とも感じています。今、日本人にとっての「年末年始像」が、崩れつつあるような気がします。ですから、「年末年始以だから、せめて人並みに過ごさねば」という意気込みそのものが、もういらないものになっているように思えます。12月31日も、1月1日も、すべて「いつもの日」、「日常」の一部だととらえたら、ぐっと気持ちが軽くなるのかもしれません。私も、今年からそれと同じような心持ちで過ごそうかな、とも考えています。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
年末年始の過ごし方がわかりません(本人)。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は45歳の女性です。両親はすでになく、一人で暮らしています。子どもの頃から人一倍さびしがりやで、大人になっても何か常にものすごく孤独感を感じてしまいます。孤独感が大きくなると、不安な気持ちがふくらみ、症状も悪化して寝込んでしまったりします。私が一番つらいのは、他の人や社会から見放されているような気持ちになってしまうときです。特に、4月の春先や、お盆、クリスマスシーズンやお正月の時期などは、そうした孤独感が大きくなります。他の人はとっても楽しそうだし、友人や家族と楽しそうに過ごしているのに、私は何もすることがない。たいした趣味があるわけでもないし、一人でテレビを観ていても、時間だけが過ぎていくだけで、孤独な気持ちは変わりません。病院のワーカーさんからは「デイケアに参加しませんか」と誘われましたが、興味をもてません。さびしい気持ちがあるのに、誰かと新しい人間関係をつくることへの恐怖感があるのです。特に年末年始は、病院も休みになるので、通院することもなく、人と話す機会もなくなってしまいます。この時期にさびしい思いをしている人はたくさんいると思いますが、他の人はどんなふうにこの時期を過ごしているのでしょうか。教えてください。
【先輩ピアの実践知見】: 地活センターやスーパーへ (当事者・寄稿者(東京都)
私は統合失調症で一人暮らしの看護師で、ペットと暮らしています。現在、仕事はしておらず療養中です。両親は離婚、母は姉夫婦の家に住んでおり、ほとんど疎遠です。仕事や習い事をしていれば、職場の人や習い事のお友達と話せるのですが、今は仕事はせず、習い事もしていないし、長い間親しくしてくれていた友達が結婚して、メールをしてもすぐ返事がこないので、とてもさびしいです。主治医に不調を訴えると「さびしい病いです」といわれ、散歩や地域活動支援センターに行くことをすすめられます。不安感の薬は、定時と頓服でのんでいます。地域活動支援センターは週1、2回行っています。行くのがおっくうなときは、電話をしてスタッフに話し相手になってもらっています。私はデイケアには参加したことはないのですが、近くに地域活動支援センターはありませんか?病院のワーカーさんはご存知だと思いますが …。私の行っている地域活動支援センターは、電話やメールでも相談を受け付けています。そういう施設を利用されてもよいかと思います。私も、年末年始などはさびしいです。元旦は、ほとんどのお店が閉まっていて、行き先がないので、24時間営業、年中無休のスーパーに行っています。コンビニは狭いからピア仲間の目が気になりますが、スーパーは広いので気が楽です。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
年末年始の過ごし方がわかりません(本人)。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は45歳の女性です。両親はすでになく、一人で暮らしています。子どもの頃から人一倍さびしがりやで、大人になっても何か常にものすごく孤独感を感じてしまいます。孤独感が大きくなると、不安な気持ちがふくらみ、症状も悪化して寝込んでしまったりします。私が一番つらいのは、他の人や社会から見放されているような気持ちになってしまうときです。特に、4月の春先や、お盆、クリスマスシーズンやお正月の時期などは、そうした孤独感が大きくなります。他の人はとっても楽しそうだし、友人や家族と楽しそうに過ごしているのに、私は何もすることがない。たいした趣味があるわけでもないし、一人でテレビを観ていても、時間だけが過ぎていくだけで、孤独な気持ちは変わりません。病院のワーカーさんからは「デイケアに参加しませんか」と誘われましたが、興味をもてません。さびしい気持ちがあるのに、誰かと新しい人間関係をつくることへの恐怖感があるのです。特に年末年始は、病院も休みになるので、通院することもなく、人と話す機会もなくなってしまいます。この時期にさびしい思いをしている人はたくさんいると思いますが、他の人はどんなふうにこの時期を過ごしているのでしょうか。教えてください。
【先輩ピアの実践知見】: ある意味、覚悟を決めて (当事者・寄稿者(大阪府)
非常におつらいですね。孤独感を感じるのも無理はないと思います。心の状態が、いわゆる「ヤマアラシのジレンマ」の状態にあるのだと思います。つまり、傷つくのは怖い、でもずっと一人でいるのはさびしい。人間関係は適度な距離をとることが必要で、確かにむずかしいですね。私も、あまり人間関係を築くのが得意なほうではありません。でもお正月やお盆の時期には、まだ両親が健在なので親戚や、家族と過ごしたりします。無理に人間関係を広げなくてもいいと思います。人間は一人で生まれてきて、一人きりで死ぬものです。孤独といえば、みんな孤独です。でもだからこそ人は、人とふれ合おうとするのでしょう。自分が必要と思えないなら、無理に人間関係をつくらなくてもいいと思います。たまたま人生でそういう時期なのかもしれません。孤独を貫くか、みんなと同じように群れるか、覚悟を決めることも大事だと考えています。他の人が楽しそうに見えるのは、人を楽しませようと努力をしているからかもしれません。自分も人間関係で楽しみたいのなら、勇気や思いやりが必要だと思います。冷たいかもしれませんが、待っているだけでは何も変わりません。「過去と他人は変えられない。変えられるのは自分と未来だけ」という言葉もあります。おつらいとは思いますが、人生を大切に歩んでいってほしいと願っております。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
A自分らしくあること。
【当事者の苦悩・相談文脈】
こころの元気+ 2014年9月号(91号)連載 おこまりですか?では他の人に聞いてみましょう! より 自分らしくあること
【先輩ピアの実践知見】: 観察して試してみる (当事者・寄稿者(千葉県)
病気かどうかにかかわらず「自分らしさ」の問題はむずかしいですね。私自身、病気を患う前から考え続けてきたことでもあります。というのは、小さい頃いじめにあって「自分らしさを出すこと」と「相手やその場の空気に配慮すること」のバランスがわからくなった経験があるのです。 私の場合は、「自分を出してもいい空気なのか」「まわりや相手の空気に合わせて自分を出さないほうがいいのか」という感覚がよくわかっていなくて自分の気持ちを出し過ぎてしまっていたように思います。そうすると、その集団の暗黙のルールを破ったことになります。その集団や相手は、「自分とは違う性格の人ともうまくやっていく必要がある」という考えの人が多いのか、あるいは「異分子は許さない」という考えの人が多いのか、それがわかっていないと最悪な場合はいじめにあってしまいます。私の場合は、しばらくは聞き役に徹して、相手やその集団がどんな傾向なのか観察します。無難な話から、だんだんに個人的な意見や気持ちを出していきます。相手やまわりがつまらなそうに黙ったりしていたら「あ、すみません。自分ばかり話してしまって」とフォローして、家に帰ってから検討してみます。ついていけない内容だったのか、話した相手や場所や時間が悪かったのか、あるいは聞くことに徹したほうがよかったのか。そういうことをいろいろ試して修正し続けて、少しずつ、どのくらい自分を出していいか調節しています。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
A自分らしくあること。
【当事者の苦悩・相談文脈】
こころの元気+ 2014年9月号(91号)連載 おこまりですか?では他の人に聞いてみましょう! より 自分らしくあること
【先輩ピアの実践知見】: ありのままで (当事者・寄稿者(北海道)
自分らしい自分になろうとしてご苦労されているのですね。私は「浦河べてるの家」で活動をしていますが、仕事中に時々失敗をしたり、ピントの合わないことを言ったりすることもあります。でも、そのときにはまわりの仲間やスタッフは、時々あきれながらも笑ってくれます。私は、特に周囲の人を笑わせようとかいじってやろうという気はないのに、皆のいる所はいつも笑いで包まれます。こういうことを「ありのまま」というのでしょうか。ありのままというのは、自然体で日々を生きるということで、努力をしてそういう状態になれるものではないと私は考えます。私もまわりに気を配ることもありますが、時々注意が行き届かなくて仕事などがうまくいかないことがあります。でも、それでいいのではないかと思います。無理して背伸びをしてみようと思わないことが、ありのままの自分になる第一歩だと思います。私は、いろいろなことがまわりで起こるとあわててしまい、パニックになって時々ユニークな動きをしたり、大声をあげてしまうこともあります。そういう私を、今ではそのまま「べてる」では出しています。10年ほど前のべてるまつりの幻覚妄想大会で、私は「ありのまま賞」を受賞しましたが、このありのままの自分が受け入れられているからではと思います。あなたも充分あなたらしいと思うので、これからも気を張らずに生きていってください。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
A自分らしくあること。
【当事者の苦悩・相談文脈】
こころの元気+ 2014年9月号(91号)連載 おこまりですか?では他の人に聞いてみましょう! より 自分らしくあること
【先輩ピアの実践知見】: 自分らしさは変わるもの (当事者・寄稿者(千葉県)
統合失調症歴10年の者です。質問を読んで、真っ先に中学生の頃につくった詩を思い出しました。 「陰」誰の前でも同じ人でいるかんたんそうでむずかしいそんなことって多いよな。 この詩にはある人を反面教師とし、反感をこめて書きなぐった記憶があります。そして今、「誰と対するときにでもいつも変わらぬ『自分らしさ』があるだろうか」と思い巡らせてみました。なんとっ! すぐに「ない」という結論になりました。ご質問の「自分らしさ」が、姿形・行動や言動に現れるものであるのなら、なおさらです。心の動きであったとしても「ない」ですが…。中学生の私は、人間はいろいろな面を持っていることに気づかずに、ある1つの面でのみ見ていたのだと思います。また、複数の見方をともに持つこともできずに、どちらかの偏った見方しかなかったのだと思います。これは「人のあり方」についての問題だと思います。悩まずに結論を出せたのは、人は「場」で生きていて、「自分らしさ」はその場限りだと前から思っていたからです。今では自分のことを「日和見(ひよりみ)的心」の持ち主であり、その実践者であると思っているので、その場の風まかせにゆ~らりゆらりとしています。ゆられているうちに「私らしさ」を周囲の人が決めてくれればいいかとも思いますし…。
【モデル① 自己免責・認知再構成型】
【免震・受け身】(問題と自分の間にクッションを置き、生活の折り合いをつける)
A自分らしくあること。
【当事者の苦悩・相談文脈】
こころの元気+ 2014年9月号(91号)連載 おこまりですか?では他の人に聞いてみましょう! より 自分らしくあること
【先輩ピアの実践知見】: 小さなお礼の積み重ね (当事者・寄稿者(高知県)
私は統合失調症になり20年経つ、病気を隠し一般就労している40歳女性です。「自分らしさを出す!」これは大切なことだと私も思います。職場は働く場所なので、時には自分を出すどころか我慢しなければならない面も多々ありますものね!私は介護の仕事をしていますが、利用者様に朝の水分を出すときに、コーヒーを入れている職員に(ついでだからですよ)、「私にも入れて~」とコップを持っていきます。人に簡単なことを頼まれていやがる人はそういません。皆笑顔で、ついでに入れてくれます。入れてくれたコーヒーはすぐ一口飲み「ありがとう。やっぱり甘くておいしいわ」と感想を言います。おべんちゃらを言う必要はないんです。これで朝のスタートもいいし、入れてくれた人も悪い気はしてないと思います。あと、フォローしてくれた人には必ずお礼を言います。あたりまえのことかもしれませんが(いつもしてくれてるし言わなくてもいいだろう?)ではなく、言葉にすることによって「まあ、のせじょうずなんだから」と言いながら皆うれしそうな顔をしています。小さなことでも、自分はフォローに気づき、感謝しているということを見せるようにしてます。私も就労したての頃は一杯一杯だったけど、やはり慣れていき、パートから社員に。そして資格取得でき、今はちょうど中堅になり、ピア仲間を指導したり意見も言ったりする立場になりつつあります。小さなお礼などの積み重ねのおかげで、職員とも仕事仲間を通り越して、友達づきあいをさせてもらってます。プライベートでも人の話は最後まで聞き、しかしやはり素直に。人に愛され大事に想われ、また、自分も人を理解しようとし大事に思う!これであまり損することはないと思います。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
A自分らしくあること。
【当事者の苦悩・相談文脈】
こころの元気+ 2014年9月号(91号)連載 おこまりですか?では他の人に聞いてみましょう! より 自分らしくあること
【先輩ピアの実践知見】: ネガティブシールははがさない (当事者・寄稿者(大阪府)
私も職場で「こういうふうにふるまったらいいのだろうか」「これでよかったのだろうか」「ああいうことはまずかったのだろうか」とネガティブに反芻(はんすう)して忸怩(じくじ)たる思いを持つことがあります。 しかしよく考えれば、仕事は自分を構成する一部であり、全部ではないのです。職場に行って働くときも、日によってコンディションも異なり、やってやった感や、今日はこれでよかったと思えるような内容のよい日ばかりでもないし、内容のよくない日もよくないなりに過ごして、一日終わったら息抜きをします。内容のよくない日には、頭に張りついた「これでよかったのか」というネガティブなシールをどうしてもはがせない日もあります。でも、そういう日は無理してそういうシールをはがそうとしないことです。張りついたまんま「これでいいのかな」とやんわり思っているうちに、多少気にならなくなるように頭はどうもできているようです。心の病をもっていると、それが急性期症状の引き金になるんじゃないかとびくびくはしますが、実際多少状態が悪くとも、悪いまんま過ごすと時が過ぎて多少は必ずマシになるんです。そう思ううちに病気もきっと寛解します。あせらないことですよ。そう思います。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
私は統合失調症歴13年目の女性です。現在働いていて、今の職場は勤続10年目です。勤め始めた頃は、自分のことで一杯一杯でしたが、徐々に仕事に慣れ、まわりの人たちのことも見えてきて、少し前までまわりの人ともっと調和しようとして、ちょっと無理して声かけしたりしていました。今はあまり無理をせず、自然体で気を配れたらいいなと思っています。ですが「自分らしくある」ことと「気を配れるようになる」ことのバランスがむずかしいと感じています。病気であっても、病気でなくても、あるいは相手が病気であることを知っていても、知らなくても、「自分らしく他者と関われる」ことは、人が生きていくうえで、とても大事なことと考えています。まわりの人たちが、私が統合失調症であることを知っていても、いなくても、同じように「自分らしさ」を出せたらいいと思っています。皆さんは、職場に限らず、集団の中でどのように「自分らしさ」を出しているのでしょうか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は統合失調症歴13年目の女性です。現在働いていて、今の職場は勤続10年目です。勤め始めた頃は、自分のことで一杯一杯でしたが、徐々に仕事に慣れ、まわりの人たちのことも見えてきて、少し前までまわりの人ともっと調和しようとして、ちょっと無理して声かけしたりしていました。今はあまり無理をせず、自然体で気を配れたらいいなと思っています。ですが「自分らしくある」ことと「気を配れるようになる」ことのバランスがむずかしいと感じています。病気であっても、病気でなくても、あるいは相手が病気であることを知っていても、知らなくても、「自分らしく他者と関われる」ことは、人が生きていくうえで、とても大事なことと考えています。まわりの人たちが、私が統合失調症であることを知っていても、いなくても、同じように「自分らしさ」を出せたらいいと思っています。皆さんは、職場に限らず、集団の中でどのように「自分らしさ」を出しているのでしょうか?
【先輩ピアの実践知見】: 観察して試してみる (当事者・寄稿者(千葉県)
病気かどうかにかかわらず「自分らしさ」の問題はむずかしいですね。私自身、病気を患う前から考え続けてきたことでもあります。というのは、小さい頃いじめにあって「自分らしさを出すこと」と「相手やその場の空気に配慮すること」のバランスがわからくなった経験があるのです。 私の場合は、「自分を出してもいい空気なのか」「まわりや相手の空気に合わせて自分を出さないほうがいいのか」という感覚がよくわかっていなくて自分の気持ちを出し過ぎてしまっていたように思います。そうすると、その集団の暗黙のルールを破ったことになります。その集団や相手は、「自分とは違う性格の人ともうまくやっていく必要がある」という考えの人が多いのか、あるいは「異分子は許さない」という考えの人が多いのか、それがわかっていないと最悪な場合はいじめにあってしまいます。私の場合は、しばらくは聞き役に徹して、相手やその集団がどんな傾向なのか観察します。無難な話から、だんだんに個人的な意見や気持ちを出していきます。相手やまわりがつまらなそうに黙ったりしていたら「あ、すみません。自分ばかり話してしまって」とフォローして、家に帰ってから検討してみます。ついていけない内容だったのか、話した相手や場所や時間が悪かったのか、あるいは聞くことに徹したほうがよかったのか。そういうことをいろいろ試して修正し続けて、少しずつ、どのくらい自分を出していいか調節しています。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
私は統合失調症歴13年目の女性です。現在働いていて、今の職場は勤続10年目です。勤め始めた頃は、自分のことで一杯一杯でしたが、徐々に仕事に慣れ、まわりの人たちのことも見えてきて、少し前までまわりの人ともっと調和しようとして、ちょっと無理して声かけしたりしていました。今はあまり無理をせず、自然体で気を配れたらいいなと思っています。ですが「自分らしくある」ことと「気を配れるようになる」ことのバランスがむずかしいと感じています。病気であっても、病気でなくても、あるいは相手が病気であることを知っていても、知らなくても、「自分らしく他者と関われる」ことは、人が生きていくうえで、とても大事なことと考えています。まわりの人たちが、私が統合失調症であることを知っていても、いなくても、同じように「自分らしさ」を出せたらいいと思っています。皆さんは、職場に限らず、集団の中でどのように「自分らしさ」を出しているのでしょうか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は統合失調症歴13年目の女性です。現在働いていて、今の職場は勤続10年目です。勤め始めた頃は、自分のことで一杯一杯でしたが、徐々に仕事に慣れ、まわりの人たちのことも見えてきて、少し前までまわりの人ともっと調和しようとして、ちょっと無理して声かけしたりしていました。今はあまり無理をせず、自然体で気を配れたらいいなと思っています。ですが「自分らしくある」ことと「気を配れるようになる」ことのバランスがむずかしいと感じています。病気であっても、病気でなくても、あるいは相手が病気であることを知っていても、知らなくても、「自分らしく他者と関われる」ことは、人が生きていくうえで、とても大事なことと考えています。まわりの人たちが、私が統合失調症であることを知っていても、いなくても、同じように「自分らしさ」を出せたらいいと思っています。皆さんは、職場に限らず、集団の中でどのように「自分らしさ」を出しているのでしょうか?
【先輩ピアの実践知見】: ありのままで (当事者・寄稿者(北海道)
自分らしい自分になろうとしてご苦労されているのですね。私は「浦河べてるの家」で活動をしていますが、仕事中に時々失敗をしたり、ピントの合わないことを言ったりすることもあります。でも、そのときにはまわりの仲間やスタッフは、時々あきれながらも笑ってくれます。私は、特に周囲の人を笑わせようとかいじってやろうという気はないのに、皆のいる所はいつも笑いで包まれます。こういうことを「ありのまま」というのでしょうか。ありのままというのは、自然体で日々を生きるということで、努力をしてそういう状態になれるものではないと私は考えます。私もまわりに気を配ることもありますが、時々注意が行き届かなくて仕事などがうまくいかないことがあります。でも、それでいいのではないかと思います。無理して背伸びをしてみようと思わないことが、ありのままの自分になる第一歩だと思います。私は、いろいろなことがまわりで起こるとあわててしまい、パニックになって時々ユニークな動きをしたり、大声をあげてしまうこともあります。そういう私を、今ではそのまま「べてる」では出しています。10年ほど前のべてるまつりの幻覚妄想大会で、私は「ありのまま賞」を受賞しましたが、このありのままの自分が受け入れられているからではと思います。あなたも充分あなたらしいと思うので、これからも気を張らずに生きていってください。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
私は統合失調症歴13年目の女性です。現在働いていて、今の職場は勤続10年目です。勤め始めた頃は、自分のことで一杯一杯でしたが、徐々に仕事に慣れ、まわりの人たちのことも見えてきて、少し前までまわりの人ともっと調和しようとして、ちょっと無理して声かけしたりしていました。今はあまり無理をせず、自然体で気を配れたらいいなと思っています。ですが「自分らしくある」ことと「気を配れるようになる」ことのバランスがむずかしいと感じています。病気であっても、病気でなくても、あるいは相手が病気であることを知っていても、知らなくても、「自分らしく他者と関われる」ことは、人が生きていくうえで、とても大事なことと考えています。まわりの人たちが、私が統合失調症であることを知っていても、いなくても、同じように「自分らしさ」を出せたらいいと思っています。皆さんは、職場に限らず、集団の中でどのように「自分らしさ」を出しているのでしょうか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は統合失調症歴13年目の女性です。現在働いていて、今の職場は勤続10年目です。勤め始めた頃は、自分のことで一杯一杯でしたが、徐々に仕事に慣れ、まわりの人たちのことも見えてきて、少し前までまわりの人ともっと調和しようとして、ちょっと無理して声かけしたりしていました。今はあまり無理をせず、自然体で気を配れたらいいなと思っています。ですが「自分らしくある」ことと「気を配れるようになる」ことのバランスがむずかしいと感じています。病気であっても、病気でなくても、あるいは相手が病気であることを知っていても、知らなくても、「自分らしく他者と関われる」ことは、人が生きていくうえで、とても大事なことと考えています。まわりの人たちが、私が統合失調症であることを知っていても、いなくても、同じように「自分らしさ」を出せたらいいと思っています。皆さんは、職場に限らず、集団の中でどのように「自分らしさ」を出しているのでしょうか?
【先輩ピアの実践知見】: 自分らしさは変わるもの (当事者・寄稿者(千葉県)
統合失調症歴10年の者です。質問を読んで、真っ先に中学生の頃につくった詩を思い出しました。 「陰」誰の前でも同じ人でいるかんたんそうでむずかしいそんなことって多いよな。 この詩にはある人を反面教師とし、反感をこめて書きなぐった記憶があります。そして今、「誰と対するときにでもいつも変わらぬ『自分らしさ』があるだろうか」と思い巡らせてみました。なんとっ! すぐに「ない」という結論になりました。ご質問の「自分らしさ」が、姿形・行動や言動に現れるものであるのなら、なおさらです。心の動きであったとしても「ない」ですが…。中学生の私は、人間はいろいろな面を持っていることに気づかずに、ある1つの面でのみ見ていたのだと思います。また、複数の見方をともに持つこともできずに、どちらかの偏った見方しかなかったのだと思います。これは「人のあり方」についての問題だと思います。悩まずに結論を出せたのは、人は「場」で生きていて、「自分らしさ」はその場限りだと前から思っていたからです。今では自分のことを「日和見(ひよりみ)的心」の持ち主であり、その実践者であると思っているので、その場の風まかせにゆ~らりゆらりとしています。ゆられているうちに「私らしさ」を周囲の人が決めてくれればいいかとも思いますし…。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
私は統合失調症歴13年目の女性です。現在働いていて、今の職場は勤続10年目です。勤め始めた頃は、自分のことで一杯一杯でしたが、徐々に仕事に慣れ、まわりの人たちのことも見えてきて、少し前までまわりの人ともっと調和しようとして、ちょっと無理して声かけしたりしていました。今はあまり無理をせず、自然体で気を配れたらいいなと思っています。ですが「自分らしくある」ことと「気を配れるようになる」ことのバランスがむずかしいと感じています。病気であっても、病気でなくても、あるいは相手が病気であることを知っていても、知らなくても、「自分らしく他者と関われる」ことは、人が生きていくうえで、とても大事なことと考えています。まわりの人たちが、私が統合失調症であることを知っていても、いなくても、同じように「自分らしさ」を出せたらいいと思っています。皆さんは、職場に限らず、集団の中でどのように「自分らしさ」を出しているのでしょうか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は統合失調症歴13年目の女性です。現在働いていて、今の職場は勤続10年目です。勤め始めた頃は、自分のことで一杯一杯でしたが、徐々に仕事に慣れ、まわりの人たちのことも見えてきて、少し前までまわりの人ともっと調和しようとして、ちょっと無理して声かけしたりしていました。今はあまり無理をせず、自然体で気を配れたらいいなと思っています。ですが「自分らしくある」ことと「気を配れるようになる」ことのバランスがむずかしいと感じています。病気であっても、病気でなくても、あるいは相手が病気であることを知っていても、知らなくても、「自分らしく他者と関われる」ことは、人が生きていくうえで、とても大事なことと考えています。まわりの人たちが、私が統合失調症であることを知っていても、いなくても、同じように「自分らしさ」を出せたらいいと思っています。皆さんは、職場に限らず、集団の中でどのように「自分らしさ」を出しているのでしょうか?
【先輩ピアの実践知見】: 小さなお礼の積み重ね (当事者・寄稿者(高知県)
私は統合失調症になり20年経つ、病気を隠し一般就労している40歳女性です。「自分らしさを出す!」これは大切なことだと私も思います。職場は働く場所なので、時には自分を出すどころか我慢しなければならない面も多々ありますものね!私は介護の仕事をしていますが、利用者様に朝の水分を出すときに、コーヒーを入れている職員に(ついでだからですよ)、「私にも入れて~」とコップを持っていきます。人に簡単なことを頼まれていやがる人はそういません。皆笑顔で、ついでに入れてくれます。入れてくれたコーヒーはすぐ一口飲み「ありがとう。やっぱり甘くておいしいわ」と感想を言います。おべんちゃらを言う必要はないんです。これで朝のスタートもいいし、入れてくれた人も悪い気はしてないと思います。あと、フォローしてくれた人には必ずお礼を言います。あたりまえのことかもしれませんが(いつもしてくれてるし言わなくてもいいだろう?)ではなく、言葉にすることによって「まあ、のせじょうずなんだから」と言いながら皆うれしそうな顔をしています。小さなことでも、自分はフォローに気づき、感謝しているということを見せるようにしてます。私も就労したての頃は一杯一杯だったけど、やはり慣れていき、パートから社員に。そして資格取得でき、今はちょうど中堅になり、ピア仲間を指導したり意見も言ったりする立場になりつつあります。小さなお礼などの積み重ねのおかげで、職員とも仕事仲間を通り越して、友達づきあいをさせてもらってます。プライベートでも人の話は最後まで聞き、しかしやはり素直に。人に愛され大事に想われ、また、自分も人を理解しようとし大事に思う!これであまり損することはないと思います。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
私は統合失調症歴13年目の女性です。現在働いていて、今の職場は勤続10年目です。勤め始めた頃は、自分のことで一杯一杯でしたが、徐々に仕事に慣れ、まわりの人たちのことも見えてきて、少し前までまわりの人ともっと調和しようとして、ちょっと無理して声かけしたりしていました。今はあまり無理をせず、自然体で気を配れたらいいなと思っています。ですが「自分らしくある」ことと「気を配れるようになる」ことのバランスがむずかしいと感じています。病気であっても、病気でなくても、あるいは相手が病気であることを知っていても、知らなくても、「自分らしく他者と関われる」ことは、人が生きていくうえで、とても大事なことと考えています。まわりの人たちが、私が統合失調症であることを知っていても、いなくても、同じように「自分らしさ」を出せたらいいと思っています。皆さんは、職場に限らず、集団の中でどのように「自分らしさ」を出しているのでしょうか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は統合失調症歴13年目の女性です。現在働いていて、今の職場は勤続10年目です。勤め始めた頃は、自分のことで一杯一杯でしたが、徐々に仕事に慣れ、まわりの人たちのことも見えてきて、少し前までまわりの人ともっと調和しようとして、ちょっと無理して声かけしたりしていました。今はあまり無理をせず、自然体で気を配れたらいいなと思っています。ですが「自分らしくある」ことと「気を配れるようになる」ことのバランスがむずかしいと感じています。病気であっても、病気でなくても、あるいは相手が病気であることを知っていても、知らなくても、「自分らしく他者と関われる」ことは、人が生きていくうえで、とても大事なことと考えています。まわりの人たちが、私が統合失調症であることを知っていても、いなくても、同じように「自分らしさ」を出せたらいいと思っています。皆さんは、職場に限らず、集団の中でどのように「自分らしさ」を出しているのでしょうか?
【先輩ピアの実践知見】: ネガティブシールははがさない (当事者・寄稿者(大阪府)
私も職場で「こういうふうにふるまったらいいのだろうか」「これでよかったのだろうか」「ああいうことはまずかったのだろうか」とネガティブに反芻(はんすう)して忸怩(じくじ)たる思いを持つことがあります。 しかしよく考えれば、仕事は自分を構成する一部であり、全部ではないのです。職場に行って働くときも、日によってコンディションも異なり、やってやった感や、今日はこれでよかったと思えるような内容のよい日ばかりでもないし、内容のよくない日もよくないなりに過ごして、一日終わったら息抜きをします。内容のよくない日には、頭に張りついた「これでよかったのか」というネガティブなシールをどうしてもはがせない日もあります。でも、そういう日は無理してそういうシールをはがそうとしないことです。張りついたまんま「これでいいのかな」とやんわり思っているうちに、多少気にならなくなるように頭はどうもできているようです。心の病をもっていると、それが急性期症状の引き金になるんじゃないかとびくびくはしますが、実際多少状態が悪くとも、悪いまんま過ごすと時が過ぎて多少は必ずマシになるんです。そう思ううちに病気もきっと寛解します。あせらないことですよ。そう思います。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
&A 病気とつきあうってどういうことでしょうか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
病気とつきあうってどういうことでしょうか?
【先輩ピアの実践知見】: 今を生きること (当事者・寄稿者(千葉県)
私の場合、「病識」を自分のなかではっきり意識できたことが、つきあう段階まで回復した大きなキッカケでした。それまでの私は、拒食は意志だとか、親のせいで病気になったと、うらんだり、過去の言動を振り返っては落ち込んだりと、過去のことだけに目がいき、今を受け入れられませんでした。でも、あることがキッカケで「自分は病気なんだ」ということが、頭にストォーンと入ってきました。発病から三年目の五月。日々変わりゆく体調の変化に対応できずに、毎日イライラして過ごしていました。わけもなく「歩こう」と無意識のなかで、数十キロを歩いてしまいました。歩きながら自分を整理する時間を持つことができたのだと思います。己とは何か! これが大きな命題でしたが、それに付随して「何が病気で、何が性格なのだろうか?」「今どのような状態なのだろうか?」と…。そのなかで、一つの悟りが開けました。「病気と闘わない・認める・共存する」ということです。そうすると、前向きに生きる勇気や将来への希望、まわりの人間に対する感謝などが生まれてきます。特に勇気や希望は病気に打ち勝っていくのには、非常に重要だと思っています。私は「病識」を持ってから、今を生きようと決意しました。病気の原因になった過去のことは変えられない!だったら、病気になって何ができるか? 何がしたいか? と考えるようになりました。私の病気の特徴は、ちょっとよくなると全力疾走してしまい、疲れに気づかずに体調をくずすまで物事をやってしまうことです。このように、自分の病気のスタイルを知ることから始めました。そして、だんだんとコントロールできるようになってきました。医師やワーカーの方に、自分の行動パターンやそれに伴う心身の変化を相談し、不穏時の薬をのむ・睡眠を多く取る・落語を聞く(これは私のストレス解消法ですが…)など、自分にあった方法を探しています。対処法が見えてくると、だいぶん「病気とつきあっていける」と感じられると思います。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
&A 病気とつきあうってどういうことでしょうか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
病気とつきあうってどういうことでしょうか?
【先輩ピアの実践知見】: 自分の状態を確認する (当事者・寄稿者(東京都)
私にとって「病気とつきあう」とは、病気を受け入れ、調子のよいとき・悪いときを把握することです。私も統合失調症で、事務の仕事をしています。病気になって記憶力や思考力が落ちたせいもあり、働き始めのころは仕事で恥をかいたりして、家で泣くことも多かったです。しかし、記憶することに関しては、家で復習をしてなんとかカバーしています。私の場合は、病気を持ちながら仕事を続けてこられた、という小さな自信と少しの努力で、徐々に病気を受け入れられるようになりました。調子のよいとき、悪いときを把握する、というのは、たとえば「今日はよく眠れなかった」など、体調や病状の変化を自分で把握し、疲れたときは無理せず休みを取る、などです。私は、「こんなことがあって疲れた」など、具体的に主治医や家族に報告・相談しています。それと、ある本で読んだ、再発の四つの兆候「眠れない」、「不安が高くなる」、「対人関係に敏感になる」、「外の刺激に敏感になる」を紙に書き、家のリビングに貼っています。この貼り紙を見ると、「不安が高くなっていないかどうか」など、今の自分の状態を確認できます。それに、再発して自分で把握できなくなってしまったときでも、家族が対処する手がかりになると思うのです。病気とうまく「つきあう」には、まわりの人たちの理解・協力を得ることが大切だと思います。あなたのように病気をオープンにして働く、というのもストレスのもとを一つ減らす選択ではないでしょうか。私は、薬をのまなくなることが治ることではないと思います。「病気とつきあって」生きていく、つまり「病気を持ちながら、支障のない生活をおくる」ことは、再発しない、さらには安定した病状でいる、ということで、服薬は最も大切なことだからです。
【モデル③ 外付け認知・環境委託型】
【知の補装具】(欠損した認次的エネルギーを外付けの仕組みや道具で補填する)
&A 病気とつきあうってどういうことでしょうか?。
【当事者の苦悩・相談文脈】
病気とつきあうってどういうことでしょうか?
【先輩ピアの実践知見】: サインを読み取る (当事者・寄稿者(茨城県)
病気とつき合う…。わかるようでわかりにくい表現ですよね。私も統合失調症患者の一人として、こう言われてずいぶん悩みましたが、こう言い換えたらどうでしょう?「統合失調症という『子供』とつき合う」ごぞんじかもしれませんが、統合失調症というのは慢性疾患です。ですが今は、いい薬がたくさんできて、症状をおさえたり、減らすことはできます。話が若干それましたね。本題に戻ります。統合失調症を子供にたとえてみるとどうでしょう? 子供も、普段しつけていればおとなしくしています。同じように病気も、普段薬さえのんでいれば、落ち着いて過ごせます。でも、ときに子供はだだをこねたり、泣いたりする。同じように病気も、ある日突然調子が悪くなり、イライラしたりうつっぽくなったりします。こういうときは、子供をおもちゃであやすように、病気も薬を使って症状を改善させていく。そうやって、また元気になっていく。「病気」としてとらえるとわかりにくいけれど、子供と置きかえると、人間関係と接点が見えて、わかりやすくないですか?ただ、誤解して頂きたくないのは、これはあくまでもたとえであって、子供への差別ではないということ。そして、統合失調症という病気は、決して生きていく上で足かせにはならないということです。病気でいる状態が長くなればなるほど、「ああ、今日は何となく調子がいいな」とか「今日はもうダメだ」などといった体からのサインに気づいてくるはずです。私も統合失調症歴六年くらいになりますが、結構わかるものですよ。そういうとき、特に悪くなったときは、頓服をのんで早めに寝たりしています。こういう「体からのサイン」を読み取ることも、「病気とつき合う」上で大事なことなのではないでしょうか?病気だからと身構えず、一緒に長い人生を、子供のように手をつなぎ、歩んでいこうとする姿勢こそが、病気とつき合うことだと思いますよ。
【モデル⑤ 波の観察・休戦共存型】
【休戦協定・操舵術】(消せない症状を敵視せず、やり過ごす操縦法を身につける)
私は二六歳の女性です。大学を卒業した後、広告代理店に勤務するようになりました。その一年後に先輩たちが一度に数人やめてしまいました。その影響で仕事の量が増え、アドバイスをしてくれる先輩もいないし、孤立と不安のなかで、いろいろな声が聞こえてくるようになりました。両親は「空耳だ」と言いましたが、私にははっきり声が聞こえました。その後、暴れたりして、両親と弟に精神科の病院につれて行かれて、三か月入院しました。統合失調症でした。それが一年前です。今は薬もきちんとのみ、ピア仲間で一〇時から三時までアルバイトをしています。病気のことを伝えてあるので、気が楽です。さて、今回ご相談をしたいことは、今後のことなのです。「この病気は薬をのまなくなると再発してしまいます。病気とうまくつきあいながら暮らしてください」と、主治医から言われました。この「病気とつきあう」という感覚がよくわからないのです。病院のワーカーさんからは、「生活をしながら様子をみて、自分の病気の特徴を知ることです」と言われました。皆さんはどう病気とつきあっているのでしょうか。教えてください。。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は二六歳の女性です。大学を卒業した後、広告代理店に勤務するようになりました。その一年後に先輩たちが一度に数人やめてしまいました。その影響で仕事の量が増え、アドバイスをしてくれる先輩もいないし、孤立と不安のなかで、いろいろな声が聞こえてくるようになりました。両親は「空耳だ」と言いましたが、私にははっきり声が聞こえました。その後、暴れたりして、両親と弟に精神科の病院につれて行かれて、三か月入院しました。統合失調症でした。それが一年前です。今は薬もきちんとのみ、ピア仲間で一〇時から三時までアルバイトをしています。病気のことを伝えてあるので、気が楽です。さて、今回ご相談をしたいことは、今後のことなのです。「この病気は薬をのまなくなると再発してしまいます。病気とうまくつきあいながら暮らしてください」と、主治医から言われました。この「病気とつきあう」という感覚がよくわからないのです。病院のワーカーさんからは、「生活をしながら様子をみて、自分の病気の特徴を知ることです」と言われました。皆さんはどう病気とつきあっているのでしょうか。教えてください。
【先輩ピアの実践知見】: 今を生きること (当事者・寄稿者(千葉県)
私の場合、「病識」を自分のなかではっきり意識できたことが、つきあう段階まで回復した大きなキッカケでした。それまでの私は、拒食は意志だとか、親のせいで病気になったと、うらんだり、過去の言動を振り返っては落ち込んだりと、過去のことだけに目がいき、今を受け入れられませんでした。でも、あることがキッカケで「自分は病気なんだ」ということが、頭にストォーンと入ってきました。発病から三年目の五月。日々変わりゆく体調の変化に対応できずに、毎日イライラして過ごしていました。わけもなく「歩こう」と無意識のなかで、数十キロを歩いてしまいました。歩きながら自分を整理する時間を持つことができたのだと思います。己とは何か! これが大きな命題でしたが、それに付随して「何が病気で、何が性格なのだろうか?」「今どのような状態なのだろうか?」と…。そのなかで、一つの悟りが開けました。「病気と闘わない・認める・共存する」ということです。そうすると、前向きに生きる勇気や将来への希望、まわりの人間に対する感謝などが生まれてきます。特に勇気や希望は病気に打ち勝っていくのには、非常に重要だと思っています。私は「病識」を持ってから、今を生きようと決意しました。病気の原因になった過去のことは変えられない!だったら、病気になって何ができるか? 何がしたいか? と考えるようになりました。私の病気の特徴は、ちょっとよくなると全力疾走してしまい、疲れに気づかずに体調をくずすまで物事をやってしまうことです。このように、自分の病気のスタイルを知ることから始めました。そして、だんだんとコントロールできるようになってきました。医師やワーカーの方に、自分の行動パターンやそれに伴う心身の変化を相談し、不穏時の薬をのむ・睡眠を多く取る・落語を聞く(これは私のストレス解消法ですが…)など、自分にあった方法を探しています。対処法が見えてくると、だいぶん「病気とつきあっていける」と感じられると思います。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
私は二六歳の女性です。大学を卒業した後、広告代理店に勤務するようになりました。その一年後に先輩たちが一度に数人やめてしまいました。その影響で仕事の量が増え、アドバイスをしてくれる先輩もいないし、孤立と不安のなかで、いろいろな声が聞こえてくるようになりました。両親は「空耳だ」と言いましたが、私にははっきり声が聞こえました。その後、暴れたりして、両親と弟に精神科の病院につれて行かれて、三か月入院しました。統合失調症でした。それが一年前です。今は薬もきちんとのみ、ピア仲間で一〇時から三時までアルバイトをしています。病気のことを伝えてあるので、気が楽です。さて、今回ご相談をしたいことは、今後のことなのです。「この病気は薬をのまなくなると再発してしまいます。病気とうまくつきあいながら暮らしてください」と、主治医から言われました。この「病気とつきあう」という感覚がよくわからないのです。病院のワーカーさんからは、「生活をしながら様子をみて、自分の病気の特徴を知ることです」と言われました。皆さんはどう病気とつきあっているのでしょうか。教えてください。。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は二六歳の女性です。大学を卒業した後、広告代理店に勤務するようになりました。その一年後に先輩たちが一度に数人やめてしまいました。その影響で仕事の量が増え、アドバイスをしてくれる先輩もいないし、孤立と不安のなかで、いろいろな声が聞こえてくるようになりました。両親は「空耳だ」と言いましたが、私にははっきり声が聞こえました。その後、暴れたりして、両親と弟に精神科の病院につれて行かれて、三か月入院しました。統合失調症でした。それが一年前です。今は薬もきちんとのみ、ピア仲間で一〇時から三時までアルバイトをしています。病気のことを伝えてあるので、気が楽です。さて、今回ご相談をしたいことは、今後のことなのです。「この病気は薬をのまなくなると再発してしまいます。病気とうまくつきあいながら暮らしてください」と、主治医から言われました。この「病気とつきあう」という感覚がよくわからないのです。病院のワーカーさんからは、「生活をしながら様子をみて、自分の病気の特徴を知ることです」と言われました。皆さんはどう病気とつきあっているのでしょうか。教えてください。
【先輩ピアの実践知見】: 自分の状態を確認する (当事者・寄稿者(東京都)
私にとって「病気とつきあう」とは、病気を受け入れ、調子のよいとき・悪いときを把握することです。私も統合失調症で、事務の仕事をしています。病気になって記憶力や思考力が落ちたせいもあり、働き始めのころは仕事で恥をかいたりして、家で泣くことも多かったです。しかし、記憶することに関しては、家で復習をしてなんとかカバーしています。私の場合は、病気を持ちながら仕事を続けてこられた、という小さな自信と少しの努力で、徐々に病気を受け入れられるようになりました。調子のよいとき、悪いときを把握する、というのは、たとえば「今日はよく眠れなかった」など、体調や病状の変化を自分で把握し、疲れたときは無理せず休みを取る、などです。私は、「こんなことがあって疲れた」など、具体的に主治医や家族に報告・相談しています。それと、ある本で読んだ、再発の四つの兆候「眠れない」、「不安が高くなる」、「対人関係に敏感になる」、「外の刺激に敏感になる」を紙に書き、家のリビングに貼っています。この貼り紙を見ると、「不安が高くなっていないかどうか」など、今の自分の状態を確認できます。それに、再発して自分で把握できなくなってしまったときでも、家族が対処する手がかりになると思うのです。病気とうまく「つきあう」には、まわりの人たちの理解・協力を得ることが大切だと思います。あなたのように病気をオープンにして働く、というのもストレスのもとを一つ減らす選択ではないでしょうか。私は、薬をのまなくなることが治ることではないと思います。「病気とつきあって」生きていく、つまり「病気を持ちながら、支障のない生活をおくる」ことは、再発しない、さらには安定した病状でいる、ということで、服薬は最も大切なことだからです。
【モデル③ 外付け認知・環境委託型】
【知の補装具】(欠損した認次的エネルギーを外付けの仕組みや道具で補填する)
私は二六歳の女性です。大学を卒業した後、広告代理店に勤務するようになりました。その一年後に先輩たちが一度に数人やめてしまいました。その影響で仕事の量が増え、アドバイスをしてくれる先輩もいないし、孤立と不安のなかで、いろいろな声が聞こえてくるようになりました。両親は「空耳だ」と言いましたが、私にははっきり声が聞こえました。その後、暴れたりして、両親と弟に精神科の病院につれて行かれて、三か月入院しました。統合失調症でした。それが一年前です。今は薬もきちんとのみ、ピア仲間で一〇時から三時までアルバイトをしています。病気のことを伝えてあるので、気が楽です。さて、今回ご相談をしたいことは、今後のことなのです。「この病気は薬をのまなくなると再発してしまいます。病気とうまくつきあいながら暮らしてください」と、主治医から言われました。この「病気とつきあう」という感覚がよくわからないのです。病院のワーカーさんからは、「生活をしながら様子をみて、自分の病気の特徴を知ることです」と言われました。皆さんはどう病気とつきあっているのでしょうか。教えてください。。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は二六歳の女性です。大学を卒業した後、広告代理店に勤務するようになりました。その一年後に先輩たちが一度に数人やめてしまいました。その影響で仕事の量が増え、アドバイスをしてくれる先輩もいないし、孤立と不安のなかで、いろいろな声が聞こえてくるようになりました。両親は「空耳だ」と言いましたが、私にははっきり声が聞こえました。その後、暴れたりして、両親と弟に精神科の病院につれて行かれて、三か月入院しました。統合失調症でした。それが一年前です。今は薬もきちんとのみ、ピア仲間で一〇時から三時までアルバイトをしています。病気のことを伝えてあるので、気が楽です。さて、今回ご相談をしたいことは、今後のことなのです。「この病気は薬をのまなくなると再発してしまいます。病気とうまくつきあいながら暮らしてください」と、主治医から言われました。この「病気とつきあう」という感覚がよくわからないのです。病院のワーカーさんからは、「生活をしながら様子をみて、自分の病気の特徴を知ることです」と言われました。皆さんはどう病気とつきあっているのでしょうか。教えてください。
【先輩ピアの実践知見】: サインを読み取る (当事者・寄稿者(茨城県)
病気とつき合う…。わかるようでわかりにくい表現ですよね。私も統合失調症患者の一人として、こう言われてずいぶん悩みましたが、こう言い換えたらどうでしょう?「統合失調症という『子供』とつき合う」ごぞんじかもしれませんが、統合失調症というのは慢性疾患です。ですが今は、いい薬がたくさんできて、症状をおさえたり、減らすことはできます。話が若干それましたね。本題に戻ります。統合失調症を子供にたとえてみるとどうでしょう? 子供も、普段しつけていればおとなしくしています。同じように病気も、普段薬さえのんでいれば、落ち着いて過ごせます。でも、ときに子供はだだをこねたり、泣いたりする。同じように病気も、ある日突然調子が悪くなり、イライラしたりうつっぽくなったりします。こういうときは、子供をおもちゃであやすように、病気も薬を使って症状を改善させていく。そうやって、また元気になっていく。「病気」としてとらえるとわかりにくいけれど、子供と置きかえると、人間関係と接点が見えて、わかりやすくないですか?ただ、誤解して頂きたくないのは、これはあくまでもたとえであって、子供への差別ではないということ。そして、統合失調症という病気は、決して生きていく上で足かせにはならないということです。病気でいる状態が長くなればなるほど、「ああ、今日は何となく調子がいいな」とか「今日はもうダメだ」などといった体からのサインに気づいてくるはずです。私も統合失調症歴六年くらいになりますが、結構わかるものですよ。そういうとき、特に悪くなったときは、頓服をのんで早めに寝たりしています。こういう「体からのサイン」を読み取ることも、「病気とつき合う」上で大事なことなのではないでしょうか?病気だからと身構えず、一緒に長い人生を、子供のように手をつなぎ、歩んでいこうとする姿勢こそが、病気とつき合うことだと思いますよ。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
(質問) 極端な両親に困っています。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、一年ほど前に統合失調症と診断された、高校二年生の女子です。私の悩みは両親があまりにも極端なことを言い出して実行してしまいそうなことです。以前、薬ものむべきではないと両親共々言っていました。私も薬はのみたくないのですが、極端な両親への変な反発なのか、逆に薬はのまなくてはいけないと思うようになりました。その後で、両親もいろいろと調べて、薬は必要らしいね、ということになり、何も言わなくなりました。今の悩みは、両親が引っ越しを考えていることです。「統合失調症の原因はストレスだ!、都会はストレスが多いなかいから、田舎の空気のいい所に住もう」と言うのです。父親はけっこう有名な画家で、母親はイラストレーターです。仕事はどこでもできるということもあって、気軽に引っ越しだとか言うのです。「どんな田舎にも病気の人はいるはずだ」と両親に言っても「都会はもっと病気によくないのだ!」と言うばかりです。今の私は、学校でいじわるをされたりすることもあって、あまり好きではないし、行きたくもありません。でも、引っ越せば病気がよくなるとは思えないし、私は都会のほうが好きなので、逆にストレスになると思うんです。だから引っ越しはいやです。ちなみに最近父親と母親が家に飾るために合作して描いた絵は、どこかの島の絵で、ラテン語のタイトルで、日本語に訳すと「希望」という題名がついていました。こんな極端な両親になんて言えばいいでしょうか?
【先輩ピアの実践知見】: 発病期の家族の困惑なのでは? (当事者・寄稿者(兵庫県)
厄介な病とご両親との葛藤、たいへんな日々と察します。統合失調症についてもう少し勉強をすれば、ストレスが原因との決めつけ方がおかしいと気づくはずだし、何より田舎暮らしが逆にあなたに苦手なことを理解してほしいですね。息子の発病のとき、私も転居を考えたこともありますが、それから十数年、今はパソコンの世界で安らぎを得ています。人それぞれの病の状態、趣味や考え方があるから親も子どもの生き方を決められません。あなたが落ち着くことがなんであるかを見つけて、親に支援してもらうことが大事です。息子の病をきっかけに家族会役員になり、研修会等から少しずつ学んで、気長に家族があたたかく見守ることが何よりの薬だとわかってきました。文面での想像ですが、ご両親は画家らしい夢を持って心配されているようで、極端な親というより発病期の家族の困惑など、よくあることのようです。主治医にあなたの想いを伝え、両親とともに相談されたらどうでしょうか。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
(質問) 極端な両親に困っています。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、一年ほど前に統合失調症と診断された、高校二年生の女子です。私の悩みは両親があまりにも極端なことを言い出して実行してしまいそうなことです。以前、薬ものむべきではないと両親共々言っていました。私も薬はのみたくないのですが、極端な両親への変な反発なのか、逆に薬はのまなくてはいけないと思うようになりました。その後で、両親もいろいろと調べて、薬は必要らしいね、ということになり、何も言わなくなりました。今の悩みは、両親が引っ越しを考えていることです。「統合失調症の原因はストレスだ!、都会はストレスが多いなかいから、田舎の空気のいい所に住もう」と言うのです。父親はけっこう有名な画家で、母親はイラストレーターです。仕事はどこでもできるということもあって、気軽に引っ越しだとか言うのです。「どんな田舎にも病気の人はいるはずだ」と両親に言っても「都会はもっと病気によくないのだ!」と言うばかりです。今の私は、学校でいじわるをされたりすることもあって、あまり好きではないし、行きたくもありません。でも、引っ越せば病気がよくなるとは思えないし、私は都会のほうが好きなので、逆にストレスになると思うんです。だから引っ越しはいやです。ちなみに最近父親と母親が家に飾るために合作して描いた絵は、どこかの島の絵で、ラテン語のタイトルで、日本語に訳すと「希望」という題名がついていました。こんな極端な両親になんて言えばいいでしょうか?
【先輩ピアの実践知見】: 都会のメリットを自分の言葉で (当事者・寄稿者(東京都)
質問者様は、ずっとご両親にふりまわされて、生きてこられたのでしょうか。文章からそう感じ、さぞかしたいへんだったろうなと思います。そこで、提案があります。ご両親に困った面があるということと、ご自身が病気で引っ越しさせられるかもしれないということ、それぞれを分けて考えてみてはどうでしょうか。ご両親に対し、複雑な気持ちを持っているかもしれません。でも、正直申し上げますと、ご両親はご両親。あなたはご両親ではありません。あなたは一人の立派な人間であり、ご両親の一部ではなく、同じように考えなければならないなんてこともありません。あなたはまだ未成年ではありますが、高校生ですので、自分で考えて主張することのできる歳だと思います。なかなか決定権は握れないでしょうが、ただ反発するだけでは、ご両親の心は動かせないと思います。病気なのはご自身であり、自分はふりまわされたくない、自分は都会のほうが合っている、都会のメリットなどを、きちんと向き合って、ご自身の言葉で、ご両親にもわかるように説明なさってみてはどうでしょうか。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
(質問) 極端な両親に困っています。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、一年ほど前に統合失調症と診断された、高校二年生の女子です。私の悩みは両親があまりにも極端なことを言い出して実行してしまいそうなことです。以前、薬ものむべきではないと両親共々言っていました。私も薬はのみたくないのですが、極端な両親への変な反発なのか、逆に薬はのまなくてはいけないと思うようになりました。その後で、両親もいろいろと調べて、薬は必要らしいね、ということになり、何も言わなくなりました。今の悩みは、両親が引っ越しを考えていることです。「統合失調症の原因はストレスだ!、都会はストレスが多いなかいから、田舎の空気のいい所に住もう」と言うのです。父親はけっこう有名な画家で、母親はイラストレーターです。仕事はどこでもできるということもあって、気軽に引っ越しだとか言うのです。「どんな田舎にも病気の人はいるはずだ」と両親に言っても「都会はもっと病気によくないのだ!」と言うばかりです。今の私は、学校でいじわるをされたりすることもあって、あまり好きではないし、行きたくもありません。でも、引っ越せば病気がよくなるとは思えないし、私は都会のほうが好きなので、逆にストレスになると思うんです。だから引っ越しはいやです。ちなみに最近父親と母親が家に飾るために合作して描いた絵は、どこかの島の絵で、ラテン語のタイトルで、日本語に訳すと「希望」という題名がついていました。こんな極端な両親になんて言えばいいでしょうか?
【先輩ピアの実践知見】: 誰かに間に入ってもらう (当事者・寄稿者(埼玉県)
お気持ちよくわかります。私の両親も極端な考え方をするほうでした。私は、パートでもいいから働くことに慣れたいという気持ちだったのですが、親はあくまで正社員にこだわり、いつも考え方で衝突して、よけいに調子が悪くなっていました。私の解決法は、通院のときに主治医と話しをしてもらうことでした。直接的にはうまくいかなくても、誰かに間に入ってもらえるとうまくいくこともありますよ。後は、自分を理解してくれる親戚の人に相談したりもしました。だから、決してあきらめることはないと思います。引っ越しのことも主治医などに相談し、間に入ってもらって一緒に話し合ってもらってはどうでしょうか。きっと道は開けてくると思います。自分の一番望んでいることをやっていくことはよいことだと思いますよ。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
(質問) 極端な両親に困っています。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、一年ほど前に統合失調症と診断された、高校二年生の女子です。私の悩みは両親があまりにも極端なことを言い出して実行してしまいそうなことです。以前、薬ものむべきではないと両親共々言っていました。私も薬はのみたくないのですが、極端な両親への変な反発なのか、逆に薬はのまなくてはいけないと思うようになりました。その後で、両親もいろいろと調べて、薬は必要らしいね、ということになり、何も言わなくなりました。今の悩みは、両親が引っ越しを考えていることです。「統合失調症の原因はストレスだ!、都会はストレスが多いなかいから、田舎の空気のいい所に住もう」と言うのです。父親はけっこう有名な画家で、母親はイラストレーターです。仕事はどこでもできるということもあって、気軽に引っ越しだとか言うのです。「どんな田舎にも病気の人はいるはずだ」と両親に言っても「都会はもっと病気によくないのだ!」と言うばかりです。今の私は、学校でいじわるをされたりすることもあって、あまり好きではないし、行きたくもありません。でも、引っ越せば病気がよくなるとは思えないし、私は都会のほうが好きなので、逆にストレスになると思うんです。だから引っ越しはいやです。ちなみに最近父親と母親が家に飾るために合作して描いた絵は、どこかの島の絵で、ラテン語のタイトルで、日本語に訳すと「希望」という題名がついていました。こんな極端な両親になんて言えばいいでしょうか?
【先輩ピアの実践知見】: 反発でない自己主張で (当事者・寄稿者(茨城県)
私も高校生で発病し、文学青年だった父の見当違いな理解に苦労しました。発病して間もないうえ、高校生であればなおさら今後が不安かと思います。ご両親はピア仲間が大好きで、何かしたい気持ちが人一倍強い方なのではないでしょうか。大切なのはピア仲間がどのような未来を思い描くかですよね。極端な言動にふりまわされて、ご両親を恨んだりすることは避けてほしいなとも思います。都会のほうが好きなら、その気持ちをいろいろな角度から伝えてみてはどうでしょう。面と向かうとむずかしいなら、手紙やメモ、メール等。または共通の知人を通して、主治医や親戚などの協力も期待できます。「引越しはいや」でなく「都会のほうが好き」だと伝えるのもポイントです。反発でない、自己主張の方法が見つかるといいと思うのですが。私の親子関係は、私が苦しいなりに前向きに自分の治療に取り組み始めてからぐっとよくなりました。今では両親は強力な味方です。ピア仲間が「こんな親じゃダメだ!」や「私ってなんて不幸なの」でなく「困っちゃったな、うちの親」的なスタンスで悩んでいるのが、すごくいいなと思いました。これからもそんな立ち位置をキープしてほしいと思います。
【モデル③ 外付け認知・環境委託型】
【知の補装具】(欠損した認次的エネルギーを外付けの仕組みや道具で補填する)
母親の長話から逃れたい。
【当事者の苦悩・相談文脈】
44歳の男性で、うつ病を患っています。20代で1人暮らしを始めましたが、5年前にうつ病となり、なかなか回復せず昨年実家に戻りました。今は高齢の両親と3人で暮らしています。私の母親は何事につけても不安を感じるタイプです。田舎の特徴としてご近所の人間関係はかなり濃厚で、それによるトラブルも年がら年中発生しています。母親はそうした人間関係に常に巻きこまれ、そのたびに不安感が募り、私にグチや気にかけていることを長時間話します。 いつ終わるのかわからないほど長々と話をして,私は疲れ切ってしまいます。私に話しても解決しないのに、誰かに聞いてもらいたいみたいです。外では話せないから、家の誰かに聞いてもらうしかないと本人も言います。私はこれがつらくてつらくて仕方がありません。朝から晩まで明るい話題はなく、近所のもめごとから人間関係の面倒な話をあれこれと聞かされます。父親は一切話を聞きませんから、私にばかり話します。私がいなかったときはどうしていたのかと思います。とにかく、私は具合が悪いのに、母の話を聞くとさらに落ちこみます。経済的な問題もあり、しばらくは、家を出られそうにありません。また、家にいる以上、母親の話から逃れることはできません。長々と話し続ける母親の話をどうやったら短く切り上げられるか、皆さまの知恵をお借しください。
【先輩ピアの実践知見】: 正直に伝えてみたら(東京都) 当事者・寄稿者 (先輩ピア)
さぞつらかったでしょう。自分のことだけでもたいへんなのに,がんばっていたあなたは、とてもやさしい人なんですね。でも人のことより、まず自分のことだと思うのです。自分を守ることも必要だと思うのです。お母さんに「話を聞いてあげたいのだけれど、自分のことで精一杯で聞くのがつらい」と正直に伝えてみたらどうでしょうか?お母さんはあなたが元気でいることがきっと一番うれしいはずです。お家にいるときはゆっくり休めるといいですね。お母さんとは,二人で買い物に出たりとか、お互いに気分転換ができるときもあると思います。また、あなたの家のほうにある地域生活支援センターの相談電話や保健所などに相談したらどうでしょうか?もちろんお母さんにそういうところがあり、家族でも相談できることを教えてあげるのもいいと思います。まず自分のこと、自分のことです。そうすればあなたとお母さんとの間にほどよい距離ができると思います。あなたも生活しやすいはずです。距離が近すぎるのはつらいですよね?いつかあなたがお家を離れたとき、もっとお母さんといい関係を築けるはずです。私もそんなときがありました。若い頃、両親と一緒に暮らしていて母と距離が近すぎるのに悩みました。だんだん自分が回復して関係も少しずつ改善され、今は別に暮らしていますが、2日に1度くらい電話をし、心配しあい、ほどよいいい関係を保っています。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
母親の長話から逃れたい。
【当事者の苦悩・相談文脈】
44歳の男性で、うつ病を患っています。20代で1人暮らしを始めましたが、5年前にうつ病となり、なかなか回復せず昨年実家に戻りました。今は高齢の両親と3人で暮らしています。私の母親は何事につけても不安を感じるタイプです。田舎の特徴としてご近所の人間関係はかなり濃厚で、それによるトラブルも年がら年中発生しています。母親はそうした人間関係に常に巻きこまれ、そのたびに不安感が募り、私にグチや気にかけていることを長時間話します。 いつ終わるのかわからないほど長々と話をして,私は疲れ切ってしまいます。私に話しても解決しないのに、誰かに聞いてもらいたいみたいです。外では話せないから、家の誰かに聞いてもらうしかないと本人も言います。私はこれがつらくてつらくて仕方がありません。朝から晩まで明るい話題はなく、近所のもめごとから人間関係の面倒な話をあれこれと聞かされます。父親は一切話を聞きませんから、私にばかり話します。私がいなかったときはどうしていたのかと思います。とにかく、私は具合が悪いのに、母の話を聞くとさらに落ちこみます。経済的な問題もあり、しばらくは、家を出られそうにありません。また、家にいる以上、母親の話から逃れることはできません。長々と話し続ける母親の話をどうやったら短く切り上げられるか、皆さまの知恵をお借しください。
【先輩ピアの実践知見】: 逆の発想は?(千葉県) 当事者・寄稿者 (先輩ピア)
私も親と同居していたときに、母親のグチや父親の酔っ払い話にさんざんつきあわされました。私は聴くのがそんなに苦ではなく、「へー、そうなんだ」と相槌を打っては傾聴していました。 なぜできたかというと、昔老人ホームで働いていた経験があるからです。認知症の方は同じ話を何回でもされます。それを、またかと聞き流したり、否定したりせず、今初めて聴いたように新鮮な気持ちで聴くのがプロだと先輩に教わりました。「その思い出が大事だから何度も話すのだから、何度でも聴きましょう」ということでした。 私はお年寄りの話は含蓄があり、ドラマがあり、すごく聴いていて楽しかったです。ピア仲間は、いかに逃れるか切り上げるかという方向ですが、逆の発想で、お母さんの会話を一方通行にせず会話にして楽しんではいかがでしょうか?「それはどういう意味?」とか心を開いた踏みこんだ質問をしてみてはいかがでしょうか?一方的な受け身ではなく、お互いに紡ぎあう実りのある会話に持っていけたら、その時間を楽しめるのではないでしょうか?
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
母親の長話から逃れたい。
【当事者の苦悩・相談文脈】
44歳の男性で、うつ病を患っています。20代で1人暮らしを始めましたが、5年前にうつ病となり、なかなか回復せず昨年実家に戻りました。今は高齢の両親と3人で暮らしています。私の母親は何事につけても不安を感じるタイプです。田舎の特徴としてご近所の人間関係はかなり濃厚で、それによるトラブルも年がら年中発生しています。母親はそうした人間関係に常に巻きこまれ、そのたびに不安感が募り、私にグチや気にかけていることを長時間話します。 いつ終わるのかわからないほど長々と話をして,私は疲れ切ってしまいます。私に話しても解決しないのに、誰かに聞いてもらいたいみたいです。外では話せないから、家の誰かに聞いてもらうしかないと本人も言います。私はこれがつらくてつらくて仕方がありません。朝から晩まで明るい話題はなく、近所のもめごとから人間関係の面倒な話をあれこれと聞かされます。父親は一切話を聞きませんから、私にばかり話します。私がいなかったときはどうしていたのかと思います。とにかく、私は具合が悪いのに、母の話を聞くとさらに落ちこみます。経済的な問題もあり、しばらくは、家を出られそうにありません。また、家にいる以上、母親の話から逃れることはできません。長々と話し続ける母親の話をどうやったら短く切り上げられるか、皆さまの知恵をお借しください。
【先輩ピアの実践知見】: 今は数分ですむように(長野県) 当事者・寄稿者 (先輩ピア)
自分と似た状況かなと思いました。自分は30歳くらいで実家の環境に耐えかねて家を出て、20年ほど県外で働いていました。 しかし5年前にうつ病になり、会社の仕事のペース(残業が月に160時間)についていけなくなってリストラ、また実家へ戻り、グチを聞かされる毎日になってしまいました。 父親は若干痴呆があり、話すとさらにストレスが増えるからと、その分まで上乗せして自分へあたってくるので途方に暮れましたが、ある日「これでは症状が悪化するから」ときっぱりと釘を刺しました。実際、一人暮らし当時はありとあらゆることを一人でこなして、クローズドで働いて手帳2級だったのが、実家に戻ってからは、ひきこもりの手帳1級になりましたから。もちろん、そのときはすさまじいケンカになりましたが、半日くらい放置してアタマを冷やしてもらったら、傍から見た自分の症状からも心あたりがあったのかどうか、際限ない長話は減りました。ただ、あいかわらずマイナス思考でモノを言うので、たとえば昼食や晩飯を何にしようかといった他愛もない会話ですら陰気で、「金がないのにどうしたらいいやら」とか「献立を考えるのも面倒、つくるのはもっと面倒」などと不平を聞かされています。それでも、今まで一日中延々とそんなことを言われ続けたのが、今はその数分をがまんすればすむようになったので、思い切って真正面から話をしてみてはどうでしょうか。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
母親の長話から逃れたい。
【当事者の苦悩・相談文脈】
44歳の男性で、うつ病を患っています。20代で1人暮らしを始めましたが、5年前にうつ病となり、なかなか回復せず昨年実家に戻りました。今は高齢の両親と3人で暮らしています。私の母親は何事につけても不安を感じるタイプです。田舎の特徴としてご近所の人間関係はかなり濃厚で、それによるトラブルも年がら年中発生しています。母親はそうした人間関係に常に巻きこまれ、そのたびに不安感が募り、私にグチや気にかけていることを長時間話します。 いつ終わるのかわからないほど長々と話をして,私は疲れ切ってしまいます。私に話しても解決しないのに、誰かに聞いてもらいたいみたいです。外では話せないから、家の誰かに聞いてもらうしかないと本人も言います。私はこれがつらくてつらくて仕方がありません。朝から晩まで明るい話題はなく、近所のもめごとから人間関係の面倒な話をあれこれと聞かされます。父親は一切話を聞きませんから、私にばかり話します。私がいなかったときはどうしていたのかと思います。とにかく、私は具合が悪いのに、母の話を聞くとさらに落ちこみます。経済的な問題もあり、しばらくは、家を出られそうにありません。また、家にいる以上、母親の話から逃れることはできません。長々と話し続ける母親の話をどうやったら短く切り上げられるか、皆さまの知恵をお借しください。
【先輩ピアの実践知見】: 主治医から説明してもらう(東京都) 当事者・寄稿者 (先輩ピア)
私は統合失調症の40代女性で一人暮らしです。うつ病の薬をのんでいたこともあります。お母さまの長話わかります。お母さまも、ピア仲間に話しても解決しないとわかっていながら話さずにはいられない気持ちなのだと思います。私自身も長話ですが、話したいときは、主治医、支援センター、役所の障がい福祉、保健所などに電話しています。病気に理解のある友人にはメールしています。メールの返信は相手の都合を考え、急ぎません。私の母も長話です。幸い兄弟夫婦と同居しており、お稽古事の友人もいることから話し相手はいるようです。しかし、病気の私との話し方は、発病当初は病気に対する知識や理解がないためとても疲れました。田舎なので患者家族会もなく、主治医が電話で私の病気について説明してくれました。母は、家庭用の医学書から読み始め、遠くの大きい図書館に行って医学書を読んでくれました。しかし、うつ病のことに関しては理解がむずかしかったようです。お母さまの長話ですが、具合が悪くてずっと聴いているのはつらいことを話していますか?聴き続けるのはつらいことを話してみてはいかがでしょう?「そろそろつらいから、話さないで」と伝えることも大事だと思います。また、うつ病のことを主治医から説明してもらえないでしょうか?一緒に病院へ行くか、電話で主治医から説明してもらうとよいと思います。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
母親の長話から逃れたい。
【当事者の苦悩・相談文脈】
44歳の男性で、うつ病を患っています。20代で1人暮らしを始めましたが、5年前にうつ病となり、なかなか回復せず昨年実家に戻りました。今は高齢の両親と3人で暮らしています。私の母親は何事につけても不安を感じるタイプです。田舎の特徴としてご近所の人間関係はかなり濃厚で、それによるトラブルも年がら年中発生しています。母親はそうした人間関係に常に巻きこまれ、そのたびに不安感が募り、私にグチや気にかけていることを長時間話します。 いつ終わるのかわからないほど長々と話をして,私は疲れ切ってしまいます。私に話しても解決しないのに、誰かに聞いてもらいたいみたいです。外では話せないから、家の誰かに聞いてもらうしかないと本人も言います。私はこれがつらくてつらくて仕方がありません。朝から晩まで明るい話題はなく、近所のもめごとから人間関係の面倒な話をあれこれと聞かされます。父親は一切話を聞きませんから、私にばかり話します。私がいなかったときはどうしていたのかと思います。とにかく、私は具合が悪いのに、母の話を聞くとさらに落ちこみます。経済的な問題もあり、しばらくは、家を出られそうにありません。また、家にいる以上、母親の話から逃れることはできません。長々と話し続ける母親の話をどうやったら短く切り上げられるか、皆さまの知恵をお借しください。
【先輩ピアの実践知見】: 心理的・物理的な距離をとる(岡山県) 当事者・寄稿者 (先輩ピア)
私も母の話を聞かされて迷惑してきました。対策は距離をとること。心理的な距離をとる、物理的な距離をとる。たとえば母のいる時間帯は耳栓をしておいて、話を聞かない。毅然とした態度で!(ただ、反撃が予想されるため、ごみ捨てと買い物はするとか、何か家の役に立つことをしてください)。次は、主治医と相談して母に話をしてもらい一緒に対策を考える。たとえば一家で引っ越すとか、母に趣味を持ってもらい外出するように仕向けるとか、自分が散歩するなり、家の外周の補修などで外に出る。とにかく長い時間一緒にいないことです。よく眠れるように薬をもらって活用しましょう。長話したくても、相手が寝てしまえば仕方なく自室に戻るでしょうから。そしてご自身もたくさん趣味を持ち、母のことが気にならないくらい没頭することです。読書なら図書館にお弁当持参で1日いてもいいですね。庭があるなら、菜園をつくればとれたての野菜が食べられますよ。でも、会話は生きているときにしかできないので、父母の生きている間に話をしたいこと、聞きたいことをリストアップして会話しておきましょう。今年母が亡くなりました。私の場合後悔はありません。母の希望もできるだけ叶えてきましたから。なお、親の身体の自由がきかなくなったら、医師や福祉事務所やケアマネさんやピア仲間に相談しながら父母の希望にできるだけ沿って自分のできるだけのことをしておくと、親孝行になり自分自身後悔はないですよ。一人で悩まずに,周囲の人や友達や専門家などに相談して自分にストレスがかからないようにしましょう。自分をいたわって大切にしてください。 ※「こころの元気+」2016年1月号(107号)より○おこまりですか?へ戻る○ネット特集「親子関係」へ戻る
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
母の生き甲斐にとまどいます。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、40歳になる女性です。10年来うつ病でつらい思いをしています。父は他界し、母親と2人で暮らしています。私の悩みは、母が私の面倒を見ることを生き甲斐にしていることに気がついてしまったことです。たしかに私は働くこともできません。寝ていることが多いです。家にいれば、母がすべてを整えてくれます。だから、衣食住の心配はまったくありません。しかし、それは、「現在」の問題でしかないのです。これではいけない、自立しなくてはと思い始めました。「障害年金をもらってひとり暮らしをしてみたい」と母に話したところ、喜ぶと思いきや、意外にも母は泣き出してしまいました。よくよく話し合っているうちに、母は、どうやら私の面倒を見ることが自分の役割だと感じるようになり、それが生き甲斐になっているようなのです。そのことに気がつき、「お母ちゃんに申し訳ないなあ」という思いが募ってしまいました。それで、「私のことばかりに気をつかわないで、お母ちゃんも楽しんでほしい」と言うと、「あんたが苦しんでるのに、そんなことできない」と言うばかりです。病気のわが子を思う母の愛情はありがたいのですが、何かこの関係は悪循環のような気がしてしまいます。母のためにも、今のままがよいのか、それともこうした関係を変えたほうがよいのかわからなくなってしまいます。
【先輩ピアの実践知見】: 子どもの行動が私を変えました (当事者・寄稿者(東京都)
私も同じ母親の立場なので、あなたのお母さんの気持ちがよくわかります。私は120歳まで生きて娘を看取ってから死にたいと思っていました。それが無理ならせめて100歳まで生きて「一緒に死のうね」と言っては、娘に「いやだよ」と呆れ顔で拒否されていました。過去形なのは、私が「親のしてあげることには限界がある」と気づいたからです。どんなにがんばっても親は先にいなくなります。子どものためにすることは、子どもの面倒を見続けることではなく、子どもを親以外の人間とつなげておくことだと気づいたんです。この場合の人間とは、医療、福祉行政、そして子どもと同じような病気の仲間たちです。私の気持ちが変わったきっかけは、子どもの言葉や態度からでしたよ。あなたと同じように、「自分の楽しみはないの?」とか、「普通の親は、友達と旅行や食事をしているのに、毎日子どもの病気とつきあってばかりじゃだめだよ」と語りかける娘の言葉を、初めは拒絶されていると感じて悲しかったのですが、自分のことは自分でやろうとし始めた娘の行動を見守るうちに、私の肩の力が抜けていきました。一時はさびしいけれど、がんばろうとしている子どもの姿は必ずお母さんの心を動かすと思います。「何が子どもにとって最良なのか」どの親たちもそればかり考えているのですから。あなたの場合、まずは体調のよいときに1人で近くの保健所を訪れて、地域のピア仲間に相談することから始めたらいかがでしょうか。いきなりひとり暮らしではなく、まずは障害基礎年金をもらうべきかと思います。わが家も、地域担当のピア仲間には親子で本当にお世話になっています。お母さんが老いていく前に、ゆっくりでいいから、あなた自身の行動でお母さんを安心させてあげたらいかがでしょうか。ちょっとがんばって一歩踏み出すことで取り巻く景色が変わり、流れはよい方向に動き出すはずですよ。だいじょうぶ、あせることはないから、お母さんのためにも自立への道を歩き出してみてください。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
母の生き甲斐にとまどいます。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、40歳になる女性です。10年来うつ病でつらい思いをしています。父は他界し、母親と2人で暮らしています。私の悩みは、母が私の面倒を見ることを生き甲斐にしていることに気がついてしまったことです。たしかに私は働くこともできません。寝ていることが多いです。家にいれば、母がすべてを整えてくれます。だから、衣食住の心配はまったくありません。しかし、それは、「現在」の問題でしかないのです。これではいけない、自立しなくてはと思い始めました。「障害年金をもらってひとり暮らしをしてみたい」と母に話したところ、喜ぶと思いきや、意外にも母は泣き出してしまいました。よくよく話し合っているうちに、母は、どうやら私の面倒を見ることが自分の役割だと感じるようになり、それが生き甲斐になっているようなのです。そのことに気がつき、「お母ちゃんに申し訳ないなあ」という思いが募ってしまいました。それで、「私のことばかりに気をつかわないで、お母ちゃんも楽しんでほしい」と言うと、「あんたが苦しんでるのに、そんなことできない」と言うばかりです。病気のわが子を思う母の愛情はありがたいのですが、何かこの関係は悪循環のような気がしてしまいます。母のためにも、今のままがよいのか、それともこうした関係を変えたほうがよいのかわからなくなってしまいます。
【先輩ピアの実践知見】: 自分のために (当事者・寄稿者(長崎県)
私は45歳で、統合失調症もしくは躁うつ病と診断されて、20年くらい働いたり、働けなかったりして、今はアルバイトをしています。私には兄妹がいますが、それぞれ結婚して独立しており、現在80代の父と70代の母との3人暮らしです。私の母も、私の病気のことでとても苦しんできました。私は死んでしまいたいと思った時期が何度もありました。私が受診したある日、帰りがけにも「死にたい」と私がもらすと、それを聞いた母は病院まで引き返しました。そして、ドクターと何か話をしていました。その日から、母はテレビで時代劇や野球を楽しんだり、ときどき映画を観たり、好きなことをするようになりました。ある日、「私がこんなに苦しんでいるのによくテレビとか見ていられるね」と言うと、母は打ち明けくれました。それは、あの担当医師に母も「死にます」と訴え、「あなたが死んだら娘さんはどうなるのですか」と叱咤されたらしいのです。もし、ピア仲間がお母さまに自分の人生を大事にしてほしいと思うのであれば、自分のためにそうしてほしいと伝えるのはいかがでしょうか。ドクターに相談して、ドクターから話してもらうのも手だと思います。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
暴力的な父親の介護と私の自立について。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、躁うつ病(双極性障害)、解離性障害をもつ43歳の女性です。 私は、小さい頃から父親の暴力におびえていました。「働いて、車の免許をとれば父もやさしくなるのかな?」と思いましたが、少しでも口答えすると、父は「逆らうな」と私をどなるし、けっとばします。そんな、私に暴力をふるってばかりいた父も、10年ほど前から心臓の病気で働けなくなりました。また、叔父(父の弟)が亡くなって、笑顔が少なくなり、ずっと寝てばかりいるため、生活習慣病になってしまいました。一緒に住む者として父を心配し、病院に連れて行っても、納得いく治療を受けられないと私にやつあたりします。食事のときに普通のコミュニケーションのつもりで「塩かけすぎ」と言っても、「うるせえ!」と逆切れされてしまいます。もう、家の中がまるでハチの巣をつついたような状態です。父親といると具合が悪くなってしまうので、私は母親に「疲れた。家を出たい」と、しばしば話します。父親は、デイサービスも、ケアマネージャーも大きらいです。 これから父に介護が必要になったら、誰に頼ればよいのでしょうか。そして、私はこのまま自立をしてよいのか迷っています。
【先輩ピアの実践知見】: その気になれば (当事者・寄稿者(静岡県)
こんにちは。私もピア仲間と同じく独身の43歳の女性です。私も、今現在は両親と3人で暮らしていますが、いずれひとり暮らしをと思っています。ごピア仲間は、小さい頃から父親との関係でつらい思いをたくさんされてこられたのですね。それでも現在も父親に気をつかい続けられている、立派なことだと思います。私は、ピア仲間も、もう自立した生活をしてもいいのではないかと思います。ピア仲間の病気のためにも、もう少し自由な環境で生活したほうがいいように思いますし、お父さんも、もっとまわりを見るべきではないかと思います。一読させていただいた限りでは、お父さんはわがままを言って甘えているように思えます。その気になれば、ホームヘルプサービスなど利用できるサービスはいくつもあると思います。人間は、歳をとると、どんどん頑固になっていきます。荒療治をするのは早いほうがいいと思います。まず、ピア仲間が独立した生活を始める、そしてお父さんが公的なサービスを受けることを提案いたします。 (※全国の地域包括支援センターの一覧は→コチラから) たしかに第三者はきびしいことを言うと思います。けれどそれは公平な意見ではないかと思います。新たな生活を始めるにあたっては、お父さんがいろいろと言うかもしれませんが、これもケアマネージャーさんなどに入ってもらい、うまく事が運べるよう根回しをしておきましょう。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
暴力的な父親の介護と私の自立について。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、躁うつ病(双極性障害)、解離性障害をもつ43歳の女性です。 私は、小さい頃から父親の暴力におびえていました。「働いて、車の免許をとれば父もやさしくなるのかな?」と思いましたが、少しでも口答えすると、父は「逆らうな」と私をどなるし、けっとばします。そんな、私に暴力をふるってばかりいた父も、10年ほど前から心臓の病気で働けなくなりました。また、叔父(父の弟)が亡くなって、笑顔が少なくなり、ずっと寝てばかりいるため、生活習慣病になってしまいました。一緒に住む者として父を心配し、病院に連れて行っても、納得いく治療を受けられないと私にやつあたりします。食事のときに普通のコミュニケーションのつもりで「塩かけすぎ」と言っても、「うるせえ!」と逆切れされてしまいます。もう、家の中がまるでハチの巣をつついたような状態です。父親といると具合が悪くなってしまうので、私は母親に「疲れた。家を出たい」と、しばしば話します。父親は、デイサービスも、ケアマネージャーも大きらいです。 これから父に介護が必要になったら、誰に頼ればよいのでしょうか。そして、私はこのまま自立をしてよいのか迷っています。
【先輩ピアの実践知見】: お父さんはさびしいのでは? (当事者・寄稿者(大阪府)
お父さんの心情を想像してみると、たぶんすごくさびしいのではないでしょうか?私は一昨年、父を胃ガンで亡くしました。病院に入院してからは、母が身の回りの世話をしましたが、私は面会にも出かけませんでした。父の最期になっても会話もあまりしませんでした。しかし、父が死んでから半年ぐらい経つと、はげしく後悔の念に苛まれました。お父さんの暴力については話がややこしくなるので、とりあえず横に置いておきます。また介護サービスについても、あえてスルーします。家族が介護できなくなれば選択の余地がなくなり、介護保険のサービスを利用するしかないからです。質問内容を読むと、とりあえずひとり暮らしが目標なのでしょうが、親の介護と自立はまったく別の問題だと思います。介護をしていても精神的に独立することはできるのではないでしょうか。今回の「おこまりですか?」コーナーの質問内容を読んで、一冊の書物を思い出しました。それは田口ランディさんの『パピヨン死と看取りへの旅』(角川文庫)という本です。ノンフィクションなのですが、精神科医であるエリザベス・キューブラー・ロスの言葉が引用され、死に逝く人を看取るとはどういうことなのか考えさせられました。看取りというできごとを経験することによって、自分自身もまた成長できるのだと思います。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
暴力的な父親の介護と私の自立について。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、躁うつ病(双極性障害)、解離性障害をもつ43歳の女性です。 私は、小さい頃から父親の暴力におびえていました。「働いて、車の免許をとれば父もやさしくなるのかな?」と思いましたが、少しでも口答えすると、父は「逆らうな」と私をどなるし、けっとばします。そんな、私に暴力をふるってばかりいた父も、10年ほど前から心臓の病気で働けなくなりました。また、叔父(父の弟)が亡くなって、笑顔が少なくなり、ずっと寝てばかりいるため、生活習慣病になってしまいました。一緒に住む者として父を心配し、病院に連れて行っても、納得いく治療を受けられないと私にやつあたりします。食事のときに普通のコミュニケーションのつもりで「塩かけすぎ」と言っても、「うるせえ!」と逆切れされてしまいます。もう、家の中がまるでハチの巣をつついたような状態です。父親といると具合が悪くなってしまうので、私は母親に「疲れた。家を出たい」と、しばしば話します。父親は、デイサービスも、ケアマネージャーも大きらいです。 これから父に介護が必要になったら、誰に頼ればよいのでしょうか。そして、私はこのまま自立をしてよいのか迷っています。
【先輩ピアの実践知見】: 接し方を変えてみては? (当事者・寄稿者(千葉県)
結論から言いますと、質問者さまの人生は質問者さまのものでありますので、自立しようと思うのであれば自立したほうがいいと思います。幼少期からお父さまの暴力によってつらい人生だったということなので、この辺で、少しお父さまとは距離を置いたほうがよいのではないかと思います。ただ、お父さまとのコミュニケーション不全状態というのは、少しずつ改善していく必要があるかもしれません。気になるのは、口答えすると「逆らうな」という性格のお父さまに対して、コミュニケーションのつもりで「塩かけすぎ」というのは論理的に少し不自然だと思います。お父さまの逆ギレを誘っているようになってしまうのではないでしょうか。お父さまの性格を考えると、「塩かけすぎ」の一言が、指摘や注意と受け取られてしまう可能性が充分にあると思うのですが、いかがでしょう?お父さまを心配して何か一言声をかけるのであれば、「塩かけすぎ」と言うより、「体に悪いよ?」と言うほうが自然な気がします。家族なのに、なぜかギクシャクしてしまうのは、そういう細かいところなのかもしれません。これは、お父さまだけでなく、家族全体の問題だと思います。特効薬はないと思いますので、少しずつお父さまへの接し方を変えるなどの工夫をしてみてください。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
暴力的な父親の介護と私の自立について。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、躁うつ病(双極性障害)、解離性障害をもつ43歳の女性です。 私は、小さい頃から父親の暴力におびえていました。「働いて、車の免許をとれば父もやさしくなるのかな?」と思いましたが、少しでも口答えすると、父は「逆らうな」と私をどなるし、けっとばします。そんな、私に暴力をふるってばかりいた父も、10年ほど前から心臓の病気で働けなくなりました。また、叔父(父の弟)が亡くなって、笑顔が少なくなり、ずっと寝てばかりいるため、生活習慣病になってしまいました。一緒に住む者として父を心配し、病院に連れて行っても、納得いく治療を受けられないと私にやつあたりします。食事のときに普通のコミュニケーションのつもりで「塩かけすぎ」と言っても、「うるせえ!」と逆切れされてしまいます。もう、家の中がまるでハチの巣をつついたような状態です。父親といると具合が悪くなってしまうので、私は母親に「疲れた。家を出たい」と、しばしば話します。父親は、デイサービスも、ケアマネージャーも大きらいです。 これから父に介護が必要になったら、誰に頼ればよいのでしょうか。そして、私はこのまま自立をしてよいのか迷っています。
【先輩ピアの実践知見】: 他人のほうが (当事者・寄稿者(千葉県)
私はホームヘルパーをして、いろんな家庭に入り、家族の悩みも見てきました。現在は認知症のグループホームで、介護の仕事をしています。そのとき感じたのは、ごピア仲間は、第三者の私には、ごく普通にふるまわれて、ご家族にはつらくあたるという事実です。赤の他人には遠慮があるのか素直なのに、身内になると甘えがあったり、やつあたりをしてしまう。家族も元気だった頃を知っているから、きびしくリハビリを強いたり、毎日のことだから、イライラしたり、疲れ果てる。 かえって「第三者の雇われた他人が入ることで、両者が距離をとれてラクになれるのでは?」と思います。肉親や家族、近い人ほど距離が近すぎてうまくやれなかったり、関係がギクシャクすると私自身も感じます。 お母さんとピア仲間だけでかかえこまずに、思い切って他人にお父さんを委ねてみたら、いかがでしょうか?ハナから無理だろうと思いこんでいませんか?〝意外にうまくいくかも? です。やってみて、ダメなら別な手段を考える。やる前から諦めて自滅するのはよくないです。 家族だけで老後を介護するというのは、一見美しく見えますが、介護者の人生を台無しにするかもしれません。ピア仲間も、やりたいことはありませんか?自分の人生も大切にして、お父さんのために自分を犠牲にするのではなく、大きく社会に羽ばたいて、あなたらしく生きて、人生を楽しんでください。私も同じ43歳ですが、親を故郷に残して結婚して幸せをつかみました。親が、「老後は自分たちでなんとかする」と言ってくれたのが救いです。 「こころの元気+」2013年6月号(76号)「おこまりですか? では他の人に聞いてみましょう!」より ○ネット特集「親子関係」へ戻る○おこまりですか?へ戻る
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
逃げたいけど逃げられない。
【当事者の苦悩・相談文脈】
10年以上入退院をくり返していた女性です。離婚後、子どもと両親との生活が始まりました。両親は私の障害の受け入れも浅く、私へのグチも多くて逃げたい日々です。両親のグチに加え、子どもは思春期となり、暴力をふるわれる日々。3人の子どものうち2人は軽い障害があるるため、逃げたくても逃げられません。幸いにして、私の病気は悪くはならず維持している感じですが、貧血で、家でぐったりしていることもしばしばです。買い物は人の少ないときに、作業所の人につきそってもらっています。ヘルパーさんも週3回入ってもらい、すべておまかせです。その日暮らしのような、今日をただ精一杯生きるといった感じで、とても怖く、つらいです。つらいから生きるのもイヤ。逃げたくとも逃げられない。死ぬわけにもいかず,話す人は作業所のスタッフだけ。グチを聞いてもらうのです。友人はこんな話をわかってもらえず、悩み相談の人は事務的だし、そのたびに人が違って一から話さなければ…。 疲れました。私はどうしたらよいでしょうか。何かアドバイスをお願いいたします。
【先輩ピアの実践知見】: 悩みを整理(埼玉県) 当事者・寄稿者 (先輩ピア)
お悩み拝読させていただきました。切羽詰まっている状態なのが痛々しいほど伝わってきました。悩みを載せたのは第一歩だと思って間違いないです。皆さん誠心誠意答えを出してくれるはずです。あきらめないでください。さっそくですが、悩みを整理したいと思います。1.両親からの病気の理解がない2.子どものこと3.グチる相手がいない 1は一度病院にご両親を連れて行って、お医者様に説得していただいたらいかがでしょうか。病気のことが書いてある本を目のつくところに置いて読んでもらったり、時間をかけて向き合いましょう。2ですが、もう施設の力を借りないとだめだと思います。障害者施設がいっぱいでしたら、暴力をふるうお子さんだけでも早めに更生施設に入れるのが本当の愛ではないでしょうか。暴力がエスカレートして取り返しのつかない事態になる前に行動を起こすべきだと思います。一人でかかえこんでおられるようですが、どの問題も一人では解決できません。積極的にヘルプを出しましょう。ヘルプを出す人とグチを聞いてくれる人が一緒なのが効率的だと思います。3ですが、一度小さな個人病院のカウンセリングを試してみたらいかがでしょう。小さな病院だと異動もないし、ネットで調べればある程度の評判はわかると思います。小さな一歩でも進んでみてください。 みんなの意見(岐阜県) 当事者・寄稿者 デイケアのLTA(ライフテクニカルアドバイス)というプログラムで、この質問についてみんなの意見を聞いてみました。ここでは日常の困った場面やみんなに聞いてみたいことを話します。まず、Aさん「僕の場合は親に心療内科についていってもらい、先生から家族に病気のことを話してもらった。まずピア仲間の理解が必要なのではないでしょうか」Bさん「家の中で閉じこもらないこと。子どもさんの障害の程度はわからないが、一緒に遊園地に行くとか、気晴らしをしてください。僕の場合はデイケアに通うこと、ボランティアに行くことが気晴らしになりますね」Cさん「両親の受け入れがどうしてよくないのかをはっきりさせること。逃げよう逃げようとせず、環境を変えることが大切ではないでしょうか」Dさん「気分がめいっているときは、顔を洗ったり音楽を聞いたりするといいよ」Eさん「親に理解がないこと、子どもの問題は大きいですね。ピア仲間に精神障害者の親の会に出てもらうとか、子どもの障害も、そういう仲間と知り合うとかされたらどうかしら」スタッフ「この方は、作業所にも通い、ホームヘルパーさんに来てもらい、相談者にも相談して社会資源をフルに使っていますね。にもかかわらず現実から逃げたいけれど逃げられないと思っています。皆さんが言われるように、親の理解をしてもらうこと、子どもと楽しく過ごせる生活の工夫が大事かな」と言われました。 人生をもっと楽しんで(東京都) 当事者・寄稿者 人間は、誰しも幸福な人生をおくる権利を持っていると思います。ピア仲間も、楽しく豊かな生活ができるように考えてみてください。私は独身で一人暮らしですが、ときどきこのまま生きていてもあまりいいことはないと思うこともあります。私は、ヘルパーは入れられず、一人分ではありますが、食事、洗たく、掃除はしています。食事などは、一人はあまりおいしくなく、なるべく仲間と食べるようにしています。カフェでのお茶やプールの帰りの外食、ひと月に一度ぐらいの妹との実家での外泊と外食も楽しんでいます。経済的に許されるのなら、ピア仲間も、ぜひそういった息抜きをしてください。なお、貧血で寝ているのなら、主治医に相談して対策を講じてください。お子さんの暴力はいけないですね。保健所に連絡すると対応できる場所を教えてくれるかもしれません。それでも作業所に通われているとのこと、がんばっていらっしゃるのですね。作業所のスタッフにグチを言うのは普通のことだと思いますし、ヘルパーを週3回入れているのはいいことだと思います。たいへんな状況に置かれているのですから、できることはドンドン楽をしましょう。ご両親からあなたへのグチもあるようですから、なるべく外へ出たほうがいいと思います。幸い、貧血以外は大きな病気はなく、経済的にはそれほど困っていらっしゃるようではないので、自分の時間をつくって楽しんでください。 生活空間を分ける(愛媛県)TAKさん お子さんを児童養護施設に預けられないでしょうか?そしてご自身はヘルパーさんの力を借りながら、単身生活を営まれたらと思います。そうすれば現状の、ストレスフルでいわれなき暴力からは逃げられます。心の平穏を取り戻し、規則正しい日常生活をおくって寛解に近づき、その先の就労も見えてくるのではと思います。大家族では、まとめる人がいればよいのですが、誰かが誰かを攻撃している事情は危険ですし、心も休まりませんよね。私がワーカーで相談を受けたとしたら、親、あなた、子どもたちをそれぞれ3つに生活空間を分けて生活してもらいます。そこからまた新たな自立への一歩が始まると思います。離れて暮らすことで、実は親や子ども祖父母は意外と役立っていて、ありがたかったんだと回想して感謝してくれるとよいかなと思います。距離が近すぎてぶつかっていたことも、遠いと、お互い「どうしてるかな」と思いやりの心も芽生えてくるように思えます。お子さんはまだ小さいようですし、将来があるので、ぜひ一般社会に溶けこめる形で支援して、当事者さんも寛解して職場で必要とされる人材にぜひなってほしです。そう、お母さんはまだ若いでしょうし、お子さんもこれからです。ぜひストレスから解放され、それぞれ自分が楽でいてほしいです。 親の会などで話すだけでも(大阪府) 当事者・寄稿者 統合失調感情障害の30代の女です。相談者の方のお子さんのことは、もし、知的・発達障害か身体障害であれば、児童デイサービスに預かってもらえるのではないでしょうか。精神障害だったとしても、もし不登校であればなのですが、フリースクールに通ってもらうことはできないでしょうか。私は子どもはおらず、家で暴れたりすることがあるので子どもの立場なのですが、自分が家でひきこもったりしているのに、母が外に出かけると、イライラしてあたってしまうことがあるのです。相談者の方も作業所に行かれているということで、そういうのを見て、子どもさんもイライラされているのかもしれません。子どもさんも、通う所ができて、友達ができたりすると、気分が変わってよいのではないかと思います。相談者の方と子どもさんを支援してくれる所を分けて、一人でかかえこまないことが大切ではないでしょうか。作業所で子どもさんのことを支援してもらうのはむずかしいかもしれません。フリースクールはお金がかかりますが、良心的な値段の所もあるようです。デイサービスやフリースクールだと、職員の方に相談でき、親の会がある所もあると思うので、そこで話をするだけでも楽になれるのではないでしょうか。一人でがんばりすぎず、少し支援してくれる所に頼ってみてもいいのではないでしょうか。相談者の方が、自分を追いつめすぎず、楽になれるよう祈っております。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
息子の病気(うつ病)がどうなるのか不安です。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私の息子は1か月前に、うつ病と診断されました。診断書を会社に提出して、まずは3か月間、休職をすることになりました。近所のクリニックに通院をし、薬はのんでいますが、「体中のエネルギーが宇宙に吸い取られてしまったような気がする」とつぶやいていて、1日の大半は布団のなかにいます。布団のなかでも「疲れた。休みたい」と言い、お風呂にも入れません。息子は、「僕は、まったく何もできないダメな人間だ。こんな自分が会社にいれば、会社には迷惑をかけるばっかりだ。こんな役に立たない僕を雇っているなんて、会社のみんなには本当に申し訳ない」「だから、僕は会社を辞めるべきだ」ということをくり返し訴えます。私が、「そんなことはないでしょう? 病気がよくなれば仕事もできるようになるから」と言っても、「病気はよくならないし、薬もまったく効いていない」と言うばかりです。たしかに、この1か月、息子の状態が改善をしているようには見えず、私も絶望的になり、息子と話をしていると涙が出てしまい、何も言えなくなってしまいます。お医者さまは、「ゆっくり回復するのだから、心配はいらない」とおっしゃいますが、本当にそうなのでしょうか?この先、いったいどうなるのしょうか?息子にはどのように話をしたらよいのでしょうか? 何もわからず不安で仕方がありません。
【先輩ピアの実践知見】: 一般的な経過を知ってください (当事者・寄稿者(千葉県)
私は、今は躁うつ病の診断を受けていますが、昔、うつ状態が何年も続いたことがありました。病気の一般的な経過を説明させてください。 父の死がきっかけで、私もうつ状態がひどくて動けなくなりました。ピア仲間と同じように「自分が死んだほうが世の中のためになる」というような思いでいっぱいでした。そういうのを急性期というそうですが、大津波が来ているようなもので、ただ頭を休めて薬をのみ、頑丈な建物に避難して自分を守るように、命だけはもっていかれないようにしました。この時期は薬をしっかりのみ、休むことが必要です。 大波が去っても、病気がひと段落すると、エネルギーを使い果たしてしまい眠り続けることがあります。休息期といいます。そのときは休ませてあげてください。私の場合は、寝て過ごす日々が2年ありましたが、徐々に回復してきて、デイケアや地域活動支援センターに行ってリハビリの末、社会復帰していきました。 個人差はありますが、家族も自殺だけは気をつけて、ゆっくり通院と薬と休息を続けていけば、再起できるときは来ます。仕事も気になるでしょうが、命を失ったら、元も子もありません。少し元気になったら、デイケアなどのリハビリを始め、段階を追って、回復へ向かう道も出てくると思います。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
息子の病気(うつ病)がどうなるのか不安です。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私の息子は1か月前に、うつ病と診断されました。診断書を会社に提出して、まずは3か月間、休職をすることになりました。近所のクリニックに通院をし、薬はのんでいますが、「体中のエネルギーが宇宙に吸い取られてしまったような気がする」とつぶやいていて、1日の大半は布団のなかにいます。布団のなかでも「疲れた。休みたい」と言い、お風呂にも入れません。息子は、「僕は、まったく何もできないダメな人間だ。こんな自分が会社にいれば、会社には迷惑をかけるばっかりだ。こんな役に立たない僕を雇っているなんて、会社のみんなには本当に申し訳ない」「だから、僕は会社を辞めるべきだ」ということをくり返し訴えます。私が、「そんなことはないでしょう? 病気がよくなれば仕事もできるようになるから」と言っても、「病気はよくならないし、薬もまったく効いていない」と言うばかりです。たしかに、この1か月、息子の状態が改善をしているようには見えず、私も絶望的になり、息子と話をしていると涙が出てしまい、何も言えなくなってしまいます。お医者さまは、「ゆっくり回復するのだから、心配はいらない」とおっしゃいますが、本当にそうなのでしょうか?この先、いったいどうなるのしょうか?息子にはどのように話をしたらよいのでしょうか? 何もわからず不安で仕方がありません。
【先輩ピアの実践知見】: 寄り添いと傾聴 (当事者・寄稿者(神奈川県)
お気持ちお察しします。正しい医者で、正しい薬を、正しく服用すればよくなると思います。完治とはいきませんが、寛解(かんかい:安定すること)をめざしましょう。 自分の経験から、よくなってくると人生観が変わります。私は、統合失調症で4度の休職を経て退職しました。3年間は仕事を休んでいました。会社にしがみつくだけが人生ではないと思うようになりました。 休職しているときは絶望しましたが、心のなかのもう1人の自分がもう一度人生をやり直すときだと考えました。先が全然見えませんでしたが夢を持ちました。私の場合文章を書くことでした。それを心の軸に据えて生活を変えました。作業所に通ったりして、試行錯誤の末、障害者枠で就労が決まり、今は働いています。ご家族には、ぜひ「寄り添い」、「傾聴」することをおすすめします。決して巻きこまれないでください。 一緒に公園を散歩するのもいいし、おいしいコーヒーを飲みに行くのもいいです。ピア仲間をあまり刺激せず、ていねいに一日を過ごすことを考えてみてください。 まずは、ご質問者さまから規則正しい暮らしを実践し、それから、その暮らしをピア仲間にシフトする感じです。こういった病は、森田療法でいう「目的本位」、「あるがまま」という心がまえと姿勢が功を奏します。心の軸が定まるまで長い時間がかかりますが、夜明けは必ず訪れます。人生の冬は春を迎えるためにあると思います。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
息子の病気(うつ病)がどうなるのか不安です。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私の息子は1か月前に、うつ病と診断されました。診断書を会社に提出して、まずは3か月間、休職をすることになりました。近所のクリニックに通院をし、薬はのんでいますが、「体中のエネルギーが宇宙に吸い取られてしまったような気がする」とつぶやいていて、1日の大半は布団のなかにいます。布団のなかでも「疲れた。休みたい」と言い、お風呂にも入れません。息子は、「僕は、まったく何もできないダメな人間だ。こんな自分が会社にいれば、会社には迷惑をかけるばっかりだ。こんな役に立たない僕を雇っているなんて、会社のみんなには本当に申し訳ない」「だから、僕は会社を辞めるべきだ」ということをくり返し訴えます。私が、「そんなことはないでしょう? 病気がよくなれば仕事もできるようになるから」と言っても、「病気はよくならないし、薬もまったく効いていない」と言うばかりです。たしかに、この1か月、息子の状態が改善をしているようには見えず、私も絶望的になり、息子と話をしていると涙が出てしまい、何も言えなくなってしまいます。お医者さまは、「ゆっくり回復するのだから、心配はいらない」とおっしゃいますが、本当にそうなのでしょうか?この先、いったいどうなるのしょうか?息子にはどのように話をしたらよいのでしょうか? 何もわからず不安で仕方がありません。
【先輩ピアの実践知見】: 今は何もしないことが治療です (当事者・寄稿者(東京都)
ある日突然うつ病になり、仕事を休職中であるピア仲間の今の状況にヤキモキしたり、絶望的になっていく家族としての、そして親としての気持ちが私には痛いほどよくわかります。なぜならば、私も同じような体験を持ち、息子が朝になってもずっと寝たままの姿を見ると「このままでいいのかな?」と不安でいっぱいになったりするからです。 でもお話を伺って、ピア仲間は早期発見・早期治療ができる環境にあり、本当にその点ではよかったと思います。そして「今は何もしない」という休養が、一番大切な治療になるのではないかと私は思います。 まだ通院をしたばかりで、主治医、そして薬に対しての不信感もあるかと思いますが、休養と同じ位に薬も大事だと思うので、ピア仲間が自己判断で薬をやめてしまわないようにサポートするとよいのではないかと思います。 布団にいてお風呂も入りたくない状況で、今、ピア仲間は病気への不安や気力の出ない自分を悪いほうにばかり考えて、「辞職したい」と切り出すかもしれませんが、そのときは「重要な決定は急がずに先延ばししたほうがいいよ」と、あたたかく見守りながらおっしゃるといいかなと思います。 そして親も心配のあまり、つらくてうつ気分になったときには、深呼吸をしてみてはどうでしょう。私がよくやっている腹式呼吸は、気持ちがリラックスします。お腹がふくらむよう鼻から息を吸い、口からゆっくりと息を吐くだけなのです。ピア仲間が一進一退をくり返して快方に向かっていく間に、親が共倒れにならないよう、あせらないことがとても大切だと私は思います。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
息子の病気(うつ病)がどうなるのか不安です。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私の息子は1か月前に、うつ病と診断されました。診断書を会社に提出して、まずは3か月間、休職をすることになりました。近所のクリニックに通院をし、薬はのんでいますが、「体中のエネルギーが宇宙に吸い取られてしまったような気がする」とつぶやいていて、1日の大半は布団のなかにいます。布団のなかでも「疲れた。休みたい」と言い、お風呂にも入れません。息子は、「僕は、まったく何もできないダメな人間だ。こんな自分が会社にいれば、会社には迷惑をかけるばっかりだ。こんな役に立たない僕を雇っているなんて、会社のみんなには本当に申し訳ない」「だから、僕は会社を辞めるべきだ」ということをくり返し訴えます。私が、「そんなことはないでしょう? 病気がよくなれば仕事もできるようになるから」と言っても、「病気はよくならないし、薬もまったく効いていない」と言うばかりです。たしかに、この1か月、息子の状態が改善をしているようには見えず、私も絶望的になり、息子と話をしていると涙が出てしまい、何も言えなくなってしまいます。お医者さまは、「ゆっくり回復するのだから、心配はいらない」とおっしゃいますが、本当にそうなのでしょうか?この先、いったいどうなるのしょうか?息子にはどのように話をしたらよいのでしょうか? 何もわからず不安で仕方がありません。
【先輩ピアの実践知見】: 薬と復職後には注意を (当事者・寄稿者(東京都)
20年以上前に、うつ病で3か月の休職を経験した男性です。うつ病に効果のある薬は数十種類あります。そして、「アタリ」と「ハズレ」があります。私の場合、最初に処方された薬は完全な「ハズレ」でした。 診断名がくだり、休職し、きちんと服用しましたが、病状は急速に悪化しました。当時の記憶はなく、後に母から聞いたのですが、私の顔は能面のように表情がまったくなくなり、声をかけても、返事ひとつしない状態だったそうです。仕事をしていたときは責任感・緊張感がありましたが、それがなくなったことも原因だと思います。 その状態が1か月以上続いた後、薬が変わり、その薬は「アタリ」でした。一般的にも2種類目以降の薬が効果のある確率はかなり高いようです。私は会社を辞めることは考えませんでした。私の仕事は同僚が引き受けました。もともと忙しい職場でしたから、同僚は逃げ出したい気持ちだったと思います。もし、私が会社を辞めても、私が担当していた仕事がなくなることも、同僚の状況がよくなることもありません。会社を辞めることよりも病気を治し、少しでも元の仕事ができるようになることを考えました。 3か月後に復職しましたが、別の同僚が突然退職したこともあり、過労になり再燃(さいねん:再び悪化すること)。その後、休職・復職をくり返し、退職しました。1度再燃すると、再燃しやすくなります。復職後は充分に注意してください。 「こころの元気+」2013年2月号(72号)「おこまりですか?では他の人に聞いてみましょう!」から
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
娘は元気になるのか不安です。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私の22歳の娘は、うつ病と診断されて、ちょうど1年目です。職場の人間関係が原因でうつ病になり、今は実家で休養中です。とても疲れるようで、一日の大半を布団のなかで寝て過ごしています。本も読めないし、好きな音楽も聞くことができません。正直いって、この病気が治るのかわからず、不安でしかたがありません。 「こころの元気+」を読んでいると、元気な人がたくさん登場します。そんな元気な人も、寝てばかりのような状態のときがあったのでしょうか。 うつ病は、完全に治ってしまう人もいれば、慢性化する人もいると聞きます。「これから娘はどうなるんだろう …」と考えてばかりで、私も眠れない毎日です。 もし、慢性化したとしても、この雑誌「こころの元気+」に出てくるような皆さんのように、元気な姿をまた見たいと願っています。そんな日が来るのでしょうか。家族はどんなことができるのでしょうか。元気になった方や、そうした人を支援している方のお話をお聞きしたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
【先輩ピアの実践知見】: 家族会などに参加してみては (当事者・寄稿者(石川県)
私は、うつ病の症状が少しある者です。一日の大半を布団のなかで寝て過ごしていますとありますが、私にもそういう時期がありました。一日中寝てばかりいると、ご家族も不安になるでしょうね。私の家族も不安にかられて、「どこも働きに出られないなら、入るとこ入らせるよ(入院のこと)」とまで言われたこともありました。どうすれば、本を読んだり、音楽を聴いたりなどの活力がわくか気になるところでしょうね。 ご家族は、ご本人に関わりすぎるのも、無関心すぎるのもよくないと、私は感じています。最低限の声かけをされてはどうでしょうか?たとえば、「おはよう」、「おやすみ」のあいさつなど。私は、両親にかなり甘やかされたような気がします。親はどうやって私と対応すればいいかわからずに、戸惑っていたのだと思います。ご家族は、家族会なんかに参加されて、よく病気の理解を示して、当事者家族と意見を交換することで、どう当事者と関わればいいかのヒントが少しは得られるかもしれません。実際に、私の母親も家族会に参加したことがあり、病気のことを少しはわかってもらえたようで、すごく気をつかってくれるようになりました。ご本人には、あれをしてほしいとか願うよりも、「こうしたい!」という本人の意思が出てくるまで、待ってみるというのもいいかもしれません。私は、動けないときもありましたが、家事をやりたいとか外で買い物がしたいとかそう思えるようになって、今では自由に外出もしています。ご家族は、ご本人の病気や気持ちを理解してみる努力から始めてみてはいかがでしょうか?
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
娘は元気になるのか不安です。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私の22歳の娘は、うつ病と診断されて、ちょうど1年目です。職場の人間関係が原因でうつ病になり、今は実家で休養中です。とても疲れるようで、一日の大半を布団のなかで寝て過ごしています。本も読めないし、好きな音楽も聞くことができません。正直いって、この病気が治るのかわからず、不安でしかたがありません。 「こころの元気+」を読んでいると、元気な人がたくさん登場します。そんな元気な人も、寝てばかりのような状態のときがあったのでしょうか。 うつ病は、完全に治ってしまう人もいれば、慢性化する人もいると聞きます。「これから娘はどうなるんだろう …」と考えてばかりで、私も眠れない毎日です。 もし、慢性化したとしても、この雑誌「こころの元気+」に出てくるような皆さんのように、元気な姿をまた見たいと願っています。そんな日が来るのでしょうか。家族はどんなことができるのでしょうか。元気になった方や、そうした人を支援している方のお話をお聞きしたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
【先輩ピアの実践知見】: 本人もつらいと思います (当事者・寄稿者(愛知県)
私自身は、うつ病ではなく統合失調症ですが、やはり発病当初は娘さんと同じく寝たきりの状態でした。人によってその長さはかなり違ってくると思いますが、私の場合は6年以上もの間、そういった状態が続きました。 今では、元気にアルバイトや家事をこなす毎日をおくっていますが、発病後は寝たきりに近い状態のほうが圧倒的に長かったです。お母さまもたいへんつらいとは思いますが、ご本人(娘さん)もつらい思いをしている、ということを忘れないでください。きっと娘さんには、お母さまの心配する気持ちが痛いほど伝わっていると思います。それゆえ本人に「迷惑や心配をかけて申し訳ない」という罪悪感や、「早くよくならなければいけない」というあせりが生まれることが多いのです。そういった思いは、病気の回復にはあまりいい影響を与えない、と私は思います。ですから、娘さんがゆっくり心おだやかに治療に専念できるように、お母さまもゆったりとした気持ちで、温かく娘さんを見守ってあげてください。お母さまが笑顔でいれば、娘さんにも少しずつ力がわいてくると思います。精神的な病は、ゆっくりのろのろペースで回復していきます。辛抱強く娘さんの回復を待ってあげてください。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
娘は元気になるのか不安です。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私の22歳の娘は、うつ病と診断されて、ちょうど1年目です。職場の人間関係が原因でうつ病になり、今は実家で休養中です。とても疲れるようで、一日の大半を布団のなかで寝て過ごしています。本も読めないし、好きな音楽も聞くことができません。正直いって、この病気が治るのかわからず、不安でしかたがありません。 「こころの元気+」を読んでいると、元気な人がたくさん登場します。そんな元気な人も、寝てばかりのような状態のときがあったのでしょうか。 うつ病は、完全に治ってしまう人もいれば、慢性化する人もいると聞きます。「これから娘はどうなるんだろう …」と考えてばかりで、私も眠れない毎日です。 もし、慢性化したとしても、この雑誌「こころの元気+」に出てくるような皆さんのように、元気な姿をまた見たいと願っています。そんな日が来るのでしょうか。家族はどんなことができるのでしょうか。元気になった方や、そうした人を支援している方のお話をお聞きしたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
【先輩ピアの実践知見】: 「何かをしてみたい」と思うまで待つ (当事者・寄稿者(埼玉県)
何かをしてみたい」と思うまで待つ]
「初めまして。私は、19歳のときに初めてうつ病にかかり、一年間療養をした女性です。 今は、本を読むことと音楽を楽しむ趣味を持ち、自分の心や体調と向き合い仕事をしています。そんな私ですが、うつ病になった当初はやる気が起きず、本を読むどころか文字を見ることもできず、一番好きな音楽を聴くことができない状態でした。本当に疲れていたときは、娘さんと同じく一日の大半を布団のなかで、泣いて過ごした日もあります。 お話を読ませていただきましたが、人間関係の悩みを抱え、疲れている娘さん自身が動けず、一番つらいのと同時に、そばで見守っているご家族の皆さまもまたつらいことと思います。 でも、うつ病は患者さん自身がよいと思える病院で、自分に合った薬をきちんとのみ続ければ、やる気が上がり元気になります。調子がよくなるまではがんばりの言葉はかけずに、見守ることが何よりだと思います。 そして、簡単でも何かをしてみたいと意欲が出てきたときに、ご家族の方が身近な家事からすすめて一緒にされてみてはいかがでしょうか?元気になるまでは、がんばりすぎない程度に。そして、一つずつできることが増えて好きな趣味を楽しめ、今後再発しないためにも、(よい意味で)いやな人のかわし方を見つけたときが、本当に元気になったときだと思います。心は変わりゆくもの。病気の前後で私は考え方がまったく変わりましたが、回復しました。毎日夜が明けるように、時間はかかっても元気になる日が来ます。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
娘は元気になるのか不安です。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私の22歳の娘は、うつ病と診断されて、ちょうど1年目です。職場の人間関係が原因でうつ病になり、今は実家で休養中です。とても疲れるようで、一日の大半を布団のなかで寝て過ごしています。本も読めないし、好きな音楽も聞くことができません。正直いって、この病気が治るのかわからず、不安でしかたがありません。 「こころの元気+」を読んでいると、元気な人がたくさん登場します。そんな元気な人も、寝てばかりのような状態のときがあったのでしょうか。 うつ病は、完全に治ってしまう人もいれば、慢性化する人もいると聞きます。「これから娘はどうなるんだろう …」と考えてばかりで、私も眠れない毎日です。 もし、慢性化したとしても、この雑誌「こころの元気+」に出てくるような皆さんのように、元気な姿をまた見たいと願っています。そんな日が来るのでしょうか。家族はどんなことができるのでしょうか。元気になった方や、そうした人を支援している方のお話をお聞きしたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
【先輩ピアの実践知見】: 笑うことを覚えて (当事者・寄稿者(奈良県)
僕も、人間関係がじょうずな方ではありません。でも自分にしかできないことって、きっと誰にでもあります。 そんなに無理しなくてもいいのにと思い、「僕なんて生まれてくるべきじゃない」と親に話したら、親は大粒の涙を流していました。僕は、僕の存在がなくなってしまえばいいのに、と何度も思いました。そして悩みもたくさんあって、解決できないこともたくさんありました。 でも祖母が亡くなってから、「自分が素直に手を合わして」拝んだときに、自分は素直になれました。慢性的な統合失調症になって、笑えることができなかった時期は20年間続きました。 それから地域に出て、友だちができて楽しんでいる間に、笑うことを覚えました。僕にとって自分の居場所というのが、友だちだったと思います。笑える場所が、僕が本当に大切にしなければいけないことだと気づかされました。 それが友だちやまわりの環境が徐々に整理されてきて、今ではこんなに元気になれました。まわりの環境が大切なことを、日々実感します。そして感謝しています。 ※「こころの元気+」2010年6月号(40号)より○ネット特集「親子関係」へ戻る○おこまりですか?へ戻る
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
私の兄は統合失調症です(現在五二歳。三〇歳前に発症)。ところが、病気であることを否定しています。。
【当事者の苦悩・相談文脈】
病気を否定する兄に対し、家族はどう接したらよいのでしょうか。この雑誌に投稿される方々は、ほとんど皆さん病気を受け入れておいでの様子ですが、兄は、「自分は病気ではない、病気扱いするな」と、時には暴力までふるって怒ります。かつての「分裂病」という名前が、すごくダメージを与えたのだろうと思います。医者にかかって薬はきちんとのんでいますが、それは「最初に無理に薬をのまされ、薬をのまないとぼうっとするようにさせられたからだ」と主張しています。疲れると関係妄想が現れます。それを否定したり、病人扱いすると、時には暴力もふるって「自分の方が正しい」と怒ります。社会生活の面でも、細かいところにこだわって腹を立てやすく、うまくいかないことが多いです。父親は老齢になったこともあり、兄には没交渉。母親は、生活面では中学生の子どもを相手にしているような感じで接し、妄想は無視しています。こういう場合、やはり本人の気持ちを尊重して、「病気じゃないね」、本人の妄想も「ホントにそうだね」、とこちらが受け入れないといけないのでしょうか。妄想の話を聞くと、あまりに独善的で、他人への怒りに満ちているので、ふんふんと聞いてあげることができないで、苦しくなってしまいます。しかしそれを否定しないと、私の方の精神が、他人への猜疑心や嫌悪、差別意識といった毒をどっぷり浴びせられて、どす黒い気分になってしまいます。
【先輩ピアの実践知見】: 相手を主語にして話す (当事者・寄稿者(千葉県)
ピア仲間のお悩み、つらいだろうとお察しします。私の夫はうつ病で、治療を始めて二年九か月になります。私もピア仲間のように、夫の自己中心的に聞こえる発言や他罰的な言葉に傷つき、悩んだ経験があります。そんな私が救われたのが、「問題を抱えているのは、あなたではなく話し手」という言葉です。お兄さんが「自分は病気じゃない」と話したとします。そのときに、自分の気持ちに嘘をついて「ほんとにそうだね。私もそう思う」という形で合わせるのでなく、「お兄さんは、自分が病気じゃないと思うんだね」と相手を主語にして返してあげてください。そのかわり、自分が感じたことを話すときには必ず「私はこう思う」と私を主語にします。そうすることで誰の話であるかをはっきりさせ、私は自分の気持ちが、夫の苦しみに引きずられるのを防いできました。家族だから聞かなければならないと、自分のがまんの限界をこえた話を抱え込まなくていい、と夫のカウンセラーに言われたことがあります。病気とのつきあいは長期戦です。信頼できる友人や病院の相談員に話すなどして、自分の気持ちを少しでも軽くしながら、一緒にがんばりませんか。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
私の兄は統合失調症です(現在五二歳。三〇歳前に発症)。ところが、病気であることを否定しています。。
【当事者の苦悩・相談文脈】
病気を否定する兄に対し、家族はどう接したらよいのでしょうか。この雑誌に投稿される方々は、ほとんど皆さん病気を受け入れておいでの様子ですが、兄は、「自分は病気ではない、病気扱いするな」と、時には暴力までふるって怒ります。かつての「分裂病」という名前が、すごくダメージを与えたのだろうと思います。医者にかかって薬はきちんとのんでいますが、それは「最初に無理に薬をのまされ、薬をのまないとぼうっとするようにさせられたからだ」と主張しています。疲れると関係妄想が現れます。それを否定したり、病人扱いすると、時には暴力もふるって「自分の方が正しい」と怒ります。社会生活の面でも、細かいところにこだわって腹を立てやすく、うまくいかないことが多いです。父親は老齢になったこともあり、兄には没交渉。母親は、生活面では中学生の子どもを相手にしているような感じで接し、妄想は無視しています。こういう場合、やはり本人の気持ちを尊重して、「病気じゃないね」、本人の妄想も「ホントにそうだね」、とこちらが受け入れないといけないのでしょうか。妄想の話を聞くと、あまりに独善的で、他人への怒りに満ちているので、ふんふんと聞いてあげることができないで、苦しくなってしまいます。しかしそれを否定しないと、私の方の精神が、他人への猜疑心や嫌悪、差別意識といった毒をどっぷり浴びせられて、どす黒い気分になってしまいます。
【先輩ピアの実践知見】: 入院も一つの選択肢です (当事者・寄稿者(奈良県)
私にも、あなたのお兄さんと似た経験があります。二二歳で統合失調症を発症してから、かなり暴れたり、暴言をはいたりして、相当家族を困惑させる日々が続きました。「もうこの状態じゃあ、一つ屋根の下では暮らせないね」ある日、母がそのようなことを言いました。私は、当時かなり混乱していたので、正直この言葉には強い抵抗感を感じました。しかし私が二六歳のとき、外出先でひどく暴れてしまい、「医療保護入院」で入院することになりました。今思うのですが、私は、「医療保護入院」でも、きちんと患者さんの「人権」は守られると思っています。電話や面会、手紙の授受も自由にできました。たとえ家から離れていても、私への家族の愛情が身にしみて伝わってきました。あなたのお兄さんもきっと、誰にもわからない、「悔しさ」や「さびしさ」を抱えておられることと思います。「医療保護入院」も決してマイナスではなく、長い目で見たらきっとプラス体験としていきると思います。私は「入院」を否定的にとらえず、一つの「選択肢」としてお考えになったらいかがかと思います。
【モデル③ 外付け認知・環境委託型】
【知の補装具】(欠損した認次的エネルギーを外付けの仕組みや道具で補填する)
私の兄は統合失調症です(現在五二歳。三〇歳前に発症)。ところが、病気であることを否定しています。。
【当事者の苦悩・相談文脈】
病気を否定する兄に対し、家族はどう接したらよいのでしょうか。この雑誌に投稿される方々は、ほとんど皆さん病気を受け入れておいでの様子ですが、兄は、「自分は病気ではない、病気扱いするな」と、時には暴力までふるって怒ります。かつての「分裂病」という名前が、すごくダメージを与えたのだろうと思います。医者にかかって薬はきちんとのんでいますが、それは「最初に無理に薬をのまされ、薬をのまないとぼうっとするようにさせられたからだ」と主張しています。疲れると関係妄想が現れます。それを否定したり、病人扱いすると、時には暴力もふるって「自分の方が正しい」と怒ります。社会生活の面でも、細かいところにこだわって腹を立てやすく、うまくいかないことが多いです。父親は老齢になったこともあり、兄には没交渉。母親は、生活面では中学生の子どもを相手にしているような感じで接し、妄想は無視しています。こういう場合、やはり本人の気持ちを尊重して、「病気じゃないね」、本人の妄想も「ホントにそうだね」、とこちらが受け入れないといけないのでしょうか。妄想の話を聞くと、あまりに独善的で、他人への怒りに満ちているので、ふんふんと聞いてあげることができないで、苦しくなってしまいます。しかしそれを否定しないと、私の方の精神が、他人への猜疑心や嫌悪、差別意識といった毒をどっぷり浴びせられて、どす黒い気分になってしまいます。
【先輩ピアの実践知見】: おしたり引いたりしてみる (当事者・寄稿者(滋賀県)
あなたは、とても家族思いのやさしい方ですね。長い間悩んでいらして、今までの苦労もたいへんだったと思います。まずはじめに、コンボの書籍の担当医師著「あなたの力が家族を変える」を読むことをおすすめします。家族の対応によって、再発率が、60%から6、7%まで変わるそうです(二〇ページ参照)。私はうつ病患者ですが、家族と接するとき、心がけて使っていまして、実践中です。私の経験なのですが、最初に「軽うつ」と診断されたとき実家に帰り、バスに揺られて三〇分の県立精神保健センターで、カウンセリングを受けました。絵を描いたり、箱庭療法も少ししました。私はそこで人生が変わるような素敵なカウンセラーに出会いました。一八年たった今でも、失礼とは思いながら連絡をとっています。以前にも述べましたが、病院ではなくてもいいんです。いろんな人に相談して話し合いながら認め合い、病気を軽くしていくところです。ご家族で出かけてみてはいかがでしょう?お兄さんへは、「私は兄弟げんかを減らしたいし、両親とももう少し仲よく暮らせるようになりたいと思わない?」と、提言してみてはいかがでしょうか?それがだめなら、本誌をお兄さんの眼の届くところに置いてみたりするのもおすすめです。最後に、私事ですが、息子が小学校三年のころ、「僕は死んでいなくなったほうがいい。僕がいなくなったらお母さんはゆっくり休める」といって、アパートのベランダ側に向かって飛び出したときは、市の家庭子ども課の元学校カウンセラーの方が自宅まで来て、本人と私の相談に乗ってくださいました。「おしたり引いたり」してみてください。いろいろ試す余地はあると思います。ご家族みんなで取り組むのが一番いいと思います。「押してダメなら引いてみな」です。きっと大丈夫だと思います。お兄様思いで、家族思いのあなたが、この雑誌を手にしているのですから。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
私の兄は統合失調症です(現在五二歳。三〇歳前に発症)。ところが、病気であることを否定しています。。
【当事者の苦悩・相談文脈】
病気を否定する兄に対し、家族はどう接したらよいのでしょうか。この雑誌に投稿される方々は、ほとんど皆さん病気を受け入れておいでの様子ですが、兄は、「自分は病気ではない、病気扱いするな」と、時には暴力までふるって怒ります。かつての「分裂病」という名前が、すごくダメージを与えたのだろうと思います。医者にかかって薬はきちんとのんでいますが、それは「最初に無理に薬をのまされ、薬をのまないとぼうっとするようにさせられたからだ」と主張しています。疲れると関係妄想が現れます。それを否定したり、病人扱いすると、時には暴力もふるって「自分の方が正しい」と怒ります。社会生活の面でも、細かいところにこだわって腹を立てやすく、うまくいかないことが多いです。父親は老齢になったこともあり、兄には没交渉。母親は、生活面では中学生の子どもを相手にしているような感じで接し、妄想は無視しています。こういう場合、やはり本人の気持ちを尊重して、「病気じゃないね」、本人の妄想も「ホントにそうだね」、とこちらが受け入れないといけないのでしょうか。妄想の話を聞くと、あまりに独善的で、他人への怒りに満ちているので、ふんふんと聞いてあげることができないで、苦しくなってしまいます。しかしそれを否定しないと、私の方の精神が、他人への猜疑心や嫌悪、差別意識といった毒をどっぷり浴びせられて、どす黒い気分になってしまいます。
【先輩ピアの実践知見】: 時間をかけて病気を理解する (当事者・寄稿者(千葉県)
質問文を読んでまず感じたことは、「待つしかないな」ということです。お兄様は、「まだ」受け入れられないのです。しかし、いずれ受け入れられる日が来ると思います。というもの、私も病気を受け入れられなくて、苦しんでいました。自分で何かおかしいということはわかっていましたが、「病気」だと認めることができませんでした。しかし、家族は「トコトン待つ」という姿勢を示してくれました。その待ってもらっている間に、私は自分と向き合い、自分になることができました。私の家族が、「待っている間」どれほど苦しかったのかは、本当のところわかりません。なので、簡単に「待つしかない」と言ってはいけないのかもしれません。しかし、今、当事者の私に言えることは、「待ってもらうしかない」ということです。ご家族もお兄様も、病気に対する正しい知識をなるべく多く、身につけることが大事だと思います。知識で、頭を埋め尽くすというぐらいになれるといいです。何事にも当てはまりますが、何かを得るには知識に裏付けされた体験が必要です。病気に関する体験は否応なしにできますが、知識のほうが遅れがちになります。その知識を、お互い「待つ」間に身につけることが重要だと思います。
【モデル① 自己免責・認知再構成型】
【免震・受け身】(できない自分を責める刃を捨て、不可抗力として受け身を取る)
私の兄は統合失調症です(現在五二歳。三〇歳前に発症)。ところが、病気であることを否定しています。。
【当事者の苦悩・相談文脈】
病気を否定する兄に対し、家族はどう接したらよいのでしょうか。この雑誌に投稿される方々は、ほとんど皆さん病気を受け入れておいでの様子ですが、兄は、「自分は病気ではない、病気扱いするな」と、時には暴力までふるって怒ります。かつての「分裂病」という名前が、すごくダメージを与えたのだろうと思います。医者にかかって薬はきちんとのんでいますが、それは「最初に無理に薬をのまされ、薬をのまないとぼうっとするようにさせられたからだ」と主張しています。疲れると関係妄想が現れます。それを否定したり、病人扱いすると、時には暴力もふるって「自分の方が正しい」と怒ります。社会生活の面でも、細かいところにこだわって腹を立てやすく、うまくいかないことが多いです。父親は老齢になったこともあり、兄には没交渉。母親は、生活面では中学生の子どもを相手にしているような感じで接し、妄想は無視しています。こういう場合、やはり本人の気持ちを尊重して、「病気じゃないね」、本人の妄想も「ホントにそうだね」、とこちらが受け入れないといけないのでしょうか。妄想の話を聞くと、あまりに独善的で、他人への怒りに満ちているので、ふんふんと聞いてあげることができないで、苦しくなってしまいます。しかしそれを否定しないと、私の方の精神が、他人への猜疑心や嫌悪、差別意識といった毒をどっぷり浴びせられて、どす黒い気分になってしまいます。
【先輩ピアの実践知見】: 自分の問題を自分で解決する (当事者・寄稿者(奈良県)
統合失調症になって九年目、私が、自分の病いを認めようという気持ちになったのは二年前です。それまでは、おかしいのはまわりの人たちだとまじめに思っていました。そんな私が、病いを認めようと思ったのは、薬が効いて気持ちが落ち着いたこともありますが、自分でインターネットや書籍で勉強したり、クリニックに置いてあった「こころの元気+」を読んで、自分と同じ気持ちや症状の人がたくさんいることを知ったりしたことです。私は「させられている」感じがきらいなので、自分で気づくことに時間がかかりました。病人や子ども扱いもきらいです。誰かが私に病気をわからせようとしていたら、もっと意固地になっていたかもしれません。病気のせいにすると、気持ちが楽になります。相手の話をしょい込むと苦しくなります。自分の問題は、自分で解決していくしかない、そのための手助けくらいは手伝ってほしいと思います。「こころの元気+」を目につくところに置いておくとかわかってくれればラッキー、そうでなければ少しずつくらいに思ってくれればいいと思います。私も、怒ったり人のことを考えているときは苦しいので、そういうときは、どうしたら楽になれるかを手伝ってくれる人がいるといいと思っています。 2009年9月号こころの元気+ おこまりですかでは他の人に聞いてみましょう より
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
私は四二歳の主婦です。子どもはいません。「神経症」と診断されましたが、うつ状態でもあるとのことでした。そのうつ状態がひどかったころに、自傷行為をしました。手首から三〇センチほど刃物で自分で自分の左腕を何本も切りました。「リストカット」というよりも「アームカット」という感じです。血が出てくるのをじっと見ていました。そのときの心理状態は今でもよく思い出せません。でも日が過ぎて少し冷静さを取り戻したとき、その傷跡は私の心の重い負担となりました。今もそのたくさんの傷あとを見るたびに気分が滅入ってしまいます。こんなみにくい傷をもっている私にはもう友だちができないんじゃないか、とか、生きている価値がないんじゃないかとか、死にたい気持ちにもなります。それ以来、自分をとりまく世界が変わってしまったように思えます。他にもこのような自傷行為をされた方がおられましたら、その方たちの気持ちや、またどうやって立ち直っていかれたのかを知りたいです。よろしくお願いいたします。。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は四二歳の主婦です。子どもはいません。「神経症」と診断されましたが、うつ状態でもあるとのことでした。そのうつ状態がひどかったころに、自傷行為をしました。手首から三〇センチほど刃物で自分で自分の左腕を何本も切りました。「リストカット」というよりも「アームカット」という感じです。血が出てくるのをじっと見ていました。そのときの心理状態は今でもよく思い出せません。でも日が過ぎて少し冷静さを取り戻したとき、その傷跡は私の心の重い負担となりました。今もそのたくさんの傷あとを見るたびに気分が滅入ってしまいます。こんなみにくい傷をもっている私にはもう友だちができないんじゃないか、とか、生きている価値がないんじゃないかとか、死にたい気持ちにもなります。それ以来、自分をとりまく世界が変わってしまったように思えます。他にもこのような自傷行為をされた方がおられましたら、その方たちの気持ちや、またどうやって立ち直っていかれたのかを知りたいです。よろしくお願いいたします。
【先輩ピアの実践知見】: 傷とつきあって生きる (当事者・寄稿者(岡山県)
私も三八歳で子供がいません。私も自傷行為をしますが、壁に頭を打ちつけたり顔を叩いたりするので傷は残りません。昨年子宮筋腫と肺の腫瘍の手術をして体に二本大きな傷があります。最初は近所の温泉に行くとみんなに見られてるみたいな気がして苦痛でした。彼に気持ち悪がられて抱いてもらえないとか女性として魅力がなくなったのではと落ち込みました。しかし、この傷のおかげで死ななかったのだし、彼はなんと傷が「かわいい」と言って、いやがるどころかやさしくいつもなでてくれます。傷があっても私は私で、何も失わなかった。むしろ命の大切さ、彼の思いやりに気づかされて、今は傷と一生つきあっていこうと思っています。傷を見たら自分を責めるのではなく、あの時はつらかったのだなあ、自分は生かされているのだなあと感じれたらラクになるかと思います。 こころの元気+2007年12月号 おこまりですかでは他の人に聞いてみましょう より
【モデル③ 外付け認知・環境委託型】
【知の補装具】(欠損した認次的エネルギーを外付けの仕組みや道具で補填する)
お風呂に入れません。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は43歳で、統失(統合失調症)になって13年目の女性です。 発病して何年かの間は、そうでもなかったのですが、ここ4年くらい前からは、お風呂に入りづらくなってしまいました。通院や外出の前日には、何とか入れますが、何もないときは、1から2週間に一度入れるか、という状態です。 私は身体や髪の毛を洗うことにこだわり、時間をかけてしまうので、どうしても長風呂になってしまい、とてもおっくうなのです。汚いとわかっていても、どうしても入れないので困っています。 皆さんは、そんなことはないでしょうか。どうすれば、もう少し入れるようになるのでしょうか。よい方法があったら教えてください。 ※実は多いんです(日常生活あるある1位)→コチラ
【先輩ピアの実践知見】: 「式次第」をつくりましょう (当事者・寄稿者(富山県)
式次第」をつくりましょう]
「入りたくても入れない。程度に差はあるかもしれませんが、私もそんな一人です。入ったら最後、ピカピカの私になりたい。お風呂に限ったことじゃありません。洗濯、料理 …家事全部。しかし、その気持ちが強ければ強いほど、なんにもできないんです。「しなければ …しなければ …」と考えているだけで、もう疲れてできません。ちょっとだけするなんて器用なことができないからやり始めると取りつかれたようになります。しかし、こんな暴走は、身も心もとてもしんどいので、今はそんな私にならないよう、「何にも手を出したくない」と、脳が自分を管理しているのでは、とカウンセリングの先生と推測しています。それで、現実は、お風呂にも入れないし、片づけもまったくできません。 それで、先生と作戦を練りました。学校の行事のときみたいに、「式次第」(しきしだい:手順などを決めたもの)をつくることです。「少しずつ自分を盛り上げて、中身は興奮し過ぎない程度に量を抑えて、決まった時間や作業を終えたら終わりの準備を始めよう!」と。最初は、中身をほんの少しにして(髪を洗うだけでも)、それができたら自分をほめてあげるようなストーリーを事前に準備してみてから、入浴にとりかかってみるのはいかがでしょう?私もやってみます。
【モデル③ 外付け認知・環境委託型】
【知の補装具】(欠損した認次的エネルギーを外付けの仕組みや道具で補填する)
お風呂に入れません。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は43歳で、統失(統合失調症)になって13年目の女性です。 発病して何年かの間は、そうでもなかったのですが、ここ4年くらい前からは、お風呂に入りづらくなってしまいました。通院や外出の前日には、何とか入れますが、何もないときは、1から2週間に一度入れるか、という状態です。 私は身体や髪の毛を洗うことにこだわり、時間をかけてしまうので、どうしても長風呂になってしまい、とてもおっくうなのです。汚いとわかっていても、どうしても入れないので困っています。 皆さんは、そんなことはないでしょうか。どうすれば、もう少し入れるようになるのでしょうか。よい方法があったら教えてください。 ※実は多いんです(日常生活あるある1位)→コチラ
【先輩ピアの実践知見】: そんな自分でも許せる (当事者・寄稿者(千葉県)
統合失調症になって6年目の者です。私も、お風呂で身体や髪を洗うことにこだわってしまい、毎日のお風呂を苦痛に感じています。なので、冬には髪を洗うのは一週間に二度ぐらいですし、恥ずかしいことに、身体をすみずみまで洗うことは、一か月に一度ぐらいです。 ここで大事なことは、「そんな自分でも許せる」と思える心だと思います。私は病気になって、以前あたりまえにできていたことができなくなる、という経験をいっぱいしました。できることが減り、できないことが増え、そのたびに自己嫌悪に陥りました。 しかし、できない自分を嘆くよりは、できている・できることがある自分を認めようと思いました。私は、歯みがきにもこだわりを持っていて、ひどいときには10分以上歯みがきをしてしまいます。しかし、ふと思いつきました。時間で区切って割り切ろう、と。始めのうちは、きれいになっていない気がして、気持ちが落ち着かなかったのですが、今ではすっかり慣れてきました。これを、お風呂にも応用して、「足り ないな」というぐらいの、目標を設定しています。良くも悪くも、人間は慣れる動物です。 最後に、乱暴な言い方になりますが、「風呂に入らなくたって死なない」ぐらいの気持ちを持てるといいですね。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
お風呂に入れません。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は43歳で、統失(統合失調症)になって13年目の女性です。 発病して何年かの間は、そうでもなかったのですが、ここ4年くらい前からは、お風呂に入りづらくなってしまいました。通院や外出の前日には、何とか入れますが、何もないときは、1から2週間に一度入れるか、という状態です。 私は身体や髪の毛を洗うことにこだわり、時間をかけてしまうので、どうしても長風呂になってしまい、とてもおっくうなのです。汚いとわかっていても、どうしても入れないので困っています。 皆さんは、そんなことはないでしょうか。どうすれば、もう少し入れるようになるのでしょうか。よい方法があったら教えてください。 ※実は多いんです(日常生活あるある1位)→コチラ
【先輩ピアの実践知見】: まず湯船に入って (当事者・寄稿者(神奈川県)
調子が落ちてくると、私もお風呂に入れなくなります。女性と違って、髪が長いわけでもなく、ささっと洗えばそんなに時間はかからないものなのでしょうが、体を洗う、ひげをそる、歯をみがくなんてことをすると考えただけで、「あ.ぁ、面倒くさい」と考えてしまい、なかなかお風呂に入れません。 ただ、お風呂に入るということは、体を洗うことだけでなく、リラックスできるという効果もあります。調子が悪いときにお風呂に入らず、そのまま床に入ると、次の日にだるさが残ってしまい、また動きたくなくなるような気がします。体を洗わなくてもいい、とりあえず湯船に入ろうと思うだけでも、だいぶ違うと思います。私は、人にすすめられて始めたのですが、調子が悪くなったら、文庫本や雑誌、漫画など、そのときの気分で読みたいものを持ち込み、まず湯船に入ります。湯船に入ってしばらくたつと、だんだんリラックスでき、面倒くさいと思う気持ちもいくらか晴れてくるので、そうなったら体を洗います。気分が上がらない場合は、体を洗いません。活字が読めない場合は、音楽を聴くというのも効果があると思います。入浴を、リラクゼーションの一つとして、考えてみたらいかがでしょうか。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
お風呂に入れません。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は43歳で、統失(統合失調症)になって13年目の女性です。 発病して何年かの間は、そうでもなかったのですが、ここ4年くらい前からは、お風呂に入りづらくなってしまいました。通院や外出の前日には、何とか入れますが、何もないときは、1から2週間に一度入れるか、という状態です。 私は身体や髪の毛を洗うことにこだわり、時間をかけてしまうので、どうしても長風呂になってしまい、とてもおっくうなのです。汚いとわかっていても、どうしても入れないので困っています。 皆さんは、そんなことはないでしょうか。どうすれば、もう少し入れるようになるのでしょうか。よい方法があったら教えてください。 ※実は多いんです(日常生活あるある1位)→コチラ
【先輩ピアの実践知見】: 幻聴さんと交渉 (当事者・寄稿者(岡山県)
私は、そんなに長い間お風呂に入らないということはないのですが、調子が悪くなるとお風呂に入るのがひと苦労です。幻聴さんが来て、「風呂なんか入る資格はない」と言うし、汚いまま自分を苦しめて自分いじめをしてしまいます。 そういうときは夫に、「お風呂入っていい?」と聞きます。夫は、「もちろん入っていいよ、あったかくて気持ちいいよ、はいりはいり」と言います。夫の許可をもらい、幻聴さんと交渉です。 「古傷が痛むし、温まるだけでも入らしてくれんですか?」「臭いし体だけでも洗わしてくれん?」「髪もはねるから洗いたいなぁ …」とか。で、なんとか幻聴さんと折り合いをつけて、お湯につかるだけの日もあれば、顔と体だけ洗える日もあれば、髪まで洗ってフルコースできる日もあります。できる範囲でお風呂をこなせば、清潔に保てると思います。 きれいにできなかったり、洗えてない日は、デオドラントスプレーや香水をじょうずに利用します。香水も、気分によってつけたり変えたりすると楽しいですよ。お風呂に入ると気持ちがいいし、気分も変わるし、自分を大事にしている感覚がして、自己肯定感が増す気がします。少しでもお風呂に入って、自分を好きになってください。 「こころの元気+」2010年2月号「おこまりですか? では他の人に聞いてみましょう!」より ○「身体のケア」へ戻る○おこまりですか?へ戻る
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
セカンドオピニオンを求めたい。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、うつ病と診断されている25歳の女性です。最近、インターネットで病気のことを調べているうちに、もしかして自分は、躁うつ病の分類の「双極性障害Ⅱ型」という病気なのではないか、と思うようになりました。 主治医にそのことを伝えても、「違うと思います」と言われてしまいました。でも、やっぱり、自分は双極性Ⅱ型なんじゃないか、という思いは消えません。友人に相談をしたら、「他の医者に意見を聞くセカンドオピニオンを求めてみたらどうか」と言われました。それで、インターネットで調べたら、「まずは主治医に話して他医への診療情報提供書を作成してもらう必要がある」と書かれていました。セカンドオピニオンは、患者の権利です、と書いてあるサイトもありました。 でも、主治医にそんなことはちょっと悪くて言えません。主治医のことを疑って、「信用していません」と伝えるような気がするからです。 主治医を変えたいという思いはありませんが、他の先生の意見を聞いてみたいのです。そんなとき、どうしたらよいのでしょうか。主治医に話さずにセカンドオピニオンを求めることは不可能でしょうか。もしそうであれば、主治医に角が立たないように、話すにはどうしたらよいのでしょうか。それとも、医者以外に、そうした診断についての意見を聞くことができる立場の人はいるのでしょうか。皆さんのアドバイスをお教えください。
【先輩ピアの実践知見】: 看護師と患者の立場からの回答 (当事者・寄稿者(福岡県)
私は、うつ病で休職中の25歳の看護師です。うつ病で、同じ25歳、そんなあなたに、本当に少しでも力になりたい!」と思い、こうして筆をとりました。看護師、患者の二つの視点で書いてみます。 【患者としての立場】もし、私があなたの立場だったら、主治医に相談せず、他院を一度受診してみます。時間と手間とお金がかかってしまいますが…ドクターショッピングといわれてしまうかもしれません。しかし、医師の書いた診断書がない、先入観のない、まっさらの初診の状態で、医師の判断をもう一度あおいでみるのも、一つの手かと思います。 【看護師としての立場】あなたが通院されている病院には、看護師や、精神保健福祉士、ピア仲間はいらっしゃいますか?医師には直接言えないことを聞いたり、その間の連携をとるのも、私たち医療者の仕事でもあります。専門職を活用してみませんか?その不安な気持ちだけでも相談できませんか?自分は今、こう思っていて、医師にどう言えばいいのかわからない、医師との関係を保ちたいという思い、相談してみてはいかがでしょうか。うつは、つらいこともいろいろとありますが、お互い一緒にゆっくり進んでいきましょう。あなたが、笑顔多い日々をおくれることを心から願っています。
【モデル② スモールステップ分割型】
【免震・受け身】(巨大なタスクと激突せず、微小な単位に砕いて衝撃を吸収する)
セカンドオピニオンを求めたい。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、うつ病と診断されている25歳の女性です。最近、インターネットで病気のことを調べているうちに、もしかして自分は、躁うつ病の分類の「双極性障害Ⅱ型」という病気なのではないか、と思うようになりました。 主治医にそのことを伝えても、「違うと思います」と言われてしまいました。でも、やっぱり、自分は双極性Ⅱ型なんじゃないか、という思いは消えません。友人に相談をしたら、「他の医者に意見を聞くセカンドオピニオンを求めてみたらどうか」と言われました。それで、インターネットで調べたら、「まずは主治医に話して他医への診療情報提供書を作成してもらう必要がある」と書かれていました。セカンドオピニオンは、患者の権利です、と書いてあるサイトもありました。 でも、主治医にそんなことはちょっと悪くて言えません。主治医のことを疑って、「信用していません」と伝えるような気がするからです。 主治医を変えたいという思いはありませんが、他の先生の意見を聞いてみたいのです。そんなとき、どうしたらよいのでしょうか。主治医に話さずにセカンドオピニオンを求めることは不可能でしょうか。もしそうであれば、主治医に角が立たないように、話すにはどうしたらよいのでしょうか。それとも、医者以外に、そうした診断についての意見を聞くことができる立場の人はいるのでしょうか。皆さんのアドバイスをお教えください。
【先輩ピアの実践知見】: 他の医師の診断を求める (当事者・寄稿者(神奈川県)
私は、双極性障害Ⅰ型で、精神障害者手帳三級を取得している者です。私は、過労からうつ病になり、最初は会社の産業医に診てもらいましたが、原因がわからず、三軒も精神科をはしごして、初めてうつ病と診断され、すぐに三か月の休職が必要と言われました。 その後快癒して転職いたしましたが、転職先で躁状態となり、そのときの主治医に助けを求めましたが、満足な診療は受けられませんでした。それどころか、医療費を安くする制度があったにもかかわらずに、教えてもくれませんでした。 またその後、縁あって今の病院にかかっていますが、最初の主治医は、診察態度の食い違いで変更を求めて、現在の主治医に変わってもらいました。今の主治医が一番合っているように思われます。 そういったいきさつを考慮すると、セカンドオピニオンを求めるのに、今の主治医の承諾を得る必要はないと思います。今の主治医にとって、セカンドオピニオンを探すといっても、あまりいい印象は与えないと思われます。特に診断書をもらえなくとも、他の精神科医に初診で診てもらえればいいだけです。 精神病は、医者の診断が個々によって大きく異なるものです。他の精神科医に診ていただければ、今の不安はなくなるでしょう。私なら、他の先生の診断を求めるのが最善の策と思われます。 また、医師以外で病気の診断を求めるのはむずかしいと思われます。考えられるのは、カウンセラー(臨床心理士)ですが、その後の診療を考えるとおすすめできません。 ぜひ今は、信頼できそうな医療機関を探してください。同じ病気を持つものとして、心からうまくいくようにお祈りしています。
【モデル④ 社会的協働・他者委託型】
【知の補装具】(孤立した個人の限界を、信頼できる他者や公的制度との協働で支える)
セカンドオピニオンを求めたい。
【当事者の苦悩・相談文脈】
私は、うつ病と診断されている25歳の女性です。最近、インターネットで病気のことを調べているうちに、もしかして自分は、躁うつ病の分類の「双極性障害Ⅱ型」という病気なのではないか、と思うようになりました。 主治医にそのことを伝えても、「違うと思います」と言われてしまいました。でも、やっぱり、自分は双極性Ⅱ型なんじゃないか、という思いは消えません。友人に相談をしたら、「他の医者に意見を聞くセカンドオピニオンを求めてみたらどうか」と言われました。それで、インターネットで調べたら、「まずは主治医に話して他医への診療情報提供書を作成してもらう必要がある」と書かれていました。セカンドオピニオンは、患者の権利です、と書いてあるサイトもありました。 でも、主治医にそんなことはちょっと悪くて言えません。主治医のことを疑って、「信用していません」と伝えるような気がするからです。 主治医を変えたいという思いはありませんが、他の先生の意見を聞いてみたいのです。そんなとき、どうしたらよいのでしょうか。主治医に話さずにセカンドオピニオンを求めることは不可能でしょうか。もしそうであれば、主治医に角が立たないように、話すにはどうしたらよいのでしょうか。それとも、医者以外に、そうした診断についての意見を聞くことができる立場の人はいるのでしょうか。皆さんのアドバイスをお教えください。
【先輩ピアの実践知見】: 簡単に考えてはいけない (当事者・寄稿者(埼玉県)
私は、セカンドオピニオンを簡単に考えてはいけないと思います。私は、病状ではないのですが、生活が制限され、セカンドオピニオンを考えました。でも、主治医に「自分らしく生きたい、それができないのならセカンドオピニオンを考えている」と伝えたところ、真剣に話を聞いてくれて、無理をしないことを条件に自分らしい生き方を認めてくれました。 今はどこの病院も、紹介状が必要です。主治医に知られないで、なんて無理です。きちんと主治医と向き合わなくてはいけません。 私も、うつから双極性障害になりました。うつ歴9年、双極性障害歴1年半です。 いつからとははっきりしませんが、薬が変わっています。それまでは、気分を上げるものだったのが、全部抜かれて気分を落ち着かせるものになりました。また、躁時期には気が大きくなり他に迷惑をかけるので、けっこう入院している人が多いですよ。 自分の病気が、気になるかもしれません。セカンドオピニオンを考えるのであれば、「もうこの先生のところには、もどってこられない」くらいの気持ちでないと後悔しますよ。病院を次々に変えていく人っていますけど、それは体の病気。心の病気は、長い時間かけて知恵の輪をといていくようなものです。 ケースワーカーはいませんか?まずその人に相談してみましょうよ。病院を変えない、よい対処法が見つかるかもしれませんよ。 ○「病気のことを知りたい」へ戻る○ネット特集「精神科の診断と病名」へ戻る○おこまりですか?へ戻る
【モデル① 自己免責・認知再構成型】
【免震・受け身】(できない自分を責める刃を捨て、不可抗力として受け身を取る)